負担が大きい自動車税（種別割）

自動車税（種別割）とは

自動車の維持費の中でも高くつくものの１つが、自動車税（種別割）。

自動車税（種別割）とは「自動車の所有者に毎年課される税金」です。

使用している、していないに関わらず車を持っているだけで発生するもので、必ず支払わなければなりません。

具体的に課税対象となるのは、毎年４月初日の時点での車の所有者です。

自動車税（種別割）の支払い期限・支払い方法

自動車税（種別割）の納付通知書は各都道府県から送付され、４月から翌年３月末まで１年分をまとめて納付します。

支払い期日は５月末（一部地域は６月末日）までです。

支払い方法は多岐にわたります。コンビニや銀行などの金融機関・都道府県税事務所などで支払うこともできますが、自治体の納付サイトにてクレジットカードで支払うことも可能です。

今ではスマートフォン決済やインターネットバンキングを利用したキャッシュレス決済に対応している自治体も増えていますが、どの支払い方法が使用できるかは自治体によって異なります。

自動車税（種別割）の負担額について

自動車税（種別割）は車の排気量、登録時期によって税額が異なります。排気量別の税額は以下の通りです。

環境性能の高い車を新車登録する場合、翌年度分に特例措置として税額が軽減されることがあります（グリーン化特例）。また軽自動車に関しては、一律で10,800円です。

表から分かるように、2019年10月１日からは自動車税（種別割）が引き下げられています。

自動車税（種別割）の納付が間に合わないとどうなる？

自動車税（種別割）は原則、指定された納付期限内に支払わなければなりません。

では、仮に自動車税（種別割）を滞納した場合はどうなるのでしょうか。

支払い方法が限られる

自動車税（種別割）を滞納すると、様々な不都合が生じます。そのひとつとして、支払い方法が制限されることが挙げられるでしょう。

納付期限内であれば、その自治体が対応している支払い方法のすべてが使用できます。

東京都の場合は金融機関・都税事務所、コンビニエンスストア、スマートフォン決済アプリ、クレジットカード、ペイジーが使用できます。

しかし、納付期限を過ぎると支払い方法は金融機関もしくは都税事務所での現金払いに限定されます。

延滞金がかかる

自動車税（種別割）を滞納すると、延滞金が発生します。延滞金の利率は自治体や年によって異なりますが、2023年の東京都の場合は最初の１か月間は2.4%、1か月を過ぎると8.7%になります。

なお、延滞金は1,000円以上になるまでは請求されません。

そのため延滞期限を過ぎたら即座に1日目から延滞金を請求されるということはありませんが、だからといって滞納しても良いということではないので、原則として納付期限までに納付するようにしましょう。

滞納を続けると財産が差し押さえられることも

納付期限から20日程度が経過すると督促状が発行されます。督促状の発送日から10日を経過しても納付がない場合は、財産の差し押さえが可能になります。

実際はそれほど早い段階で差し押さえが行われるケースはほとんどありませんが、この段階で差し押さえのリスクが発生することは認識しておくべきといえるでしょう。

督促状を無視していると、より強い意味を持つ催告状が発送され、それでも納付がない場合は差し押さえ予告通知書が送られてきます。

滞納に気付いた段階で、できるだけ早く納税することが大切です。

車検が受けられず車が使用できなくなる

自動車税（種別割）を滞納している場合、滞納分すべての税金を完納するまで車検が受けられません。

車検が切れると公道走行ができないため、かなりの不便を強いられます。

また車検が切れた状態で公道走行して検挙された場合、６か月以下の懲役もしくは30万円以下の罰金、違反点数６点で30日間の免許停止処分となります。

車検と一緒に自賠責保険も切れている場合には１年６か月以下の懲役または80万円以下の罰金、違反点数６点で90日の免許停止となり、罰則・罰金、行政処分はさらに重くなります。

車が手放しにくくなる

車の所有者を変更（名義変更）するには、自動車税（種別割）納税証明書が必要です。

そのため自動車税（種別割）を滞納している車は売却が難しくなることや、売却するための中古車販売店の負担が大きくなることから、自動車税（種別割）の滞納がある車は売却しにくい傾向があります。

「間に合わない」問題から解放される新しい車の乗り方に注目

自動車税（種別割）の支払いを始め、車検や自賠責保険など、車の維持費に関係する支払いは多岐にわたります。

「車に関連した支払いを計画するのが面倒」と感じる場合、カーリースという新しい車の乗り方を活用するのは良い方法です。

カーリースの仕組み

カーリースは、一定の月額料金を支払うことでカーリース会社が購入した新車をマイカーのように専有していつでも好きな時に利用できるサービスです。

リースに使用する車は契約者が自由に好きなものを選べ、カーリース会社が購入を代行します。

そのためリース車の所有者はカーリース会社、使用者が契約者となります。

カーリースなら自動車税の払い忘れがない

カーリースでは、契約期間中の自動車税（種別割）、自動車重量税、自賠責保険料が月額料金に含まれています。

そのため契約者が別途税金を支払う必要がなく、自動車税（種別割）を払い忘れる、納付が間に合わない、ということはありません。

納付の手間が省けることに加え、延滞金の発生などの滞納のリスクとは無縁でいられます。

カーコンカーリースはあなたのライフスタイルで選べる多彩なプランをご用意！

今では個人向けのカーリースサービスを手掛ける会社は多くあります。

中でもカーコンカーリースは「もらえるプラン」「乗り換えプラン」など、ご自身の利用用途やライフスタイルなどに合わせて選べるカーリースです。

初期費用なしで好きな車に乗れる

カーコンカーリースでは、頭金や登録諸費用もリース料金に含まれているので、初期費用の負担なく新車でのカーライフが始められます。

車も国産メーカーの全車種から選んでいただけるので、「カーリースだから好きな車が選べない」ということはありません。

もちろん、オプションやボディカラーも自由に設定できます。

※PHV（プラグインハイブリッド自動車）、PHEV（プラグインハイブリッドエレクトリックビークル）、EV（電気自動車）など一部車両除く

車検やメンテナンスの費用もまとめられる

カーコンカーリースでは、車検基本料も月額料金にコミコミです。さらにオプションのメンテナンスプランを追加すればメンテナンス費用もリース料金にまとめられるので、車に関する大きな出費はほとんどなくなります。

※メンテナンスパックは軽自動車のみ適用となります（ただし、特選車を除く）

リース専用の車両保険もある

カーリースは原則として中途解約ができませんが、事故などで全損した場合強制的に解約となります。

解約時には残りの期間分のリース料金を一括で支払うなどの中途解約費用が必要になりますが、一般的なマイカー用の車両保険ではこの中途解約費用が全額カバーできないケースがあります。

カーコンカーリースではリースカー専用の特約付きの車両保険をご用意しており、万が一の全損時にも全額解約費用を補償いたしますので、安心してカーライフを楽しんでいただけます。