貨物輸送とコスパ最強の維持費の両立を実現！軽自動車の貨物車両とは

維持費用が安いことで登録台数が伸び続ける軽自動車には、５ナンバーの自家用軽乗用車と４ナンバーの自家用軽自動車貨物車両があります。そして、実は４ナンバーの軽自動車貨物車両は維持費用が５ナンバーの軽自動車よりもリーズナブルな車両区分となっています。

具体的に言うと、軽自動車貨物車両は毎年の軽自動車税が断然安いです。５ナンバーの軽自動車の税金が年額10,800円（登録から13年超の車は12,900円）であるのに対して、軽自動車貨物車両の税金は年額5,000円（登録から13年超の車は6,000円）となっているのです。

また、軽自動車貨物車両は、貨物運搬や長距離移動など過酷な使用を想定していますので、ボディも足回りも強く頑丈に作られています。また、太いネジや厚い鋼板、補強材などで素材強度を上げています。このため、軽自動車貨物車両は壊れにくく、結果としてメンテナンス費用を抑えることができます。

気になる車検の有効期間ですが、１年間と定められているものが多い貨物自動車の中にあって、軽自動車貨物車両は２年間となっています。新車登録から２年後が初回の車検で、その後も２年ごとの車検となります。

 

今どきの軽自動車貨物車両はスマートなデザインが多い

最もポピュラーな軽自動車貨物車両である軽トラックと共に事業用の車両として活用されているのが、軽バンです。

軽バンの見た目は、ホンダのN-BOXやダイハツのタントなどの５ナンバーの軽スーパーハイトワゴンと大きな違いはありません。しかし、軽スーパーハイトワゴンがエンジンを運転席より前に搭載するFF（フロントエンジン・フロントドライブ）の駆動方式を採用しているのに対し、軽バンはエンジンを運転席の下にレイアウトするFR（フロントエンジン・リアドライブ）もしくはエンジンをリアシート下に搭載するMR（ミッドシップエンジン・リアドライブ）の方式を採用しているという点で違いがあります。

軽バンがこうしたエンジンレイアウトを採用しているのは、広い室内空間の確保や取り回しやすさなどの機動性を重視しているからです。

従来の軽バンはいかにも商用車というデザインでしたが、現在販売されている車種のデザインは軽ワゴンと区別が難しいほどおしゃれなデザインのものが多くなっています。その上維持費用が安いので、事業用ではなく、アウトドアや車中泊に軽バンを利用するユーザーも少なくありません。

 

軽乗用車と軽自動車貨物車両の規格の違い

軽乗用車と軽バンを含む軽自動車貨物車両には、法律上どんな規格の違いがあるのでしょうか？

貨物車両に関しては「荷物を積み下ろす場所の広さ」と「荷物を置く場所の広さ」が「自動車の用途等の区分について」という依命通達で決められています。また、荷室と乗車スペースとのバランスについての規定もあります。それらに当てはまらない場合は貨物車両とはなりません。

荷物を積み下ろす場所の広さ

軽自動車の場合、車体の後面または側面の開口部の大きさが縦600mm×横800mm以上必要です。また、開口部垂直面の投影面積が0.48㎡以上なければなりません。

荷物を置く場所の広さ

軽自動車の場合、前席より後ろの床面積が、荷物を最大限置けるようにした状態で軽0.6㎡以上確保されている必要があります。

荷室と乗車スペースのバランス

シートを全部起こした状態において、後方の荷物を置くスペースが各列の乗車スペースよりも広くなければなりません。また、同じ状態で、荷物の最大積載可能重量が２列目以降に最大限乗れる人数の総重量より大きいことも条件となっています。この規定があるため、後席を起こした時のラゲッジスペースが狭い設計となっているN-BOXやタントは軽貨物車両として届出することができません。

 

代表的な軽自動車貨物車両はこの３車種！

現在、軽自動車貨物車両である軽バンのうち、メーカーが自社で開発・販売まで手掛けているオリジナルの車種は、ダイハツのハイゼットカーゴ、スズキのエブリイ、ホンダのN-VANの３つだけとなっています。

ハイゼットカーゴ

３車種の中で最も歴史のある車種です。現行型は2004年に登場し、2017年に先進安全装備の拡充を含むビッグマイナーチェンジが施され、現在のモデルとなりました。2018年12月にも改良がなされ、MT車にも衝突被害軽減ブレーキが装着されました。

最初の販売から15年以上経過しているため中古車の流通量も多く、入手しやすい車種と言えます。

ちなみに、トヨタのピクシスバンとスバルのサンバーはハイゼットカーゴのOEM車です。

エブリイ

2015年に現行モデルが登場した車種です。設計はハイゼットカーゴに似ていますが、荷室面積が若干広くなっています。一部のグレードを除いて先進安全装備が搭載されているのもメリットです。

燃費が比較的良いとされる２ペダルMTの５速AGSが用意されているグレードもあります。

日産のNV100クリッパー、マツダのスクラムバン、三菱のミニキャブバンはエブリイのOEM車となっています。

N-VAN

2018年に発売された新しい車種です。スーパーハイトワゴンのN-BOXをベースとして設計されており、軽バンとしては例外的なFFの駆動方式を採用しています。エンジンをフロント部分に置くことによって静粛性を向上させており、快適な乗り心地が魅力となっています。

N-VANは３車種の中で唯一、OEM供給がされていません。

 

軽自動車貨物車両３車種を徹底比較

ここで、軽自動車貨物車両のハイゼットカーゴ、エブリイ、N-VANの３車種について、燃費性能、荷室、安全装備を比較してみましょう。軽バン選びの参考にしてみてください。

燃費性能（２WD車のJC08モード燃費）

ハイゼットカーゴ	５MT車：17.8㎞/L、４AT車：17.8㎞/L
エブリイ	５MT車：19.0㎞/L、４AT車：17.0㎞/L、 ５AGS車：19.4㎞/L
N-VAN	６MT車：18.6㎞/L、CVT車：23.8㎞/L

 

荷室

 

ハイゼットカーゴ （DX SA Ⅲ）	荷室長：1,860mm（２名乗車時） 荷室幅：1,375mm（４名乗車時） 荷室高：1,210mm
エブリイ （PC）	荷室長：1,910mm（２名乗車時） 荷室幅：1,385mm（４名乗車時） 荷室高：1,240mm
N-VAN (L・HondaSENSING)	荷室長：1,510mm（２名乗車時） 荷室幅：1,390mm（４名乗車時） 荷室高：1,365mm

 

安全装備

 

ハイゼットカーゴ	ダイハツの衝突回避支援システム「スマートアシストIII」を搭載。ソナーセンサー、ステレオカメラにより歩行者も認識して作動する機能を採用。リアコーナーセンサー、エマージェンシーストップシグナル、VSC&TRCも装備。
エブリイ	「スズキ セーフティ サポート」を搭載。衝突被害軽減ブレーキは夜間歩行者の検知にも対応。リアパーキングセンサー、後退時ブレーキサポートも採用。車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能、ハイビームアシスト機能もあり。
N-VAN	安全運転支援システム「ホンダセンシング」を全タイプに標準装備。衝突軽減ブレーキ、歩行者事故低減ステアリング、先行車発進お知らせ機能、標識認識機能、路外逸脱抑制機能を搭載。CVT車には、誤発進抑制機能、ACC、LKAS、後方誤発進抑制機能もあり。

 

車両費用や税金などで有利な軽貨物自動車！営業車として活用するポイント

ここまで見てきた通り、軽自動車貨物車両には維持費用の面で大きなメリットがあり、商品などの貨物の輸送も行う営業車に最適です。とはいえ、多くの台数を調達するとなると、導入コストや維持費用がかさんでしまうのも事実でしょう。

そこでおすすめなのが、法人向けのカーリースサービスを利用することです。カーリースであれば、毎月定額のリース料を支払うだけで４ナンバーの軽自動車貨物車両を調達できます。頭金は基本的に不要ですので、導入コストを最小限に抑えられます。

また、リース料に各種税金、保険料、メンテナンス料などを組み込むことができますので、支出計画を立てやすいですし、管理の手間も省けます。さらに、諸々の費用が含まれているリース料をそのまま経費として計上できますので、節税効果も期待できます。

カーコンカーリースもろコミの法人向けサービス「もろコミビジネスカーリース」について見る

 

お得な法人向けカーリースならもろコミビジネスカーリースにおまかせを！

法人向けカーリースをお探しの方は、カーコンビニ倶楽部株式会社のもろコミビジネスカーリースをぜひご利用ください。

もろコミビジネスカーリースであれば、軽自動車貨物車両を含めすべての国産車の中からお好みの車両を選ぶことができ、頭金０円で営業車を調達していただけます。

※PHV（プラグインハイブリッド自動車）、PHEV（プラグインハイブリッドエレクトリックビークル）、EV（電気自動車）など一部車両除く

「走行距離が長くなりそう」、「車両管理コストをまとめたい」、「メンテナンスの手間を省きたい」といったご要望にお応えする「メンテナンスパック」やお支払い方法など、各種サービスを幅広い選択肢でご提供いたします。

また、車検基本料、税金、点検、メンテナンスなど、リース料金に「もろもろコミコミ」にしますので、月々のお支払いは一定額となります。さらに、お車を購入した場合とは異なり、資産計上や減価償却の必要はございませんので、管理に係る業務や事務処理が軽減されます。

※ご契約プランにメンテナンスを含まない場合、メンテナンス費用はお客様のご負担となります。

※ご契約プランによっては、会計処理が異なる場合があります。

もろコミビジネスカーリースのご利用の流れは下記の通りです。

１．お問合せ・お申込み

フリーダイヤル・メールにてお気軽にご連絡ください。

２．ご商談

お客様のご希望をヒアリングの上、ご希望のおクルマ・プランをご案内します。

３．審査

審査結果によってはご希望にそえない場合があることをあらかじめご了承ください。

４．ご契約と納車

お客様にご契約内容をご確認いただいてからご契約成立となり、弊社にておクルマを発注して納車いたします。

もろコミビジネスカーリースについてさらに詳しくは、こちらのサイトをご覧ください。

※本コラムに掲載の内容は、弊社サービスのご案内ほか、おクルマ一般に関する情報のご提供を目的としています。掲載内容に関しては万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。万一、掲載内容に基づいて被ったいかなる損害についても、弊社は一切責任を負いませんことを予めご承知おきください。

※本コラムに掲載の内容は、2020年3月18日時点に確認した内容に基づいたものです。法令規則や金利改定、メーカーモデルチェンジなどにより異なる場合がございます。予めご了承ください。

カーコンカーリースの全プランと素敵な特典をご紹介！

最後に、カーコンカーリースがご用意している全プランを紹介します。

もらえるプラン11・もらえるプラン９・もらえるプラン７（※特選車を除く）

11年リースの「もらえるプラン11」、９年リースの「もらえるプラン９」、７年リースの「もらえるプラン７」、いずれのプランも契約満了で「クルマがもらえる」、さらにリース期間中でも一定期間経過後に返却や乗り換えがOKとなっています。

契約期間やお支払い方法（ボーナス併用払い・均等払い）も、ライフスタイルに合わせて自由設計いただけます。

リース期間中にライフスタイルに変化があったお客様はもちろん、将来的に乗り換えが必要になるかもしれないお客様であっても、安心してご利用いただけます。

カーコンカーリース「もらえるプラン」の詳細はこちら

もらえるプラン特選車

WEB申込限定で「もらえるプラン特選車」をお選びいただくことが可能です。

人気の軽自動車から普通車、商用車まで幅広いラインナップを揃えた「もらえるプラン特選車」は、メンテナンスパック、カーアクセサリーセットが毎月のリース料金に含まれている大変お得なプランです。

車検（基本料・税金・自賠責保険）２回、12ヶ月法令点検４回に加えて、エンジンオイル交換13回、オイルエレメント交換６回、ブレーキオイル交換２回、ワイパーゴム交換６回が含まれています。

もらえるプラン特選車の詳細はこちら

のりかえプラン5・のりかえプラン3

5年リースの「のりかえプラン5」、3年リースの「のりかえプラン3」は、契約満了後にお車をご返却いただき、新車にお乗り換えすることが可能です。

ご契約期間中は、購入したときと同じようにマイカー感覚でお車をお持ちいただけます。

契約期間やお支払い方法（ボーナス併用払い・均等払い）も、ライフスタイルに合わせて自由設計いただけます。

おクルマもアクセサリーやメンテナンスまでリース料に全部コミコミで、月々定額で計画的なお支払いプランをお選びいただけます。

カーコンカーリース「のりかえプラン」の詳細はこちら

さらに、カーコンカーリースをご成約された方にもお得なご成約特典をご用意しております。

カーコンカーリースご成約特典

新車をご成約いただいた方の快適で安心なカーライフをサポートするグッズやサービスのご成約特典が「もろもろコミコミ」でついてくる！

この機会をお見逃し無く！

カーコンカーリースご成約特典の詳細はこちら

即納車

カーコンカーリースでは、ご契約後、最短14日でお客様の元へ車両をお届けできる「即納車」もご用意しております！

「納車されるまで何ヶ月も待てない」「急ぎで車が欲しい」などお急ぎの方はぜひご検討ください。

即納できるおクルマについてはこちらからご確認いただけます。

カーコンカーリース中古車リース

「国産」中古車リース

国産中古車リースは、カーコンカーリース厳選の国産中古車が頭金不要・登録諸費用も諸々コミコミ。さらに安心の車両保証を付けてリースいたします。修復歴なし、納車前に細かく点検を行いますので、安心してお車にお乗りいただけます。

また、「残価設定０円」となっておりますため、ご契約満了でお車をそのまま差し上げます。そのためリース期間中のカスタマイズや汚れや臭い、さらには走行距離などを気にすることなくお好きなようにお楽しみいただけます。

ご来店不要で、最短３週間程度での納車となっておりますので、お急ぎの方も安心してご利用ください！

カーリースプランは、標準でご契約期間６年(72回)となっております。

カーコンカーリース中古車リース「国産中古車リース」の詳細についてはこちらから

「輸入」中古車リース

輸入中古車リースでは、カーコンカーリース厳選の輸入中古車に、安心の車両保証を付けてリースいたします。頭金不要、登録諸費用も諸々がコミコミで、乗り出し費用０円でお車にお乗りいただけます。

カーリースプランは、標準でご契約期間７年(84回)、お支払い方法も、お客様のご希望に応じて自由に設計していただけます。さらに、「残価設定０円」としておりますので、ご契約満了でお車をそのまま差し上げます！

カーコンカーリース中古車リース「輸入中古車リース」の詳細についてはこちらから

カーコンカーリースは一人でも多くの方にとって「利用しやすいカーリース」であるよう、お客様のライフプランに応じたさまざまなプランをご用意しています。

自分に合うカーリースをお探しの方、安心・安全で楽しいカーライフを送りたい方はぜひ、カーコンカーリースをご検討ください！