カーリースの残価設定のメリット・デメリットや残価設定ローンとの違いについて
更新日:2024年03月05日 作成日:2021年11月15日
毎月定額の支払いで好きな車に乗れるカーリース。カーリースには残価設定のあるものとないものが存在します。この記事ではカーリースにおける残価とは何か、また残価設定の有無によって何が異なるのかをご紹介します。さらに、残価設定ローンとの違いについても見ていきましょう。
初期費用不要、リーズナブルな月額料金だから憧れの車に
長く乗り続けることだってできる!契約期間も自由設計なので、ご予算・ご予定に合わせて車を手に入れることができますよ。
カーリースとはどんなサービス?
カーリースは、一言で言えば、まとまった初期費用なし、月々の決まった使用料のみで新車がマイカーのように利用できるサービスです。
カーリースはマイカー選びと同感覚で車が選べる
契約者の希望する新車をカーリース会社が購入し、その車を契約者がリースして自由に使用します。
すでに用意されてある車から選ぶレンタカーなどとは違い、カーリースでは契約者のためだけに新しい車が用意されます。
多くのカーリース会社が国産メーカーの全車種を取り扱っているので、契約者はマイカー選びと同じ感覚で車を選ぶ楽しみも味わえます。オプションやグレード、ボディカラーの選択も自由です。
購入時、何度もディーラーに通う必要がない
購入するのはカーリース会社なので、新車購入時のディーラーとの値段交渉などの面倒なやり取りは必要ありません。マイカーを購入した経験のある方ならご存知かもしれませんが、車を購入するには何度もディーラーに通わなければならず、かなりの時間と手間が取られます。
そういった手間が必要ないのも、カーリースならではの魅力です。
カーリースは頭金なしで利用できる
また、カーリースは頭金なしに利用できる場合がほとんどです。
これまで車を購入する際には現金一括購入、もしくはオートローンが主流でしたが、どちらの場合も高額な初期費用が必要でした。
カーリースならば頭金なし、月々の使用料のみで新車に乗れるところが最も大きなメリットです。
諸費用が月額料金に含まれているから家計管理がしやすい
さらに、月々の使用料金には車両料金と登録料のほか、リース期間中の自動車税(種別割)、自動車重量税、自賠責保険料が含まれています。
車に関する出費がほぼカーリース料金のみにまとめられているので、突発的な車に関する支出がなくなり、家計管理がしやすいというメリットもあります。
選んだプランやカーリース会社によっては、メンテナンス費用となるエンジンオイルやタイヤ、バッテリー、ブレーキパッドなどの消耗品代も含んでいるものも存在します。
そういうタイプを選べば車に関する費用はカーリース料金以外にほぼなくなり、家計が安定する上、車の管理も楽になります。
カーリースの残価設定とは
カーリースにおける残価とは、契約満了時の車の価値(予想査定額)を指します。カーリースではこの残価を設定するものと、設定しないものがありそれぞれ仕組みが異なります。
残価設定ありのカーリース
残価設定のあるカーリースの場合、契約時に設定した残価を車両本体価格から差し引いた金額を基に、税金などそのほかの費用をプラスして月額料金を算出します。
残価設定ありのカーリースの場合、契約満了後のリース車は原状回復して返却するのが原則です。
契約満了後は返却されたリース車を中古車として活用、もしくは放出する前提なので、残価の維持が重要視されます。そのため走行距離制限があるケースがほとんどで、カスタマイズも原則禁止です。
契約満了時には返却した車は査定され、実際の査定額が残価を下回った場合は差額を精算しなければなりません。
残価設定なしのカーリース
残価設定がないカーリースの場合、契約満了時の残価精算はありません。
また、契約満了時に車の返却が原則であるのは残価設定のあるカーリースと同じですが、残価設定のないカーリースの中には車がそのままもらえるものも存在します。
残価設定ありのカーリースのメリットとデメリットは?
メリット
車両価格から残価を差し引いてカーリース料金を設定するので、リース料金を安く抑えられるという点がメリットです。例えば200万円で購入した車で、5年後の残価が50万円だったと考えてみましょう。
200万円から50万円引くと150万円となります。この150万円を契約月数で割るわけですから、残価設定なしでまるまる200万円を契約月数で割るよりも価格を抑えることができるというわけです。
月々の支払い料金を安く抑えるために残価を高く設定しているカーリース会社やプランも存在しますが、これは残価精算の際に差額が大きくなり、多額の清算金が必要になるリスクもあります。
デメリット
残価が設定されていると、カーリース契約期間中の車の使用方法にもいろいろな制限が発生します。
大きな事故や損傷はなくとも細かい傷や内装のシミなどでも車の価値が下がり、査定価格が残価を下回る場合もあるので十分に気を配る必要が出てきます。
また、走行距離に制限が設けられ、決められた走行距離を超過した場合は追加支払金が必要になる他にも、査定価格が下がり、残価清算の際に差額を請求されることになりかねません。
リース車両のカスタマイズもNGです。契約満了時には全て原状復帰して車を返却しなければなりません。原状復帰できない場合、これもマイナス査定となります。
事故や故障で修理を施した場合も、一見元通りになっていたとしても必ずプロの目から見ると修理の後は発見されます。走行距離も長ければ長いほど査定価格は下がります。
残価設定なしのカーリースのメリット・デメリット
メリット
そもそも残価を設定していないので、契約満了時の残価精算のリスクがないのは残価設定がないカーリースの大きなメリットといえます。
残価設定のあるカーリースの場合、車の状態やそのときの中古車市場の相場によっては査定額が残価を大きく下回ることもあり、かなりのまとまった金額を請求されトラブルになるケースもあるといいます。
残価精算のないカーリースなら、そういったトラブルの心配はありません。
また、残価精算のないカーリースでは車が最終的にもらえるものもあり、そういったカーリースの場合は走行距離制限がなくなる、傷や汚れなどダメージをそれほど気にしなくていい、などのメリットもあります。
デメリット
車両本体価格から残価を差し引く残価設定型のカーリースと比較すると、月額料金が高くなる傾向があることはデメリットといえるでしょう。
また、残価を設定しないカーリースであっても、「車がもらえる」という選択肢がないケースもあります。
残価設定型のリースであれば残価を支払って、車を買い取ることができる場合もありますが、残価設定がないカーリースでは買い取りができないケースがほとんどです。
その車が気に入って乗り続けたいと思っても、手に入れる方法がない可能性があることは頭に置いておくといいかもしれません。
残価設定ローンとは?
近年ディーラーでは、「残価設定ローン」を強く押し出しています。残価設定ローンは残価設定のあるカーリースに似ていることから、混乱する方もいるようです。
残価設定ローンは、購入時に残価を設定し、残価は最終回の支払いに据置きます。そのうえで残りの金額を契約月数で割って返却しているスタイルのローンであり、残価を最終回に据え置く分一般的なローンよりも月々の返済額が安く抑えられます。
ただし、残価は最終回に支払う必要があります。車を返却することで残価に代えることも可能ですが、その場合は残価設定型のカーリースと同じように査定され、残価額との差が生じた場合は精算金を支払わなければなりません。
残価設定ローンにはないカーリースのメリットとは?
税金などの維持費が月額料金に含まれている
残価設定ローンは金融商品であり、契約者は車を借りるのではなく車を購入するための資金を借りています。
月々支払う返済金に含まれているのは借入元金と利息のみで、それ以外の費用が含まれていません。車検費用や税金などの維持費は別に用意する必要があります。
対してカーリースでは、月額料金に車両代金のほか登録時諸費用、契約期間中の車に関する税金や自賠責保険料が含まれています。
また、オプションの追加によって車検やメンテナンスの費用など、ほとんどの維持費をリース料金にまとめられ、家計の見通しを立てやすいメリットがあります。
メーカーの垣根を超えた車選びができる
残価設定ローンは、主にディーラーが提供するローンです。そのためそのディーラーのメーカーの車しか選択できません。
また、そのメーカーの車すべてで残価設定ローンが利用できるわけではなく、限定された車種になるケースがほとんどなので、希望の車では残価設定ローンが利用できない可能性もあります。
対してカーリースでは、そのカーリース会社が扱う範囲内で自由に車が選択できます。
多くのカーリース会社が複数の国内メーカーの多くの車種を取り扱っているので、メーカーに縛られない自由な車選びが可能になります。
なお、カーコンカーリースでは国産全メーカーの全車種からお選びいただけます。
※PHV(プラグインハイブリッド自動車)、PHEV(プラグインハイブリッドエレクトリックビークル)、EV(電気自動車)など一部車両は除きます
もらえるリースなら最終回に大きな支払いなく車が手に入る
残価設定リースでは、ローンの最終回に残価を支払わなければ車は手に入りません。
もともとの車両本体価格や設定した残価額にもよりますが、最終回の支払いは安くても数十万円程度は必要であり、100万円を超える場合も少なくありません。
対して残価設定のないカーリースのうち、「車がもらえる」プランの設定があるカーリースを選べば、大きな支払いをすることなく車が手に入ります。
なお、カーコンカーリースでも契約満了時に車がもらえる「もらえるプラン」をご用意しています。
契約年数が7年、9年、11年からお選びいただけ、リーズナブルな月額料金の支払いのみで好きな車がそのまま自分のマイカーになります。
できるだけ大きな金額を支払うことなく車を自分の所有にしたい、と考えているのであればぜひカーコンカーリースのご利用をご検討ください。
カーコンカーリースの全プランと素敵な特典をご紹介!
最後に、カーコンカーリースがご用意している全プランを紹介します。
もらえるプラン11・もらえるプラン9・もらえるプラン7(※特選車を除く)
11年リースの「もらえるプラン11」、9年リースの「もらえるプラン9」、7年リースの「もらえるプラン7」、いずれのプランも契約満了で「クルマがもらえる」、さらにリース期間中でも一定期間経過後に返却や乗り換えがOKとなっています。
契約期間やお支払い方法(ボーナス併用払い・均等払い)も、ライフスタイルに合わせて自由設計いただけます。
リース期間中にライフスタイルに変化があったお客様はもちろん、将来的に乗り換えが必要になるかもしれないお客様であっても、安心してご利用いただけます。
- ※「もらえるプラン11」では9年経過後から、「もらえるプラン9」では7年経過後から、「もらえるプラン7」では5年経過後から、それぞれリース期間中であっても、原則解約金なしで返却や乗り換えが可能になります。
- ※返却の場合には、走行距離制限を超えていたり、おクルマの損耗状況により、精算金が発生する可能性があります。ただし、ご契約満了の場合はクルマがもらえるので、どのような状態でも清算金は発生しません。
もらえるプラン特選車
WEB申込限定で「もらえるプラン特選車」をお選びいただくことが可能です。
人気の軽自動車から普通車、商用車まで幅広いラインナップを揃えた「もらえるプラン特選車」は、メンテナンスパック、カーアクセサリーセットが毎月のリース料金に含まれている大変お得なプランです。
車検(基本料・税金・自賠責保険)2回、12ヶ月法令点検4回に加えて、エンジンオイル交換13回、オイルエレメント交換6回、ブレーキオイル交換2回、ワイパーゴム交換6回が含まれています。
- ※車検と12ヶ月法令点検の回数は乗用車の場合
のりかえプラン5・のりかえプラン3
5年リースの「のりかえプラン5」、3年リースの「のりかえプラン3」は、契約満了後にお車をご返却いただき、新車にお乗り換えすることが可能です。
ご契約期間中は、購入したときと同じようにマイカー感覚でお車をお持ちいただけます。
契約期間やお支払い方法(ボーナス併用払い・均等払い)も、ライフスタイルに合わせて自由設計いただけます。
おクルマもアクセサリーやメンテナンスまでリース料に全部コミコミで、月々定額で計画的なお支払いプランをお選びいただけます。
さらに、カーコンカーリースをご成約された方にもお得なご成約特典をご用意しております。
カーコンカーリースご成約特典
新車をご成約いただいた方の快適で安心なカーライフをサポートするグッズやサービスのご成約特典が「もろもろコミコミ」でついてくる!
この機会をお見逃し無く!
即納車
カーコンカーリースでは、ご契約後、最短14日でお客様の元へ車両をお届けできる「即納車」もご用意しております!
「納車されるまで何ヶ月も待てない」「急ぎで車が欲しい」などお急ぎの方はぜひご検討ください。
- ※即納車は地域によってご対応できない場合がございます。詳しくはお問い合わせください。
- ※即納車は台数に限りがございます。ご商談・ご契約のタイミングによっては在庫状況が変動する場合がございますので、予めご了承願います。
カーコンカーリース中古車リース
「国産」中古車リース
国産中古車リースは、カーコンカーリース厳選の国産中古車が頭金不要・登録諸費用も諸々コミコミ。さらに安心の車両保証を付けてリースいたします。修復歴なし、納車前に細かく点検を行いますので、安心してお車にお乗りいただけます。
また、「残価設定0円」となっておりますため、ご契約満了でお車をそのまま差し上げます。そのためリース期間中のカスタマイズや汚れや臭い、さらには走行距離などを気にすることなくお好きなようにお楽しみいただけます。
ご来店不要で、最短3週間程度での納車となっておりますので、お急ぎの方も安心してご利用ください!
カーリースプランは、標準でご契約期間6年(72回)となっております。
カーコンカーリース中古車リース「国産中古車リース」の詳細についてはこちらから
- ※中古車リースについては、新車のリースプランと異なり、継続車検・メンテナンスやカーアクセサリーの各種オプションプラン、契約満了2年前の返却をお選びいただけません。
- ※お車の在庫状況によっては、お申し込みをお引き受けできない場合がございます。
「輸入」中古車リース
輸入中古車リースでは、カーコンカーリース厳選の輸入中古車に、安心の車両保証を付けてリースいたします。頭金不要、登録諸費用も諸々がコミコミで、乗り出し費用0円でお車にお乗りいただけます。
カーリースプランは、標準でご契約期間7年(84回)、お支払い方法も、お客様のご希望に応じて自由に設計していただけます。さらに、「残価設定0円」としておりますので、ご契約満了でお車をそのまま差し上げます!
- ※中古車リースについては、新車のリースプランと異なり、継続車検・メンテナンスやカーアクセサリーの各種オプションプラン、契約満了2年前の返却をお選びいただけません。
- ※お車の在庫状況によっては、お申し込みをお引き受けできない場合がございます。
カーコンカーリース中古車リース「輸入中古車リース」の詳細についてはこちらから
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