乗り換えたい、リース料が厳しい…!こんな時、カーリースした車を売却することはできるの?
作成日:2021年11月16日
カーリースの契約の途中で、別の車に乗り換えたくなった時やリース料を支払うのが難しくなった場合、カーリースした車を売却することはできるのでしょうか?
カーリースの基本的な仕組みを知っておこう
まず、カーリースの基本的な仕組みをおさらいしておきましょう。
カーリースは、毎月のリース料を支払うことでカーリース会社から定められた期間車を貸し出してもらえるサービスで、契約者が選んだ車をカーリース会社がディーラーから調達して貸し出すという仕組みになっています。レンタカーのように在庫の中から車を選ぶわけではありませんので、さまざまなメーカーや車種から自由に車を選択できますし、カーナビなどのオプションを付けることもできます。
カーリースの契約期間は年単位などの長期間に及び、リース車は契約者だけで利用していきますので(カーシェアのように複数の人で共有するわけではない)、まるでマイカーのような感覚で車を楽しんでいくことが可能です。ただし、リース車の所有権はあくまでもカーリース会社にあります。事実、車検証の所有者欄にはカーリース会社の名前が記載されます。契約者の名前は使用者欄に載ることになります。
個人向けのカーリースサービスでは、毎月のリース料に車両代だけではなく、登録諸費用、自動車取得税、自動車税、自動車重量税、自賠責保険料、車検基本料が含まれていることが多いです。さらに、オプションとしてメンテナンスパックを付けることでオイル類や消耗部品の交換などもサービス内容に含めることができます。
このように、カーリースでは車両代以外の諸々の費用が毎月定額のリース料に含まれますので、車に関係する支払いがフラットになり、家計の管理がしやすいということで人気を集めています。
また、税金の支払い、車検、メンテナンスなどの車の維持管理をカーリース会社にお任せできますので、面倒な手間がかかりませんし、車にあまり詳しくない方でも安心して利用することが可能です。
一般的なカーリース商品の契約には、多くの場合「残価設定」があります。残価設定とは、契約満了時点での車の予想下取り価格(残価)をあらかじめ設定し、その金額を車両価格から差し引いてリース料を算定することです。
つまり、残価設定ありのカーリースでは、契約満了で車両を返却することを前提条件として、契約者は車両価格全額を負担するわけではありません。結果として、リース料に車両代以外の諸々の費用が含まれる(上乗せされる)としても、月々の支払いは無理のないリーズナブルな価格に抑えることができるのです。
カーリースの契約は残価設定の方法により、以下のオープンエンド方式とクローズドエンド方式の2種類に分けられます。
オープンエンド方式
残価をあらかじめ契約者に明示して、契約満了時に返却する車両の実際の査定価格との間に差額が生じた場合にそれを精算する方式です。査定額が残価を上回ればキャッシュバックを受けられますが、下回った場合には不足分を負担しなければなりません。
クローズドエンド方式
残価を契約者に明示せず、契約満了時に差額精算を実施しない方式です。ただし、傷や凹みなどの修理で原状回復費用がかかる場合や、走行距離制限を超えていた場合には追加料金を請求されます。
残価設定のあるカーリースの契約が満了した時には、次の選択肢が契約者に与えられるのが一般的です。
・車を返却してリースを終了する
・車を返却して別の車を再リースする
・リースを延長する(※契約によっては不可)
・残価で車を買い取る(※オープンエンド方式のみ)
以上の通り、残価設定のあるカーリースでは、車の損耗状態による残価精算のリスクや、車が損耗しないために契約期間中の車の使用方法の制限があります。また、再リースしてもずっとリース料を支払い続けなければならない、買い取りには一括してまとまった費用が必要となるなどのデメリットもあるので、注意が必要となります。
このような残価精算のリスクやデメリットを解消したカーリース契約に「残価設定なし」のカーリースがあります。
「残価設定なし」なので、契約満了までカーリースを利用すると車の所有権は契約ユーザーに無償譲渡されます。カーローンのように最終的に車が自分の所有物となるので、損耗を気にしないで自分の車のように気兼ねなく車を使用することができます。「残価設定なし」とするため月々のリース料は高くなりますが、契約期間を長めに設定することで月々のリース料金を抑えています。
カーリースした車を売却することは可能?
では、カーリースした車を売却することはできるのでしょうか?
残価設定なしのカーリース契約であれば、契約満了でリース車の所有権はユーザーとなりますので、契約期間中の所有権はカーリース会社にありますが、契約満了後には問題なく車を売却することが可能です。
ただし、前の項目でご説明した通り、残価設定ありのカーリース契約ではリース車の所有権はカーリース会社にあります。そのため、車を勝手に他の人に売却したり、下取りに出したりすることはできません。もしも売却などをしてしまうと、刑法上「横領罪」に問われることになってしまいますし、カーリース会社が法的措置を取ったり、「罰則金」として追加料金を請求されたりする可能性があります。
カーリースした車を売却したい場合は、残価設定なしのカーリースがおすすめ!
残価設定のあるカーリース契約の車の売却は基本的にNGですが、「事情があってどうしても売却したい」という場合に、車を売却する方法はないのでしょうか?
結論から言いますと、売却する方法はあります。契約者がカーリース会社から車を買い取って所有権を自分に移せば売却が可能になるのです。しかし、この方法を取れるかどうかはカーリース会社や契約プランによって異なります。
クローズドエンド方式の場合、基本的に車の買い取りはできません。オープンエンド方式の契約の場合、契約満了時に残価で車を買い取れるだけではなく、契約途中でも残価と残期間分のリース料を支払うことで車の買い取りができる可能性があります。ただし、必ず買い取れるわけではありませんので、カーリース会社に問い合わせることが必要です。
また、買い取りできたとして車を売却しても、残価の買い取り額と売却額で利益が得られずにマイナスとなることも考えられます。
以上のような点を考慮すると、契約の段階でリスクやデメリットの解消された残価設定なしのカーリースで契約することがおすすめといえます。
カーリースしていた車をより高く売却するためのポイントは?
カーリースしていた車を買い取ってから売却することになった場合、少しでも高い値段で売却したいですよね?そこで、車をより高く売却するためのポイントを下記でご紹介したいと思います。
1 車の印象を良くしておく
車内を掃除および消臭したり、洗車したりすることで、査定士に好印象を与えることが大切です。よほど汚かった場合を除いて掃除や洗車が直接査定額を上げることはありませんが、査定士も人間ですので、良い印象を与えることによって間接的に査定額のアップにつながります。普段しないワックス掛けなど、過度なことをする必要はありませんが、少しでも高値で売却したいのであれば、車を綺麗な状態にしてから査定に出すようにしましょう。
2 修理が必要か見極める
ボディの傷や凹みは当然査定ダウンにつながります。ただし、小さな傷や凹みを修理すると、修理費用が査定額の下がる分よりも高額になってしまうことが多々ありますので、そのまま査定に出した方が良いかもしれません。大きな傷や凹みに絞り、修理費用と査定額への影響を照らし合わせて、修理した方が良いかを見極めましょう。
3 複数の買い取り店舗で査定をしてもらう
世の中にはたくさんの中古車買い取り業者があり、業者によって査定額が異なります。同じ車でも同じ査定額になるとは限らないのです。ですから、一つの買取店舗だけに査定してもらって売却するのは得策ではないでしょう。
これらの方法により、カーリースしていた車をより高く売却できるかもしれません。
カーコンカーリースの全プランと素敵な特典をご紹介!
最後に、カーコンカーリースがご用意している全プランを紹介します。
もらえるプラン11・もらえるプラン9・もらえるプラン7(※特選車を除く)
11年リースの「もらえるプラン11」、9年リースの「もらえるプラン9」、7年リースの「もらえるプラン7」、いずれのプランも契約満了で「クルマがもらえる」、さらにリース期間中でも一定期間経過後に返却や乗り換えがOKとなっています。
契約期間やお支払い方法(ボーナス併用払い・均等払い)も、ライフスタイルに合わせて自由設計いただけます。
リース期間中にライフスタイルに変化があったお客様はもちろん、将来的に乗り換えが必要になるかもしれないお客様であっても、安心してご利用いただけます。
- ※「もらえるプラン11」では9年経過後から、「もらえるプラン9」では7年経過後から、「もらえるプラン7」では5年経過後から、それぞれリース期間中であっても、原則解約金なしで返却や乗り換えが可能になります。
- ※返却の場合には、走行距離制限を超えていたり、おクルマの損耗状況により、精算金が発生する可能性があります。ただし、ご契約満了の場合はクルマがもらえるので、どのような状態でも清算金は発生しません。
もらえるプラン特選車
WEB申込限定で「もらえるプラン特選車」をお選びいただくことが可能です。
人気の軽自動車から普通車、商用車まで幅広いラインナップを揃えた「もらえるプラン特選車」は、メンテナンスパック、カーアクセサリーセットが毎月のリース料金に含まれている大変お得なプランです。
車検(基本料・税金・自賠責保険)2回、12ヶ月法令点検4回に加えて、エンジンオイル交換13回、オイルエレメント交換6回、ブレーキオイル交換2回、ワイパーゴム交換6回が含まれています。
- ※車検と12ヶ月法令点検の回数は乗用車の場合
のりかえプラン5・のりかえプラン3
5年リースの「のりかえプラン5」、3年リースの「のりかえプラン3」は、契約満了後にお車をご返却いただき、新車にお乗り換えすることが可能です。
ご契約期間中は、購入したときと同じようにマイカー感覚でお車をお持ちいただけます。
契約期間やお支払い方法(ボーナス併用払い・均等払い)も、ライフスタイルに合わせて自由設計いただけます。
おクルマもアクセサリーやメンテナンスまでリース料に全部コミコミで、月々定額で計画的なお支払いプランをお選びいただけます。
さらに、カーコンカーリースをご成約された方にもお得なご成約特典をご用意しております。
カーコンカーリースご成約特典
新車をご成約いただいた方の快適で安心なカーライフをサポートするグッズやサービスのご成約特典が「もろもろコミコミ」でついてくる!
この機会をお見逃し無く!
即納車
カーコンカーリースでは、ご契約後、最短14日でお客様の元へ車両をお届けできる「即納車」もご用意しております!
「納車されるまで何ヶ月も待てない」「急ぎで車が欲しい」などお急ぎの方はぜひご検討ください。
- ※即納車は地域によってご対応できない場合がございます。詳しくはお問い合わせください。
- ※即納車は台数に限りがございます。ご商談・ご契約のタイミングによっては在庫状況が変動する場合がございますので、予めご了承願います。
カーコンカーリース中古車リース
「国産」中古車リース
国産中古車リースは、カーコンカーリース厳選の国産中古車が頭金不要・登録諸費用も諸々コミコミ。さらに安心の車両保証を付けてリースいたします。修復歴なし、納車前に細かく点検を行いますので、安心してお車にお乗りいただけます。
また、「残価設定0円」となっておりますため、ご契約満了でお車をそのまま差し上げます。そのためリース期間中のカスタマイズや汚れや臭い、さらには走行距離などを気にすることなくお好きなようにお楽しみいただけます。
ご来店不要で、最短3週間程度での納車となっておりますので、お急ぎの方も安心してご利用ください!
カーリースプランは、標準でご契約期間6年(72回)となっております。
カーコンカーリース中古車リース「国産中古車リース」の詳細についてはこちらから
- ※中古車リースについては、新車のリースプランと異なり、継続車検・メンテナンスやカーアクセサリーの各種オプションプラン、契約満了2年前の返却をお選びいただけません。
- ※お車の在庫状況によっては、お申し込みをお引き受けできない場合がございます。
「輸入」中古車リース
輸入中古車リースでは、カーコンカーリース厳選の輸入中古車に、安心の車両保証を付けてリースいたします。頭金不要、登録諸費用も諸々がコミコミで、乗り出し費用0円でお車にお乗りいただけます。
カーリースプランは、標準でご契約期間7年(84回)、お支払い方法も、お客様のご希望に応じて自由に設計していただけます。さらに、「残価設定0円」としておりますので、ご契約満了でお車をそのまま差し上げます!
- ※中古車リースについては、新車のリースプランと異なり、継続車検・メンテナンスやカーアクセサリーの各種オプションプラン、契約満了2年前の返却をお選びいただけません。
- ※お車の在庫状況によっては、お申し込みをお引き受けできない場合がございます。
カーコンカーリース中古車リース「輸入中古車リース」の詳細についてはこちらから
カーコンカーリースは一人でも多くの方にとって「利用しやすいカーリース」であるよう、お客様のライフプランに応じたさまざまなプランをご用意しています。
自分に合うカーリースをお探しの方、安心・安全で楽しいカーライフを送りたい方はぜひ、カーコンカーリースをご検討ください!
- ※特典の内容は予告なく変更・終了する可能性があります。
- ※本コラム公開時点の情報です。
- ※本コラムに掲載の内容は、公開時点に確認した内容に基づいたものです。法令規則や金利改定、メーカーモデルチェンジなどにより異なる場合がございます。予めご了承ください。
「カーコンカーリース」なら
今すぐ「カーコンカーリース」で頭金ゼロで新車に乗れる!
クルマをさがす