車のカーリースを利用した時の料金相場は？具体例をあげてシミュレーション

はじめに、人気モデルのカーリース料金はどの程度かかるのか、カーコンカーリースの料金を例にご紹介しましょう。

ダイハツ「ミライース」

ダイハツ「ミライース」は、軽自動車のスタンダードともいえるモデルで、本来軽自動車に求められる経済性や燃費の良さを追求したモデルです。

近年は軽自動車であってもさまざまな先進技術やおもてなし装備を採用し、コンパクトカー顔負けの高額な価格帯となっているモデルも少なくありません。

その一方で、ミライースは衝突被害軽減ブレーキペダルや踏み間違い時急発進抑制装置などを含む予防安全機能「スマートアシストIII」を搭載したグレードでも100万円を切る価格を維持しているのは評価できる部分といえるでしょう。

・「B」２WDの月額料金

ホンダ「N-BOX」

普通車を凌ぐ人気を誇るのがホンダの「N-BOX」です。

近年人気を集めている軽スーパーハイトワゴンを代表するモデルで、背の高いボディタイプながらも安定性が高く、ふらつきが少ないのが魅力。

もちろん利便性や安全性も申し分ありません。

・「G」２WDの月額料金

スズキ「ソリオ」

５人が乗る機会があるから軽自動車は困るけれども、軽自動車のようなコンパクトで運転しやすいモデルが欲しい、という方におすすめなのがスズキ「ソリオ」。

小回りが利く扱いやすいサイズ感ながら、広い室内空間や使い勝手の良い荷室を備えているのもポイントです。

・「G」２WDの月額料金

トヨタ「ヤリス」

1999年にデビューし、品質の高さでそれまでのコンパクトカーの概念を覆したといわれる「ヴィッツ」。

ヴィッツの2020年に実施された４代目へのフルモデルチェンジのタイミングで、グローバル市場と同じ名称に変更されたのが「ヤリス」です。

ヤリスは、日本はもちろんグローバル市場でも高い人気を誇るモデルであり、精悍なエクステリアデザイン、走りの良さ、トヨタ車ならではの低燃費、充実した先進安全装備と、全方向にバランスの取れた、使いやすさが魅力といえるでしょう。

・「X」1.0L CVT ２WDの月額料金

トヨタ「シエンタ」

トヨタのコンパクトミニバン「シエンタ」は2022年にフルモデルチェンジし、これまでの個性的なエクステリアを一新。

親しみやすさと洗練された雰囲気を兼ね備えたモデルに生まれ変わりました。３列シート車と２列シート車のラインナップがあります。

・「X」5人乗り ２WDの月額料金

ホンダ「ヴェゼル」

ホンダのクロスオーバーSUV「ヴェゼル」は、クーペのような流麗で都会的なデザインが印象的なモデルです。

全車に車載通信モジュール「Honda CONNECT」を採用し、多彩なコネクティッドサービスが利用できます。

・「G」２WDの月額料金

日産「キックス」

現行型の日産「キックス」は、先進性の高さが魅力。

さまざまな先進安全技術を採用していることに加え、第２世代に進化した日産のハイブリッドシステム「e-POWER」を搭載し、より静かでシームレスな電気の走りを体感できる１台です。

・「X」２WDの月額料金

日産「セレナ」

ファミリー向けのミドルサイズミニバンの定番モデルと言える日産「セレナ」。

現行型は日産自慢の運転支援機能「プロパイロット」を全車標準装備していることに加え、新設された最上級グレード「e-POWER LUXION」には条件を満たすとハンズオフ運転が可能になる「プロパイロット2.0」が採用されたことでも話題を呼びました。

・「X」８人乗り２WDの月額料金

スバル「フォレスター」

競争の激しいミドルサイズSUVの中でも、卓越した悪路走破性が特徴といえるのがスバル「フォレスター」です。

スバルの伝統といえる水平対向エンジンと左右対称のパワートレイン「シンメトリカルAWD」を全車に採用、さらに最新鋭の安全技術「アイサイト」も搭載し、走破性、安全性ともに高いレベルを維持しています。

・「SPORT」４WDの月額料金

車のタイプごとのリース料の相場

軽自動車、コンパクトカー、普通車でリース料の相場は変わります。

車両本体価格が安いモデルはリース料も安く、車両本体価格が高くなるにしたがってリース料の相場も上がるのが一般的です。

ここではカーコンカーリースの11年契約のリース料を例に、車のタイプごとのリース料の相場をご紹介します。

なお、カーリースでは総額を契約月数で割って月額料金を設定するので、契約期間が長いほどリース料の相場は抑えられます。

軽自動車

自家用乗用車の中では、軽自動車が最も安いといえます。リース料の相場としてはあれば8,000円～14,000円程度が相場といえるでしょう。

スズキ「アルト」やダイハツ「ミライース」などのセダンタイプは安く、その次にスズキ「ワゴンＲ」やダイハツ「ムーヴキャンバス」、日産「デイズ」などのハイトワゴンが高くなり、最も相場が高いのはホンダ「N-BOX」やスズキ「スペーシア」などのスーパーハイトワゴンです。

なお、ダイハツ「コペン」などのスポーツカーはより高い相場になります。

小型自動車（コンパクトカー）

５ナンバーサイズの小型自動車、もしくは３ナンバーであってもメーカー側が「コンパクトカー」と位置付けているモデルの場合、相場は13,000円程度～20,000円程度です。

コンパクトカーの中でも特に小さいサイズのスズキ「ソリオ」やトヨタ「ルーミー」はコンパクトカーの中でも安く、ハイブリッド車や悪路走破性の高いスズキ「ジムニー」などは比較的相場が高い傾向があります。

普通自動車

普通自動車はサイズや排気量、車格によっても相場が大きく変わってきます。全体的なリース料の相場感としては15,000円程度～、高額なものになると30,000円を超えてきます。

トヨタ「カローラ」や「カローラアクシオ」といったスタンダードなセダンであれば～17,000円程度、トヨタ「カローラスポーツ」やマツダ「マツダ3ファストバック」といったそれほど大きくないハッチバックであれば18,000円前後が相場です。

トヨタ「ノア」や日産「セレナ」、ホンダ「ステップワゴン」といったファミリー向けのミニバンであれば20,000円～23,000円程度、トヨタ「RAV4」「ハリアー」やスバル「フォレスター」などの人気SUVは23,000円～25,000円前後かかります。

なお、高級セダンの代名詞といえるトヨタ「クラウン」は30,000円越え、大型ミニバンのトヨタ「グランエース」になると40,000円以上が相場になります。

車のカーリース料金には主に何が含まれている？

カーリースの月額料金には、カーライフに欠かせない維持費が含まれています。ここでは、カーリースの料金にはどのような費用が含まれているのかを見ていきましょう。

車両本体価格

個人向けの新車カーリースでは、契約者が好きな車を自由に選択することができるため、選ぶ車やグレードによって車両価格は変わります。オプションを付けた場合はその費用もリース料金に含まれます。

また、一般的なカーリースでは車両本体価格そのままではなく、残価が引かれることがほとんどです。

残価はリース車の契約満了時の予想査定価格で、残価を車両価格からあらかじめ引いた価格を基に月額料金を算出するため、カーリースではよりお手軽なリース料金の設定が可能になっています。

とはいえ、残価はあくまでみなし価格なので、契約満了時の車の状態や中古車市場のトレンドによっては実際の査定額が残価を下回るケースもあり、そうなった場合契約者はその差額を精算しなければなりません。

残価を高く設定すればその分月々のリース料金は安くなりますが、契約満了時の残価精算のリスクも大きくなるといえるでしょう。

オプション料金

メーカーオプションやディーラーオプションを追加した場合は、その費用もリース料金に含まれます。

環境性能割

環境性能割は従来の自動車取得税に変わり2019年10月１日から導入されたもので、車の取得時に必要になる税金です。

車の燃費性能によって税率が変わり、自家用乗用車の場合は燃費基準の達成率によって非課税、１％、２％、３％の４段階、軽乗用車の場合は非課税、１％、２％の３段階に区分されます。

自動車税（種別割）

自動車税（種別割）は車の購入時に加え、車を維持する限り毎年納めなければならない税金です。

毎年４月１日時点での車の所有者に納税義務が生じ、税率は排気量によって変化します。年度の途中に車を購入した場合は月割計算で算出した額を納税します。

軽自動車の場合は軽自動車税（種別割）の納税義務がありますが、軽自動車税（種別割）は自動車税（種別割）とは違い、排気量に関わりなく一律の税率となっています。

また軽自動車税（種別割）は年払いとなっており、いつ購入するかにかかわらず１年分の金額を収めなければなりません。

以下の表は、自動車税（種別割）の金額をまとめたものです。

なお、自動車税（種別割）・軽自動車税（種別割）においては、2021年４月１日～2023年３月31日の間に新車登録（軽自動車の場合は初めて車両番号を受ける）を行ったEV（電気自動車）、PHV（プラグインハイブリッド車）、燃料電池車、一定の燃費基準をクリアした天然ガス自動車は「グリーン化特例」の対象となり、当該年度の翌年度分の自動車税（種別割）・軽自動車税（種別割）が減額されます。

カーリースでは、契約期間中の自動車税（種別割）もしくは軽自動車税（種別割）がリース料金に含まれています。

自動車重量税

車の取得時、その後は車検ごとに納めなければならないのが自動車重量税です。

普通車の場合はその名のとおり重量に応じて税率が変わりますが、軽自動車は重量に関係なく一律の税額となります。

自動車重量税も燃費性能によって減税措置が受けられる「エコカー減税」があり、2023年４月30日までの新規登録車で一定の燃費基準をクリアしている場合は取得時、もしくは取得時と初回継続車検時の自動車重量税が減税されます。

継続車検時の自動車重量税額は、以下のとおりです。

自賠責保険料

自賠責保険の正式名称は「自動車損害賠責任保険」といい、法律によってすべての車に加入が義務付けられている保険であるため、別名「強制保険」とも呼ばれており、加入していない場合は公道を走行することはできません。

交通事故の被害者救済を目的とした保険で、補償対象は被害者に限られます。車検時に自動車重量税などと一緒に支払うのが一般的です。

継続車検時の自賠責保険料を一覧にまとめました。

登録諸費用

新車登録時にはさまざまな費用が必要です。環境性能割などの各種税金以外に、新規検査登録手数料、リサイクル料金、車庫証明取得費用、希望ナンバーを申し込む場合はその費用もかかります。

カーリースでは、リース料金にカーライフを維持していく上で欠かせない各種税金や自賠責保険料、登録手数料などが含まれているため、リース料金以外にまとまった資金を用意する必要がなく、家計への負担を減らしながらカーライフが楽しめるのです。

なお、カーコンカーリースではさらに車検基本料もコミコミです。

カーリースの料金にはメンテナンス費用を含めることもできるの？

安全で快適なカーライフを送るためには、愛車のメンテナンスが欠かせません。

法律で実施が義務付けられている法定12ヶ月点検、法定24ヶ月点検のほかにも、日常的にタイヤの状態のチェックやオイル類、クーラントなどの補充・交換も必要です。

一般的にカーリースではメンテナンスの費用は基本料金に含まれていませんが、多くのカーリース会社がオプションで追加できるメンテナンスプランを用意しています。

メンテナンスプランに加入すると消耗品や部品の交換費用、場合によっては車検費用もリース料金にまとめることが可能になり、家計管理も楽になるでしょう。

車のカーリース料金に含まれていないものは？

では、カーライフに必要な維持費でカーリースの料金に含まれていないのはどんな項目でしょうか。

燃料費

燃料費は、どんな車であっても欠かせない維持費です。

燃料費は車の使い方によって個人差が大きく出るため、現状ではどんなカーリースでも燃料費をカーリースの料金に含めることはできません。

駐車場代

自宅などに車の保管場所が確保できない場合は、駐車場の費用も必要です。

任意保険費用

任意保険に加入するのであれば、その費用もかかります。被害者救済を目的としている自賠責保険だけでは補償が十分ではないため、任意保険には加入するのが一般的です。

高速道路代や洗車費用など

また、メンテナンスプランを追加しない場合は、メンテナンスや車検にかかる費用も別に用意することになるでしょう。

なお、メンテナンスプランに加入している場合であっても、プランの範囲を超えるメンテナンスに関しては別途料金が発生します。

カーリースの契約満了時に発生する可能性のある費用

残価との差額

残価設定のあるカーリースの場合、契約満了での車の返却時に査定が行われます。

リース車の実際の査定額が残価を下回った場合はその差額の支払いを求められることがあり、これを残価精算といいます。

車の状態やその時の中古車市場の相場によっては、残価と査定額の差が大きくなり高額な精算金を請求されるケースもあるようです。

走行距離を超過した場合の超過金

カーリースでは原則として、走行距離制限が設けられます。

どの程度の制限距離かはカーリース会社やプランによって異なりますが、制限距離を超えて走行した場合は契約満了時に超過金の支払いが求められます。

車の原状回復費用

一般的な残価設定のあるカーリースは車を返却することが前提のサービスであり、契約満了時には原状回復しての返却義務があります。

経年劣化として認められる以上の傷や汚れがあったり、内装のダメージがあったりした場合は原状回復費用が請求されることに。車を元の状態に戻せないようなカスタマイズをしている場合も同様です。

カーリースの料金を抑えるためにできること

契約期間を長く設定する

カーリースの月額料金は、一般的に総支払額を契約月数で割って算出しています。そのため、契約期間を長く設定すればそれだけ月々の支払額を安く抑えることができます。

車種やグレードを見直す

思ったよりカーリース料金が高い場合には、今一度車種を見直してみましょう。軽自動車やコンパクトカーなど、同カテゴリーであっても車種によって価格が大きく変わります。

また、グレードについても再考してみてください。車には複数のグレードが設定されている場合がほとんどであり、グレードごとに装備内容が異なります。

基本となるエントリーグレードと最も充実した装備を誇る上級グレードとでは少なくとも10数万円、車種によっては数十万～数百万の差が出るケースもあります。

自身にとって譲れない装備とそうでないものをはっきりさせ、必要な装備を過不足なく搭載しているグレードを選びましょう。

ワンランク下のグレードを選択し、欲しい装備のみをオプションで追加する方がお得なケースもあります。

頭金を入れる・ボーナス払いを設定する

カーリースは頭金や初期費用なし、月々定額料金の支払いで新車が利用できるのが魅力ではありますが、カーリース会社によっては頭金やボーナス払いが設定できる場合もあります。

できるだけ月々のカーリース料金を安くしたいのであれば、頭金を入れたりボーナス払いを設定したりするのもいいでしょう。

なお、カーコンカーリースではボーナス払いの設定も可能。お支払いプランもライフスタイルに合わせて自由に設計していただけます。

お得な車を狙う

カーリース会社によっては、「特選車」などお得な車が用意されていることもあります。

内容はそれぞれのカーリース会社によって変わりますが、割安な料金設定になっていたり、オプションプランが含まれていたりすることがほとんどです。

こうしたお得な車を狙うのも、ひとつの方法ではないでしょうか。

このほか、走行制限距離が選べる場合は短く設定すること、メンテナンスプランが複数設定されていれば内容を見直してみることもカーリース料金を安くするためには有効な手段です。

場合によっては車両本体価格が安い中古車リースを検討してみるのもいいかもしれません。

中古車を選ぶ

カーリース会社によっては、中古車リースの扱いがあるケースも存在します。

中古車は一般的に新車よりも車両本体価格が安いので、新車リースを利用するよりも月額料金を安く抑えられる可能性があります。

カーコンカーリースはすべてコミコミ！さらにたくさんのメリットも！

カーコンカーリースはカーライフに欠かせない各種税金や自賠責保険料、車検基本料などがコミコミであることはもちろん、そのほかにもたくさんのメリットがあります。

初期費用なしで新車に乗れる

カーコンカーリースでは、カーローンのように頭金を用意する必要はありません。

また、登録に必要な諸費用も月額料金にコミコミなので、初期費用なしで好きな新車に乗っていただけます。

メンテナンスやカーアクセサリーの費用もコミコミにできる

カーライフに欠かせないカーナビやETCなどのアクセサリーをまとめたオプション「カーアクセサリーセット」や、メンテナンスの費用もリース料金にまとめられる「メンテナンスパック」など、豊富なオプションをご用意しています。

オプションをご追加いただければ車に関するほとんどの費用をリース料金に含めることができるので、大きな出費がなくなり家計が楽になります。

※メンテナンスパックは軽自動車(軽商用車を除く)のみ、適用可能となっております

自分に合った車の乗り方が選べる

カーコンカーリースでは最終的に車がもらえる「もらえるプラン」と、ライフスタイルに合わせて乗り換えられる「のりかえプラン」、また厳選中古車のリースや輸入中古車リースなど、多彩なプランをご提供しています。

そのため、お客様一人ひとりのニーズに合ったプランで無理なくご利用いただくことが可能です。

車もプランも自由に選べる

カーコンカーリースでは、国産メーカーの全車種からお好きな車をお選びいただいています。

もちろんグレードやボディカラーも自由に選択していただけるので、カーリースだからといって妥協することなくお気に入りの車に乗っていただけます。

また、カーリースなら購入のようにまとまった資金なしで車に乗れるため、購入ではあきらめていたワンランク上の車種にも手が届く可能性もあります。

さらに、カーコンカーリースではボーナス払いの設定や完全均等払いなど、お客様のご要望に応じてプランも自由に設計していただけるので、無理なくカーライフを楽しんでいただけるでしょう。

※PHV（プラグインハイブリッド自動車）、PHEV（プラグインハイブリッドエレクトリックビークル）、EV（電気自動車）など一部車両除く

カーリース専用の任意保険もご用意

安心してカーライフを送っていただくためには、自賠責保険だけでは十分とはいえません。

任意保険の加入は必須ともいえますが、一般的な任意保険（車両保険）では、リース車の全損時の解約費用がカバーできないケースがあるのです。

カーリースでは原則として中途解約はできませんが、事故などによって車が全損した場合は強制的に解約となり、高額な解約金の支払いを求められることがあります。

そのため、リース車に適した任意保険に加入することが大切です。

カーコンカーリースでは、リース車の全損時の解約費用をカバーできる特約の付いたリース専用保険をご用意。

万が一の事故のリスクにしっかりと備えて、安心・安全なカーライフが実現できるよう全力でサポートいたします。