カーリースの車で事故を起こしたら?対処法や修理費用について
更新日:2024年03月01日 作成日:2021年06月26日
カーリースで使用する車は、原則として所有者がカーリース会社、使用者が契約者です。では、リース車を使用していて事故を起こした場合、リース車の修理の手配や修理費用の負担はどのようにするべきなのでしょうか。この記事では、リース車で事故を起こした際の対処法をはじめ、修理の手続きや修理費用の負担についてご紹介します。
カーリースの車で事故を起こした際の対処法
いつ、どこで、どのような状況で交通事故が起こるかは分かりません。
事故は最初の対応が非常に肝心ですので、「自分は気をつけているから大丈夫」と思わず、「どのように対応するべきか」を日頃から確認しておきましょう。
車を移動させ、安全を確保する
事故車をそのままにしておくと、後続の車の事故につながる可能性があります。車に積載している発煙筒で後続車に注意喚起しましょう。
車が動かせる状態であれば路肩など安全な場所まで移動させ、車の後方に三角表示板を設置します。また、車からいきなり降りず、必ず安全確認をしてから降りてください。
警察・消防(救急)に連絡をする
自分が動ける状況で、周りに負傷者がいたり火災の危険があったりする場合などは、真っ先に警察と消防に連絡をし、負傷者の救護をしましょう。
負傷者の救護は、ドライバーの義務です。救急車を手配した際にわかる範囲の負傷者の症状を伝え、応急処置の指示を受けましょう。
相手と情報交換する
事故の相手がいる場合は、氏名や電話番号などの情報を交換しましょう。
車相手の事故の場合は相手方のナンバーも控えます。
保険会社に連絡して指示を仰ぐ
任意保険に加入している場合は、保険会社に速やかに電話しましょう。保険会社が事故の相手方との交渉を担うので、個人で交渉を始めるのは厳禁です。
保険会社の担当者がそのときに対応を指示してくれるので、指示に従いましょう。
リース会社に連絡して状況を説明する
続いて、リース会社に連絡をしてください。カーリースの場合、リース会社への事故の報告義務があります。
その場が取り込んでいたらひとまず事故の事実を連絡し、必要な手続きなどについては後ほど連絡をもらうといいでしょう。
事故状況の記録に努める
スマートフォンで現場を撮影するなど、事故の状況の記録をできる範囲で行いましょう。
また、ドライブレコーダーを設置している場合は録画できているかを確認し、情報が消えたり上書きされたりしないようにセーブしてください。
事故を起こした場合、カーリース契約はどうなる?
修理すればまだ走行できる場合、契約は維持される
事故を起こして車にダメージを負っても、修理すれば走れる状態であればカーリース契約はそのまま継続になります。
事故をした、ということを理由に契約解除にはなりません。ただし、飲酒運転による事故など悪質な場合は契約解除になるケースもあります。
全損の場合、強制解約になる
事故によって車が全損し、使えない状態になった場合はその時点でカーリース契約は強制解約されます。
カーリースでは原則中途解約が不可であり、強制解約の際には違約金が発生します。
違約金の計算方法はカーリース会社によって異なりますが、残りの契約期間の料金を一括で請求されるなど、高額になることも少なくありません。
カーリースの車の修理の手配や修理費用の負担は?
カーリースした車の所有者名義はカーリース会社ですが、使用者の名義は契約者です。車の使用者は、「車両の適正な使用のために必要な措置を講じなければならない」と定められています。
そのため、リース車の修理の手配は契約者が行い、修理費用も契約者が負担しますが、任意保険(車両保険)に加入している場合は、保険で修理費用が賄えるケースもあります。
ただし、保険の使用によって翌年度からの保険料が上がる可能性もあるので、保険を使用するかどうかは修理費用の見積もりをもらってからよく検討することをおすすめします。
カーリースの車の事故修理費用はどのくらい?
車の修理費用は、損傷した場所や損傷の程度によって変わります。
傷の修理費用の相場を、カーコンビニ倶楽部の料金を例に、パーツごとにまとめました。
フロントバンパー
パール | メタリック | その他(ソリッド) | |
10cm×10cm | 16,500~37,400円 | 16,500~31,900円 | 14,300~27,500円 |
10cm×20cm | 16,500~40,700円 | 16,500~33,000円 | 14,300~29,700円 |
10cm×30cm | 18,700~40,700円 | 16,500~34,100円 | 15,400~29,700円 |
20cm×20cm | 22,000~41,800円 | 16,500~34,100円 | 16,500~30,800円 |
フロントドア
パール | メタリック | その他(ソリッド) | |
10cm×10cm | 38,500~63,800円 | 34,100~53,900円 | 30,800~42,900円 |
10cm×20cm | 39,600~64,900円 | 35,200~55,000円 | 30,800~47,300円 |
10cm×30cm | 44,000~64,900円 | 39,600~57,200円 | 33,000~48,400円 |
20cm×20cm | 49,500~66,000円 | 44,000~60,500円 | 35,200~49,500円 |
リアフェンダー
パール | メタリック | その他(ソリッド) | |
10cm×10cm | 44,000~59,400円 | 34,100~49,500円 | 26,400~41,800円 |
10cm×20cm | 45,100~60,500円 | 34,100~49,500円 | 27,500~42,900円 |
10cm×30cm | 47,300~62,700円 | 36,300~51,700円 | 28,600~44,000円 |
20cm×20cm | 49,500~64,900円 | 39,600~53,900円 | 30,800~46,200円 |
ボンネット
パール | メタリック | その他(ソリッド) | |
10cm×10cm | 49,500~72,600円 | 44,000~62,700円 | 33,000~52,800円 |
10cm×20cm | 51,700~71,500円 | 46,200~63,800円 | 35,200~55,000円 |
10cm×30cm | 56,100~72,600円 | 50,600~67,100円 | 39,600~56,100円 |
20cm×20cm | 60,500~73,700円 | 55,000~70,400円 | 44,000~57,200円 |
パーツ交換になればより費用は高額になり、パーツ料金もかかってきます。
また、車の骨格であるフレームに損傷がある場合や、駆動系などにダメージがある場合は修理費用が数十万円以上とかなり高額になるケースがあるほか、修理できたとしてもリセールバリューがほぼなくなり、残価が維持できない場合もあります。
そのため、カーリースでは万が一の場合に備えて任意保険(車両保険)への加入がおすすめです。
万一に備え充実した補償内容の任意保険への加入はマスト
自賠責保険は加入が車検の受験条件であることから通称強制保険と呼ばれる保険ですが、被害者救済を目的としており人身事故の対人賠償のみが対象の保険です。
事故を起こした場合は被害者の車両や使用しているリース車両へのダメージの発生やリース車両を運転するユーザー自身も負傷するケースが珍しくありませんが、これらの補償や賠償には自賠責保険の補償が適用されません。
被害者の治療費全額の補償を受けることが難しいことや被害車両の修理費用の補償がされないことから任意保険への加入は車のハンドルを握るドライバーの義務だと言えるでしょう。
また事故で破損したリース車両の修理費用もユーザーの自己負担となるため、リース車で事故を起こすとせっかくリーズナブルに利用しているカーリースサービスが台無しになるリスクが生じます。
補償の手厚い任意保険に加入することで被害者への補償や、被害車両の修理費用の補償と共にリース車両の修理費用も任意保険で賄うことができます。
残価設定への影響を最小限に抑える高度な修理をリース車両に施すことも可能ですので充実した補償内容の任意保険への加入はカーリース利用時の絶対条件だと捉えるべきでしょう。
カーリースを利用するなら専用の任意保険がおすすめ
カーリースの車は、契約者の責任において修理しなければなりません。また、カーリースでは原則中途解約ができず、事故などで車が使用できなくなった際に高額な違約金が発生するのは前述のとおりです。
そういった事態に備えるために任意保険への加入がマストといえますが、一般的な購入したマイカー向けの任意保険では、中途解約時の違約金を全額保証できないケースが存在します。
そのため、カーリースではリースに適した保険への加入がおすすめです。カーコンカーリースでは、中途解約費用を全額カバーする特約付きのリース車専用保険をご用意しているので、安心してご利用いただけるのではないでしょうか。
事故を防ぐために日頃から心がけたいこと
事故はいつ、どこで、どのような状況で起こるか分かりません。
自分が加害者になるかも知れませんし、被害者になることも十分に考えられます。
でも心がけ一つで「可能性を減らす」ことはできます。事故を防ぐための基本を心得ておきましょう。
■十分な車間距離を保つ
時速60kmで走行している場合、急ブレーキをかけてから停止するまで約44mの制動距離が必要になります。
つまり、これよりも短い車間距離で走っていたら急ブレーキを踏んでも間に合わないということです。
一般道のセンターラインは白線5m、空白5mですので目安とするのも良いでしょう。
また制動距離は天候や道路状況、タイヤや積載量などによって変化します。「十分すぎる車間距離」と思われるくらいがちょうど良いかも知れません。
とはいえ、こちらが車間距離を保っていても、割り込みをされるケースもあります。周囲の状況を把握し、臨機応変な対応が求められます。
■速度を出さない
法定速度を超過するのはもちろんご法度ですが、逆に遅すぎるケースでも追突事故などを誘発してしまいますので、「流れ」に乗った適度なスピードを出すことは大切です。
初めての土地や運転に自信がなくスピードをあまり出せないといった場合は、煽られて焦ったりしないよう、後ろの車に道を譲ることも考えましょう。
事故の多くは「車間距離」と「スピード」が原因と言われています。
十分な車間距離を維持すること、法定速度を守って安全に走行することを習慣付けてください。
■ヘッドライトや意思表示は「早め」に
ヘッドライトは、自分が見やすくなると同時に「相手に自分の存在を知らせる」意味があります。
薄暮の時間帯など自分では見えていても相手からは非常に見にくい瞬間がありますが、そんな時にヘッドライトを点灯していれば存在を知らせることができますので、ぜひ早めに点灯するようにしましょう。
また同様に、ウインカーなどの意思表示も早めに行いましょう。早めというのは教習所で教わる「曲がる30m手前」「車線変更する3秒前」です。
ブレーキも車の速度を落とす以外に後方車両に「ブレーキを掛ける状況」であることを知らせます。急ブレーキを避けるためにも、早めのブレーキを心がけると良いでしょう。
■常に周囲の音が聞こえるようにする
大音量で音楽をかけているなどはもってのほかです。
救急車の音が聞こえない、クラクションが聞こえないのはもちろん、サイドミラーに映らない「死角」にいるバイクのエンジン音なども聞こえず巻き込んでしまう可能性もあります。
■周囲の車の動きを把握する
運転に支障がない程度に、常にサイドミラーやルームミラーで周囲の状況を確認することが大切です。
頻繁に車線変更をする車、ふらふらしている車など、動きが怪しいと感じる車がいた場合は先に行かせるか車線を変更するなどし、不用意な事故をもらわないように気をつけましょう。
■「かも知れない運転」をする
教習所や免許更新時の講習などでもよく耳にしますが、「飛び出してくるかもしれない」「前の車が急ブレーキをかけるかも知れない」といった「悪い状況」を想定しながら運転をしているとある程度の心構えができますので、万が一の時に頭が真っ白になってしまう状況を予防することができます。
これ以外にも、長時間の運転、体調管理など基本的な部分は全て教習所で教わっているはずです。
「運転に慣れているから」「今まで事故を起こしたことがないから」という過信は捨てて、常に「命の危険」を伴っているという自覚を持って運転しましょう。
カーコンカーリースの全プランと素敵な特典をご紹介!
最後に、カーコンカーリースがご用意している全プランを紹介します。
もらえるプラン11・もらえるプラン9・もらえるプラン7(※特選車を除く)
11年リースの「もらえるプラン11」、9年リースの「もらえるプラン9」、7年リースの「もらえるプラン7」、いずれのプランも契約満了で「クルマがもらえる」、さらにリース期間中でも一定期間経過後に返却や乗り換えがOKとなっています。
契約期間やお支払い方法(ボーナス併用払い・均等払い)も、ライフスタイルに合わせて自由設計いただけます。
リース期間中にライフスタイルに変化があったお客様はもちろん、将来的に乗り換えが必要になるかもしれないお客様であっても、安心してご利用いただけます。
- ※「もらえるプラン11」では9年経過後から、「もらえるプラン9」では7年経過後から、「もらえるプラン7」では5年経過後から、それぞれリース期間中であっても、原則解約金なしで返却や乗り換えが可能になります。
- ※返却の場合には、走行距離制限を超えていたり、おクルマの損耗状況により、精算金が発生する可能性があります。ただし、ご契約満了の場合はクルマがもらえるので、どのような状態でも清算金は発生しません。
もらえるプラン特選車
WEB申込限定で「もらえるプラン特選車」をお選びいただくことが可能です。
人気の軽自動車から普通車、商用車まで幅広いラインナップを揃えた「もらえるプラン特選車」は、メンテナンスパック、カーアクセサリーセットが毎月のリース料金に含まれている大変お得なプランです。
車検(基本料・税金・自賠責保険)2回、12ヶ月法令点検4回に加えて、エンジンオイル交換13回、オイルエレメント交換6回、ブレーキオイル交換2回、ワイパーゴム交換6回が含まれています。
- ※車検と12ヶ月法令点検の回数は乗用車の場合
のりかえプラン5・のりかえプラン3
5年リースの「のりかえプラン5」、3年リースの「のりかえプラン3」は、契約満了後にお車をご返却いただき、新車にお乗り換えすることが可能です。
ご契約期間中は、購入したときと同じようにマイカー感覚でお車をお持ちいただけます。
契約期間やお支払い方法(ボーナス併用払い・均等払い)も、ライフスタイルに合わせて自由設計いただけます。
おクルマもアクセサリーやメンテナンスまでリース料に全部コミコミで、月々定額で計画的なお支払いプランをお選びいただけます。
さらに、カーコンカーリースをご成約された方にもお得なご成約特典をご用意しております。
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