リース車を自分のものにすると損をする?カーリースの安さの理由と注意点
更新日:2022年03月26日 作成日:2021年11月19日
カーリースは、月額が意外と安かったりするので、車が欲しいという人は興味があるのではないでしょうか。ここでは、リース車を自分のものにすると損をするのか、カーリースの安さの理由と注意点を紹介します。
維持費が明確なカーリース
カーリースとは、利用したい人の車種や使用の希望を聞いて、リース会社が購入した新車や中古車をリース契約期間中利用希望者に貸し出すサービスのことです。レンタカーと似ているように感じますが、その違いは明確となっています。
レンタカーは基本的に、短期契約で不特定多数の方に貸し出すサービスです。カーリースの場合は長期契約により一定の期間、自分の専用車として乗り続けることが可能になります。
ナンバーもレンタカー特有のナンバーである「わナンバー」ではなく、リース車は普通のナンバーです。
また、マイカーとして車を所有すると、車検代や定期的なメンテナンス費用、自動車税など保有するためには購入後も何かと費用が必要になります。
その点、カーリースは、車自体は自分のものではないものの、月々のリース料に車検代、定期的なメンテナンス費用、自動車税が含まれているので維持費の管理が簡単です。
さらに、カーリースの場合、何度も自動車ディーラーに行って交渉する手間も省けます。
カーリースの月々の支払いが安い理由
月々のリース料に車検代や定期的なメンテナンス費用、自動車税などが含まれているにも関わらず、月額が意外と抑えられています。実際にリース車を利用していると、リース料以外に必要な費用はガソリン代程度です。
なぜ、カーリースの月々の支払いが安いかというと、多くの場合は「残価」が関係しています。「残価」とは残存価格の略で、車の場合「車両の残存価値」を示します。
一般的なカーリースの多くは、残価設定ありとなっています。例えば、200万円で販売されている車の5年後の下取り価格が、80万円だったとします。この下取り価格の80万円が「残価」なのです。リース料は、以下のようになっているのが一般的になります。
「車両価格」-「契約満了時の車両残価」=「リース料全額」
車両価格から残価を引いた金額がリース料全額となり、これを分割で月々支払うため、月額が安くなっているのです。
つまり、先ほど例にあげた200万円の車をリースしたい場合、残価の80万を引いた120万円をリース料として月々支払うということになります。
残価を差し引いた価格を決定することを「残価設定」と言い、場合によってはローンを組むよりカーリースの方が支払額を抑えることも可能です。
契約期間満了時、残価設定ありのカーリース車を自分のものにすると損をする?
残価設定ありの一般的なカーリースの契約期間が満了すると、以下の4つの選択ができます。
・契約が満了したリース車を返却し、新しいリース車に乗り換える
・同じリース車を継続して乗る(再リース契約)
・契約満了したリース車を買い取る
・契約満了したリース車を返却する
契約期間が満了したリース車を気に入ったら、契約内容次第では買い取りして自分のものにすることも可能です。しかし、契約期間中に支払っていたリース料には、期間中に発生した税金やメンテナンスにも、金利がかかっています。
金利の利率は、一般的なローンよりもカーリースの方が高いことがほとんどです。つまり、契約期間が満了したカーリースの車を買い取って自分のものにすると、トータルでの支払総額は現金払いやローンより高くつくということになります。
買い取りが可能な方は、ほとんどが「オープンエンド契約」です。「オープンエンド契約」は、契約期間満了時に「残価(契約時に予想した契約満了時の車の価格)」と「実際の契約満了時の車の査定価格」との差を計算します。
この差額を、オープンエンド契約である場合は支払わなければなりません。さらに、カーリースの車を買い取って自分のものにする際に、以下の費用も支払う必要があります。
・車両買い取り代金
・事務手数料
・自動車税相当額
・リサイクル料金
・消費税 など
残価設定ありの一般的なカーリースの車を自分のものにしたい場合、満了時に備えて、まとまったお金を用意する必要があるといえます。また、わざと残価を高く設定し、月々の支払いをお得に感じるようにしているカーリース会社も存在するようです。
こういった会社と「オープンエンド契約」していると、契約期間終了時に高い差額を支払わなければならず、思わぬ出費となるリスクもあるので注意しましょう。
残価はあくまで予想でしかない
上記で説明したように、残価とはリース契約期間満了時の予想下取り価格のことです。中古車の価格は車種やグレードはもちろんですが、年式でも差が出ます。
契約するリース車の契約期間満了時(3年なら3年後)の年式をもとに残価設定を行うというわけです。ただし、中古車の価格には年式だけでなく、契約期間満了時の走行距離も大きく影響しますし、傷やへこみなどの車も状態も反映されます。
残価設定するときに、カーリースでは年式は3年落ちでも走行距離は10万㎞を超えているといったことがないように、月間に走行できる距離の上限を決めるなど、走行距離に制限を設けます。
また、契約期間中に傷をつけたり事故を起こしたりすると、傷やへこみを修理していても減価されるケースもあります。
見た目は新車と変わらなくても、事故車となるとまったく価値が変わってくるのです。このような条件はカーリース会社から契約前に説明されますが、突然のトラブルが原因で残価との差額を支払わなければいけなくなる場合もあるので気を付けましょう。
残価設定ありのカーリースで買い取った車を売却して利益になることもある
残価設定ありの一般的なカーリースで買い取り、自分のものになった車を売却すると利益が出るケースもあります。買い取った車を高値で売りたい方は、一括査定サイトなどで査定するのがおすすめです。
一括査定サイトなどでは、1度情報を打ち込めば、複数買い取り店にその情報がいき、楽に査定を頼めるのでとても効率が良いといえます。元リース車を高く売却するコツは、とにかく車の状態を良くしておくことです。
査定をするにあたって一番望ましい車の状態は、無傷でチリ一つなく、車内が無臭なことです。車に傷がある場合は、修理してから査定に出せばそれほど金額に反映しません。
車内もクリーニングに出しキレイに整えて査定に出しましょう。リース契約期間内に買い取り・売却を決めている場合は、ペットやたばこのニオイ、芳香剤のきついニオイは避けるべきです。
今回は、残価設定ありの一般的なリース車を自分のものにすると損をするのかどうかなど、カーリースの安さの理由と注意点についてご紹介しました。
カーリースの車を買い取って自分のものにしたいという方は、期間満了時に慌てないように必要費用を準備する必要があります。
無事買い取ることができたら、名義変更は忘れずに行ってください。売却を希望する方は一括査定で信頼できる業者を見つけるようにしましょう。
デメリットを解消した残価設定なしのカーリースがおすすめ
残価設定ありの一般的なカーリースのデメリットやリスクを解消したのが「残価設定なし」のカーリースです。カーコンカーリースもろコミは「残価設定なし、だから契約満了で車がもらえる」新しい車の持ち方です。
カーローンのように契約満了で車は利用者の所有物となるので、残価精算のリスクや、リース期間中も車の使用方法の制限を気にしないで、利用者は自分の車のように気兼ねなくカーライフを満喫できます。
頭金0円で諸々の費用コミコミで月々税込8,000円(ボーナス払い利用時)からの料金で利用できるおすすめのカーリースです。月々定額のリース料には車両本体価格、自動車税環境性能割、新車登録時手数料、車検基本料、自動車税(期間分)、重量税(期間分)、自賠責保険料(期間分)が含まれています。
お申し込みから契約まで、オンラインで来店不要のお手続きのご用意もございますので、お車のご購入を検討されている方は、ぜひカーコンカーリースもろコミをチェックしてみてください。
カーコンカーリースの全プランと素敵な特典をご紹介!
最後に、カーコンカーリースがご用意している全プランを紹介します。
もらえるプラン11・もらえるプラン9・もらえるプラン7(※特選車を除く)
11年リースの「もらえるプラン11」、9年リースの「もらえるプラン9」、7年リースの「もらえるプラン7」、いずれのプランも契約満了で「クルマがもらえる」、さらにリース期間中でも一定期間経過後に返却や乗り換えがOKとなっています。
契約期間やお支払い方法(ボーナス併用払い・均等払い)も、ライフスタイルに合わせて自由設計いただけます。
リース期間中にライフスタイルに変化があったお客様はもちろん、将来的に乗り換えが必要になるかもしれないお客様であっても、安心してご利用いただけます。
- ※「もらえるプラン11」では9年経過後から、「もらえるプラン9」では7年経過後から、「もらえるプラン7」では5年経過後から、それぞれリース期間中であっても、原則解約金なしで返却や乗り換えが可能になります。
- ※返却の場合には、走行距離制限を超えていたり、おクルマの損耗状況により、精算金が発生する可能性があります。ただし、ご契約満了の場合はクルマがもらえるので、どのような状態でも清算金は発生しません。
もらえるプラン特選車
WEB申込限定で「もらえるプラン特選車」をお選びいただくことが可能です。
人気の軽自動車から普通車、商用車まで幅広いラインナップを揃えた「もらえるプラン特選車」は、メンテナンスパック、カーアクセサリーセットが毎月のリース料金に含まれている大変お得なプランです。
車検(基本料・税金・自賠責保険)2回、12ヶ月法令点検4回に加えて、エンジンオイル交換13回、オイルエレメント交換6回、ブレーキオイル交換2回、ワイパーゴム交換6回が含まれています。
- ※車検と12ヶ月法令点検の回数は乗用車の場合
のりかえプラン5・のりかえプラン3
5年リースの「のりかえプラン5」、3年リースの「のりかえプラン3」は、契約満了後にお車をご返却いただき、新車にお乗り換えすることが可能です。
ご契約期間中は、購入したときと同じようにマイカー感覚でお車をお持ちいただけます。
契約期間やお支払い方法(ボーナス併用払い・均等払い)も、ライフスタイルに合わせて自由設計いただけます。
おクルマもアクセサリーやメンテナンスまでリース料に全部コミコミで、月々定額で計画的なお支払いプランをお選びいただけます。
さらに、カーコンカーリースをご成約された方にもお得なご成約特典をご用意しております。
カーコンカーリースご成約特典
新車をご成約いただいた方の快適で安心なカーライフをサポートするグッズやサービスのご成約特典が「もろもろコミコミ」でついてくる!
この機会をお見逃し無く!
即納車
カーコンカーリースでは、ご契約後、最短14日でお客様の元へ車両をお届けできる「即納車」もご用意しております!
「納車されるまで何ヶ月も待てない」「急ぎで車が欲しい」などお急ぎの方はぜひご検討ください。
- ※即納車は地域によってご対応できない場合がございます。詳しくはお問い合わせください。
- ※即納車は台数に限りがございます。ご商談・ご契約のタイミングによっては在庫状況が変動する場合がございますので、予めご了承願います。
カーコンカーリース中古車リース
「国産」中古車リース
国産中古車リースは、カーコンカーリース厳選の国産中古車が頭金不要・登録諸費用も諸々コミコミ。さらに安心の車両保証を付けてリースいたします。修復歴なし、納車前に細かく点検を行いますので、安心してお車にお乗りいただけます。
また、「残価設定0円」となっておりますため、ご契約満了でお車をそのまま差し上げます。そのためリース期間中のカスタマイズや汚れや臭い、さらには走行距離などを気にすることなくお好きなようにお楽しみいただけます。
ご来店不要で、最短3週間程度での納車となっておりますので、お急ぎの方も安心してご利用ください!
カーリースプランは、標準でご契約期間6年(72回)となっております。
カーコンカーリース中古車リース「国産中古車リース」の詳細についてはこちらから
- ※中古車リースについては、新車のリースプランと異なり、継続車検・メンテナンスやカーアクセサリーの各種オプションプラン、契約満了2年前の返却をお選びいただけません。
- ※お車の在庫状況によっては、お申し込みをお引き受けできない場合がございます。
「輸入」中古車リース
輸入中古車リースでは、カーコンカーリース厳選の輸入中古車に、安心の車両保証を付けてリースいたします。頭金不要、登録諸費用も諸々がコミコミで、乗り出し費用0円でお車にお乗りいただけます。
カーリースプランは、標準でご契約期間7年(84回)、お支払い方法も、お客様のご希望に応じて自由に設計していただけます。さらに、「残価設定0円」としておりますので、ご契約満了でお車をそのまま差し上げます!
- ※中古車リースについては、新車のリースプランと異なり、継続車検・メンテナンスやカーアクセサリーの各種オプションプラン、契約満了2年前の返却をお選びいただけません。
- ※お車の在庫状況によっては、お申し込みをお引き受けできない場合がございます。
カーコンカーリース中古車リース「輸入中古車リース」の詳細についてはこちらから
カーコンカーリースは一人でも多くの方にとって「利用しやすいカーリース」であるよう、お客様のライフプランに応じたさまざまなプランをご用意しています。
自分に合うカーリースをお探しの方、安心・安全で楽しいカーライフを送りたい方はぜひ、カーコンカーリースをご検討ください!
- ※特典の内容は予告なく変更・終了する可能性があります。
- ※本コラム公開時点の情報です。
- ※本コラムに掲載の内容は、公開時点に確認した内容に基づいたものです。法令規則や金利改定、メーカーモデルチェンジなどにより異なる場合がございます。予めご了承ください。
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