毎月一定の料金で好きな車に乗れるカーリースとは？

カーリースとは、カーリース会社が所有している車を一定期間使うことができるサービスです。
頭金は不要で、毎月一定の料金を支払えば契約期間中は自分の車のように使うことができるため、「車のサブスク」と呼ばれることもあります。

具体的な料金体系はカーリース会社によって異なりますが、基本的な仕組みは同じです。
カーリース会社が購入した車の車両本体価格・税金・自賠責保険料などの総額を、契約月数で割った金額が毎月支払う料金になります。

カーリースプランは多種多様！予算に合わせたプランを選ぶことが可能

ひと口にカーリースと言っても、カーリース会社ごとに提供されるリースプランが異なります。頭金やボーナス加算の有無や契約期間、月額料金でのサポート範囲など多種多様です。

もちろん車種や契約期間によって月額料金は大きく変わることもあるため、自分の予算や車を使う目的に合ったプランを選びましょう。

月額料金を抑えるためにカーリース会社は残価設定を行っている

月額料金のなかで最も大きなウェイトを占めている費用が、カーリース会社が代理購入した車両本体価格です。
高額な車両や短期契約でカーリースを利用すると、償却費用が大きくなり月額料金が高くなります。

一般的にカーリース会社は月額料金を抑えるため５～９年の長期契約でカーリースサービスを提供すると共に、契約期間満了時に見込めるリース車両の中古車価格を予想し車両購入費用から差し引いて月額料金を決定する残価設定を行っています。
そのぶん、カーリースの月額料金は安く抑えることができているのです。

ただし、契約満了時にリースした車の価値が当初の想定残価を下回った場合はその差額分を清算する必要があります。

残価の設定額が高すぎると、契約期間中の出費を抑えることはできても契約満了時に大きな差額を支払うことになりかねないため、注意が必要です。

カーリース契約方式は大きく分けて2種類

残価設定はカーリースにおける大きなデメリットですが、すべてのカーリースが残価を設定しているわけではありません。

カーリースの契約方式は、大きく分けて「オープンエンド方式」と「クローズドエンド方式」の2種類があります。

オープンエンド方式は契約時に設定した残価を明示し、契約満了時に市場価格次第で差額分の請求が発生しますが月額料金は安くなります。

一方、クローズドエンド方式では契約時に設定した残価が明示されず、月額料金は比較的高くなります。

その代わり契約満了時に市場価値との差額があっても請求が発生しないため、思わぬ出費に対する心配がありません。

カーリースの料金には何が含まれてる？内訳を一挙紹介

カーリース会社によって詳細は異なりますが、基本的には以下のような費用が月額料金に含まれています。

車両本体価格

その車の購入にかかった費用のことで、車種・グレード・オプションの有無により金額が変動します。

オープンエンド方式の契約では、この車両本体価格から契約時に設定した残価を差し引いているため月額料金を安く抑えています。

自賠責保険料

車の使用者に加入が義務付けられている自賠責保険の保険料は、車検のタイミングで車検費用と一緒に支払う場合がほとんどです。

カーリースであれば自賠責保険料も月額料金に含まれているため、特定のタイミングでまとまったお金を用意する必要がなく家計管理が楽になります。

なお、一般的に任意保険料まで含んでいるカーリースはありません。

より安心できる備えをしておきたい方は、自分で任意保険に加入する必要があります。

各種税金・手数料

車に乗る際、自動車税・環境性能割・自動車重量税などの税金や、登録手数料といった初期費用も必要です。

これらは車の購入時に加え、その後も維持するため定期的に支払うことになります。

カーリースはこのような費用も月額料金に含んでいるため、貯金が難しくまとまった初期費用を用意できない方も気軽に車に乗ることができます。

カーリースの料金に車の維持費は含まれる？

車を所有するにあたって、購入時だけでなく車検費用や点検・修理などのメンテナンス費用といった維持費も必要です。
もちろんカーリースでリースした車も車検やメンテナンスは必ず行いますが、カーリースにおける維持費の扱いはどのようになっているのでしょうか？

多くのドライバーの頭を悩ませる車検費用とは？

車両維持費のなかで最も大きなウェイトを占めているのが、道路運送車両法で義務付けられている車検の費用です。
普通車や軽自動車の車検は新規登録後３年目に最初の継続車検を受け、その後は２年ごとに受ける必要があります。

車検費用の目安は軽自動車で５～７万円、1,500ccクラスの普通車で７～10万円程度となっており、定期的に訪れる車検のタイミングに合わせて車検費用を捻出する経済的負担は決して小さくありません。

カーリース会社やプランによっては維持費も料金に含まれる！

カーリース会社によっては、車検代も月額料金に含んでいることがあります。

月額料金に含まれる項目が多いほど家計の管理もしやすくなるため、利用するカーリース会社を検討する際は内訳をよく確認してみましょう。

なお、メンテナンス費用についてはオプションとして月額料金に含むプランを用意しているカーリース会社がほとんどです。

そのぶん料金はやや高くなりますが、将来的な維持費のやりくりを考えつつ自分の希望に合わせて契約しましょう。

カーリースで月額料金に含まれない費用

カーリースでは、基本的に以下のような費用は月額料金に含まれません。

・燃料代

・駐車場代

・任意保険料

・メンテナンス費用（月額料金に含まないプランの場合）

月額料金にはあくまで支払い義務のある項目が含まれるため、上記のような任意で支払う費用については自分で用意する必要があります。

【比較】カーリースの月額料金とローンの支払いはどっちがお得？

分割した車両本体価格を毎月支払いながら車に乗るという点では、カーリースとローン購入は似ているように思う方も多いことでしょう。

そこで、カーリースの月額料金とローンの支払いにおける内訳を比較してみました。

※車検代・メンテナンス費用についてはプランによって月額料金に含まれない場合があります。

カーリースとローン購入と違い、頭金がなくても新車に乗ることが可能です。

さらにプランによってはメンテナンスによる臨時的な出費もないため、家計のやりくりにおける安心感が違います。

「カーコンカーリースもろコミ」の月額料金は諸費用がコミコミ！お得に車を手に入れよう

「カーコンカーリースもろコミ」は、車両本体価格・自賠責保険料・各種税金など基本的な項目に加え、 登録時の諸費用や車検代なども月額料金に含まれています。

また、メンテナンス費用を料金に含む「メンテナンスパック」もご用意しておりますので、車にかかる支払いのほぼすべてを毎月一定の金額で済ませることが可能です！

契約方式はクローズドエンド方式なので、契約期間満了後は残価清算をせずそのままお車を差し上げています。

「月々税込8,000円〜」や「お客様が選ぶ自由設計」などご自身の予算に応じたプラン設計が可能となっておりますので、無理のない契約内容でお得にカーライフを楽しめることも特長のひとつです。

よりお得にカーリースを利用したいお考えの方は、ぜひカーコンカーリースもろコミをご検討ください！