カーリース利用時に車を全損させてしまった!そんな時に知っておくべき全損事故時の正しい対応&対策
作成日:2022年09月24日
近年人気を集めているカーリース。カーリースの車を全損させてしまったらどうなるのでしょうか?今回の記事では、リース車の全損時の対応や、万が一に備えて事前にしておくべき対策についてご説明します。
はじめにカーリースの仕組みを把握しよう
カーリースとは
カーリースは、月々定額の料金を支払うことで車を定められた期間貸し出してもらえるサービスです。契約期間は3年、5年、7年など、長期に及ぶ場合が多いです。リース車の所有者はカーリース会社で、使用者はカーリースの利用者です。車検証にもそのように記載されます。
リース料金には税金や自賠責保険料が含まれる
月々のリース料には、車両代はもちろん登録時に必要な諸費用に加えて、契約期間分の自動車税(種別割)、自動車重量税、自賠責保険料、などが含まれています。
さらにオプションよって、メンテナンスサービスを契約に含められるカーリース会社もあります。
一般的なカーリースには残価設定がある
個人向けカーリースの契約では、多くの場合に「残価設定」があります。
残価設定とは、契約満了時点での車の残存価値(残価)を予想して設定し、その金額をあらかじめ車両価格から差し引いてリース料を算定することを指します。残価設定があると残価がマイナスされる分だけ、月々のリース料が安く抑えられます。
残価設定によるデメリットもある
ただし、契約満了時に返却車両の査定が行われ、査定価格が残価を下回ると不足分を請求されることがあります。
そのため、車の価値が残価を下回らないように大事に扱わなければなりません。傷や汚れに気を使わなければならないほか、原状回復できないカスタマイズも禁止されます。
また、車の価値は走行距離制限に大きく影響を受けます。そのため走行距離制限が設けられ、超過するとその分の超過金が請求されることになります。
カーリースの契約満了後の車はどうなる?
一般的に、カーリースの契約満了時には下記の選択肢が与えられます。1 車を返却して契約を終了する
2 車を返却して新しく別の車をリースする(車の乗り換え)
3 リースを延長する(再リース)
4 残価を支払って、車を買い取る
ただし、カーリース会社によって異なることもあるため、契約する際には契約満了時の車の扱いについて確認しておくことが大切です。
カーリースした車で事故を起こした時の対応はどうする?
車で事故を起こした場合、まず、怪我人がいないかどうかを確認しなければなりません。
怪我人がいるならば、必要に応じて救助をして、救急車を呼びます。
また、警察に連絡する義務もあります。さらに、任意保険に加入している場合は保険会社にも速やかに報告しましょう。
ここまでの対応は、自家用車で起こした事故にも当てはまることです。
カーリースの場合はカーリース会社にも連絡する
しかし、カーリースの車で事故を起こした場合には、警察や消防、保険会社だけではなく、カーリース会社にも連絡する必要があります。
車の所有者はカーリース会社だからです。これを怠ると契約違反となりますので注意が必要です。
また、事故でできてしまった車の損傷は、その程度に関わらずカーリース会社に報告するようにしましょう。小さな傷だからといって黙っていてはなりません。
車のプロがチェックすればすぐにバレてしまうでしょう。契約満了時の車の査定額に影響し、精算金が発生してしまうことも考えられます。
修理の方法はカーリース会社に相談を
車の修理の方法に関しては、カーリース会社の指示に従いましょう。契約によっては修理工場が指定されており、それ以外の場所で勝手に修理するとトラブルの原因になります。
修理工場が指定されていない場合も、安く済ませる目的でいい加減な修理するのは禁物です。車の所有者は自分ではなくカーリース会社であるということを忘れないようにしましょう。
カーリース利用時に事故で車を全損させてしまったら?
カーリースの車を事故で全損させてしまったらどうなるのでしょうか?
車の所有者は利用者ではなくカーリース会社であるため、車が全損した場合は契約続行が難しくなり、強制的に解約となってしまいます。そして、不慮の事故での全損とは言え、違約金が発生する場合が多いです。
車の全損時の違約金は、大まかに言えば下記の計算式で算出されます。
「違約金」=「残期間分リース料」+「設定残価」+「事務手数料」-「未経過費用」
※カーリース会社によって違約金の算出方法は多少異なります。
この計算式を見ると分かる通り、車が全損になった場合には途中でカーリースの利用が中止となる訳ですが、それでも残りの契約期間のリース料を全額支払う必要があります。
また、車が全損になり価値がなくなってしまった訳ですから、契約時に設定した残価も全額負担する必要があり、事務手数料も請求されます。
これらの金額から未経過費用、つまり、「契約に含まれる費用の中で解約日までに発生しなかった費用の合計」が差し引かれるとしても、違約金がかなり高額になることは容易に想像できるでしょう。
任意保険への加入は必須
ですから、万が一の全損事故に備えて任意保険に加入しておくことは大切です。
リース契約には自賠責保険が含まれていますが、自賠責保険では相手方の身体に関する損害しか補償されませんし、補償額の上限も低い金額なので、事故に備えるという点で不十分です。任意保険への加入は必須だと言えるでしょう。
【参考】修復可能な場合、カーリース契約は継続する
事故にあってしまった場合でも、全損ではなく修理すれば走行可能であればカーリース契約は継続します。原則として、車が使用できる状態であればカーリース契約は維持されるので、大掛かりな修理が必要だから契約したい、という希望があっても解約はできません。
なお、リース車の修理費用は、車の使用者である契約者が負担します。
車の全損の判断基準
ここで、車が全損と判断される基準についてもご紹介しましょう。全損と判定されるには一定の基準があり、以下の2種類に分けられます。
物理的全損
事故で修理不可能なほどのダメージを受けた場合、「物理的全損」となります。物理的全損となった場合は、その車は廃車にするケースがほとんどです。
なお、任意保険の物理的損害の判定基準には、盗難によって車両が失われた状態にも適用されます。
経済的全損
修理するとまだ走行可能な状態であっても、全損と判断されるケースが存在します。修理費用がその時の車の価値を上回る場合は、「経済的全損」と判断されます。
その車の状態や車のダメージによって変わりますが、車の査定価格が著しく下がる「修復歴車」となる車のフレーム部分の損傷、低年式の車で複数のパネル交換が必要な場合などは経済的全損と判定される可能性が高いといえるかもしれません。
任意保険の種類は1つだけではない!カーリースの全損にも対応しているかを要チェック
先ほど、カーリースを利用する際には任意保険に加入することが重要であることについてご説明しました。
ただ、一言で任意保険と言っても、それにはいろいろな種類があります。
任意保険の種類には大きく分けて下記の3つがあります。
1 賠償責任保険
相手の人や物に対する保険です。交通事故で相手を怪我させたり死亡させたりした場合や、相手の車に損害を与えた場合の賠償金を補償してもらえます。
2 損害保険
自分や同乗者に対する保険です。交通事故によって自分や同乗者が怪我したり死亡したりした場合に保険金が支払われます。
3 車両保険
自分の車に対する保険です。交通事故で自分の車を損傷させてしまった場合に修理費用等が補償されます。
以上の保険のうち、賠償責任保険と損害保険だけの加入ですと、自分の車が受けた損害については補償されませんので、車の全損時には費用をカバーしてもらえません。全損事故に備えるためには、車両保険に入ることが必要だと言えるでしょう。
マイカー向けの車両保険は要注意
先に述べたとおり、カーリースで使用している車が全損し強制解約となった場合、高額な解約費用が発生する場合があります。
購入したマイカーの場合、こういった解約費用はありません。そのため、一般的なマイカー向けの車両保険だと、リース車全損時の解約費用を全額カバーできないケースがあるのです。
カーリース専用保険に加入するのがおすすめ
カーリースを利用するのであれば、カーリースに適した車両保険に加入することをおすすめします。カーリース専用の保険であれば、車の全損時にも十分な補償をしてもらえる保険内容になっているからです。
なお、カーコンカーリースもろコミでは中途解約時の解約費用を全額カバーする特約がセットになったリース専用の車両保険をご用意しているので、安心してご利用いただけます。
カーリースの契約は長期に及ぶことが多いですから、リース期間中に事故に遭うリスクもそれなりにあります。車が全損になることなど考えたくもないかもしれませんが、現実に起こり得ることです。
万が一の時に慌てないように、事故時の対処法をしっかり把握しておきましょう。また、任意保険加入という対策をしっかり講じておくようにしましょう。
カーコンカーリースもろコミにはそのほかにもメリットがある!
全損時の解約費用を賄えるリース専用保険を扱っているカーコンカーリースもろコミですが、カーコンカーリースもろコミのメリットはそれだけではありません。
カーコンカーリースもろコミは一般的なカーリースと違い、残価設定がありません。そのため、一般的なカーリースのような原状回復しての車の返却義務がないのです。
リースなのに車がもらえる!
カーコンカーリースもろコミは残価0円のため、契約満了時にはすべての車両代金をお支払いいただいている状態なので、リース車を返却していただく必要はありません。
使用いただいたリース車をそのままマイカーとしてお使いただけるのです。
リース車の所有権は、お客様に移ります。そのため、長年お支払いいただいたリース料金を無駄にすることもありません。
「リースは高いお金を支払っても結局何も残らない」という点が気になっている方も利用しやすいのではないでしょうか。
購入したマイカーと変わらない使い方ができる
車を原状回復して返却する義務がないため、残価維持のために車の使い方に神経質になることはありません。走行距離制限に縛られることもないので、いつでもロングドライブが楽しめます。
汚れや傷もそれほど気にしなくてよいので、アウトドアレジャーなども思う存分堪能できるでしょう。
使い方を制限されることなく、購入した車と同じ感覚でカーライフが楽しめるのは大きなメリットといえるのではないでしょうか。
一定期間を経過すると乗換えや返却が可能になる
カーコンカーリースもろコミの11年契約の「もろコミ11」、9年契約の「もろコミ9」、7年契約の「もろコミ7」では、契約満了の2年前から原則解約金なしで乗換えや返却をお選びいただくことも可能です。
ライフステージの変化にも対応しやすいため、カーリースのデメリットのひとつ「中途解約ができない」という点をカバーしリスクを最小限に抑えています。
好きな車が自由に選べる
カーリース会社によってリース車の選択肢の幅は変わります。カーコンカーリースもろコミでは、国産全メーカー全車種からお好きな車がお選びいただけます。
人気の軽スーパーハイトワゴンやミドルサイズSUV、大型ミニバンなど車選びの楽しみも十分に楽しんでいただけます。
(※PHV(プラグインハイブリッド自動車)、PHEV(プラグインハイブリッドエレクトリックビークル)、EV(電気自動車)など一部車両除く)
全損時の備えも万全なカーコンカーリースもろコミでカーライフを楽しもう!
原則中途解約不可、全損してやむを得なく解約となると中途解約費用が発生するなどカーリースにはデメリットもあります。
カーコンカーリースもろコミは全損時の中途解約費用をカバーする任意保険をご用意していることに加え、契約満了の2年前から乗換えや返却ができるプランもあるので、安心してご利用いただけます。
カーコンカーリースもろコミで、負担の少ないカーライフを実現してみませんか?
カーコンカーリースの全プランと素敵な特典をご紹介!
最後に、カーコンカーリースがご用意している全プランを紹介します。
もらえるプラン11・もらえるプラン9・もらえるプラン7(※特選車を除く)
11年リースの「もらえるプラン11」、9年リースの「もらえるプラン9」、7年リースの「もらえるプラン7」、いずれのプランも契約満了で「クルマがもらえる」、さらにリース期間中でも一定期間経過後に返却や乗り換えがOKとなっています。
契約期間やお支払い方法(ボーナス併用払い・均等払い)も、ライフスタイルに合わせて自由設計いただけます。
リース期間中にライフスタイルに変化があったお客様はもちろん、将来的に乗り換えが必要になるかもしれないお客様であっても、安心してご利用いただけます。
- ※「もらえるプラン11」では9年経過後から、「もらえるプラン9」では7年経過後から、「もらえるプラン7」では5年経過後から、それぞれリース期間中であっても、原則解約金なしで返却や乗り換えが可能になります。
- ※返却の場合には、走行距離制限を超えていたり、おクルマの損耗状況により、精算金が発生する可能性があります。ただし、ご契約満了の場合はクルマがもらえるので、どのような状態でも清算金は発生しません。
もらえるプラン特選車
WEB申込限定で「もらえるプラン特選車」をお選びいただくことが可能です。
人気の軽自動車から普通車、商用車まで幅広いラインナップを揃えた「もらえるプラン特選車」は、メンテナンスパック、カーアクセサリーセットが毎月のリース料金に含まれている大変お得なプランです。
車検(基本料・税金・自賠責保険)2回、12ヶ月法令点検4回に加えて、エンジンオイル交換13回、オイルエレメント交換6回、ブレーキオイル交換2回、ワイパーゴム交換6回が含まれています。
- ※車検と12ヶ月法令点検の回数は乗用車の場合
のりかえプラン5・のりかえプラン3
5年リースの「のりかえプラン5」、3年リースの「のりかえプラン3」は、契約満了後にお車をご返却いただき、新車にお乗り換えすることが可能です。
ご契約期間中は、購入したときと同じようにマイカー感覚でお車をお持ちいただけます。
契約期間やお支払い方法(ボーナス併用払い・均等払い)も、ライフスタイルに合わせて自由設計いただけます。
おクルマもアクセサリーやメンテナンスまでリース料に全部コミコミで、月々定額で計画的なお支払いプランをお選びいただけます。
さらに、カーコンカーリースをご成約された方にもお得なご成約特典をご用意しております。
カーコンカーリースご成約特典
新車をご成約いただいた方の快適で安心なカーライフをサポートするグッズやサービスのご成約特典が「もろもろコミコミ」でついてくる!
この機会をお見逃し無く!
即納車
カーコンカーリースでは、ご契約後、最短14日でお客様の元へ車両をお届けできる「即納車」もご用意しております!
「納車されるまで何ヶ月も待てない」「急ぎで車が欲しい」などお急ぎの方はぜひご検討ください。
- ※即納車は地域によってご対応できない場合がございます。詳しくはお問い合わせください。
- ※即納車は台数に限りがございます。ご商談・ご契約のタイミングによっては在庫状況が変動する場合がございますので、予めご了承願います。
カーコンカーリース中古車リース
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また、「残価設定0円」となっておりますため、ご契約満了でお車をそのまま差し上げます。そのためリース期間中のカスタマイズや汚れや臭い、さらには走行距離などを気にすることなくお好きなようにお楽しみいただけます。
ご来店不要で、最短3週間程度での納車となっておりますので、お急ぎの方も安心してご利用ください!
カーリースプランは、標準でご契約期間6年(72回)となっております。
カーコンカーリース中古車リース「国産中古車リース」の詳細についてはこちらから
- ※中古車リースについては、新車のリースプランと異なり、継続車検・メンテナンスやカーアクセサリーの各種オプションプラン、契約満了2年前の返却をお選びいただけません。
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カーリースプランは、標準でご契約期間7年(84回)、お支払い方法も、お客様のご希望に応じて自由に設計していただけます。さらに、「残価設定0円」としておりますので、ご契約満了でお車をそのまま差し上げます!
- ※中古車リースについては、新車のリースプランと異なり、継続車検・メンテナンスやカーアクセサリーの各種オプションプラン、契約満了2年前の返却をお選びいただけません。
- ※お車の在庫状況によっては、お申し込みをお引き受けできない場合がございます。
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