日本のリース産業とともに産声をあげたカーリースの歴史とは?

 作成日:2022年12月09日

カーリースはお得な車の乗り方として認識が広がっていますが、そもそもどのような歴史を経て発展を遂げたのでしょうか。
今回はカーリースの歴史やメリット・デメリットなどについて詳しく解説いたします。

そもそもカーリースとは?仕組みをわかりやすく解説

歴史を振り返る前に、まずはカーリースはどんなサービスであるかを解説いたします。

カーリースとは、カーリース会社が購入した車を毎月決まった使用料を支払いながら乗ることができるサービスのことです。

レンタカーのように短期間かつ不特定多数の人に貸し出すわけではなく、長期契約を前提としてその車を選んだ契約者に貸し渡します。

契約期間中はマイカーのような感覚で使うことができるため、「車のサブスク」と呼ばれることもあります。

なお、カーリースは大きく分けて「法人向け」と「個人向け」の2種類があります。

追加小見出し 法人向けカーリース

法人・個人事業主が、社用車や商用車として使う車をリースすることができるカーリースです。

法人向けの場合はカーリース会社によって福祉・介護車両の取り扱いもあったり、社名・ロゴ入りステッカー貼りに対応していたりします。

詳細は後述しますが、本来は車の調達に必要だった頭金が不要な場合が多いです。

また、保険料や税金の支払いなど車の運航管理にかかる労力が削減できる、料金は経費計上が可能などのメリットがあります。

個人向けカーリース

日常生活における移動手段や休日のレジャーなど、個人的な目的で利用する車をリースすることができるカーリースです。

法人向けカーリースのように労力削減や経費計上といったメリットはありませんが、個人向けでも基本的に頭金はかかりません。

そのため、「新車を購入したくてもまとまった出費が不安」という方でも気軽に車に乗ることが可能です。

 

日本のリースの歴史は、なんと今から約50年前にさかのぼる

世界で初めてリース会社が誕生したのは1952年で、場所はアメリカでした。

日本では、それから約10年後の1963年に日本リース・インターナショナル(後にGEキャピタルが買収)が設立され、カーリースを含むリース産業が歴史に姿を現します。翌年の1964年には、オリエント・リース(現 オリックス)、東京リース(現 東京センチュリー)が設立されました。

その後の約5年間は、リースの歴史における会社設立のラッシュ期となり、1968年には「住商リース興産」(後の住商リース)、「総合リース」(後の三井住友銀リース)、日立リース(現 日立キャピタル)、1969年には「昭和リース」、「芙蓉総合リース」、「セントラルリース」(現 三菱UFJリース)、「センチュリーリーシングシステム」(現 東京センチュリー)、「パシフィックリース」(現 興銀リース)が誕生します。

この時期は、高度経済成長に伴い企業間の競争が激化し、企業は生産性アップや競争力強化のために、早急に設備を充実させる必要がありました。

このような歴史的な背景の中、便利な設備調達の手段としてリースの需要が伸び、リース産業は飛躍的に成長していったのです。

1973年には第一次石油ショックが生じ、日本の多くの企業も打撃を被りましたが、その後日本経済が回復に転ずると、労働力を節約するための投資や電子工学の進歩などによって生じた新たな需要を追い風に、リース産業は再び発展していきました。

 

カーリースは法人向けを中心に発展してきた歴史がある!

カーリースの歴史は日本でリース産業が産声を上げた1963年に始まり、主に法人向けのサービスとして成長を遂げてきました。

前述の通り、高度経済成長期にリース産業は拡大していきましたが、法人向けのカーリースにも、成長していく企業を支える形で発展してきた歴史があります。

1980年代には、法人向けのカーリースのメリットがますます企業に認知されてリース車保有台数が約25万台となり、1990年代には、毎年2桁の成長を遂げて保有台数が110万台を超えました。

今では、企業の社用車のほとんどはカーリースであるといっても過言ではないほど、法人向けのカーリースサービスは日本社会に浸透しています。

 

カーリース市場は成長を続け、2024年には480万台を超える勢い

カーリースの歴史が始まって以降、その保有台数は増え続けており、2016年度の市場規模は350万台でした。そして、今後もカーリース市場は成長を続けて2024年には480万台を突破すると予想されています。

市場が成長していくという予測の根拠としては、法人で社用車のリース化が今後も拡大していくと予想されていることがあります。

労働人口が減少する中で社用車の台数も減少傾向にはありますが、社用車のリース化が今後も進み、リース車の台数は増加を続けることが予想されているのです。

さらに、1990年代には個人向けのカーリースサービスも登場しました。

この個人向けサービスの認知度が今後も高まってさらに多くの人がカーリースを利用するようになるとも予想されています。

実際、現在日本国内で登録されている車の台数の中で、カーリース車両の割合は数パーセントに過ぎません。そのため、カーリース産業はまだまだ伸びしろのある分野と言えます。

 

個人向けカーリースも着実に成長を遂げると予想される!歴史は続く

前述の通り、カーリースには法人向けサービスを中心に発展してきた歴史がありますが、1990年代以降は個人向けカーリースが登場しました。

その後は2016年頃から、カーショップ・鈑金チェーン・自動車流通コンサルタントなどから次々と個人向けカーリースのサービスが登場します。

各社の宣伝効果などもあって個人向けカーリースの認知度は高まり、その保有台数は年々増加傾向に。

日本自動車リース協会連合より公表されたデータによると、個人向けサービスの保有台数は2022年3月末時点で約49万台(前年比13.9%増)に到達したとのことです。

参考:一般社団法人 日本自動車会議所|22年3月末の自動車リース保有台数 個人リース比率、過去最高12%

 

個人向けカーリースが注目される5つの理由

頭金が基本的に不要

ローン購入の場合とは違って頭金は基本的に不要なので、まとまった初期費用を出さずに利用を開始できます。

毎月の支払いがフラットになる

月々のリース料は定額ですし、車両価格や登録諸費用だけではなく、各種税金、自賠責保険料、車検料が含まれていることが多いです。

さらに、契約プランによってはメンテナンスサービスも受けられます。

そのため、税金の支払いや車検、部品交換などのタイミングでその都度出費が発生することはありませんので、家計の管理が非常にしやすいです。

車の管理の手間を省ける

税金の支払いや車検、メンテナンスなどはカーリース会社が行うため、車の維持管理の手間を省けます。

車両に対する支払いを抑えられる

個人向けのカーリースでは、残価設定があることが多いです。

つまり、契約満了時の車の残存価値(残価)を予想し、その金額を車両価格から差し引いてリース料を算出します。

車両価格全額を負担する必要がないため、月々の支払いを安く抑えることができます。

手軽に車を乗り換えられる

カーリースでは契約期間が終わるごとに新しく別の車をリースできますので、数年のスパンで新車に乗り換えたい人たちから人気があります。

このように個人向けのカーリースにはさまざまなメリットがあるため、その人気はこれからも高まっていくことでしょう。

 

カーリースにデメリットはある?

様々なメリットがあるカーリースですが、同時に以下のようなデメリットが潜んでいるため注意が必要です。

中途解約が原則不可能

カーリースでは、原則として契約期間中の解約が認められません。

そのため、途中で車が不要になったり他の車に乗り換えたくなっても契約期間満了まで乗り続ける必要があります。

それでも途中で解約せざるを得ない場合、違約金として残りのリース料などをもとに算出した違約金が発生します。

契約満了時の追加料金に注意が必要

カーリースで利用する車には走行距離制限が設けられている場合が多く、規定の走行距離を超過するとそのぶん追加料金が発生します。

カーリース会社やプランによって制限は異なりますが、1ヵ月あたり1,000~1,500kmまでが一般的です。

また、リースした車に傷や汚れがついた場合は、車の価値が契約時と同等になるよう「原状回復」が求められます。

原状回復にかかる費用は契約者が支払うため、結果的に費用負担が大きくなります。

ローン購入よりも割高と思われることがある

カーローンで車を購入した場合、月々の支払い(借入額)は車両本体価格と利息を分割した金額になります。
一方でカーリースの料金は、車両本体価格・各種税金・自賠責保険料・各種手数料などの総額を契約月数で分割し、支払います。

そのため毎月支払いが必要な金額だけを見ると、カーリースの方が出費が大きいように思われるのです。

しかし実際はローン購入でも自賠責保険や税金の支払いが必要であり、支払いのタイミングに合わせてまとまった費用を用意する必要があります。

その点、カーリースはそのような費用も毎月の料金に含まれているため、出費の見通しがつきやすいです。

 

カーリースで大きなメリットを得られる人の特徴

以下の特徴に当てはまる方は、カーリースの利用がおすすめです。

・新車に乗りたいけれど初期費用の用意が難しい人

・車の維持費を楽に管理したい人

・同じ車に永続的に乗るよりも途中で乗り換えをしたいと思う人

初期費用なしで維持に必要な出費も分割して毎月支払うため、カーリースは費用面における安心感が高いです。

また、別の車に乗り換えたいと思ったら、契約期間満了後に再契約をするだけで簡単に乗り換えることができます。

 

「カーコンカーリース」はどんな人も安心して利用可能なプランを揃えております!

「カーコンカーリース」では、頭金不要かつ自賠責保険料や車検基本料なども含まれた月額料金で新車に乗ることができます。

「急な出費を抑えながらお得に車に乗ることができる」というカーリースの基本的なメリットに加え、以下2つのプランで多様なカーライフに対応が可能という点も特徴です。

カーコンカーリースの「のりかえプラン」

「のりかえプラン」は、車両本体価格から契約満了時の想定価値を差し引いた金額に加え、車検基本料・税金・メンテナンス費用などの諸費用を合計した料金で車に乗ることができるプランです。

契約期間は3年または5年間で、契約満了後は車を返却のうえお好きな車にお乗り換えいただけます。

結婚や出産などライフステージの変化で必要な車が変わる方、様々なタイプの車に乗ってみたい方などは、のりかえプランがおすすめです。

カーコンカーリースの「もらえるプラン」

「もらえるプラン」は、その名の通り契約期間満了後にそのまま車を差し上げているプランのことです。

車両本体価格から契約満了時の想定価値は差し引かれませんが、そのぶん車の価値が変わっても追加で料金をお支払いいただく必要はありません。

7年・9年・11年と長期的にご利用可能なため、毎月の出費も安く抑えることができます。

もちろん、毎月の料金は税金や車検基本料などもコミコミです。

 

同じ車に長く乗り続けたい方、将来的に車を所有して自由に使いたい方などにおすすめなプランとなっています。

カーコンカーリースの全プランと素敵な特典をご紹介!

最後に、カーコンカーリースがご用意している全プランを紹介します。

もらえるプラン11・もらえるプラン9・もらえるプラン7(※特選車を除く)

11年リースの「もらえるプラン11」、9年リースの「もらえるプラン9」、7年リースの「もらえるプラン7」、いずれのプランも契約満了で「クルマがもらえる」、さらにリース期間中でも一定期間経過後に返却や乗り換えがOKとなっています。

契約期間やお支払い方法(ボーナス併用払い・均等払い)も、ライフスタイルに合わせて自由設計いただけます。

リース期間中にライフスタイルに変化があったお客様はもちろん、将来的に乗り換えが必要になるかもしれないお客様であっても、安心してご利用いただけます。

  • ※「もらえるプラン11」では9年経過後から、「もらえるプラン9」では7年経過後から、「もらえるプラン7」では5年経過後から、それぞれリース期間中であっても、原則解約金なしで返却や乗り換えが可能になります。
  • ※返却の場合には、走行距離制限を超えていたり、おクルマの損耗状況により、精算金が発生する可能性があります。ただし、ご契約満了の場合はクルマがもらえるので、どのような状態でも清算金は発生しません。

カーコンカーリース「もらえるプラン」の詳細はこちら


もらえるプラン特選車

WEB申込限定で「もらえるプラン特選車」をお選びいただくことが可能です。

人気の軽自動車から普通車、商用車まで幅広いラインナップを揃えた「もらえるプラン特選車」は、メンテナンスパック、カーアクセサリーセットが毎月のリース料金に含まれている大変お得なプランです。

車検(基本料・税金・自賠責保険)2回、12ヶ月法令点検4回に加えて、エンジンオイル交換13回、オイルエレメント交換6回、ブレーキオイル交換2回、ワイパーゴム交換6回が含まれています。

  • ※車検と12ヶ月法令点検の回数は乗用車の場合

もらえるプラン特選車の詳細はこちら


のりかえプラン5・のりかえプラン3

5年リースの「のりかえプラン5」、3年リースの「のりかえプラン3」は、契約満了後にお車をご返却いただき、新車にお乗り換えすることが可能です。

ご契約期間中は、購入したときと同じようにマイカー感覚でお車をお持ちいただけます。

契約期間やお支払い方法(ボーナス併用払い・均等払い)も、ライフスタイルに合わせて自由設計いただけます。

おクルマもアクセサリーやメンテナンスまでリース料に全部コミコミで、月々定額で計画的なお支払いプランをお選びいただけます。

カーコンカーリース「のりかえプラン」の詳細はこちら


さらに、カーコンカーリースをご成約された方にもお得なご成約特典をご用意しております。

カーコンカーリースご成約特典

新車をご成約いただいた方の快適で安心なカーライフをサポートするグッズやサービスのご成約特典が「もろもろコミコミ」でついてくる!

この機会をお見逃し無く!

カーコンカーリースご成約特典の詳細はこちら


即納車

カーコンカーリースでは、ご契約後、最短14日でお客様の元へ車両をお届けできる「即納車」もご用意しております!

「納車されるまで何ヶ月も待てない」「急ぎで車が欲しい」などお急ぎの方はぜひご検討ください。

即納できるおクルマについてはこちらからご確認いただけます。

  • ※即納車は地域によってご対応できない場合がございます。詳しくはお問い合わせください。
  • ※即納車は台数に限りがございます。ご商談・ご契約のタイミングによっては在庫状況が変動する場合がございますので、予めご了承願います。

カーコンカーリース中古車リース

「国産」中古車リース

国産中古車リースは、カーコンカーリース厳選の国産中古車が頭金不要・登録諸費用も諸々コミコミ。さらに安心の車両保証を付けてリースいたします。修復歴なし、納車前に細かく点検を行いますので、安心してお車にお乗りいただけます。

また、「残価設定0円」となっておりますため、ご契約満了でお車をそのまま差し上げます。そのためリース期間中のカスタマイズや汚れや臭い、さらには走行距離などを気にすることなくお好きなようにお楽しみいただけます。

ご来店不要で、最短3週間程度での納車となっておりますので、お急ぎの方も安心してご利用ください!

カーリースプランは、標準でご契約期間6年(72回)となっております。

カーコンカーリース中古車リース「国産中古車リース」の詳細についてはこちらから

  • ※中古車リースについては、新車のリースプランと異なり、継続車検・メンテナンスやカーアクセサリーの各種オプションプラン、契約満了2年前の返却をお選びいただけません。
  • ※お車の在庫状況によっては、お申し込みをお引き受けできない場合がございます。

「輸入」中古車リース

輸入中古車リースでは、カーコンカーリース厳選の輸入中古車に、安心の車両保証を付けてリースいたします。頭金不要、登録諸費用も諸々がコミコミで、乗り出し費用0円でお車にお乗りいただけます。

カーリースプランは、標準でご契約期間7年(84回)、お支払い方法も、お客様のご希望に応じて自由に設計していただけます。さらに、「残価設定0円」としておりますので、ご契約満了でお車をそのまま差し上げます!

  • ※中古車リースについては、新車のリースプランと異なり、継続車検・メンテナンスやカーアクセサリーの各種オプションプラン、契約満了2年前の返却をお選びいただけません。
  • ※お車の在庫状況によっては、お申し込みをお引き受けできない場合がございます。

カーコンカーリース中古車リース「輸入中古車リース」の詳細についてはこちらから

カーコンカーリースは一人でも多くの方にとって「利用しやすいカーリース」であるよう、お客様のライフプランに応じたさまざまなプランをご用意しています。

自分に合うカーリースをお探しの方、安心・安全で楽しいカーライフを送りたい方はぜひ、カーコンカーリースをご検討ください!

  • ※特典の内容は予告なく変更・終了する可能性があります。
  • ※本コラム公開時点の情報です。
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