カーリース契約満了時の選択肢とは?注意点と併せて解説

更新日:2025年04月02日 作成日:2022年10月26日
自家用車といえば、新車や中古車を購入するイメージがあると思いますが、近年注目を集めている車の入手方法の一つとして「カーリース」があります。 月々のリース料を支払うことで一定の期間車を借りることができる仕組みのことで、設定されている車種からグレード・オプションを自由に選択することも可能です。契約台数が増加傾向にあるカーリースですが、例えば三年・五年契約の期間が満了した時にはどのような選択肢があるのでしょうか。
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カーリースは契約満了時に車を返却するのが原則のサービス
カーリースは、契約期間中に月々の定額料金を支払うことで、好きな車を購入したマイカーのような感覚で利用できるサービスです。
基本的には契約期間が終了すると車をリース会社に返却するのが前提になっており、この仕組みによって車両購入時の初期費用や維持費を抑えつつ、最新モデルの車を手軽に利用できるというメリットがあります。
なお、カーリースには「オープンエンド」と「クローズドエンド」という2種類の契約方式があり、それぞれ契約満了時の対応が異なります。
オープンエンド契約
オープンエンドは、契約時に設定された「残価」(契約満了時の車両価値)と、契約満了時の実際の査定額との差額を精算する必要がある契約方式です。査定額が残価を下回った場合、その差額を契約者が負担しなければなりません。
一方で、査定額が残価を上回った場合には、その差額分が契約者に返金されることもあります。
オープンエンド契約では、残価維持のために走行距離制限やカスタマイズの制限など、車両の使用に一定の制限が設けられるのが一般的です。
クローズドエンド契約
クローズドエンドは、契約時に設定された残価にかかわらず、契約満了時の残価の精算は行わない契約方式です。
この方式では残価精算のリスクを負う必要がないため、最初から最後まで一定の支払いで利用できる安心感がありますが、月額料金はオープンエンドよりも高額な傾向があります。
なお、クローズドエンド方式の場合は最終的に車をそのままもらえることも多く、「もらう」ことを選択する場合には実質走行距離制限なしで利用できるなどの特徴があります。
契約満了時にカーリース車両を返却する際の注意点とは
カーリースでは、契約満了時に車両をカーリース会社へ返却するのが基本的な流れです。しかし、返却時にはいくつかの注意点があり、これを理解しておかないと予期せぬ追加費用が発生する可能性があります。
以下では、返却時に特に気を付けるべきポイントについて解説します。
原状回復義務がある
先にも軽く触れましたが、カーリースした車を返却する際には「原状回復義務」があります。
これは、契約期間中に発生した傷や汚れ、破損などを修理し、車両を契約時と同等の状態に戻す必要があるというルールです。
通常の使用による劣化(タイヤの摩耗や軽微な傷など)は許容される場合が多いですが、大きな傷やへこみ、内装の汚れなどは修理費用を請求されることがあります。
そのため、定期的に車両のメンテナンスを行い、返却前には必要に応じて修理や清掃を済ませておくことが求められます。また、リース会社によって基準が異なるため、契約時に原状回復の具体的な条件を確認しておくと安心でしょう。
契約方式によっては残価精算がある
契約方式や車の状態によっては、契約満了時に残価との差額の支払いが発生することがあります。オープンエンドでは残価精算がありますが、マイナス査定の要因になるような車のダメージがなく、中古車市場でのニーズも想定の範囲内であれば、それほど大きな精算金が発生することはありません。
ただし原状回復できないカスタマイズをしている、経年劣化の範囲を超える大きなダメージがある場合は査定額が下がり、精算金が大きくなることもあるため注意しましょう。
走行距離制限の超過
カーリースでは、多くの場合、年間走行距離制限が設定されています。制限距離は契約内容によって異なりますが、一般的には10,000km~15,000km、長くても20,000km程度です。もしこの制限を超えて走行してしまうと、契約満了時に超過料金が請求されることがあります。
特に長距離移動が多い方や頻繁に車を使用する方は、この制限に注意が必要です。契約時に自分の利用頻度や移動距離を考慮し、適切な走行距離プランを選ぶことが大切です。
実際には契約満了時に複数の選択肢が用意されるケースがほとんど
カーリースでは、契約満了時に車を返却するのが基本ですが、実際にはそれ以外にも複数の選択肢が用意されている場合が多くあります。
リース会社や契約内容によって異なりますが、自分のライフスタイルや車の使用状況に応じて最適な選択をすることが可能です。
以下では、具体的な選択肢について詳しく解説します。
新しい車に乗り換える
契約していたリース車を返却し、新たな車を選んで新しくリース契約を結ぶのが「乗り換え」です。
この場合、前と同じ車種の新車を選んだとしても同じ料金ではなく、新たにリース料金が設定されます。
再リースして同じ車に乗り続ける
同じ車に乗り続けたい場合は、再リースが可能です。この場合、いったん契約を終了させたうえでその時の車の状態に合わせた条件で新たに契約を締結します。
すでにそれまでの契約年数使用されてきた車であるため、新規契約時ほどの長期間の契約年数の設定はできないのが一般的で、2~3年程度の契約となるケースがほとんどです。
残価を精算して買い取る
カーリース会社によっては、残価・手数料および所有権変更に関する費用(事務手数料、自動車税相当額、リサイクル料金など)、消費税など提示される価格を支払って買い取ることもできます。
買い取り価格は契約内容や車両状態によって異なるため、事前に提示された金額を確認することが重要です。なお、カーリース会社やプランによっては、買取不可の場合もあります。
車をもらう
一部のカーリースでは、契約満了後にそのまま車両を無償で譲渡される「もらえる」選択肢を用意しているケースがあります。このタイプのプランでは月額料金が若干高めに設定されていることがありますが、その分返却時のトラブルや追加費用の心配がありません。
車をもらえる選択肢は、自分専用の車として長期間使用したい方や、原状回復義務など返却時の制約を避けたい方にとって魅力的な選択肢になるでしょう。
カーリースの5つのメリット
ここでは、カーリースにはどのようなメリットがあるのかを見ていきましょう。
初期費用が不要のため気軽に新車に乗れる
カーリースでは、原則として頭金が必要ありません。また、車両登録のための諸費用はリース料金に含まれているため、初期費用なしでカーライフが始められます。
手元に資金がなくても好きな新車に乗り出せる点は、カーリースならではのメリットといえるでしょう。
維持費が安定
カーリースでは、契約期間中の自動車税(種別割)・自動車重量税・自賠責保険料に加え、新車登録時の諸費用など車の入手・維持に必要な費用が月々のリース料に含まれています。
リース料以外に必要なものは、燃料代や駐車場代、整備料金、交換部品代程度です。急な出費がなくなり、維持費が安定することは、カーリースの大きなメリットといえます。
なお、多くのカーリース会社がオプションプランを設定しており、オプションを追加することでメンテナンスにかかる費用やカーナビ、ETCなどのカーアクセサリーの料金もリース料金にまとめることも可能です。
月々の負担が軽い
一般的なカーリースでは、契約時に「残存価格」を設定します。
残存価格とは、リース契約満了時の車の価値のことで、車両代金から残価を引いた価格を基にリース料金を算出します。
つまり、リース契約では車両代金全額を支払っているわけではないので、月々の負担が軽くなるのです。これは一般的なカーローンにはないメリットといえるでしょう。
維持管理の手間がかからない
カーリースでは、車両の維持管理にかかる手間を大幅に軽減できます。税金や自賠責保険料、車検費用などが月額料金に含まれている場合が多く、これらの支払い手続きや更新作業をリース会社が代行してくれます。
また、メンテナンスプランを利用すれば、定期点検や消耗品交換のタイミングも知らせてくれるため、車の管理が楽になるでしょう。
乗り換えが楽にできる
カーリースでは契約満了時に車を返却して新しい車を選ぶだけと、新しい車への乗り換えがとても簡単です。
通常、車を買い替える際には下取りや売却の手続きが必要ですが、カーリースではそうした煩雑な作業はカーリース会社が代行してくれます。面倒な部分はカーリース会社に任せられるのも、カーリースならではのメリットといえるでしょう。
カーリース利用時に気を付けたいポイントとは
メリットや魅力がたくさんあるように感じるカーリースですが、注意点もあります。カーリースを検討する際に注意すべきポイントとしては、以下の点が挙げられます。
契約満了時の選択肢はカーリース会社によって異なる
先述のように、カーリースの契約満了時には新しい車への乗り換えや再リース、車の買取りなど複数の選択肢が用意されるのが一般的ではありますが、そのカーリース会社にもすべての選択肢があるわけではない点に注意しましょう。
特に、車をもらう、買取などは選択できるカーリース会社はある程度限られます。
ある程度車の使い方に制限がかかる
カーリースでは、契約期間中に車の使い方に一定の制限が設けられるのが一般的です。通常は走行距離制限が設定されており、契約時に設定した制限距離を超えると追加料金が発生する場合があります。
また、カスタマイズや改造も原則として禁止です。さらに原状回復義務があるため、経年劣化を超えるようなダメージができないよう、丁寧に車を使用しなければならない点にも注意しましょう。
カーリースの契約は基本的に中途解約できない
カーリースでは、原則として中途解約はできません。しかし事故を起こしてしまいリース車が全損になってしまった場合は、カーリースの契約は強制的に解約となります。
その場合、解約金としてまだ支払っていないリース料や残価などを一括で返済する必要があり、高額な費用が発生することもあります。
リース車を買い取る場合は現金一括購入より高い
3年で契約したカーリースの車が気に入って最終的に買い取りする場合、現金一括購入よりも金銭的な損失が大きくなりがちです。
カーリースのメリットは、購入時のようにまとまった費用なく新車が持てること、税金や自賠責保険などを含めたリース料の支払いのみで車が維持できるので、家計が安定することが挙げられるのは先にも触れたとおりです。
ただ、リースの料金には手数料も含まれるため、支払総額そのものは現金一括購入が最も安くなります。
リース期間が3年と短い場合、月額料金が比較的高くなるため、状況によっては現金一括購入できる資金を貯めてから購入したほうが、金銭的には有利になる可能性があります。
カーリースは、総額の安さよりも、初期費用なしで月々定額の支払いで新車に乗れることにメリットを感じる方に向いている仕組みといえるでしょう。
カーコンカーリースは短期プランと長期プランの両方から選べる!
カーコンカーリースでは、3年・5年で乗り換えが可能な「のりかえプラン」と、7年・9年・11年の契約満了で車がもらえる「もらえるプラン」の2つのプランをご用意しています。
「もらえるプラン」では、契約満了時に車を返却いただく必要がなく、契約満了時に車を差し上げております。
契約満了までお乗りいただくとリース車の所有権はお客様に移りますので、長く乗ることができ、走行距離制限やカスタマイズも可能となっています。
自分の車と同じように乗りたい方は「もらえるプラン」を、直近でライフスタイルの変化があるかもしれない方は「のりかえプラン」など、ご予算やライフスタイルなどに合わせてプランをご選択いただけます。
また、万が一の全損時の中途解約費用を全額カバーする、リース車専用の車両保険もご用意しているので、安心してご利用いただけます。
カーコンカーリースの全プランと素敵な特典をご紹介!
最後に、カーコンカーリースがご用意している全プランを紹介します。
もらえるプラン11・もらえるプラン9・もらえるプラン7(※特選車を除く)
11年リースの「もらえるプラン11」、9年リースの「もらえるプラン9」、7年リースの「もらえるプラン7」、いずれのプランも契約満了で「クルマがもらえる」、さらにリース期間中でも一定期間経過後に返却や乗り換えがOKとなっています。
契約期間やお支払い方法(ボーナス併用払い・均等払い)も、ライフスタイルに合わせて自由設計いただけます。
リース期間中にライフスタイルに変化があったお客様はもちろん、将来的に乗り換えが必要になるかもしれないお客様であっても、安心してご利用いただけます。
- ※「もらえるプラン11」では9年経過後から、「もらえるプラン9」では7年経過後から、「もらえるプラン7」では5年経過後から、それぞれリース期間中であっても、原則解約金なしで返却や乗り換えが可能になります。
- ※返却の場合には、走行距離制限を超えていたり、おクルマの損耗状況により、精算金が発生する可能性があります。ただし、ご契約満了の場合はクルマがもらえるので、どのような状態でも清算金は発生しません。
もらえるプラン特選車
WEB申込限定で「もらえるプラン特選車」をお選びいただくことが可能です。
人気の軽自動車から普通車、商用車まで幅広いラインナップを揃えた「もらえるプラン特選車」は、メンテナンスパック、カーアクセサリーセットが毎月のリース料金に含まれている大変お得なプランです。
車検(基本料・税金・自賠責保険)2回、12ヶ月法令点検4回に加えて、エンジンオイル交換13回、オイルエレメント交換6回、ブレーキオイル交換2回、ワイパーゴム交換6回が含まれています。
- ※車検と12ヶ月法令点検の回数は乗用車の場合
のりかえプラン5・のりかえプラン3
5年リースの「のりかえプラン5」、3年リースの「のりかえプラン3」は、契約満了後にお車をご返却いただき、新車にお乗り換えすることが可能です。
ご契約期間中は、購入したときと同じようにマイカー感覚でお車をお持ちいただけます。
契約期間やお支払い方法(ボーナス併用払い・均等払い)も、ライフスタイルに合わせて自由設計いただけます。
おクルマもアクセサリーやメンテナンスまでリース料に全部コミコミで、月々定額で計画的なお支払いプランをお選びいただけます。
さらに、カーコンカーリースをご成約された方にもお得なご成約特典をご用意しております。
カーコンカーリースご成約特典
新車をご成約いただいた方の快適で安心なカーライフをサポートするグッズやサービスのご成約特典が「もろもろコミコミ」でついてくる!
この機会をお見逃し無く!
即納車
カーコンカーリースでは、ご契約後、最短14日でお客様の元へ車両をお届けできる「即納車」もご用意しております!
「納車されるまで何ヶ月も待てない」「急ぎで車が欲しい」などお急ぎの方はぜひご検討ください。
- ※即納車は地域によってご対応できない場合がございます。詳しくはお問い合わせください。
- ※即納車は台数に限りがございます。ご商談・ご契約のタイミングによっては在庫状況が変動する場合がございますので、予めご了承願います。
カーコンカーリース中古車リース
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国産中古車リースは、カーコンカーリース厳選の国産中古車が頭金不要・登録諸費用も諸々コミコミ。さらに安心の車両保証を付けてリースいたします。修復歴なし、納車前に細かく点検を行いますので、安心してお車にお乗りいただけます。
また、「残価設定0円」となっておりますため、ご契約満了でお車をそのまま差し上げます。そのためリース期間中のカスタマイズや汚れや臭い、さらには走行距離などを気にすることなくお好きなようにお楽しみいただけます。
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カーリースプランは、標準でご契約期間6年(72回)となっております。
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カーリースプランは、標準でご契約期間7年(84回)、お支払い方法も、お客様のご希望に応じて自由に設計していただけます。さらに、「残価設定0円」としておりますので、ご契約満了でお車をそのまま差し上げます!
- ※中古車リースについては、新車のリースプランと異なり、継続車検・メンテナンスやカーアクセサリーの各種オプションプラン、契約満了2年前の返却をお選びいただけません。
- ※お車の在庫状況によっては、お申し込みをお引き受けできない場合がございます。
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