カーリースの仕組みとは?メリット・デメリットもわかりやすく解説

更新日:2025年02月17日 作成日:2022年12月09日
カーリースはお得に新車に乗れるサービスとして注目を集めていますが、なぜお得に乗ることができるのでしょうか。
今回はカーリースの基本的な仕組みからメリット・デメリットまで、詳しく解説いたします。
「貯金額に不安があるけれど新車に乗りたい」とお考えの方には特に役立つ内容となっていますので、ぜひご覧ください。
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カーリースの仕組み
カーリースとは、契約期間中に毎月定額の料金を支払うことで、好きな車に乗り続けることができるサービスです。
「様々な費用が含まれている月額料金」や「残価設定」など、独特な仕組みによりお得に新車に乗れるサービスとして注目されています。
カーリースはどのような仕組みのサービスなのか、ローンやレンタカーとは何が違うのかについて、以下より解説いたします。
カーリースの料金に含まれる費用
ほとんどのカーリースは月額制であり、以下のような費用の総額を契約月数で割った金額を毎月支払うことになります。
・車両本体価格
・各種登録費用
・自動車税
・環境性能割
・自動車重量税
・各種手数料 など
また、利用するカーリース会社や契約プランによっては、車検基本料・任意保険料・定期メンテナンス代など車の維持に欠かせない費用も料金に含めることが可能です。
月額料金は「残価設定」の有無で決まる
カーリースの料金の算出に関わるポイントとして、「残価設定」もあります。
残価設定とは、契約時に「契約期間満了時に残っている車の価値」を想定のうえ設定することです。
設定した残価の分だけ車両本体価格から差し引かれるため、残価設定ありのカーリースは料金が安くなります。
ただし、残価設定をする場合は後述する「残価精算」に注意が必要です。
カーリースの車の名義について
カーリースの、カーリース会社が調達・所有する車を使用することになります。
所有者名義はカーリース、使用者名義はユーザーとされており、完全にマイカーとして車を使うことはできません。
そのため、毎月または毎年の走行距離、カスタマイズなどは制限されます。
ただし、契約期間満了により車の所有者名義がユーザーに変更される、「もらえるカーリース」もあります。
カーリースとローンの違い
毎月定額のお金を支払いながら車に乗り続けるという点は、ローン購入と共通しています。
しかし、ローンは金融機関などが車の購入資金を立て替え、その金額を分割して金融機関に返済するという仕組みです。
一方で、カーリースは「利用料金」としてカーリース会社にお金を支払うという違いがあります。
また、ローンで支払うお金には車の維持費や税金などが含まれていないため、必要な出費はすべて自分で管理し、納税手続きも自分で行う必要があります。
カーリースとレンタカーの違い
「カーリース会社が所有している車に料金を支払って乗る」と聞くと、レンタカーと同一のサービスのように思えます。
しかし、カーリースはレンタカーと異なる位置づけにあるサービスです。
レンタカーは基本的に短期間の利用を前提に車を貸し出すサービスであり、必要なときに必要な時間だけ車を借りたいときに役立ちます。
カーリースは多くの場合、年単位で契約し、その間はマイカー感覚で車に乗れるサービスです。
「車のサブスク」という仕組みだからこそ得られるカーリースのメリット
先述した仕組みだからこそ実現できる、カーリースのメリットをご紹介いたします。
車に関わる出費を把握しやすい
車を所有していると、定期的に訪れる納税や車検のタイミングにまとまった出費が発生します。
また、車の正常なコンディションを保つための定期メンテナンスも欠かせません。
税金・車検代・メンテナンス代などの出費は、それぞれ異なるタイミングで発生するため、家計管理が煩雑になりがちです。
先述したように、カーリースの料金には、車両本体価格・各種税金・自賠責保険料などが含まれています。
また、カーリース会社によっては車検基本料やメンテナンス代も料金に含むことが可能です。
車の維持費のほとんどが料金にコミコミになり出費が明確になるため、家計管理の負担を減らせます。
車の維持管理や入手時・乗換え時の手間を省ける
毎年の自動車税(種別割)の支払いは車の所有者であるリース会社が行ってくれます。納税の手間が省けることに加え、納税を忘れることもありません。
また、車検の手続き自体は契約者が行いますが、有効期限が近付くと知らせてくれるのでうっかり車検を受け忘れてしまう心配もなくなります。
リース車の購入手続きに関してはリース会社が行うので、自分で購入する時のように何度もディーラーに通って面倒なやり取りをすることもありません。
乗り換え時も車をカーリース会社に返却するだけで、下取りに出したり廃車手続きをしたりすることもなく、スムーズです。
頭金や登録諸費用がいらない
カーリースは基本的に頭金なしで利用できます。
また、車の購入時に必要な登録のための諸費用はカーリースの料金に含まれています。
そのため、カーローンのようにまとまった初期費用を用意する必要がなく、無理なく好きな車でのカーライフを開始することが可能です。
購入した場合よりもお得に車に乗れる
個人向けのカーリースでは、多くの場合に残価設定があります。
つまり、契約満了時の車の下取り価格=残価を予想し、あらかじめ車両価格から差し引いてリース料を決めるため、購入の場合よりも、車両に対する支払いを安く抑えることができます。
複数のメーカーから車を選べる
ディーラーから車を購入する場合、特定のメーカーの車種しか選ぶことができません。
カーリースなら、複数のメーカーの車種や輸入車も取り扱っている会社があります。
ディーラーでの購入よりも選択肢の幅が広がるため、自分や家族のライフスタイルに最適な車が見つかりやすいでしょう。
車のグレードやオプションも自由に選べる
カーリースの車はレンタカーのように在庫の中から選ぶわけではありません。
契約者が希望する車をカーリース会社がディーラーから調達して貸し出しますので、購入する場合と同じように、メーカーや車種、グレードやオプションも自由に選択することが可能で、オプション代も月々の料金にコミコミにできます。
法人・個人事業主なら料金を全額経費計上できる
法人や個人事業主が事業用の車を所有する場合、減価償却が必要になるため会計処理に手間がかかるうえに、全額は経費にできない可能性があります。
カーリースで乗る車は法人や個人事業主が所有する資産ではないため、減価償却は不要です。
さらに、毎月支払う料金は全額経費計上が可能なため、業務負担の軽減と節税につながります。
法人がカーリースを利用するメリットは、以下の記事で詳しく解説していますので、こちらもご覧ください。
知らないと後悔する?カーリースのデメリット
次に、カーリースのデメリットをご紹介します。
原則として中途解約は不可
カーリースは原則として中途解約が不可ですが、万が一、全損事故などで車の継続使用が不可能になってしまった場合には、強制的に解約となり、まとまった金額の違約金が発生します。
その際には、残リース期間の料金全額や車の設定残価などを一括で請求されることになるため、そのリスクに備えてカーリース専用の車両保険への加入がおすすめです。
車の使用に制限がある
一般的な個人向けのカーリースでは、走行距離制限が設定されます。
車の返却時に走行距離をチェックされ、制限をオーバーしていた場合には超過距離に応じて追加料金を請求されることになります。
そのため、カーリースを利用する際には自分の車の使用方法にあった走行距離のプランを選ぶことが大切です。
また、契約満了時には車を原状回復しての返却が求められるので、車を元の状態に戻せない改造やカスタマイズは原則として許可されません。
この点は、自分好みに車をいじりたい人にとってはデメリットとなるでしょう。
残価精算で追加料金が発生する可能性がある
先述したように、残価設定ありのカーリースを利用する場合は残価精算に注意が必要です。
残価精算とは、契約満了時の車の下取り価格が、事前に設定した残価を下回った際に発生します。
実際の残価と設定した残価の差額が追加料金として請求される可能性があるため、車の使い方には気を配る必要があります。
最後に車を買い取った場合の総支払額は購入よりも高額になる
カーリースの車は、契約満了時に残価を支払って買い取れる場合があります。
しかし、車を買い取った場合の総支払額(リース料の合計+残価)は、ローンで車を購入して自分で車の維持費用をやり繰りした場合にかかる総費用よりも高額になることが多いです。
カーリースでは車両価格だけではなく、リース料にコミコミになっている車の諸経費もかかってしまうからです。
カーリースの利用に必要な「審査」とは
お得に車に乗れるカーリースは気軽に利用できるイメージがありますが、利用には審査に通過する必要があります。
一般的な傾向としてカーローンの審査よりもハードルは高くありませんが、信用情報に問題がある場合は利用できない可能性が高いです。
カーリースにおける審査項目
カーリースの審査項目は会社によって異なりますが、基本的には以下のポイントがチェックされます。
・年収
・雇用形態
・勤続年数
・借入の有無
・ローンやクレジットカードなどの支払い状況
上記のような項目から、契約期間中に滞りなく料金を支払えるかどうか判断されます。
諸経費コミコミのカーリースに向いている人と向いていない人の特徴とは?
ここまで、諸経費コミコミのカーリースの仕組みやメリット、デメリットについて見てきました。まとめると、カーリースに向いているのはどんな人で、向いていないのはどんな人でしょうか?
カーリースに向いている人
楽に家計を管理したい人
カーリースなら毎月の料金に諸経費がコミコミになっていますので、支払いがフラットになります。
楽に車の管理をしたい人
税金の支払いや車検のスケジュール管理をカーリース会社にお任せできます。
まとまったお金を用意できない人
カーリースなら頭金なし、さらに登録時諸費用もリース料金にコミコミです。そのため初期費用なしで利用を開始することが可能です。
まとまった資金が手元にない場合や、資金を動かしたくない方にとってこれは大きなメリットになるでしょう。
月々の支払いを安く抑えたい人
カーリースには残価設定があるためので、出費を安く抑えられます。
カーローンのように利息がつかず、車両本体価格に料金が上乗せされることもありません。
カーリースに向いている人の特徴については、以下の記事で詳しく解説していますので、こちらも併せてご覧ください。
カーリースに向いていない人
走行距離が非常に長い人
カーリースの走行距離制限はプランによってさまざまですが、長い場合で月間2,000km程度です。
毎日長距離の通勤に使用するなど、これよりも長い距離を走行するのであれば、カーリースには向いていないと言えるかもしれません。
自分好みに車をいじりたい人
先述のとおり、原則としてカーリースの車を改造したりカスタマイズしたりすることはできません。なんの制限もなく自由に車をいじりたい人は購入を選ぶべきでしょう。
車に気を使うことなく自由にカーライフを楽しみたい人
カーリースの車を乱暴に扱っていると、契約満了時の残価精算で高額な請求が発生しかねません。
残価維持のためには走行距離制限を守るだけではなく、車に傷や汚れが付かないように気を使って使用する必要もあります。
ある程度の制限があるため、まったく車に気を使いたくない、自由にカーライフが楽しみたいという方にとっては不向きといえます。
車をなるべく安く自分の物にしたい人
一般的に、カーリースでは契約満了時に車を返却しなければなりません。また、最後に車を残価で買い取れるとしても、総支払額がローン購入よりも高くなってしまいます。
このように、カーリースに向いている人とそうではない人がいます。諸経費コミコミのカーリースはとても魅力的で便利なサービスですが、利用する前に自分が本当にカーリースに向いているのかをよく吟味することが大切です。
関連記事:カーリースがおすすめな人の特徴とは?向き不向きを知りお得に利用しよう
カーコンカーリースは自由度の高いプラン設計で予算・ライフスタイルに最適な使い方が可能!
カーコンカーリースは、残価設定ありで他の車へ簡単に乗り換えられる「のりかえプラン」、残価設定なしで最終的に車がもらえる「もらえるプラン」をご用意しています。
お得かつ短期間だけ車に乗りたい方、いつかマイカーを持ちたいとお考えの方のどちらのニーズも満たすプランを展開しているカーリースです。
初期費用は0円かつ、車両本体価格・各種税金・自賠責保険料などの他、車検基本料も料金にコミコミです。
国内全メーカーの車種からお選びいただけますので、まずはカーコンカーリースTOPページよりご希望の車をお選びください。
カーコンカーリースの全プランと素敵な特典をご紹介!
最後に、カーコンカーリースがご用意している全プランを紹介します。
もらえるプラン11・もらえるプラン9・もらえるプラン7(※特選車を除く)
11年リースの「もらえるプラン11」、9年リースの「もらえるプラン9」、7年リースの「もらえるプラン7」、いずれのプランも契約満了で「クルマがもらえる」、さらにリース期間中でも一定期間経過後に返却や乗り換えがOKとなっています。
契約期間やお支払い方法(ボーナス併用払い・均等払い)も、ライフスタイルに合わせて自由設計いただけます。
リース期間中にライフスタイルに変化があったお客様はもちろん、将来的に乗り換えが必要になるかもしれないお客様であっても、安心してご利用いただけます。
- ※「もらえるプラン11」では9年経過後から、「もらえるプラン9」では7年経過後から、「もらえるプラン7」では5年経過後から、それぞれリース期間中であっても、原則解約金なしで返却や乗り換えが可能になります。
- ※返却の場合には、走行距離制限を超えていたり、おクルマの損耗状況により、精算金が発生する可能性があります。ただし、ご契約満了の場合はクルマがもらえるので、どのような状態でも清算金は発生しません。
もらえるプラン特選車
WEB申込限定で「もらえるプラン特選車」をお選びいただくことが可能です。
人気の軽自動車から普通車、商用車まで幅広いラインナップを揃えた「もらえるプラン特選車」は、メンテナンスパック、カーアクセサリーセットが毎月のリース料金に含まれている大変お得なプランです。
車検(基本料・税金・自賠責保険)2回、12ヶ月法令点検4回に加えて、エンジンオイル交換13回、オイルエレメント交換6回、ブレーキオイル交換2回、ワイパーゴム交換6回が含まれています。
- ※車検と12ヶ月法令点検の回数は乗用車の場合
のりかえプラン5・のりかえプラン3
5年リースの「のりかえプラン5」、3年リースの「のりかえプラン3」は、契約満了後にお車をご返却いただき、新車にお乗り換えすることが可能です。
ご契約期間中は、購入したときと同じようにマイカー感覚でお車をお持ちいただけます。
契約期間やお支払い方法(ボーナス併用払い・均等払い)も、ライフスタイルに合わせて自由設計いただけます。
おクルマもアクセサリーやメンテナンスまでリース料に全部コミコミで、月々定額で計画的なお支払いプランをお選びいただけます。
さらに、カーコンカーリースをご成約された方にもお得なご成約特典をご用意しております。
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