車検はいつからいつまでに受ければいい?有効期限の調べ方や猶予の有無なども解説

 作成日:2022年12月09日

車を使用する上で切っても切り離せないのが車検です。車検切れのまま公道を走れば罰則の対象となるため、車検をいつからいつまでに受ければいいのか、しっかりと把握しておく必要があります。今回は車検をいつからいつまでに受ければいいのか?というポイントを中心に、有効期限の調べ方や有効期限に猶予をもらえるのか?などについても解説いたします。

車検はいつからいつまでに受ければいい?

日本国内で車を公道で走らせるためには、必ず車検を受けておく必要があります。

車検は新車での購入の場合は購入してから3年、それ以降は2年ごとに実施しなければなりません。では、いつから車検は受けられるのでしょうか。

車検は満了日までいつでも受けられる

結論から述べると、車検はいつでも受けることが可能です。極端にいえば前回の車検から1年しか経っていなくても、半年しか経っていなくても車検を受けることはできます。

ただし、早く受けても前回の車検代金や税金は戻ってこない

しかし、早く車検を受けたところで残りの期間分の前回の車検代金や税金が返ってくることはありません。
そのため、満了日が近づいてから車検を受けるケースが一般的です。

逆に車検の満了日を過ぎてしまうと、その車は公道を走れなくなります。

再度車検を受けるには車をレッカー移動したり仮ナンバーを交付してもらったりと通常の車検よりも手間がかかるため、満了日が過ぎる前に車検を済ませるよう心がけることが大切です。

 

45日前?30日前?車検のベストタイミングとは

車検は基本的に満了日の30日前以内に受けることで、満了日後から新たな有効期間がスタートします。

それ以前のタイミングで車検を受けると、残りの有効期間が消失して車検を受けた当日から有効期間がスタートするため注意が必要です。

ただし、特例として「指定工場」に分類される業者であれば満了日の45日前から有効期限を引き継ぐことが可能です。

指定工場では、検査後に車が保安基準に適合していることを証明する「保安基準適合証」が発行されます。

適合証の有効期限となる15日の間に、指定工場は陸運局に申請して車検証を受け取り、それをユーザーに渡すという流れです。

つまり適合証の有効期限満了日を車検満了日の30日前に合わせれば、45日前から車検を受けることができます。

 

車検の予約はいつからするべき?

車検の予約をするタイミングは、満了日の2ヶ月ほど前がおすすめです。

早すぎるタイミングだと予約が受け付けられない可能性があり、遅すぎると混雑で予約待ちが発生し有効期限切れになる恐れがあります。

有効期限を引き継いで車検を受けたい場合、認証工場なら「満了日の30日+30日前」、指定工場なら「満了日の45日前+30日前」が予約タイミングの目安と考えましょう。

 

車検の有効期限がいつまでなのかを調べる方法

車検の満了日がいつなのか、はっきりと覚えている方はあまりいないのではないでしょうか。

でもついうっかりと車検を忘れて、車検切れといった事態にならないためにも、次の車検がいつから受けられるのかを事前に把握しておく必要があります。

検査標章(ステッカー)を見る

車検の満了日を知るには、まずは車に貼ってある車検ステッカーを見てみましょう。

フロントガラス上部の中央に貼るように義務付けられていますので、車を運転する方なら、なんとなく目にしているのではないでしょうか。

車外からステッカーを見ると年度と月までしかわかりませんが、車内から見ると車検満了の日付が記載されています。

これが一番、お手軽に車検がいつからなのかを知る方法です。

検査標章(ステッカー)の見方

ステッカーには、表と裏の両面に「車検の満了年月」が記されています。

表に記載されている大きな数字と小さな数字は車検の満了年月です。

大きな数字が月を示し、小さな数字が和暦の年を示しています。

一方で裏には車検の満了年月日が記載されています。

「自動車検査証の有効期間の満了する日 〇年〇月〇日」と記されており、この日付を超えると公道で車を走らせることができなくなります。

車検証を見る

最も確実な方法は車検証で車検満了日を確認することでしょう。

車検証に「有効期間の満了する日」の記載がありますので、その日付が車検満了日となります。

自賠責保険証を見る

また、自賠責保険証を確認する方法もあります。自賠責保険は車検期間+1ヶ月で契約されていることがほとんどです。

新車であれば37ヶ月、新車でなければ25ヶ月です。その点に留意して、自賠責保険証の保険期間の欄を確認すれば、車検満了日が把握できるのです。

 

いつから「車検切れ」になる?その罰則とは

実際に「車検切れ」とされるのは満了日の翌日であり、満了日の当日は公道を走っても問題ありません。

そして、翌日以降の「車検切れ」となれば公道を走ることができなくなります。

車検切れの状態で公道を走ると、違反点数6点となり30日間の免許停止処分となります。さらに6ヶ月以下の懲役もしくは30万円以下の罰金が科せられます。

自賠責保険は車検期間に合わせて契約されていますが、車検期間+1ヶ月という場合がほとんどです。

車検満了日を過ぎてさらに1ヶ月以上経過した場合、自賠責保険も切れている状態になります。

そうなると、車検切れと自賠責保険切れの両方の罰則を受けることになり、違反点数12点、90日間の免許停止、1年6か月以下の懲役または80万円以下の罰金が科せられることになります。

かなり厳しい罰則が科せられるので、車検切れの状態のままでは絶対に公道を走らせないでください。

どんなに近い距離でも、車検場まででも違反になります。

車検切れの車を車検に出す方法

では、うっかり次の車検がいつからか忘れて車検切れになったらどうすればいいのでしょうか。

まずは仮ナンバーを取得して、車検場まで行く方法があります。

この仮ナンバーは車検切れの車を車検場に移動するために発行されるもので、住んでいる自治体に申請を行って発行してもらいます。発行には手数料が必要です。

発行後5日程度、車検切れの車が公道で走れるようになります。

申請には仮ナンバーの使用目的、車検場までの通行ルートを詳しく申告しなければならないので、あらかじめ車検場に予約を入れ、ルートを決定してから申し込むとスムーズでしょう。

仮免許が発行されても、申請時に申告したルート以外の通行は許可されていないので注意してください。渋滞などの迂回も禁止です。使用後は各自治体に仮ナンバーを返却してください。

 

車検の期限切れに猶予はもらえるのか

車検切れが迫る中、どうしても満了日までに車検を受けることができず猶予が欲しいと考える方もいることでしょう。

原則として、車検の有効期限はどんな事情があっても延長が認められません。

車検が思うようなタイミングで受けられないと分かった段階で、前倒しで予約するなどの対処が必要です。

ただし、特殊な事情に限り車検の有効期限に猶予がもらえる場合があります。

車検の有効期限に猶予がもらえるケース

台風・地震・感染症の流行など自然災害の影響で車検が受けられない場合は、道路運送車両法に基づき有効期限の延長が認められます。

例えば新型コロナウイルスが流行し始めた2020年には、実際に車検の猶予期間が設けられました。

猶予の有無や具体的な猶予期間は災害により生じた状況によって変わるため、万が一の際は国土交通省からのお知らせを確認しましょう。

 

車検の期間が「毎年」になることはある?

以前は新車登録から10年以上経過すると、車検の有効期間が1年となり毎年車検を受ける必要がありました。

しかし1995年に施行された道路運送車両法の改正により、新車登録から何年経っても車検の期間は2年(自家用乗用車の場合)のままとなりました。

なお、車両総重量8トン以上の貨物自動車や一部を除く特殊用途自動車、一部を除く運送事業用車などは毎年の車検が必要です。

 

車検費用は13年目から高くなる

経過年数で車検期間が変わることはありませんが、費用の変化には注意が必要です。

車検のタイミングで支払う自動車税や自動車重量税といった税金は、13年と18年経過のタイミングで増額します。

また、経年劣化により交換・修理が必要な箇所が増えるため、それも相まって車検費用が高くなりがちです。

そのため、長年乗り続けた車を手放すかそのまま乗り続けるかを考えるきっかけにもなります。

まずは見積もりを依頼し、業者ともよく相談しながら納得できる方を選ぶことが大切です。

 

「カーコンカーリース」なら車検の期限に備えた費用の用意は不要です!

車検は有効期限が過ぎるまでの期間を考慮しながら、費用を用意したり予約を入れたりといった準備が必要です。

万が一車検の有効期限を過ぎると公道を走れず、再び車検を受けようにも仮ナンバーの手配など移動手段を確保する手間が生じます。

「車が欲しいけど車検までのスケジュールや費用の管理が面倒でためらっている」「もっと車検の維持管理を楽にしたい」などのお悩みを持つ方は、カーリースのご利用がおすすめです。

カーリースでは車検のタイミングが近づくと通知されるため、うっかり予約を忘れてしまう心配がありません。

カーコンカーリースなら各種税金や車検基本料金も月額料金にコミコミ!

「カーコンカーリース」では各種税金・自賠責保険料・車検基本料は月額料金に含まれています。

車検で生じる出費をフラットにできるため、家計管理が楽になるという大きなメリットがあります。

法律と安全性という2つの面で、安心してドライブを楽しめる車を維持するために車検は欠かせません。

車検を含めた車の維持管理が楽になるカーリース、「カーコンカーリース」をぜひご利用ください!

カーコンカーリースの全プランと素敵な特典をご紹介!

最後に、カーコンカーリースがご用意している全プランを紹介します。

もらえるプラン11・もらえるプラン9・もらえるプラン7(※特選車を除く)

11年リースの「もらえるプラン11」、9年リースの「もらえるプラン9」、7年リースの「もらえるプラン7」、いずれのプランも契約満了で「クルマがもらえる」、さらにリース期間中でも一定期間経過後に返却や乗り換えがOKとなっています。

契約期間やお支払い方法(ボーナス併用払い・均等払い)も、ライフスタイルに合わせて自由設計いただけます。

リース期間中にライフスタイルに変化があったお客様はもちろん、将来的に乗り換えが必要になるかもしれないお客様であっても、安心してご利用いただけます。

  • ※「もらえるプラン11」では9年経過後から、「もらえるプラン9」では7年経過後から、「もらえるプラン7」では5年経過後から、それぞれリース期間中であっても、原則解約金なしで返却や乗り換えが可能になります。
  • ※返却の場合には、走行距離制限を超えていたり、おクルマの損耗状況により、精算金が発生する可能性があります。ただし、ご契約満了の場合はクルマがもらえるので、どのような状態でも清算金は発生しません。

カーコンカーリース「もらえるプラン」の詳細はこちら


もらえるプラン特選車

WEB申込限定で「もらえるプラン特選車」をお選びいただくことが可能です。

人気の軽自動車から普通車、商用車まで幅広いラインナップを揃えた「もらえるプラン特選車」は、メンテナンスパック、カーアクセサリーセットが毎月のリース料金に含まれている大変お得なプランです。

車検(基本料・税金・自賠責保険)2回、12ヶ月法令点検4回に加えて、エンジンオイル交換13回、オイルエレメント交換6回、ブレーキオイル交換2回、ワイパーゴム交換6回が含まれています。

  • ※車検と12ヶ月法令点検の回数は乗用車の場合

もらえるプラン特選車の詳細はこちら


のりかえプラン5・のりかえプラン3

5年リースの「のりかえプラン5」、3年リースの「のりかえプラン3」は、契約満了後にお車をご返却いただき、新車にお乗り換えすることが可能です。

ご契約期間中は、購入したときと同じようにマイカー感覚でお車をお持ちいただけます。

契約期間やお支払い方法(ボーナス併用払い・均等払い)も、ライフスタイルに合わせて自由設計いただけます。

おクルマもアクセサリーやメンテナンスまでリース料に全部コミコミで、月々定額で計画的なお支払いプランをお選びいただけます。

カーコンカーリース「のりかえプラン」の詳細はこちら


さらに、カーコンカーリースをご成約された方にもお得なご成約特典をご用意しております。

カーコンカーリースご成約特典

新車をご成約いただいた方の快適で安心なカーライフをサポートするグッズやサービスのご成約特典が「もろもろコミコミ」でついてくる!

この機会をお見逃し無く!

カーコンカーリースご成約特典の詳細はこちら


即納車

カーコンカーリースでは、ご契約後、最短14日でお客様の元へ車両をお届けできる「即納車」もご用意しております!

「納車されるまで何ヶ月も待てない」「急ぎで車が欲しい」などお急ぎの方はぜひご検討ください。

即納できるおクルマについてはこちらからご確認いただけます。

  • ※即納車は地域によってご対応できない場合がございます。詳しくはお問い合わせください。
  • ※即納車は台数に限りがございます。ご商談・ご契約のタイミングによっては在庫状況が変動する場合がございますので、予めご了承願います。

カーコンカーリース中古車リース

「国産」中古車リース

国産中古車リースは、カーコンカーリース厳選の国産中古車が頭金不要・登録諸費用も諸々コミコミ。さらに安心の車両保証を付けてリースいたします。修復歴なし、納車前に細かく点検を行いますので、安心してお車にお乗りいただけます。

また、「残価設定0円」となっておりますため、ご契約満了でお車をそのまま差し上げます。そのためリース期間中のカスタマイズや汚れや臭い、さらには走行距離などを気にすることなくお好きなようにお楽しみいただけます。

ご来店不要で、最短3週間程度での納車となっておりますので、お急ぎの方も安心してご利用ください!

カーリースプランは、標準でご契約期間6年(72回)となっております。

カーコンカーリース中古車リース「国産中古車リース」の詳細についてはこちらから

  • ※中古車リースについては、新車のリースプランと異なり、継続車検・メンテナンスやカーアクセサリーの各種オプションプラン、契約満了2年前の返却をお選びいただけません。
  • ※お車の在庫状況によっては、お申し込みをお引き受けできない場合がございます。

「輸入」中古車リース

輸入中古車リースでは、カーコンカーリース厳選の輸入中古車に、安心の車両保証を付けてリースいたします。頭金不要、登録諸費用も諸々がコミコミで、乗り出し費用0円でお車にお乗りいただけます。

カーリースプランは、標準でご契約期間7年(84回)、お支払い方法も、お客様のご希望に応じて自由に設計していただけます。さらに、「残価設定0円」としておりますので、ご契約満了でお車をそのまま差し上げます!

  • ※中古車リースについては、新車のリースプランと異なり、継続車検・メンテナンスやカーアクセサリーの各種オプションプラン、契約満了2年前の返却をお選びいただけません。
  • ※お車の在庫状況によっては、お申し込みをお引き受けできない場合がございます。

カーコンカーリース中古車リース「輸入中古車リース」の詳細についてはこちらから

カーコンカーリースは一人でも多くの方にとって「利用しやすいカーリース」であるよう、お客様のライフプランに応じたさまざまなプランをご用意しています。

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