車検にかかる諸費用とは何を指す?気になる内訳についてご説明!
作成日:2023年03月05日
車検料金の内訳で「諸費用」という表示を見たことがあるかもしれません。では、この諸費用とは具体的には何を指すのでしょうか?ここでは、車検の諸費用について詳しくご紹介します。
そもそも車検とは何をするの?
車検とは、「自動車検査登録制度」の略で、車が国の定める保安基準に適合しているかどうかを定期的に検査するための制度です。
ミニカーやトラクターなどの小型特殊自動車を除く自動車と、250cc以上排気量を持つバイクは車検を受ける必要があります。
車検はどこで受けるの?
車検は基本的には運輸支局の検査場で実施します。
そのため、多くの車検業者は自社の工場で点検整備を行ったうえで運輸支局に持ち込んで車検を受けることになります。
しかし、各地の運輸支局から認定を受けた「指定工場」を有している車検業者やディーラーは、自社工場で車検の検査を完了させることができ、税金の支払いや書類上の手続きだけを運輸支局で行うことになります。
なお2023年1月4日からは車検証が電子化され、指定業者は運輸支局にしなくても車検証情報が更新できるようになりました。
車検の有効期限
車検の有効期限は、車の種別や用途ごとに異なります。
有効期限が切れてしまうと車検切れの状態となり、その車は公道を走ることができなくなります。
車種や用途ごとの有効期限は以下の通りです。
車種・用途 | 有効期限 |
自家用乗用自動車 | 新車登録から3年後、以降は2年ごと |
軽乗用自動車 | 新車登録時から3年、以降は2年ごと |
小型自動車二輪(250cc超) | 新車登録から3年後、以降は2年ごと |
レンタカー(乗用自動車のみ) | 新車登録から2年後、以降は1年ごと |
バス、タクシー | 新車登録から1年後、以降も1年ごと |
軽貨物自動車 | 新車登録から2年後、以降も2年ごと |
大型特殊自動車 | 新車登録から2年後、以降も2年ごと |
貨物自動車(8t未満) | 新車登録から2年後、以降は1年ごと |
貨物自動車(8t以上) | 新車登録から1年後、以降も1年ごと |
※2019年1月1日現在の情報です。車検の有効期限は法律の改正で変更になる場合があります。
車検費用の内訳
車検の見積もりなどで見られる「諸費用」という項目について、「諸費用」とは何を指すのか疑問に感じたことがある方も多いのではないでしょうか。
ここで、車検の諸費用とはどんなものなのかをご紹介しましょう。
車検料金の内訳は大きく分けて、法定費用と車検基本料、整備費用の3つに大きく分けられます。
車検基本料・整備費用
車検基本料は車検業者に支払う代金で、整備が必要な箇所を見定める検査の料金、法定24か月点検整備の料金、検査場まで車を持っていき、車検に通す代行料などが含まれます。
また、検査の結果、修理や部品交換が必要になればその料金も上乗せされます。
業者ごとの車検基本料のおおよその相場は以下の通りです。
・ディーラー: 4万円~10万円くらい
・車検専門フランチャイズ: 2.5万円~8万円くらい
・民間整備工場: 2.5万円~8万円くらい
・カー用品店: 2万円~6万円くらい
・ガソリンスタンド: 2万円~6万円くらい
法定費用
法定費用の内訳は自動車重量税、自賠責保険料、検査手数料(印紙代)で、法定費用はどの業者に依頼しても変わることはなく一定です。
なお、法定費用について詳しくは後述します。
車検の諸費用は「法定費用」のこと
一般社団法人 日本自動車整備振興会連合会(略称:日整連)では車検の諸費用を法定費用である自動車重量税、自賠責保険料、印紙代(検査手数料)であるとしています。
そのため、一般的に車検において「諸費用」といえば法定費用を指すと考えていいでしょう。
では、それぞれの項目について詳しく見ていきます。
自動車重量税
自動車重量税は車両重量に応じて税率が変わる税金です。
本来は1年毎に課される税金ではありますが、車検時に有効期間分(自家用乗用車の2回目以降の継続検査であれば2年分)を支払います。
なお、一定の燃費基準をクリアしている「エコカー」の場合、性能に応じて自動車重量税が免税、もしくは減税になります。
自動車重量税の車両重量ごとの税額は、以下のとおりです。
エコカー | エコカー
(本則税率) |
エコカー以外 | |||
13年未満 | 13年経過 | 18年経過 | |||
0.5t以下 | 免税 | 5,000 | 8,200 | 11,400 | 12,600 |
~1t | 10,000 | 16,400 | 22,800 | 25,200 | |
~1.5t | 15,000 | 24,600 | 34,200 | 37,800 | |
~2t | 20,000 | 32,800 | 45,600 | 50,400 | |
~2.5t | 25,000 | 41,000 | 57,000 | 63,000 | |
~3t | 30,000 | 49,200 | 68,400 | 75,600 | |
軽自動車 | 5,000 | 6,600 | 8,200 | 8,800 |
自賠責保険
すべての車に加入義務がある強制保険で、自動車重量税と同じく車検時に有効期間分を支払います。
継続検査なら普通車は24か月分20,010円、25か月分20,610円で、軽自動車の場合は24か月分19,730円、25か月分20,310円です。
印紙代(検査手数料)
印紙代(検査手数料)は、ユーザ車検(持ち込み検査)か、そうでないかによって変わります。
継続検査で持ち込み検査の場合は普通車2,300円、小型車・軽自動車は2,200円、保安基準適合証の提出がある登録車・軽自動車の窓口申請は1,800円、OSS(電子申請)が1,600円です。
諸費用を含めた車検費用の相場は?
諸費用である法定費用を含めた車検費用の相場を見てみましょう。
前の項目の説明からわかる通り、諸費用のうち自賠責保険料と検査手数料は車種による金額の違いはほとんどありませんが、自動車重量税に関しては軽い車の方が安くなります。
また、整備料や部品代も小型の車の方が安めなのが一般的ですので、諸費用を含めた車検費用の相場は小型車の方が低くなっています。
・軽自動車: 6万円弱
・小型乗用車(1.0t以下) :7万円前後
・中型乗用車(1.5t以下) :8万円前後
・中型乗用車(2.0t以下) :9万円弱
・大型乗用車(2.5t以下) :10万円弱
※上記は修理や部品交換が不要な場合の車検費用の大まかな目安です。車検費用は車検を受ける場所や車の状態によって変わります。
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そのため、カーリースを利用すれば、毎月の車にかかる出費が安定し、家計のやり繰りがしやすくなります。
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カーコンカーリースの全プランと素敵な特典をご紹介!
最後に、カーコンカーリースがご用意している全プランを紹介します。
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11年リースの「もらえるプラン11」、9年リースの「もらえるプラン9」、7年リースの「もらえるプラン7」、いずれのプランも契約満了で「クルマがもらえる」、さらにリース期間中でも一定期間経過後に返却や乗り換えがOKとなっています。
契約期間やお支払い方法(ボーナス併用払い・均等払い)も、ライフスタイルに合わせて自由設計いただけます。
リース期間中にライフスタイルに変化があったお客様はもちろん、将来的に乗り換えが必要になるかもしれないお客様であっても、安心してご利用いただけます。
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- ※返却の場合には、走行距離制限を超えていたり、おクルマの損耗状況により、精算金が発生する可能性があります。ただし、ご契約満了の場合はクルマがもらえるので、どのような状態でも清算金は発生しません。
もらえるプラン特選車
WEB申込限定で「もらえるプラン特選車」をお選びいただくことが可能です。
人気の軽自動車から普通車、商用車まで幅広いラインナップを揃えた「もらえるプラン特選車」は、メンテナンスパック、カーアクセサリーセットが毎月のリース料金に含まれている大変お得なプランです。
車検(基本料・税金・自賠責保険)2回、12ヶ月法令点検4回に加えて、エンジンオイル交換13回、オイルエレメント交換6回、ブレーキオイル交換2回、ワイパーゴム交換6回が含まれています。
- ※車検と12ヶ月法令点検の回数は乗用車の場合
のりかえプラン5・のりかえプラン3
5年リースの「のりかえプラン5」、3年リースの「のりかえプラン3」は、契約満了後にお車をご返却いただき、新車にお乗り換えすることが可能です。
ご契約期間中は、購入したときと同じようにマイカー感覚でお車をお持ちいただけます。
契約期間やお支払い方法(ボーナス併用払い・均等払い)も、ライフスタイルに合わせて自由設計いただけます。
おクルマもアクセサリーやメンテナンスまでリース料に全部コミコミで、月々定額で計画的なお支払いプランをお選びいただけます。
さらに、カーコンカーリースをご成約された方にもお得なご成約特典をご用意しております。
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