カーリースした車は再リース可能?メリット・デメリットや注意点を解説
更新日:2024年04月22日 作成日:2020年03月20日
それまで長く付き合ってきた車に愛着を感じている、慣れた車にできるだけ長く乗り続けたいなど、カーリースの契約満了を迎えても同じ車にそのまま乗りたい、と思うこともあるかもしれません。こういった場合、同じ車を再リースすることは可能なのでしょうか。この記事では、カーリースでは再リースが可能なのか、また再リースする際の注意点やメリット・デメリットなどについて詳しく解説します。
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カーリース契約満了後、再リースは可能?
再リースとは
カーリースにおいて再リースとは、すでにリースしていた車両を返却せずに、新たなリース契約を結ぶことを指します。
つまり、現在利用しているリース車をそのまま継続して利用することができる仕組みです。
再リースする際には、それまでの契約内容を引き継ぐのではなく、そのときの車に合った新たな契約内容で月額料金が算出されます。
そのため、それまでと全く同条件で乗り続けられるわけではありません。
多くの場合、再リースは可能
カーリース契約満了後の選択肢に関しては、カーリース会社によって対応が異なります。
一般的にカーリースの契約満了後は車を返却するのが原則ではありますが、再リースに対応している会社も多くあります。
ただしすべてのカーリース会社で再リースできるわけではないため、再リースをする可能性がある場合は利用前に確認しておくことをおすすめします。
再リースの際には改めて審査が必要
契約満了時に再リースという選択肢があるカーリース会社であっても、希望すれば絶対に再リースできるというわけではありません。
再リースをする際には、カーリース申込時と同様審査が行われます。審査に通過する基準を満たしている場合は再リースできますが、そうでない場合は審査不合格になり利用できません。
審査に通らず再リースができない例としては、以下のような原因が考えられます。
リース料金を滞納したことがある
リース料金の滞納があった場合、再リースは難しくなります。
単純に口座への入金忘れなどですぐに連絡し入金した場合はそれほど問題視されることはありませんが、期日を大幅に過ぎても支払われず、連絡もないという状態が何度か繰り返された場合は要注意とみなされ、新たにリース契約を組むことはできなくなる可能性が高いといえるでしょう。
転職や定年などで年収、属性が変わった
初めの契約時は正社員として長く勤めていたとしても、その後転職して年収が下がった、契約社員になったなど、それまでと勤務状況や属性が変わっていると、審査に影響することがあります。
勤続年数も審査に影響し長ければ長いほど信頼度があるとみなされるので、転職直後などは不利になりがちです。
借入ができた
以前の契約時にはなかった借入がある、または依然の契約時よりも借入額が増えた、という場合、年収と借入額のバランスが崩れていれば審査通過は難しくなります。
ただし、住宅ローンなどはこの限りではありません。
信用情報に事故情報が残っている
債務整理や自己破産、ローンやクレジットカードの返済遅延などがあると、信用情報に事故情報が記載されます。
事故の情報が掲載されているあいだは、カーリースの審査やクレジットカードの審査などには通りにくくなります。
事故情報の掲載期間は事故の種類、または信用情報機関によって異なりますが、延滞で5年程度、自己破産の場合は5~10年程度です。
対象年齢を超えてしまった
ほとんどのカーリースが申し込みに年齢制限を設けています。上限は75歳程度のケースが多いため、再リース申し込み時に75歳を超えていると年齢制限によって申込自体ができません。
ただし、ディーラー系のカーリースの中には契約満了時の年齢が90歳までであれば申し込みできるものもあります。
カーリース契約終了後に再リースするメリット
愛着のある車に乗り続けられる
再リース契約のメリットは、リース契約を継続したまま同じ車に乗り続けられることです。
利用してきた車をとても気に入ったり愛着を持ったりした場合には、再リースという選択肢があるのは非常にありがたいと思うことでしょう。
ただし、一般的なカーリースでは契約満了で自分の所有にはなりませんので、再リースで継続的にリース料の支払いが発生します。
同じ車に乗り続けるために買い取るという選択肢のあるプランもありますが、そのためには買取費用を一括払いしなければならないケースもあり、それが難しい時に再リースはメリットとなります。
月額料金が安くなる可能性がある
必ずしもそうであるとは限りませんが、カーリース会社や契約内容によっては、月額料金が安くなる可能性もあります。
同じ車に安く乗り続けられるのはうれしいメリットではないでしょうか。
カーリース契約終了後に再リースするデメリット
再リースは愛着のある車に乗り続けられるなどのメリットもありますが、同じ車を再リースすることにはいくつかのデメリットも存在します。
以下にそれぞれのデメリットを説明します。
思ったよりも月額料金が高いケースがある
一般的に、カーリースでは車両本体価格が安いとリース料金も安くなる傾向があります。
しかし、再リースの場合その時の中古車市場の相場や車の状態、また契約によっては月額料金が思ったよりも高くなるケースが見られます。
また、再リースの場合車の耐用年数が少ないため、契約期間をあまり長く設定できません。
その点も再リース時の月額料金が高額化する理由のひとつといえます。
その車にかかったリース代金の総額がかなり高額になることも
再リースを継続することにより、最終的に支払うリース代金の総額が高額になる場合があります。
車両の価値が低下する一方で、リース料金の支払いは続くため、長期間にわたって支払う金額が累積されます。
そのため、結果的に1台の車両に対する実質的なコストは、購入した場合よりもかなり高くなる可能性があります。
新型車と比較すると性能の劣った車に乗り続けることになる
再リースでは、リース開始時の車両と同じモデルを継続して利用するため、最新の技術を多数取り入れた新型車と比較して性能が劣っていることがあります。
一般的に新型車は燃費性能や環境性能に優れていることに加え、安全性を高める機能や運転を楽にしてくれる機能が充実しています。
再リースした車は一昔前の車に乗り続けている状態なので、安全性や燃費性能に劣っていることが気になってくるかもしれません。
メンテナンスの頻度が高くなりがち
車は年数の経過や走行距離が長くなることによって、メンテナンスの頻度が増加する傾向があります。
再リースを継続する場合、車両の経年劣化によるメンテナンスや修理が増え、メンテナンスのコストや手間が増えることはデメリットといえるでしょう。
リース期間はそれまでよりも短くなるケースがほとんど
一般的な新車リースは7年や9年、中には11年など、ある程度長期の契約期間が設定されています。
そのため、契約満了時の車の耐用年数は新車時ほどありません。元の契約年数に左右される面もありますが、再リースの期間は2~3年程度が多く、それまでの契約期間よりも短くなることがほとんどです。新車の契約時よりも契約年数は短く、選択肢もかなり限られることになるでしょう。
カーリースの契約満了後、再リース以外の選択肢はある?
カーリースの契約満了後は、再リース以外にもいくつかの選択肢があります。
リース車を返却し、契約を終了
契約満了後、リース車を返却し、そのまま契約を終了する方法です。
ただし、一般的なカーリースでは車両を返却する際に一定の規定に基づいた車両の状態や走行距離のチェックが行われます。
走行距離を超過している場合や車の状態によっては精算が必要になることもあります。
リース車を返却し、新しい車に乗り換える
契約満了後、リース車を返却して新しい車両に乗り換えることも選択肢のひとつです。
この場合、新しい車両を選び、新たなリース契約を結ぶことになります。
自分のニーズやライフスタイルに合った最新の車両に少ない負担で乗り換えることができるのがメリットといえます。
残価を支払って買い取る
一部のカーリース契約では、契約満了後に残価と呼ばれる残りの車両の価値を支払い、車を買い取ることも可能です。
買取後は自分の所有車となるので、カスタマイズを自由に行ったり、好きなタイミングで売却したりすることが可能になります。
車をもらう
中には、契約満了時にそのままリース車がもらえるプランを提供しているカーリース会社もあります。
買取とは異なり、最後にまとまった費用を支払うことなく乗り慣れた車がマイカーになります。長年支払ったリース料金が無駄になることもありません。
再リース後のリース車両返却時の注意点
原則として原状回復して返却しなければならない
一般的な返却が前提のカーリースは、原状回復しての車の返却が義務付けられています。
カーリース会社が認める範囲を超える傷やへこみ、汚れなどの車のダメージがあった場合、原状回復の費用が請求される可能性があります。
カスタマイズしている場合は、すべて外して購入時の状態に戻して返却します。そのため車に穴をあけるなど、元に戻せない状態にするカスタマイズはできません。
車の状態によっては精算が必要になる
返却時には、査定が行われます。一般的に再リースの契約時には残価(契約満了時の予想査定額)を設定しますが、ダメージが大きいなど車の状態によっては実際の査定額が残価を下回ることもあります。
その場合、残価との差額を請求されます。そのため、できるだけ車を良い状態に保てるようにある程度気を使って使用しなければなりません。
走行距離制限を超過していると追加料金が発生する
再リースに限ったことではないですが、カーリースでは通常走行距離制限が設けられます。
制限距離を超えて走行した場合は、契約満了時に超過した距離に応じて超過金が請求されます。
また、走行距離の超過によって車の価値が下がり、マイナス査定となった場合は超過金に加え残価精算が必要になることも。そうなると、ある程度まとまった金額を請求されることになります。
カーコンカーリースなら自分に合った選択ができる
利用目的や頻度で選べる豊富なプラン
カーコンカーリースの新車リースには「もらえるプラン」と「のりかえプラン」があり、自分に合った車の乗り方ができます。
再リースを考えている方には契約満了時に車がもらえる「もらえるプラン」がおすすめ。
再リースしなくてもそのまま乗り慣れた車に乗り続けられます。
しかも自分の所有となるので、何の制限もなくカーライフが楽しめるでしょう。
常に最新の車に乗っていたい、ライフスタイルの変化に合わせて柔軟に車を乗り換えたい方には3年、もしくは5年での乗換えが前提の「のりかえプラン」がぴったりでしょう。
好きな車を自由に選べる
カーコンカーリースでは、好きな車種やモデルを自由に選ぶことができます。
国産全車種の取扱いがあるので、最新の人気軽自動車から上級ミニバン、クロスオーバーSUVなど自分の好みやニーズに合った車に乗ることができ、満足度の高いカーライフを実現できます。
※PHV(プラグインハイブリッド自動車)、PHEV(プラグインハイブリッドエレクトリックビークル)、EV(電気自動車)など一部車両除く
リースカー専用の任意保険もあるので安心
カーコンカーリースでは、リース車専用の任意保険をご提供しています。
マイカー用の車両保険ではカバーできない可能性がある全損時の中途解約費用も全額補償いたしますので、万が一の際も安心です。
カーコンカーリースの全プランと素敵な特典をご紹介!
最後に、カーコンカーリースがご用意している全プランを紹介します。
もらえるプラン11・もらえるプラン9・もらえるプラン7(※特選車を除く)
11年リースの「もらえるプラン11」、9年リースの「もらえるプラン9」、7年リースの「もらえるプラン7」、いずれのプランも契約満了で「クルマがもらえる」、さらにリース期間中でも一定期間経過後に返却や乗り換えがOKとなっています。
契約期間やお支払い方法(ボーナス併用払い・均等払い)も、ライフスタイルに合わせて自由設計いただけます。
リース期間中にライフスタイルに変化があったお客様はもちろん、将来的に乗り換えが必要になるかもしれないお客様であっても、安心してご利用いただけます。
- ※「もらえるプラン11」では9年経過後から、「もらえるプラン9」では7年経過後から、「もらえるプラン7」では5年経過後から、それぞれリース期間中であっても、原則解約金なしで返却や乗り換えが可能になります。
- ※返却の場合には、走行距離制限を超えていたり、おクルマの損耗状況により、精算金が発生する可能性があります。ただし、ご契約満了の場合はクルマがもらえるので、どのような状態でも清算金は発生しません。
もらえるプラン特選車
WEB申込限定で「もらえるプラン特選車」をお選びいただくことが可能です。
人気の軽自動車から普通車、商用車まで幅広いラインナップを揃えた「もらえるプラン特選車」は、メンテナンスパック、カーアクセサリーセットが毎月のリース料金に含まれている大変お得なプランです。
車検(基本料・税金・自賠責保険)2回、12ヶ月法令点検4回に加えて、エンジンオイル交換13回、オイルエレメント交換6回、ブレーキオイル交換2回、ワイパーゴム交換6回が含まれています。
- ※車検と12ヶ月法令点検の回数は乗用車の場合
のりかえプラン5・のりかえプラン3
5年リースの「のりかえプラン5」、3年リースの「のりかえプラン3」は、契約満了後にお車をご返却いただき、新車にお乗り換えすることが可能です。
ご契約期間中は、購入したときと同じようにマイカー感覚でお車をお持ちいただけます。
契約期間やお支払い方法(ボーナス併用払い・均等払い)も、ライフスタイルに合わせて自由設計いただけます。
おクルマもアクセサリーやメンテナンスまでリース料に全部コミコミで、月々定額で計画的なお支払いプランをお選びいただけます。
さらに、カーコンカーリースをご成約された方にもお得なご成約特典をご用意しております。
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- ※中古車リースについては、新車のリースプランと異なり、継続車検・メンテナンスやカーアクセサリーの各種オプションプラン、契約満了2年前の返却をお選びいただけません。
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