車の税金(自動車税)はいつ支払う?期限や納付書が届かないときの対処法など解説
更新日:2024年03月01日 作成日:2020年04月21日
車の税金はいつまでの分をいつ支払わないといけないのでしょうか?今回は、自動車税の期限や滞納した場合のペナルティ、納付書がない場合の対処法などについて解説いたします。
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自動車税(種別割)は毎年支払うべき車の税金
車を持つと、毎年自動車税(種別割)を支払わなければなりません。
自動車税(種別割)は毎年4月1日午前0時時点の車の所有者に課税され、その年の4月から翌年の3月までの1年分の税金を前払いの形で支払います。
自動車税(種別割)は毎年いつ支払う?
自動車税の税額や納付時期などついては、毎年届く「納税通知書」で知ることができます。
納税通知書は自動車税の支払いに必要な納付書でもあり、届いたら早めに支払いにを済ませる必要があります。
では、納税通知書は毎年いつ届きいつまでに支払うべきなのでしょうか。
・いつからいつまでの自動車税を支払うのか
・納付対象期間:その年の4月から翌年の3月までの1年分(前払い)
・納税通知書が届く時期:毎年5月上旬ごろ
・自動車税の支払い期限はいつか
5月初めから原則5月31日まで
※青森県と秋田県は6月末日が期限
※5月31日が土曜日・日曜日に当たる場合には、期限が次の月曜日にずれ込む
中古車の自動車税(種別割)はいつ支払う?
自動車税の課税対象期間や期限については、新車・中古車のどちらも変わりません。
その年の4月~3月までの1年分の自動車税を、毎年5月末(または6月末)までに支払う必要があります。
後述する税額についても、新車と中古車とで違いはありません。
自動車税(種別割)の税額はいくら?
自動車税の(種別割)の税額は排気量ごとに決まっており、自家用乗用車の具体的な税額は下記の通りです。
なお、税制改正があり、2019年10月1日を境に税額が変わっています。
2019年9月30日以前に新規登録した車 | 2019年10月1日以降に新規登録した車 | ||
排気量 | 金額 | 排気量 | 金額 |
1リットル以下 | 29,500円 | 1リットル以下 | 25,000円 |
~1.5リットル以下 | 34,500円 | ~1.5リットル以下 | 30,500円 |
~2.0リットル以下 | 39,500円 | ~2.0リットル以下 | 36,000円 |
~2.5リットル以下 | 45,000円 | ~2.5リットル以下 | 43,500円 |
~3.0リットル以下 | 51,000円 | ~3.0リットル以下 | 50,000円 |
~3.5リットル以下 | 58,000円 | ~3.5リットル以下 | 57,000円 |
~4.0リットル以下 | 66,500円 | ~4.0リットル以下 | 65,500円 |
~4.5リットル以下 | 76,500円 | ~4.5リットル以下 | 75,500円 |
~6.0リットル以下 | 88,000円 | ~6.0リットル以下 | 87,000円 |
6.0リットル超 | 111,000円 | 6.0リットル超 | 110,000円 |
自家用軽乗用車 | 10,800円 | 自家用軽乗用車 | 10,800円 |
※グリーン化特例対象車は、新規登録の翌年分の税金が減税になります。また、新車登録から13年以上の年数が経過している車は重課税となります(電気自動車、ハイブリッド車などのエコカーを除く)。
年度の途中に新車を購入した場合、税金は新車登録をした月の翌月から次の年の3月までの月割計算となりますので、1年目の税額は買う時期によって異なります。
5月に購入した車の自動車税はどうなる?
4月1日時点でお店で販売されている車の自動車税は、保有者である販売店が一括で納付しています。
年度の途中で車を購入した場合、購入時に残り期間分の自動車税を販売店に支払うケースが一般的です。
例えば購入日が6月中だと、車の購入時に7月~翌年3月までの自動車税も販売店に支払うことになります。
ただし自動車税の納付期限は5月末であり、5月中に車を購入する場合、販売店が自動車税の納付を済ませていない可能性があります。
5月に車の購入を検討している場合は、販売店に確認が必要です。
自動車税(種別割)を支払う方法
自動車税の支払い方法は現金納付が主流でしたが、近年は支払い方法が多様化しておりキャッシュレス決済も可能な場合があります。
自動車税で利用可能な支払い方法は、以下の4通りです。
納付書を使った現金納付
自動車税は、納税通知書(納付書)を使って現金で支払う方法が代表的です。
銀行や信用金庫などの金融機関・郵便局・税事務所の窓口や、コンビニエンスストアの窓口で納付書を出し、必要な分だけ現金で支払います。
最寄りの窓口やコンビニエンスストアへ足を運ぶ手間はかかりますが、領収書をもらえる唯一の支払い方法です。
口座振替での納付
あらかじめ口座を登録しておくことで、口座振替を利用することもできます。
納付書を窓口やコンビニエンスストアへ持参する手間を省くことができるため、楽に納付を済ませたい方にはおすすめな手段です。
ただし、自動車税の口座振替は3月末が申込期限となっています。
期限までに登録が確認されないと4月~翌年3月までの自動車税は引き落とされないため、注意が必要です。
クレジットカードでの納付
自治体によっては、自動車税のクレジットカード納付に対応している場合もあります。
クレジットカード納付を開始する方法は自治体によって異なりますが、指定の公金支払サイトにカード情報を登録して決済するという流れが一般的です。
口座振替と同じく納付書を持参する手間が省ける他、自動車税の支払いでもクレジットカードのポイントが貯まるというメリットもあります。
ただしクレジットカード納付の場合、納税確認は電子的方法に限られます。
また、納付後はシステムへ反映されるまで2週間~1ヵ月程度の期間が必要です。
車検や売却など、納税情報が必要な時期が近い場合はクレジットカード納付は避けましょう。
その他キャッシュレス決済での納付
クレジットカードの他、PayPayなどのスマホ決済アプリや電子マネーによる納付が可能な場合もあります。
スマホ決済アプリの場合は納付書に印刷されているQRコードをスマホで読み取り、アプリを操作して納付を済ませましょう。
電子マネーはセブンイレブンなどで発行可能な「nanaco」、イオンやミニストップなどで発行可能な「WAON」のどちらかを使うことができます。
どちらも対象のコンビニエンスストアへ納付書を持参し、現金の代わりに電子マネーで支払うという流れになります。
自動車税(種別割)を期限までに支払わないとどうなる?
自動車税(種別割)を納付期限までに支払わない場合、次のようなデメリットが生じます。
車検を受けられない
大きなデメリットの1つは、自動車税(種別割)を納付していないと車検を受けられないことです。
車検の申し込みがあると、自動車税(種別割)の納付状況を電子記録から確認できます。
滞納で納付記録がない場合は、滞納分をすべて完納するまで車検は受けられません。
また、納税のタイミングによっては電子記録に納付状況が反映されていないことがあり、その場合は納税証明書の提出を求められます。
車検が切れてしまうと、公道走行はできません。そのため仕事に車を使用する方や生活に車が欠かせない方には大きなダメージとなります。
納税方法が限定される
従来は、自動車税(種別割)は銀行などの金融機関や税事務所での現金で納付しなければなりませんでした。
その後コンビニエンスストアでの現金支払いを導入する自治体が増え、今ではクレジットカードやスマートフォンアプリの決済、インターネットバンキングを利用した決済など、さまざまな支払い方法が選択できるようになっています。
こうした利便性の向上により、以前よりも格段に支払いがしやすくなりましたが、現金以外の支払い方法が利用できるのは納付期限内に限られます。
納付期限を過ぎると税金の支払方法が金融機関や税事務所での現金支払いに限定され、キャッシュレス決済などができなくなるので注意しましょう。
延滞金がかかる
滞納のペナルティとして、延滞金がかかってしまいます。延滞金は滞納期間が長ければ長いほど積み重なっていきます。
延滞金の率は自治体や年によって異なりますが、東京都の場合2022年1月1日~2023年12月31日までの期間は最初の1か月以内であれば利率は年2.4%程度とわずかな額でしかありませんが、1か月以上の滞納した場合には利率が年8.7%まで上がります。
※延滞金は1,000円未満が切り捨てとなるため、8月か9月くらいまでは延滞金が生じない場合が多いです。
最終的に財産を差し押さえられる
自動車税(種別割)の延滞を続けていると、最終的には財産を差し押さえられてしまいます。差し押さえまでの流れは、下記の通りです。
1.自治体から納付期限を過ぎてから20日以内に1回目の「督促状」が届く。
2.自治体から9月中旬ごろに2回目の「督促状」が届く。
3.督促状を無視していると、やがて延滞金が記載された「催告書」が届く。催告書には「納税期限は〇月〇日」、「納めない場合は財産を差し押さえる」といった具体的な内容が記載されている。
4.催告書も無視し続けていると、「差し押さえ予告通知書」が届く。差し押さえ予告通知書には「〇月〇日までに支払いが確認されない場合には差し押さえを実行します」といった予告が記載されている。
5.差し押さえ予告通知書さえも無視すると、給与または銀行口座が差し押さえられる。現金がない場合には、不動産や車、贅沢品などが代わりに差し押さえられる。
なお、自動車税(種別割)の延滞には罰則が設けられています。
差し押さえ命令に抵抗する行為があれば「3年以下の懲役または250万円以下の罰金」に処せられる可能性があります。税金は必ず納付するようにしましょう。
自動車税の負担を軽くする方法
自動車税の負担を軽くするには、以下の方法を検討してみるのがおすすめです。
クレジットカードの分割払いを利用する
自治体によっては、クレジットカードでの自動車税(種別割)の納付に対応している場合があります。
クレジットカード払いの場合、カード会社との契約にもよりますが分割払いやボーナス払いなどの多彩な支払い方法が選択できるケースもあります。
そういった支払い方法を利用するのも負担を減らすひとつの方法といえます。
燃費性能の良い車を選ぶ
一定の燃費基準をクリアした車は、グリーン化特例によって性能に応じた自動車税(種別割)の減免があります。
また自動車重量税も燃費性能に優れた車はエコカー減税によって税金が軽減されるので、車選びの時点でできるだけ低燃費の車を選ぶことが自動車税を抑えることにつながります。
コンパクトカーや軽自動車を選ぶ
登録車と比較すると、軽自動車は自動車関連税がかなり安く設定されています。
またコンパクトカーは登録車の中では車両重量が軽いことに加え、排気量も小さい傾向があるので自動車重量税、自動車税(種別割)ともに登録車の中では安いといえます。
そのため、軽自動車やコンパクトカーを選ぶのも車に関する税金をできるだけ安く抑えることにつながるといえるでしょう。
自動車税(種別割)の納税通知書が来ない場合の対処法
自動車税(種別割)の納税通知書が手元になくて納付ができない場合は場合は、以下のように対処しましょう。
引越し後なら車検証の住所変更
引越し後に納税通知書が届かない場合、車検証の住所変更を済ませていないことが考えられます。
自動車税の納税通知書は、車検証に記載された住所に郵送されるからです。
転送手続きをしていれば手続きから1年間は旧住所でも転送されてきますが、それ以降は届かなくなります。
なお、車検証の住所変更は、変更があったから15日以内に届け出ることが法律で定められています。
引越し後は速やかに車検証の住所変更手続きを行いましょう。
車検切れなら都道府県税事務所に問い合わせ
車検の有効期限が切れている車の場合、納税通知書が届かない場合があります。
自治体によっては車検が切れている場合には課税を保留し、自動車税(種別割)の納税通知書の送付をしないことがあるからです。
ただしすべての自治体がこの対応を行っているわけではないので、車検切れの車であっても納税通知書が届かない場合は税事務所に問い合わせしてみることをおすすめします。
紛失なら再発行手続き
納税通知書を紛失した可能性がある場合は、早めに再発行手続きを済ませましょう。
納税通知書は都道府県税事務所が発行しているため、お住まいの地域の税事務所に問い合わせることで再発行してもらえます。
ただし軽自動車税の場合は、市町村の役場へ問い合わせが必要です。
自動車税(種別割)以外の車の税金と支払い時期
車を保有すると、自動車税だけでなく様々な税金を定期的に支払う必要があります。
車の維持に関わる主な税金は、以下の通りです。
自動車重量税
自動車重量税は、車の重量に対して課せられる税金のことです。
車両重量0.5tごとに税額が決められており、車検証の有効期間分の税額を一括で支払う必要があります。
自動車重量税はいつ支払う?
自動車重量税は、車検の際にまとめて支払うケースが一般的です。
乗用車の場合は新車登録から3年後、それ以降は2年ごとに車検を行うため、そのときに支払います。
環境性能割
環境性能割とは車を取得したことに対して課せられる税金で、2019年10月に自動車取得税と入れ替わる形で導入されました。
税額は国が定めた課税標準額に車のオプション価格を足した「取得価額」と、車の環境性能ごとに決められた「税率」をもとに算出されます。
環境性能に優れた車ほど税額が抑えられるのが特徴です。
環境性能割はいつ支払う?
環境性能割の支払いタイミングは車の購入時だけで、購入後は課税されないため支払いも不要です。
新車・中古車のどちらも購入時に支払いが必要ですが、計算方法がやや変わるため同じ車種でも税額は一定ではありません。
その他
その他必要な税金としては、「消費税」や給油のたびにかかる「ガソリン税(燃料課税)」があります。
特に消費税は車の購入時の他、業者に車検を依頼した際の料金・メンテナンスや修理を依頼したときの料金・ガソリン代・高速道路料金など様々な料金にかかります。
車を維持・使用するうえで何かと発生する税金のため、総額にすると決して小さな出費ではありません。
カーリースなら車の税金支払いもラクラク!
車の税金には様々な種類があり、支払うべきタイミングはそれぞれ異なります。
特に自動車税や自動車重量税など定期的な支払いが必要な税金は、滞納すれば重いペナルティが科せられるため、スムーズに支払うための家計管理が重要です。
しかしそれは車を購入した場合の話であり、カーリースでは支払い方が変わります。
月額料金を支払いながらカーリース会社が購入した車を自由に使える「カーリース」は、定期的にまとまった税金を支払う必要がありません。
自動車税や自動車重量税など、車にかかる税金のほとんどが月額料金に含まれているからです。
納付時期が定期的に訪れるわけではなく、月額料金に含まれる税金を少しずつ支払う形になるため毎月の出費が均一化され、家計管理が簡単になります。
カーリースするならカーコンカーリースがおすすめ!
世の中にはさまざまなカーリースサービスが登場していますが、中でもおすすめなのがカーコンカーリースです。
カーコンカーリースは「もろもろコミコミ」だから安心!
カーコンカーリースは、月々8,000円(税込)~のリーズナブルな料金でご利用いただけます。リース料には、登録諸費用、各種税金、自賠責保険料、車検基本料などがすべてコミコミとなっております。
そのため、いつまで税金を支払わなければならないのか、つい支払いを忘れてしまったなど面倒な考え事がなくなります。
カーコンカーリースは専用の保険もご用意!
カーコンカーリースは「リースカー専用 自動車保険」もご用意しておりますので、万一の事故への備えも万全です。
カーリースの特性に合った補償内容と保険金となっておりますので、無駄な保険料の支払いがありませんし、全損事故でカーリース契約が解約となってしまった場合にも中途解約費用を全額補償してもらえます。
カーコンカーリースの全プランと素敵な特典をご紹介!
最後に、カーコンカーリースがご用意している全プランを紹介します。
もらえるプラン11・もらえるプラン9・もらえるプラン7(※特選車を除く)
11年リースの「もらえるプラン11」、9年リースの「もらえるプラン9」、7年リースの「もらえるプラン7」、いずれのプランも契約満了で「クルマがもらえる」、さらにリース期間中でも一定期間経過後に返却や乗り換えがOKとなっています。
契約期間やお支払い方法(ボーナス併用払い・均等払い)も、ライフスタイルに合わせて自由設計いただけます。
リース期間中にライフスタイルに変化があったお客様はもちろん、将来的に乗り換えが必要になるかもしれないお客様であっても、安心してご利用いただけます。
- ※「もらえるプラン11」では9年経過後から、「もらえるプラン9」では7年経過後から、「もらえるプラン7」では5年経過後から、それぞれリース期間中であっても、原則解約金なしで返却や乗り換えが可能になります。
- ※返却の場合には、走行距離制限を超えていたり、おクルマの損耗状況により、精算金が発生する可能性があります。ただし、ご契約満了の場合はクルマがもらえるので、どのような状態でも清算金は発生しません。
もらえるプラン特選車
WEB申込限定で「もらえるプラン特選車」をお選びいただくことが可能です。
人気の軽自動車から普通車、商用車まで幅広いラインナップを揃えた「もらえるプラン特選車」は、メンテナンスパック、カーアクセサリーセットが毎月のリース料金に含まれている大変お得なプランです。
車検(基本料・税金・自賠責保険)2回、12ヶ月法令点検4回に加えて、エンジンオイル交換13回、オイルエレメント交換6回、ブレーキオイル交換2回、ワイパーゴム交換6回が含まれています。
- ※車検と12ヶ月法令点検の回数は乗用車の場合
のりかえプラン5・のりかえプラン3
5年リースの「のりかえプラン5」、3年リースの「のりかえプラン3」は、契約満了後にお車をご返却いただき、新車にお乗り換えすることが可能です。
ご契約期間中は、購入したときと同じようにマイカー感覚でお車をお持ちいただけます。
契約期間やお支払い方法(ボーナス併用払い・均等払い)も、ライフスタイルに合わせて自由設計いただけます。
おクルマもアクセサリーやメンテナンスまでリース料に全部コミコミで、月々定額で計画的なお支払いプランをお選びいただけます。
さらに、カーコンカーリースをご成約された方にもお得なご成約特典をご用意しております。
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