車を借り上げるカーリース契約で利用できるリース車のナンバーは「わ」ナンバー?

 作成日:2021年08月23日

長期間車を借りて楽しめるカーリースですが、車のナンバーは自家用車と同じなのでしょうか?それともレンタカーと同じ「わ」ナンバーなのでしょうか?今回は、カーリースの車のナンバーについて見ていきます。

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車のナンバープレートは道路運送車両法で定める登録区分によって分類される


国内では公道を走行する全ての自動車は国土交通省への登録を行い、車検を通過することで国が定める保安基準を満たしていることを証明することが道路運送車両法で義務付けられています。

国土交通省への登録を行った車両にはナンバープレートが交付されますが、ひと口にナンバープレートと言っても車両区分で交付されるナンバープレートの正式名称は次に挙げるように異なります。

・小型自動車や普通自動車:自動車登録番号標

・軽自動車や自動二輪車:車両番号標

・小型特殊自動車や原動機付自転車:標識

ここでは便宜上自動車登録番号標や車両番号標を通称であるナンバープレートとして表記しながら話を進めていきます。

国土交通省への登録区分は自家用登録と事業用登録があり各登録区分によって次に挙げる色のナンバープレートが交付されます。

・自家用登録:普通自動車(白ナンバー)・軽自動車(黄色ナンバー)

・事業用登録:普通自動車(緑ナンバー)・軽自動車(黒ナンバー)

またナンバープレートには車両登録が行われた陸運支局の所在地や登録車両の種別や使用用途を1桁から3桁で表す「分類番号」、各車両ことに交付される車両番号と共に平仮名やアルファベットでも登録区分が表されています。

車両登録区分はナンバープレートの色と共に表記される平仮名やアルファベットでも確認することができるのが特徴的で、レンタカーには「わナンバー」や「れナンバー」と呼ばれるナンバープレートが交付されます。

 

レンタカーに交付される「わ」ナンバーとは?


そもそも「わ」ナンバーとは何でしょうか?具体的には、「わ」のひらがなが記載されている車のナンバープレートのことを意味しています。

ナンバープレートのひらがなは、用途表示の目的で記載されています。例えば、普通自動車のナンバープレートのひらがなには、下記の区別があります。

・事業用 あいうえおかきくけこを

・自家用 さしすせそたちつてとなにぬねのはひふへほまみむめもやゆらりるろ

・貸渡し用(レンタカー) われ

このような区別がありますから、車のナンバーに記載されているひらがなを見ると「どの用途の車なのか」を識別することが可能です。レンタカーのナンバーに「わ」が記載されているのも、ナンバープレートを見ただけで、すぐにレンタカーだと判別できるようにするためです。

「レンタカーを見かけたら近づくな」という言葉があります。これは「レンタカーはその車に乗り慣れていない人が運転しているので危険だ」という意味ですが、この言葉が成立するのはナンバープレートでレンタカーだと分かるようになっているからですね。

ちなみに上記の区別を見ますと、貸渡し用(レンタカー)の車のナンバーのひらがなに「わ」以外に「れ」もあります。これは沖縄県の話ですが、レンタカーの台数が多くなりすぎて「わ」ナンバーがほとんど埋まってしまいました。そのため、「れ」ナンバーもレンタカー用に使うようになったそうです。

「わ」ナンバーを付けるのはレンタカーだけではありません。近年、特定の駐車場に置いてある車を複数人でシェアできるカーシェアリングのサービスが人気を呼んでいますが、このカーシェアリング用の車も「わ」ナンバーです。カーシェアリングもレンタカーとサービス内容が似ているので「わ」ナンバーを付けることになっています。

では、カーリースの場合はどうでしょう。車を借りるという点ではレンタカーと同じサービスですので、やはり「わ」ナンバーを付けるのでしょうか?

 

レンタカー同様車両を借り受けて利用するリース車に交付されるナンバーは?


結論から言いますと、カーリースの車は「わ」ナンバーではありません。

確かにカーリースも車を借りるサービスではありますが、数時間や数日間だけの利用がほとんどのレンタカーとは違って、年単位などの長期に渡る契約となるのが一般的です。契約終了時に残価を支払うことで、車を自分のものにできる場合もあります。

そのため、レンタルというよりはどちらかと言えば購入の形に近いと言えるでしょう。つまり、購入に近いサービス形態であるため、カーリースの車は「わ」ナンバーとならないということが推測されます。

「わ」ナンバーではない、というのはある意味でメリットと言えます。車を所有しているということを1つの社会的なステータスと考えている人も少なくないからです。

車を運転していても「わ」ナンバーであれば、その車は借り物なのだということを周囲の人に気づかれてしまいます。ですからレンタカーを運転する時は少しばかりの劣等感を覚えてしまいます。

しかし、「わ」ナンバーでないカーリースであれば、車を借りているにもかかわらず車を所有しているかのように見なしてもらえるので、そのような問題は生じません。「車の所有者」というステータスを持っているかのような感覚を得られるのです。

ちなみにカーリースの場合、購入と同じように有料で希望ナンバーを付けることもできます。希望ナンバーの申請や入手は、多く場合にカーリース会社が代行してくれます。「誕生日」や「記念日」、ゾロ目のナンバーなどを楽しむことができます。

 

カーリースとレンタカーでは異なる車の貸与契約が結ばれる


カーリースとレンタカーは車両貸与契約を結び所有する車両を有償で利用者に貸し出すという点では同じサービスだと言えます。

しかしカーリースではリース車と共に使用権も貸与するため特定のユーザーと長期契約を結ぶのに対してレンタカーは不特定多数のユーザーに短期契約で車両貸し出しを行い使用権の貸与は契約に含まれません。

またレンタカーと違って長期契約を結ぶカーリースはユーザーが希望する車両をカーリース会社が代理購入し車両の貸し出しを行いますが、レンタカーはレンタカーの店舗が在庫している車両のなかで借り受ける車両を決めるのが一般的です。

契約期間の長さがカーリースとレンタカーの貸与契約の最も大きな違いですが、さらに具体的にカーリースとレンタカーの契約内容の違いを紹介します。

 

カーリースとレンタカーの具体的な契約内容の違いとは?


ここまで見てきたように、カーリースはレンタカーとは違って、車が「わ」ナンバーとはなりません。なお、カーリースとレンタカーとでは契約期間の長さも違いますが、他にはどんな違いがあるのでしょうか?カーリースとレンタカーを混同する人も少なくありませんので、参考までにまとめてみました。

使用者

レンタカーの場合は、車を不特定多数の人が利用しますから「使用者」は「所有者」であるレンタカー会社の名義となります。

カーリースでは、特定の人が継続して車を利用しますので「使用者」はユーザー名義です。そのため、車検証の使用者の欄にはユーザーの名前が記載されます(「所有者」はカーリース会社です)。

車両在庫

レンタカーは、会社が一定の在庫を持っており、ユーザーはその中から車を選びます。

カーリースの場合は、契約者が希望する車種をリース会社が購入します。車種の選択肢はレンタカーの場合よりも多いことになります。国産メーカーであれば、全車種に対応しているカーリース会社も少なくありません。

車両保管場所

レンタカーの保管場所はレンタカー会社が確保します。

カーリースでは車の保管場所をユーザーが用意することになります。そのため、ユーザーが駐車場を確保して車庫証明を取得する必要があります(車庫証明の取得手続きに関してはカーリース会社が代行してくれる場合もあります)。

利用料金

月額の料金はレンタカーよりもカーリースの方が安いです。レンタカーは稼働する時としていない時があるため、稼働率を元に料金を決めていますが、カーリースは長期間常時稼働することを前提として料金を算出しているからです。

中途解約

レンタカーは契約期間中であっても車両を返却すると同時に解約ができます。

カーリースは契約期間中の中途解約は原則として不可です。車の全損事故などで解約になった場合には、残りの契約期間のリース料金と車両の残価に加えて、解約手数料を支払うことになります。

メンテナンス

レンタカーの車はレンタカー会社が完全整備を実施します。

カーリースの場合、メンテナンスの扱いは契約の内容によって異なってきます。ユーザーがほとんどの整備を自己負担で行わなければならない契約もあれば、カーリース会社がすべてを請け負う内容の契約もありますし、その中間の契約もあります。ユーザーが自分のライフスタイルに合わせて契約の種類を選ぶことになります。

特別仕様

レンタカーの場合は、車を特別な色に塗装するなどの特別仕様は原則として不可能です。

カーリースの場合は、ユーザーの希望によって車を特別仕様にすることが可能な場合があります。

 

レンタカーとは異なる貸与契約を結ぶリース車には自家用ナンバーが交付される


同様に車両を借り受けて利用するもののレンタカーには「わナンバー」や「れナンバー」が交付されますが、リース車には通常の自家用登録ナンバーが交付されます。

これはレンタカーが1台の車両を不特定多数のユーザーが短期間契約で利用するサービスであるのに対して、カーリースは特定のユーザーが長期間契約で利用するサービスであることに起因します。

システムは全く異なるものの登録区分に関しては、カーリースはレンタカーよりマイカーローンで購入した車両に近い位置付けが行われていると捉えるべきでしょう。マイカーローンで購入した車両の所有権はローン完済まで信販会社に帰属しユーザーには使用権が与えられます。

カーリースも所有権は基本的にカーリース会社に帰属し、ユーザーには使用権が貸与されるため契約満了まで特定ユーザーが使用することを前提に契約が行われます。

不特定多数のユーザーに対して短期契約で車両の貸し出しを行うレンタカーに対しては自家用登録車両よりも厳しい車両管理が求められ、次に挙げるように車検の有効期間が自家用登録車両より短期間になります。

・新規登録車検:自家用登録車両(普通自動車3年)・レンタカー(普通自動車2年)

・継続車検:自家用登録車両(普通自動車2年)・レンタカー(普通自動車1年)

不特定多数のユーザーが使用することからレンタカーは高い頻度で車検を行い保安基準を満たしていることを証明する必要がありますが、特定ユーザーが使用し自家用登録ナンバーが交付されるリース車は通常の自家用登録車両同様の車検有効期間となります。

 

自家用ナンバーが交付されるリース車はプライベートカー同様の扱いになるのが魅力!


カーリースもレンタカーも借り受けた車両を使用すると言う点では同様のサービスだと言えますが、契約期間の違いによって交付されるナンバープレートが異なることは非常に大きな意味を持つと言えるでしょう。

登録区分が異なることで通常の自家用登録車両の車検有効期間が適用されますし、交付されるナンバープレートも自己所有するプライベートカーと同じものが交付されますので車検証を確認しない限りリース車であることを判断できません。

車両購入時に必要となる頭金を用意することなくカーリース会社が代理購入した車を定額使用料で利用できるカーリースのサービスはまさに自動車のサブスクサービスだと言えます。

 

まとめ


今回はカーリースの車の「ナンバー」について考えてきました。ナンバープレートは車体の小さな部分を占めているにすぎませんが、真正面と真後ろに設置されているので結構目立ちます。車のナンバーについてあれこれ気にする人も多いのではないでしょうか。

カーリースの車はレンタカーとは違って「わ」ナンバーではありませんので、その見た目は自家用車と全く変わりません。希望するナンバーも取り付けることができます。「ナンバー」が選べるという点でも、カーリースには確かにメリットがあると言えそうですね。

カーコンカーリースの全プランと素敵な特典をご紹介!

最後に、カーコンカーリースがご用意している全プランを紹介します。

もらえるプラン11・もらえるプラン9・もらえるプラン7(※特選車を除く)

11年リースの「もらえるプラン11」、9年リースの「もらえるプラン9」、7年リースの「もらえるプラン7」、いずれのプランも契約満了で「クルマがもらえる」、さらにリース期間中でも一定期間経過後に返却や乗り換えがOKとなっています。

契約期間やお支払い方法(ボーナス併用払い・均等払い)も、ライフスタイルに合わせて自由設計いただけます。

リース期間中にライフスタイルに変化があったお客様はもちろん、将来的に乗り換えが必要になるかもしれないお客様であっても、安心してご利用いただけます。

  • ※「もらえるプラン11」では9年経過後から、「もらえるプラン9」では7年経過後から、「もらえるプラン7」では5年経過後から、それぞれリース期間中であっても、原則解約金なしで返却や乗り換えが可能になります。
  • ※返却の場合には、走行距離制限を超えていたり、おクルマの損耗状況により、精算金が発生する可能性があります。ただし、ご契約満了の場合はクルマがもらえるので、どのような状態でも清算金は発生しません。

カーコンカーリース「もらえるプラン」の詳細はこちら


もらえるプラン特選車

WEB申込限定で「もらえるプラン特選車」をお選びいただくことが可能です。

人気の軽自動車から普通車、商用車まで幅広いラインナップを揃えた「もらえるプラン特選車」は、メンテナンスパック、カーアクセサリーセットが毎月のリース料金に含まれている大変お得なプランです。

車検(基本料・税金・自賠責保険)2回、12ヶ月法令点検4回に加えて、エンジンオイル交換13回、オイルエレメント交換6回、ブレーキオイル交換2回、ワイパーゴム交換6回が含まれています。

  • ※車検と12ヶ月法令点検の回数は乗用車の場合

もらえるプラン特選車の詳細はこちら


のりかえプラン5・のりかえプラン3

5年リースの「のりかえプラン5」、3年リースの「のりかえプラン3」は、契約満了後にお車をご返却いただき、新車にお乗り換えすることが可能です。

ご契約期間中は、購入したときと同じようにマイカー感覚でお車をお持ちいただけます。

契約期間やお支払い方法(ボーナス併用払い・均等払い)も、ライフスタイルに合わせて自由設計いただけます。

おクルマもアクセサリーやメンテナンスまでリース料に全部コミコミで、月々定額で計画的なお支払いプランをお選びいただけます。

カーコンカーリース「のりかえプラン」の詳細はこちら


さらに、カーコンカーリースをご成約された方にもお得なご成約特典をご用意しております。

カーコンカーリースご成約特典

新車をご成約いただいた方の快適で安心なカーライフをサポートするグッズやサービスのご成約特典が「もろもろコミコミ」でついてくる!

この機会をお見逃し無く!

カーコンカーリースご成約特典の詳細はこちら


即納車

カーコンカーリースでは、ご契約後、最短14日でお客様の元へ車両をお届けできる「即納車」もご用意しております!

「納車されるまで何ヶ月も待てない」「急ぎで車が欲しい」などお急ぎの方はぜひご検討ください。

即納できるおクルマについてはこちらからご確認いただけます。

  • ※即納車は地域によってご対応できない場合がございます。詳しくはお問い合わせください。
  • ※即納車は台数に限りがございます。ご商談・ご契約のタイミングによっては在庫状況が変動する場合がございますので、予めご了承願います。

カーコンカーリース中古車リース

「国産」中古車リース

国産中古車リースは、カーコンカーリース厳選の国産中古車が頭金不要・登録諸費用も諸々コミコミ。さらに安心の車両保証を付けてリースいたします。修復歴なし、納車前に細かく点検を行いますので、安心してお車にお乗りいただけます。

また、「残価設定0円」となっておりますため、ご契約満了でお車をそのまま差し上げます。そのためリース期間中のカスタマイズや汚れや臭い、さらには走行距離などを気にすることなくお好きなようにお楽しみいただけます。

ご来店不要で、最短3週間程度での納車となっておりますので、お急ぎの方も安心してご利用ください!

カーリースプランは、標準でご契約期間6年(72回)となっております。

カーコンカーリース中古車リース「国産中古車リース」の詳細についてはこちらから

  • ※中古車リースについては、新車のリースプランと異なり、継続車検・メンテナンスやカーアクセサリーの各種オプションプラン、契約満了2年前の返却をお選びいただけません。
  • ※お車の在庫状況によっては、お申し込みをお引き受けできない場合がございます。

「輸入」中古車リース

輸入中古車リースでは、カーコンカーリース厳選の輸入中古車に、安心の車両保証を付けてリースいたします。頭金不要、登録諸費用も諸々がコミコミで、乗り出し費用0円でお車にお乗りいただけます。

カーリースプランは、標準でご契約期間7年(84回)、お支払い方法も、お客様のご希望に応じて自由に設計していただけます。さらに、「残価設定0円」としておりますので、ご契約満了でお車をそのまま差し上げます!

  • ※中古車リースについては、新車のリースプランと異なり、継続車検・メンテナンスやカーアクセサリーの各種オプションプラン、契約満了2年前の返却をお選びいただけません。
  • ※お車の在庫状況によっては、お申し込みをお引き受けできない場合がございます。

カーコンカーリース中古車リース「輸入中古車リース」の詳細についてはこちらから

カーコンカーリースは一人でも多くの方にとって「利用しやすいカーリース」であるよう、お客様のライフプランに応じたさまざまなプランをご用意しています。

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  • ※特典の内容は予告なく変更・終了する可能性があります。
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