カーリースした車の途中買取や解約はできる?契約満了後の選択肢と併せて確認

更新日:2025年05月09日 作成日:2021年11月15日
カーリースした車が気に入って、「自分の車にしたい!」と思うことがあるかもしれません。では、そんな場合にカーリース車を契約期間中に途中買取することはできるのでしょうか?
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カーリースの仕組みと所有権について
カーリース車を途中買取できるかについて解説する前に、カーリースの基本的な仕組みをおさらいしておきましょう。
カーリースの仕組み
カーリースは、月々のリース料を支払うことで、カーリース会社が車を貸し出してくれるサービスです。
契約者が希望する車をカーリース会社がディーラーから購入して貸し出す仕組みのため、さまざまなメーカーや車種から自由に車を選べます。メーカーオプションやディーラーオプションも付けることが可能です。
カーリースの契約期間は、年単位の長期にわたるのが一般的なため、マイカーのような感覚で車に乗れます。レンタカーのように「わ」ナンバーにもならないので、外観でカーリース車だと他の人に知られてしまうこともありません。
カーリースした車の所有権
ただし、契約期間中のカーリース車の所有者はあくまでもカーリース会社です。
車検証の所有者欄にはカーリース会社の名前が記載され、契約者の名前は使用者欄に載ることになります。これが、車が自分の持ち物になる購入と大きく異なる点です。
一般的なカーリース商品は、車を「借りている状態」になるため、契約期間が満了すると基本的には車をカーリース会社に返却しなければなりません。
また、返却することが前提のため、カーリース車の使用には一定の制限があります。
例えば、走行距離には制限が設定されたり、原状回復できないような改造やカスタマイズも原則として禁止されています。
カーリースでは、契約期間中の途中買取は不可?
カーリースでは、契約期間中に車を途中買取することは認められていません。どのカーリース会社も車の途中買取は不可としています。
カーリースはカーローンのような金融商品ではありません。カーローンの場合は車の購入資金を借りる契約であるため、ほとんどの場合で一括返済が可能です。
対してカーリースでは、車の購入資金ではなく、車を借りています。
カーリースの料金には車両本体価格のほか契約期間中の税金や自賠責保険料、場合によっては車検やメンテナンスの費用なども含まれています。契約時に設定した契約期間を通して支払い続けることを前提としてリース料金が設定されています。
そのため、カーローンの一括払いのような感覚で途中買取することはできないことがほとんどです。
途中解約や名義変更もNG
ちなみに、カーリースは契約の途中解約も原則としてできません。
もし、やむを得ない事情で解約する場合には、残リース期間の料金全額などに相当する違約金を支払う必要があります。
また、契約途中の名義変更も不可であるケースがほとんどです。
基本的に車の途中買取も途中解約もできず、一度開始したら契約期間が満了するまで利用を続けるのが、カーリースのルールであることを覚えておきましょう。
途中買取ではなく、契約満了で買い取れるケースも!カーリースの契約満了時の選択肢とは
一般的に、個人向けのカーリースの契約満了時には以下の選択肢が与えられます。
車を返却して契約を終わらせる
契約満了時に車をカーリース会社に返却し、契約を終わらせます。
契約時に契約満了時の予想査定額である残価を設定するタイプのカーリースの場合は、実際の査定額が残価を下回ると差額の精算が求められるケースがあります。
また、リース車は原状回復しての返却が基本です。車を元の状態に戻せないカスタマイズがされている、通常の使用でできる傷や汚れの範囲を超えたダメージがあると判断された場合は、原状回復費用を請求される可能性もあります。
同じ車を再リースする
いったん契約を終了させ、同じ車で新たに契約する方法です。乗り慣れた車にそのまま乗り続けられるメリットがありますが、再リース時には改めて審査が行われるため、審査に通過できずに利用できないケースも皆無ではありません。
また、それまでと同条件で再契約するわけではなく、そのときの車の状態を反映した契約になるので、契約年数やリース料金はそれまでの契約とは変わります。
新しい車に乗り換える
それまで使用していた車を契約満了で返却し、新しい車を選んで乗り換える方法もあります。
車をリース会社に返却して新しい車を選ぶだけと、購入時と比べると乗り換えの手間がかなり減るのが大きなメリットといえます。
残価を支払って、車を買取る
残価を支払って、リース車を買取れるケースもあります。
ただし買取はどのカーリース会社でも対応しているわけではなく、中には買取できないケースもあるので、買取を考えているのであれば契約前に確認しておくことをおすすめします。
カーリースの車を買取するメリット
契約満了時にリース車を買取るメリットには、以下のようなものがあります。とくに気に入った車を引き続き愛用したい方や、自由度を高めたい方にとっては魅力が大きいでしょう。
制限なく車を使用できる
カーリース中は走行距離や改造、カスタマイズなどに一定の制限がつくケースがほとんどです。しかし自分名義になれば、走行距離を気にする必要もなく、カスタムパーツを取り付けたり、内装を好みに合わせて変更したりと、自由度が格段に広がります。
特に車を趣味として楽しみたい人にとって、大きなメリットといえます。
愛着のある車に乗り続けられる
リース期間中に乗り慣れた車は、運転しやすさや快適性はもちろん、思い出もたくさん詰まっているでしょう。リースが終わった時点で手放すとなると、惜しい気持ちが強いかもしれません。
買取プランを選べば、そのまま継続して同じ車に乗り続けられるため、車に愛着があり手放しがたく感じる方にはうれしい選択肢といえます。
毎月の支払いがなくなる
カーリースでは毎月のリース料が必要ですが、車を買い取れば「リース料金」そのものが発生しなくなります。
車検やメンテナンス費用、税金などはその都度自己負担することになりますが、毎月の支払いがなくなることは心理的な負担軽減にもつながるでしょう。
売却や譲渡ができる
リース期間中の車はカーリース会社が所有者ですが、買取後は名実ともに自分名義になるため、車を自由に売却したり、家族や友人に譲ったりすることも可能になります。
ライフスタイルの変化に応じて車を乗り換えたいときには、下取りに出すなどの選択肢も広がるため、資産としての価値を持たせやすくなる点はメリットです。
傷や汚れに気を使わなくていい
リース契約中は、返却時に余分な修理費や原状回復費用を請求されないよう、傷や汚れに神経質になりがちです。その点車を買取った後であれば、多少の傷や汚れがあっても自分自身で判断しながら修理やケアを行えばよいだけです。返却に伴う査定リスクを考えなくて済むため、より気楽にカーライフが送れるようになるでしょう。
車を買取ること場合のデメリット・注意点
一方で、契約満了時に車を買取る場合には、いくつかの注意点があります。良い面だけでなく、こうしたデメリットをふまえて総合的に判断することが大切です。
まとまった費用がかかる
買取をする場合、リース契約を結ぶ際に設定されていた「残価」を支払う必要があります。これは車種や契約内容によって異なりますが、比較的まとまった額になるケースも少なくありません。
場合によっては数十万円になることもあるため、その点はデメリットといえるでしょう。
維持費の負担が発生する
リース期間中は、税金や保険料、メンテナンスパックなどがリース料金に含まれていたり、あるいは別途付帯サービスとしてサポートを受けられたりすることがあります。そのためほとんどの車の維持費をリース料金にまとめることができ、車関連の突然の出費はほとんどなくなります。
しかし買取後は、こうした費用をすべてその都度負担しなければなりません。年式が進むにしたがってメンテナンス費用も増えやすいため、長く乗るほど維持費の負担が重くなってくるでしょう。
各種サポートがなくなる
リース中は、契約内容によって定期点検やオイル交換、タイヤ交換などのメンテナンスサービスが含まれていることもあり、車検やメンテナンス時期の案内などのきめ細かなサポートがあります。また、多くのカーリース会社がサポート窓口を設けており、カーライフを送るうえで困ったことがあれば相談できる仕組みを整えているのが一般的です。
リース契約満了後に車を買取った後は、これらのサービスは受けられません。トラブルにもすべて自分で対処しなければならないため、車に詳しくない方はこの点をデメリットと感じる可能性があります。
車に関するすべての手続きを自分で行わなければならない
リース期間中は車両の所有者名義がカーリース会社であるため、車両登録などの手続きはカーリース会社が行います。納税も代行してくれるため、車に関する面倒な手続きが少なくて済むのはカーリースのメリットのひとつといえるでしょう。
一方、買取後は車検や税金の納付、売却の手配など、車に関わる事務手続きの一切を自分自身で管理・実行しなければなりません。カーリースしているときのように「ただ乗るだけ」というわけにはいかなくなるため、負担が増える、と感じることもあるかもしれません。
契約満了時に車を買取るときにかかる費用
実際に満了後の買取を進める場合、主に以下の費用が必要です。スムーズに手続きを行うためにも、あらかじめどのような支払いが想定されるのかを把握しておくと安心でしょう。
残価
契約時に設定される残価は、買取時に支払う金額のベースとなります。残価は車種や契約期間、走行距離などによって大きく変動します。
残価が高めに設定されるカーリースほど月々のリース料は抑えられますが、その分、満了時の支払い負担が大きくなる可能性があります。
逆に残価が低めに設定されるプランは、毎月のリース料が高くなる一方で、最終的な買取費用を抑えられる傾向にあります。
名義変更手続き費用
リース車を買取る際、車検証の「所有者欄」をリース会社から自分に変更するための名義変更手続きが必須です。
車庫証明書の発行費用や移転登録手数料、ナンバープレートの交付料金などで約4,000円~5,000円程度かかります。
リース会社側が手続きを代行してくれる場合もありますが、その際途手数料を別途請求されることもあります。
手続き費用がプランに含まれているかどうかは、あらかじめ確認しておくと安心でしょう。またその他にも税金やリサイクル料金などが発生するケースもあります。
契約満了時にもらえるカーリースなら買取よりもメリットが大きい!
今では、契約満了時に車がもらえるカーリースも登場しています。もらえるカーリースなら、残価を支払っての買取のように最後に大きな費用を支払うことなく、そのまま車が自分のものになります。
また、最初から車をもらう前提であるため、走行距離制限や返却時の原状回復義務を気にせずに使用できます。
カーリースでありながら購入した車と同じように自由なカーライフが楽しめるのは、車がもらえるカーリースならではのメリットといえるでしょう。
カーコンカーリースには「もらえるプラン」がある!
カーコンビニ倶楽部が展開するカーリースサービス「カーコンカーリース」の新車リースでは、フレキシブルに新車に乗り換えられる「のりかえプラン」のほか、契約満了時にそのまま車がもらえる「もらえるプラン」をご用意しています。
もらえるプランは7年、9年11年の契約期間で、リーズナブルな月額料金の支払いで利用できるのが魅力。また、契約満了の2年前から原則解約金なしで乗り換えや返却もできるので、中途解約のリスクが気になる、あまり長い契約期間は不安、という方にもおすすめです。
リース車は国産全メーカーの全車種から、グレードやボディカラー、オプションも自由に選んでいただけます。
自分の車が欲しいのであれば、購入よりも少ない負担でマイカーを手に入れられる、もらえるカーリースの利用も検討してみてはいかがでしょうか。
※PHV(プラグインハイブリッド自動車)、PHEV(プラグインハイブリッドエレクトリックビークル)、EV(電気自動車)など一部車両は除きます。
カーコンカーリースの全プランと素敵な特典をご紹介!
最後に、カーコンカーリースがご用意している全プランを紹介します。
もらえるプラン11・もらえるプラン9・もらえるプラン7(※特選車を除く)
11年リースの「もらえるプラン11」、9年リースの「もらえるプラン9」、7年リースの「もらえるプラン7」、いずれのプランも契約満了で「クルマがもらえる」、さらにリース期間中でも一定期間経過後に返却や乗り換えがOKとなっています。
契約期間やお支払い方法(ボーナス併用払い・均等払い)も、ライフスタイルに合わせて自由設計いただけます。
リース期間中にライフスタイルに変化があったお客様はもちろん、将来的に乗り換えが必要になるかもしれないお客様であっても、安心してご利用いただけます。
- ※「もらえるプラン11」では9年経過後から、「もらえるプラン9」では7年経過後から、「もらえるプラン7」では5年経過後から、それぞれリース期間中であっても、原則解約金なしで返却や乗り換えが可能になります。
- ※返却の場合には、走行距離制限を超えていたり、おクルマの損耗状況により、精算金が発生する可能性があります。ただし、ご契約満了の場合はクルマがもらえるので、どのような状態でも清算金は発生しません。
もらえるプラン特選車
WEB申込限定で「もらえるプラン特選車」をお選びいただくことが可能です。
人気の軽自動車から普通車、商用車まで幅広いラインナップを揃えた「もらえるプラン特選車」は、メンテナンスパック、カーアクセサリーセットが毎月のリース料金に含まれている大変お得なプランです。
車検(基本料・税金・自賠責保険)2回、12ヶ月法令点検4回に加えて、エンジンオイル交換13回、オイルエレメント交換6回、ブレーキオイル交換2回、ワイパーゴム交換6回が含まれています。
- ※車検と12ヶ月法令点検の回数は乗用車の場合
のりかえプラン5・のりかえプラン3
5年リースの「のりかえプラン5」、3年リースの「のりかえプラン3」は、契約満了後にお車をご返却いただき、新車にお乗り換えすることが可能です。
ご契約期間中は、購入したときと同じようにマイカー感覚でお車をお持ちいただけます。
契約期間やお支払い方法(ボーナス併用払い・均等払い)も、ライフスタイルに合わせて自由設計いただけます。
おクルマもアクセサリーやメンテナンスまでリース料に全部コミコミで、月々定額で計画的なお支払いプランをお選びいただけます。
さらに、カーコンカーリースをご成約された方にもお得なご成約特典をご用意しております。
カーコンカーリースご成約特典
新車をご成約いただいた方の快適で安心なカーライフをサポートするグッズやサービスのご成約特典が「もろもろコミコミ」でついてくる!
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- ※即納車は地域によってご対応できない場合がございます。詳しくはお問い合わせください。
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- ※中古車リースについては、新車のリースプランと異なり、継続車検・メンテナンスやカーアクセサリーの各種オプションプラン、契約満了2年前の返却をお選びいただけません。
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