【法人向けカーリースのメリット・デメリット】仕組みや選び方も解説

更新日:2024年09月29日 作成日:2021年11月20日

近年個人向けのカーリースが人気を博していますが、元々日本においてカーリースは法人向けのサービスとして導入されたこともあり、法人利用がかなりのシェアを占めています。ここでは改めて法人や個人事業主がカーリースで社用車や事業用の車を導入するメリット・デメリットや、カーリースを選ぶときにチェックしたいポイントを解説します。

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法人向けのカーリースの仕組みとは?

まず、法人向けカーリースの仕組みを見てみましょう。

カーリースは、毎月定額のリース料金を支払うことでカーリース会社から車を一定の期間貸し出してもらえるサービスです。レンタカーとは違って長期の利用を前提としていますので、契約期間は数年に及ぶのが一般的です。

契約成立後にカーリース会社がディーラーに車を発注しますので、車を購入する場合と同じく、様々なメーカーや車種から車を選ぶことができます。メーカーオプションやディーラーオプションも付けられます。

カーリースの車はレンタカーのように「わ」ナンバーにはならないので、カーリースの車かどうかを外部の人に知られることはありません。取引先や顧客との信頼関係を大切にする法人や個人事業主にとって、これはメリットになるでしょう。

ファイナンスリースとメンテナンスリース

法人向けカーリースは、メンテナンスサービスの有無によって「ファイナンスリース」と「メンテナンスリース」の2種類に分けられます。

ファイナンスリースでは、リース料金に車両価格のほか、環境性能割、登録時諸費用、最初の車検までの自動車重量税・自賠責保険料、契約期間内の自動車税(種別割)といった法定費用のみが含まれ、メンテナンスや車検整備費用は含まれません。

対してメンテナンスリースでは、ファイナンスリースの内容に車検基本料や車検整備費用、そのほかのメンテナンスやロードサービスなどが含まれます。含まれるメンテナンスの項目やサービスの内容はカーリース会社によって異なる部分もありますが、事故対応や故障修理、代車サービスなども含まれることがほとんどです。

ファイナンスリースよりもリース料金は高い傾向があるものの、車に関係するほとんどの費用がひとまとめになるため、法人の経理担当者の負担軽減にもつながります。法人向けカーリースではこのメンテナンスリースが主流となっています。

 

社用車を法人向けのカーリースで入手するメリット

イニシャルコストなしで社用車を手配できる

現金一括で車を購入するには、まとまった費用が必要です。特に社用車として複数台を導入するのであれば、負担はかなり大きくなるでしょう。ローンで購入するとしても頭金を入れるのが一般的であることに加え、車両登録に必要な諸費用を先に支払わなければならないため、やはりそれなりの費用がかかってきます。

一方ほとんどのカーリースは、頭金なしで利用できることに加え、登録時諸費用はリース料金に含まれています。そのためイニシャルコスト0円で社用車が手に入ることは大きなメリットといえるでしょう。

経理処理の負担がかなり軽くなる

カーリースの料金は「リース料」として一括で計上できるので、税金や車検費用、メンテナンス費用などの項目ごとに仕訳する必要がありません。

また、現金で車を購入した場合は減価償却を行わなければならず、経理処理に手間がかかります。一方、リースした車は「所有」しているわけではないため、購入した車のように固定資産にはなりません。

そのため減価償却する必要がないことも、特筆ポイントといえるでしょう。

場合によっては節税効果が期待できる

カーローンで車を購入した場合、経費計上できるのは利息のみです。元金は未払金や借入金として処理する必要があります。

対してカーリースは維持費を含んだメンテナンス料金を全額経費計上できるため、ローンよりも節税効果が期待できます。

さらに、維持費がリース料金にまとめられていることによって経費の計上漏れがなくなるメリットもあるのです。

車の維持管理が楽になる

カーリースでは、毎年納税義務がある自動車税(種別割)の納税はカーリース会社が行います。

さらにメンテナンスリースの場合は車検やメンテナンスなどもカーリース会社に任せられるため、車の維持管理の手間が大幅に省け、車両の管理はかなり楽になるでしょう。

社用車の入替えがスムーズにできる

車を購入する際には何度もディーラーや販売店とやり取りを行わなければなりません。

購入した車を手放す際にも廃車手続き(永久抹消登録)や下取りの手配などをする必要があり、乗り換えには手間も時間もかかります。

その点カーリースでは、契約満了になるとそれまで使用していた車をリース会社に返却するだけでよく、その後の手続きはカーリース会社が行います。

新しい車はカーリース会社が購入を代行するので、社用車の入れ替えも手間がかからずスムーズです。

 

法人向けカーリースのデメリットとは

購入と比較すると支払総額が高くなるケースもある

カーリースの料金には、税金などの維持費や手数料などが含まれているのは先述のとおりです。

対してカーローンでは月々の支払いに含まれるのは車両代金と利息のみであるため、契約内容によってはカーローンよりも月々の負担が大きくなるケースがあります。

また、支払総額で見たときに最も安く車が買えるのは手数料や利息がかからない現金一括購入であるため、支払総額の安さにこだわるのであればこの点がデメリットとなり得るでしょう。

ただし、カーリースにはイニシャルコストなしで社用車の手配ができる、リース料として維持費もまとめて経費計上できる、といった購入にはないメリットがあります。

中途解約時や契約内容の途中変更は原則できない

原則として、カーリースは中途解約ができません。また、いったん契約すると、途中で契約年数やオプションを変更することも不可であることがほとんどです。

全損した、盗難に遭ったなどリース車が利用できない状態になった場合はその時点で契約は強制終了となり、違約金が発生します。

走行距離制限が設定される

ほとんどのカーリースでは、走行距離制限が設定されます。制限距離は1,000~2,000km程度が一般的ではありますが、設定はカーリース会社によって異なり、中には数パターンから走行距離が選択できるケースもあります。

制限を超えて走行した場合には、超過距離に応じて追加料金の支払いが発生します。

車の原状回復義務がある

一般的なカーリースは、契約満了時に原状回復したうえで車を返却する義務があります。

車にカーリース会社が認める範囲以上のダメージがあった場合には、原状回復費用が請求され、最後に思わぬ出費がかさむ、ということになる可能性も否定できません。

 

法人向けカーリースを選ぶときにチェックしておきたいポイント

取り扱い車種

カーリース会社によって、取り扱い車種は異なります。

特定のメーカーのみの取り扱いしかない、乗用車のみ対応、ということもあるため、社用車として使用したい車種の取り扱いがあるかどうかをあらかじめ確認しておきましょう。

月額料金

車種や契約年数が同じであっても、月額料金はカーリース会社によって異なります。

また、一般的にカーリースは複数年にわたる長期契約になるため、長期間無理なく支払いができる価格設定であるかをよく検討しましょう。

メンテナンスリースにおいては、どの程度のメンテナンスがリース料金に含まれるのか、代車や事故対応なども込みなのかなども確認しておくことをおすすめします。

サポート体制

トラブル時などに相談を受け付けてくれる窓口が複数用意されている、車検やメンテナンスのタイミングなどに通知が来るなど、しっかりしたサポートが受けられるかどうかもカーリース選びのポイントのひとつといえます。

 

カーリース契約までの流れ

法人向けカーリースの契約の流れは以下の通りです。

1.電話やWEBなどから申し込み

2.ヒアリング

カーリース会社からヒアリングを受けます。担当者は希望の車種や契約期間、メンテナンスサービスが必要かなどを聞いた上で、最適なプランを紹介してくれます。

3.見積もりの確認

カーリース会社が見積もりを作成してくれますので、金額をよく確認するようにしましょう。

4.審査の申し込み

見積もりに納得がいったら審査を申し込みます。審査に通らない場合には残念ながらそのカーリース会社とは契約ができません。審査に必要な書類や審査のポイントは次の章でご説明します。

5.審査

カーリース会社の自社の基準に基づいて審査を実施します。

6.契約

審査に通ると、カーリース会社が契約書を作成します。契約書の内容によく目を通してから、必要事項の記入や法人代表者の捺印をして契約成立となります。

7.納車

契約成立後、カーリース会社がディーラーから車を調達します。その後、自動車登録が済んでから納車となります。

 

カーコンカーリースは、法人契約にも対応!

カーコンカーリースの「ビジネスカーリース」は、法人向けのカーリースプランとして送迎用、営業用、荷物運搬用などの業務用車両を自己資金不要(頭金0円)で調達できます。

車は国産メーカー各社から選べて、車両調達からリース期間中のメンテナンスなど維持費用もすべて経費計上可能なプランとなっています。

さらに、契約満了で車の所有権は法人ユーザーに譲渡することができますので、車両を返却せずにそのまま乗り続けることが可能です。

法人向けの車両調達をご検討中の方は、是非カーコンカーリースの「ビジネスカーリース」をチェックしてみてください。

ビジネスカーリースの詳細はコチラ

カーコンカーリースの全プランと素敵な特典をご紹介!

最後に、カーコンカーリースがご用意している全プランを紹介します。

もらえるプラン11・もらえるプラン9・もらえるプラン7(※特選車を除く)

11年リースの「もらえるプラン11」、9年リースの「もらえるプラン9」、7年リースの「もらえるプラン7」、いずれのプランも契約満了で「クルマがもらえる」、さらにリース期間中でも一定期間経過後に返却や乗り換えがOKとなっています。

契約期間やお支払い方法(ボーナス併用払い・均等払い)も、ライフスタイルに合わせて自由設計いただけます。

リース期間中にライフスタイルに変化があったお客様はもちろん、将来的に乗り換えが必要になるかもしれないお客様であっても、安心してご利用いただけます。

  • ※「もらえるプラン11」では9年経過後から、「もらえるプラン9」では7年経過後から、「もらえるプラン7」では5年経過後から、それぞれリース期間中であっても、原則解約金なしで返却や乗り換えが可能になります。
  • ※返却の場合には、走行距離制限を超えていたり、おクルマの損耗状況により、精算金が発生する可能性があります。ただし、ご契約満了の場合はクルマがもらえるので、どのような状態でも清算金は発生しません。

カーコンカーリース「もらえるプラン」の詳細はこちら


もらえるプラン特選車

WEB申込限定で「もらえるプラン特選車」をお選びいただくことが可能です。

人気の軽自動車から普通車、商用車まで幅広いラインナップを揃えた「もらえるプラン特選車」は、メンテナンスパック、カーアクセサリーセットが毎月のリース料金に含まれている大変お得なプランです。

車検(基本料・税金・自賠責保険)2回、12ヶ月法令点検4回に加えて、エンジンオイル交換13回、オイルエレメント交換6回、ブレーキオイル交換2回、ワイパーゴム交換6回が含まれています。

  • ※車検と12ヶ月法令点検の回数は乗用車の場合

もらえるプラン特選車の詳細はこちら


のりかえプラン5・のりかえプラン3

5年リースの「のりかえプラン5」、3年リースの「のりかえプラン3」は、契約満了後にお車をご返却いただき、新車にお乗り換えすることが可能です。

ご契約期間中は、購入したときと同じようにマイカー感覚でお車をお持ちいただけます。

契約期間やお支払い方法(ボーナス併用払い・均等払い)も、ライフスタイルに合わせて自由設計いただけます。

おクルマもアクセサリーやメンテナンスまでリース料に全部コミコミで、月々定額で計画的なお支払いプランをお選びいただけます。

カーコンカーリース「のりかえプラン」の詳細はこちら


さらに、カーコンカーリースをご成約された方にもお得なご成約特典をご用意しております。

カーコンカーリースご成約特典

新車をご成約いただいた方の快適で安心なカーライフをサポートするグッズやサービスのご成約特典が「もろもろコミコミ」でついてくる!

この機会をお見逃し無く!

カーコンカーリースご成約特典の詳細はこちら


即納車

カーコンカーリースでは、ご契約後、最短14日でお客様の元へ車両をお届けできる「即納車」もご用意しております!

「納車されるまで何ヶ月も待てない」「急ぎで車が欲しい」などお急ぎの方はぜひご検討ください。

即納できるおクルマについてはこちらからご確認いただけます。

  • ※即納車は地域によってご対応できない場合がございます。詳しくはお問い合わせください。
  • ※即納車は台数に限りがございます。ご商談・ご契約のタイミングによっては在庫状況が変動する場合がございますので、予めご了承願います。

カーコンカーリース中古車リース

「国産」中古車リース

国産中古車リースは、カーコンカーリース厳選の国産中古車が頭金不要・登録諸費用も諸々コミコミ。さらに安心の車両保証を付けてリースいたします。修復歴なし、納車前に細かく点検を行いますので、安心してお車にお乗りいただけます。

また、「残価設定0円」となっておりますため、ご契約満了でお車をそのまま差し上げます。そのためリース期間中のカスタマイズや汚れや臭い、さらには走行距離などを気にすることなくお好きなようにお楽しみいただけます。

ご来店不要で、最短3週間程度での納車となっておりますので、お急ぎの方も安心してご利用ください!

カーリースプランは、標準でご契約期間6年(72回)となっております。

カーコンカーリース中古車リース「国産中古車リース」の詳細についてはこちらから

  • ※中古車リースについては、新車のリースプランと異なり、継続車検・メンテナンスやカーアクセサリーの各種オプションプラン、契約満了2年前の返却をお選びいただけません。
  • ※お車の在庫状況によっては、お申し込みをお引き受けできない場合がございます。

「輸入」中古車リース

輸入中古車リースでは、カーコンカーリース厳選の輸入中古車に、安心の車両保証を付けてリースいたします。頭金不要、登録諸費用も諸々がコミコミで、乗り出し費用0円でお車にお乗りいただけます。

カーリースプランは、標準でご契約期間7年(84回)、お支払い方法も、お客様のご希望に応じて自由に設計していただけます。さらに、「残価設定0円」としておりますので、ご契約満了でお車をそのまま差し上げます!

  • ※中古車リースについては、新車のリースプランと異なり、継続車検・メンテナンスやカーアクセサリーの各種オプションプラン、契約満了2年前の返却をお選びいただけません。
  • ※お車の在庫状況によっては、お申し込みをお引き受けできない場合がございます。

カーコンカーリース中古車リース「輸入中古車リース」の詳細についてはこちらから

カーコンカーリースは一人でも多くの方にとって「利用しやすいカーリース」であるよう、お客様のライフプランに応じたさまざまなプランをご用意しています。

自分に合うカーリースをお探しの方、安心・安全で楽しいカーライフを送りたい方はぜひ、カーコンカーリースをご検討ください!

  • ※特典の内容は予告なく変更・終了する可能性があります。
  • ※本コラム公開時点の情報です。
  • ※本コラムに掲載の内容は、公開時点に確認した内容に基づいたものです。法令規則や金利改定、メーカーモデルチェンジなどにより異なる場合がございます。予めご了承ください。

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お手元に免許証をご用意のうえ、
必ず申込になるご本人様がお申し込みください。 (受付時間:10:00〜18:00(年末年始除く))

  • ご入力内容をもとに所定の審査をさせていただきます。審査の結果によってはリース契約をお受けできない場合もありますので、あらかじめご了承ください。
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  • 審査可決後、オプション変更等でリース料が変更になった際は、再度審査させていただきます。審査の結果によってはリース契約をお受けできない場合もあります。
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