カーリースと車のサブスクの違いって？

そもそもサブスクって何？

サブスクはサブスクリプション＝subscriptionの略語であり、もともとは英語で新聞や雑誌などを定期購読することを指します。現在の日本においては、定額料金を支払うことで一定期間サービスやコンテンツを利用できるシステムのことを指します。

身近なところで利用者が多いものといえば、動画や音楽のサブスクではないでしょうか。「月額料金○○円で見放題、聴き放題」という内容をうたっているものがサブスクにあたります。

現在では動画や音楽以外にもさまざまなサブスクがある

バブル経済の崩壊を経て、100年に一度の不況とまでいわれたリーマンショックなどを経験した現在の日本では、かつてとは違う価値観が生まれ、現在の10代後半や20代などの若い世代はモノを「所有」することにこだわりを持たなくなっています。

賢く自分に合った方法で「利用」することに重きが置かれるようになり、その結果2010年代後半からは先述した動画や音楽などはサブスクを利用することが一般的な存在となりました。また、そのほかにも化粧品や香水、バッグ、洋服などさまざまなアイテムのサブスクリプションサービスが誕生しています。

カーリースとは？

カーリースについて説明する前に、リースとはどういうものか復習しておきましょう。リースとは、予め決められた一定の月額料金を支払うことによって、リース会社が所有する物件を中長期的に借りて使用できるサービスのことを指します。

サービスに使用するアイテムはリース会社が購入するため、所有権はリース会社にあります。契約者は、契約期間中はそのアイテムを占有して使用することができ、契約満了時にはリース会社に返却するのが原則ですが、サ―ビスによっては再リースや買取りが可能な場合もあります。

カーリースの月々の料金には税金などの維持費も含まれている

カーリースもこの仕組みを利用したもので、契約者が選んだ新車をカーリース会社が購入し、契約者は月々のリース料金を支払って契約期間中はリース車をマイカー感覚で利用できるサービスです。車検証上の名義は所有者がカーリース会社、使用者が契約者となります。

なお、カーリースでは環境性能割やリサイクル料金などの新車購入時に必要な初期費用や、自動車税（種別割）、自動車重量税、自賠責保険料などの維持費が月々の費用に含まれています。そのため、リース料金の支払いのみでカーライフが始められるという特徴があります。

カーリースと車のサブスクはほぼ同じと考えてOK

一定料金の支払いで音楽などのコンテンツが自由に利用できるサブスクと、一定金額の支払いで車を占有してマイカーのようにいつでも利用できるカーリース。厳密にいえば定義の違いはありますが、カーリースもサブスクの一種であり、車のサブスクといっても差し支えないでしょう。

各メーカーのサブスクと一般的なカーリースに違いはある？

近年ではマイカーの新しい導入方法として、車のサブスクやカーリースを利用する方が増えつつあります。個人向けのカーリースサービスを手がける会社もたくさんあることに加え、最近では各自動車メーカーが独自の車のサブスクを展開しているケースも少なくありません。

車のサブスクとカーリースはほぼ同じといえますが、カーリース会社が手掛けるカーリースと、各自動車メーカーのサブスクには異なる特徴があります。ここでは、それぞれの違いについて見ていきましょう。

車種

一般的なカーリース会社では、１つのメーカーだけでなく、複数のメーカーの車を扱っています。個人向けのカーリースにおいては、国産全メーカー全車種取り扱いというカーリース会社も少なくありません。もちろん、カーコンカーリースもろコミでも国産全メーカー、全車種からお好きな車をお選びいただけます（※PHV（プラグインハイブリッド自動車）、PHEV（プラグインハイブリッドエレクトリックビークル）、EV（電気自動車）など一部車両除く）。

中には国産車だけでなく、輸入車を取り扱うカーリース会社もあるようです。

対して、自動車メーカーのサブスクは自社の車のみを取り扱うという違いがあります。そのメーカーにこだわりがある方、そのメーカーの車のファンである方にとっては何の問題もありませんが、そうでない方にとっては車の選択肢がカーリースよりも狭いというデメリットがあるといえるのではないでしょうか。

また、そのメーカーの車であれば全車種から選べるわけではなく、サブスクでは一定の決められた車種しか利用できないケースも見受けられます。その一方で、メーカーによってはサブスク利用者限定のグレードが用意されており、ファン心理をくすぐるという面もあるようです。

契約できる期間

設定されている契約期間にも違いがあります。カーリースでは会社によって違いはありますが、数年～９年程度までが一般的で、比較的長期間の契約期間が用意されています。

自動車メーカーのサブスクでは、３～５年程度の期間が多く、長くても７年というところです。カーリースやサブスクの月額料金は、「総支払額÷契約月数」で算出するため、契約期間が長ければそれだけ月々の負担を抑えることが可能になります。長期契約が基本のカーリースと比較すると、契約期間の短い各メーカーのサブスクは月々の金額が高めの傾向があるといえるでしょう。

申し込みできる場所

自動車メーカーのサブスクは、一部のメーカーでWEB申し込みができるものもありますが、ほとんどはディーラーに出向いて申し込む必要があります。

その点、全国展開しているカーリースでは、WEBで審査申し込みまで行えるケースがほとんど。WEB申し込みであれば時間や場所を問わず、いつでも都合のいいときに申し込むことができます。自宅でゆっくりと誰にも気兼ねすることなく家族と相談しながら車を選ぶこともできますし、小さな子供がいるなど、外出がしにくい方でも利用しやすいでしょう。

チェックすべきはカーリースかサブスクかではなく、それぞれのサービス内容の違い

車のサブスクやカーリースの利用を検討する場合は、サブスクか一般的なカーリースかということではなく、それぞれの提供しているサービス内容をよく比較検討して自身が納得できるものを選ぶことが大切です。

メーカーではなく一般的なカーリースにしても、カーリース会社によって月額料金に含まれる内容や最短・最長契約期間、オプションプランの充実度もさまざまです。任意保険付きのプランやロードサービスが利用できるプラン、ガソリン代の割引が受けられるなど、独自のユニークなサービスを展開しているカーリース会社もあります。

何を重視するのかをよく考え、自身の目指すカーライフが実現できるサービスを提供しているサブスクやカーリースを選んでください。

カーコンカーリースもろコミにはメリットがたくさん！

残価０円だからより自由度の高いカーライフが楽しめる

一般的なカーリースでは、契約満了時のリース車の予想査定価格である残価を差し引いて月額料金を算出しています。そのため契約満了時のリース車の実際の査定額が残価を下回った場合は差額を精算しなければならないリスクがあるのです。

また、契約満了時は車の返却が前提になっており、経年劣化の範囲を超える傷やへこみなどは原状回復して返却しなければなりません。好きな時にマイカー感覚で車が利用できるカーリースではありますが、返却時のことを考えるとできるだけ車を傷めないように気を使わなければいけない、という面もあるのが事実です。

しかしカーコンカーリースもろコミでは残価設定がないため、契約満了時には車の返却の必要がなく、車の原状回復義務もないのです。そのため未舗装路などの走行で傷が付きやすいキャンプなどのアウトドア、ギアの積み降ろしなどで荷室やテールゲートを汚したり傷めたりする可能性があるサーフィンやスノーボードなども、存分に楽しんでいただけるのではないでしょうか。

カーリースなのに車がもらえる

残価が設定される一般的なカーリースでは、車は自分のものにはなりません。中には買取ができるカーリース会社も存在しますが、差額を支払わなければならず、ある程度のまとまった費用が必要となります。

カーリースは毎月定額の支払いで大きな出費なく車に乗れることが魅力のサービスですが、契約期間通してのトータルの支払いはかなり大きな金額になります。代金を払っているのに結局は車を所有できない、カーリースのその点に抵抗がある方も多いのではないでしょうか。

その点、カーコンカーリースもろコミは残価が０円なので、車を返却いただく必要はありません。契約満了時にはリース車をそのまま差し上げていますので、その後はお客様の所有するマイカーとして引き続きカーライフを楽しんでいただけるのです。車を返却しないので、カーリースで支払った料金も無駄にはなりません。

一定期間を過ぎれば乗り換えや返却ができる

原則としては中途解約ができないカーリースですが、カーコンカーリースもろコミでは、「もろコミ７」「もろコミ９」いずれのプランでも、契約満了の２年前から解約金なしでの乗り換えや返却が可能。長期契約に不安がある方でも安心でしょう。

車もプランも自由に設計

リースに使用する車は、国内メーカーの全車種からお好きな車をお選びいただけます。またボーナス払いを併用して月々の負担をより軽くしたり、フラットな支払いで家計管理を楽にしたりなど、お客様に合わせて自由にプランを設計させていただきます。

※PHV（プラグインハイブリッド自動車）、PHEV（プラグインハイブリッドエレクトリックビークル）、EV（電気自動車）など一部車両除く

リース専用保険の取り扱いがある

カーリースでは万が一の事故によって車が修理不可能＝全損になると、強制的に契約は終了となり、高額な解約金や違約金が発生します。

一般的なマイカー用の車両保険では、その解約費用を全額カバーできないケースがあるのです。そのため、カーリースを利用するのであればリースカー特約の付いた任意保険に加入することをおすすめします。

カーコンカーリースもろコミでは、全損時の中途解約費用が全額補償される「リースカー車両費用特約」がセットになった任意保険を取り扱っています。安心・安全なカーライフを送るためのお手伝いもしっかりとカーコンカーリースもろコミがお手伝いいたしますので、どうぞご安心ください。