車検の時にいるものって何?忘れやすいものをチェックしておこう!
作成日:2023年03月05日
車検の手続きにいるものは何でしょうか?車検時にいるものは、車検を店舗に依頼する場合と、ユーザー車検をする場合、また普通自動車か軽自動車かでも違ってきます。車検をスムーズに受けるために、それぞれで必要になるものを確認しておきましょう。
車検を受ける時にいるもの(1)店舗に依頼する場合
ディーラーや車検専門店などの車検業者に車検を依頼する場合にいるものは下記の通りです。
自動車検査証(車検証)
車を新車購入した時と車検を受けた時に交付される書類で、車が国の定める保安基準を満たしていることを証明する書類です。
車のサイズ、車の重量、車の排気量、車のナンバー、所有者、使用者、車検の有効期限など、車についての詳しい情報が記載されています。
車検証は常に車に保管していなければなりません。
紛失すると公道を走れなくなり、次の車検を受けることもできなくなりますので、車のナンバーを管轄している運輸支局で再発行してもらいましょう。
なお、2023年1月4日以降、車検証はICタグを搭載した電子車検証が交付されます。電子化しても紙の券面は残り、携行義務もそのままです。
自動車損害賠償責任保険証明書(自賠責保険証明書)
自賠責保険はすべての車が必ず加入しなければならない強制保険で、自動車損害賠償責任保険証明書(自賠責保険証明書)は自賠責保険に加入していることを証明する書類です。
自賠責保険は車検時に次の車検までの分の保険料をまとめて支払うことになっており、自賠責保険証明書の有効期間は、車検証の有効期間をすべてカバーしていなければなりません。
このため、新車登録時には車検の有効期間より1カ月長い37カ月間の加入をするケースが多くなっています。
自賠責保険証明書も、車検証と同様、車に保管しなければなりません。
紛失すると公道を走れなくなり、車検も受けられませんので、加入の手続きをした保険会社に連絡して再発行してもらいましょう。
自動車税納税証明書
毎年支払うことが義務付けられている自動車税を納付したことを証明する書類です。
5月の初め頃に、4月1日時点の車の所有者に納税通知書兼納付書が送られ、納税をすると収納印が押された納税証明書を受け取れる仕組みになっています。
自動車税納税証明書は長い間車検に必ずいるものでしたが、平成27年4月から納税確認が電子化されて添付を省略できるようになりました。
ただし、滞納していないこと、納税から一定の時間が経っていること(納税記録がデータに反映されるまでに時間がかかるため)が条件となっています。
なお、車検自体に自動車税納税証明書の添付が不要だとしても、車検を依頼する店舗からは提示を求められるケースもあるようです。
手元に納税証明書がある場合は持参しておけばより安心でしょう。
キャッシュレス決済を利用しているなどで手元に納税証明書がない場合は、一度業者に確認しておくといいかもしれません。
※納税から経過していなければならない時間は、自治体や納税方法によって違います。コンビニエンスストアで納税した場合は5日程度、県内の金融機関で支払った場合は10日程度、県外の金融機関で納税した場合は3週間程度、Yahoo!公金支払いを利用した場合は2週間程度です。
ちなみに4月や5月に車検を受ける場合は、新しい納税通知書がまだ届いていないことがありますので、前年度の納税証明書で手続きをすることになります。
車検を受ける時にいるもの(2)ユーザー車検の場合
ユーザー車検でいるものを下記でご説明します。店舗に依頼する場合よりもいるものが多くなります。
・車検証
・自賠責保険証明書
ユーザー車検の場合は、新旧2枚が必要です。
つまり、車検を受ける前に車検後の2年間分に加入して証明書を取得しなければならないことになります。
運輸支局に自賠責保険の窓口がありますので、検査当日に加入して証明書を入手できます。
・自動車税納税証明書
前述の通り、一定の条件を満たしていれば省略可能です。
・自動車検査票
車の検査項目ごとの合否を記録する用紙です。検査当日に運輸支局の窓口で入手し、必要事項を記入して提出します。
記入する項目は、主に車検証に記載されている内容です。
・自動車重量税納付書
自動車重量税を納めるための用紙です。必要事項を記入してから税額に相当する金額の印紙を購入、貼付して提出します。
運輸支局の窓口で手に入ります。
・継続検査申請書
車検証をコンピューターで発行するのに必要なOCR用紙(光学式文字読取り装置対応用紙)で、正式名称は「専用3号様式」です。
車検の検査が終わった後、指定されたコンピューターに入れると情報が読み取られ、車検証が交付される仕組みになっています。
運輸支局の窓口で受け取り、必要事項を記入してから提出します。
・定期点検整備記録簿(法定点検が終わっている場合のみ)
24ヶ月点検や12ヶ月点検などの法定点検を実施した際の内容や結果を記載するための用紙です。整備振興会などで購入するかインターネット上からダウンロードします。
法定点検を車検後に行う場合は、この書類は省略できます。
なお、ユーザー車検に通った後で法定点検を実施しないケースも頻発し、問題視されるようになっています。
法定点検は実施義務のある大切な点検です。車の安全性に関わるため、必ず行うようにしましょう。
車検を受ける時にいるもの(3)軽自動車の車検の場合
ここまでの車検時にいるものの説明は、普通自動車であることを前提にして書いてきました。
軽自動車の場合、車検にいるものの名称が普通自動車と一部異なりますので、以下で軽自動車のユーザー車検でいるものをご紹介します。
ちなみに、軽自動車の車検を受ける場所は普通車とは異なり、運輸支局ではなく全国の軽自動車検査協会です。
・車検証
・自賠責保険証明書(新旧2枚)
・軽自動車税納税証明書(一定の条件を満たせば省略可)
・軽自動車検査票
・自動車重量税納付書
・継続検査申請書(軽専用第2号様式)
・定期点検整備記録簿(後車検の場合のみ)
普通車はかなり早い段階で自動車税(種別割)の納税確認が電子化されていたのに対し、軽自動車では電子化に対応しておらず、これまでは書面での納税証明書の提示が必須でした。
しかし、2023年1月から軽自動車税納付確認システム「軽JINKS」が導入され、軽自動車においても普通車同様に税金の納付確認ができるようになりました。
そのため、2023年1月以降の継続車検では原則として紙の納税証明書の提示は不要になりました。
どんな車検の時にも必ずいるものは、お金!
ここまで、車検の時にいるものとして様々な書類をご紹介してきましたが、忘れてはならない肝心の「もの」があります。それはズバリお金です。
車検を車検業者に依頼する場合には、法定費用(自賠責保険料、自動車重量税、印紙代)と車検基本料、さらに車を車検に通す状態にするための部品交換費用、整備費費用もかかります。
自動車重量税
自動車重量税は車検時に支払う税金で、車両重量に応じて税率が変わり重たくなるほど高くなります。ここで、車両重量ごとの税額を一覧で紹介します。
自動車重量税は登録から13年経過、さらに18年経過で重課になり税額が上がります。
エコカー | エコカー
(本則税率) |
エコカー以外 | |||
13年未満 | 13年経過 | 18年経過 | |||
0.5t以下 | 免税 | 5,000 | 8,200 | 11,400 | 12,600 |
~1t | 10,000 | 16,400 | 22,800 | 25,200 | |
~1.5t | 15,000 | 24,600 | 34,200 | 37,800 | |
~2t | 20,000 | 32,800 | 45,600 | 50,400 | |
~2.5t | 25,000 | 41,000 | 57,000 | 63,000 | |
~3t | 30,000 | 49,200 | 68,400 | 75,600 | |
軽自動車 | 5,000 | 6,600 | 8,200 | 8,800 |
なお、一定の燃費基準をクリアしている「エコカー」は、「エコカー減税」によって性能に応じて自動車重量税が軽減されます。
自賠責保険料
自賠責保険料は車検時に更新するのが一般的で、車検の有効期間分をまとめて支払います。
なお、車検の有効期限とずれて保険切れの状態になるのを防ぐため、1か月分長い25か月分を支払うケースがほとんどです。
継続検査の場合、自家用乗用車は24か月分で20,010円、25か月分なら20,610円で、軽自動車の場合は24か月分で19,730円、25か月分なら20,310円で普通車よりも若干安くなります。
印紙代
検査手数料は印紙を購入する形で納めることから、印紙代とも呼ばれます。
印紙代は2023年1月の電子車検証の導入に伴い値上げされました。
継続車検の場合、保安基準適合証の提出がある登録車・軽自動車の窓口申請は1,800円、OSS(電子申請)が1,600円必要です。
持ち込み検査の場合は普通車2,300円、小型車・軽自動車は2,200円です。
車検基本料
車検基本料は車検業者に支払う費用で、基本検査料、各種代行費用などで構成されます。
法定費用とは異なり車検基本料は業者によって価格設定が異なるため、見積もりをとって価格を比較することが大切です。
なお、自分で車検場に車を持ち込んで検査するユーザー車検の場合、車検基本料は必要ありません。
部品交換費用
車が保安基準を満たす状態に整えるための部品交換費用もかかります。この費用は車の状態によって異なり、経年劣化や摩耗の進んだ低年式の車、走行距離の長い車ほど高額になります。
このように、車検では大きな出費が生じます。
そのため、車検の度にお金のやり繰りで苦労している方も多いのではないでしょうか?
そんな方にお勧めなのが、カーリースです。
カーリースなら、毎月定額のリース料に車検時に必要になる費用がすべて含まれているケースが多く、車検時の出費について心配する必要がないからです。
あなたも、楽に家計のやり繰りができるカーリースの利用を検討してみてはいかがでしょうか?
カーコンカーリースの全プランと素敵な特典をご紹介!
最後に、カーコンカーリースがご用意している全プランを紹介します。
もらえるプラン11・もらえるプラン9・もらえるプラン7(※特選車を除く)
11年リースの「もらえるプラン11」、9年リースの「もらえるプラン9」、7年リースの「もらえるプラン7」、いずれのプランも契約満了で「クルマがもらえる」、さらにリース期間中でも一定期間経過後に返却や乗り換えがOKとなっています。
契約期間やお支払い方法(ボーナス併用払い・均等払い)も、ライフスタイルに合わせて自由設計いただけます。
リース期間中にライフスタイルに変化があったお客様はもちろん、将来的に乗り換えが必要になるかもしれないお客様であっても、安心してご利用いただけます。
- ※「もらえるプラン11」では9年経過後から、「もらえるプラン9」では7年経過後から、「もらえるプラン7」では5年経過後から、それぞれリース期間中であっても、原則解約金なしで返却や乗り換えが可能になります。
- ※返却の場合には、走行距離制限を超えていたり、おクルマの損耗状況により、精算金が発生する可能性があります。ただし、ご契約満了の場合はクルマがもらえるので、どのような状態でも清算金は発生しません。
もらえるプラン特選車
WEB申込限定で「もらえるプラン特選車」をお選びいただくことが可能です。
人気の軽自動車から普通車、商用車まで幅広いラインナップを揃えた「もらえるプラン特選車」は、メンテナンスパック、カーアクセサリーセットが毎月のリース料金に含まれている大変お得なプランです。
車検(基本料・税金・自賠責保険)2回、12ヶ月法令点検4回に加えて、エンジンオイル交換13回、オイルエレメント交換6回、ブレーキオイル交換2回、ワイパーゴム交換6回が含まれています。
- ※車検と12ヶ月法令点検の回数は乗用車の場合
のりかえプラン5・のりかえプラン3
5年リースの「のりかえプラン5」、3年リースの「のりかえプラン3」は、契約満了後にお車をご返却いただき、新車にお乗り換えすることが可能です。
ご契約期間中は、購入したときと同じようにマイカー感覚でお車をお持ちいただけます。
契約期間やお支払い方法(ボーナス併用払い・均等払い)も、ライフスタイルに合わせて自由設計いただけます。
おクルマもアクセサリーやメンテナンスまでリース料に全部コミコミで、月々定額で計画的なお支払いプランをお選びいただけます。
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