車検に通る車高は何センチ?最低地上高の測り方やエアロ装着時についても解説

更新日:2024年12月28日 作成日:2023年03月05日
車検では、車高(最低地上高)がどれくらいあるかを検査されます。では、車高は何センチあれば車検に合格できるのでしょうか?今回は、車検時の車高についての注意点をご紹介します。
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車検に通る車高の範囲とは
車検において、車高は「最低地上高」を基準に測定されます。最低地上高とは、車両の最も低い部分が地面からどれだけ離れているかを示すもので、一般的には9cm以上が必要です。
この基準は道路運送車両法における保安基準で定められており、最低地上高が9cmに満たない場合は車検に通りません。
ただし一部の大型車両など、ホイールベースやオーバーバングが長い車では、9cm以上の高さが求められるケースもあります。
車検の基準では車高は9cm以上の高さが必要とされている
最低地上高については保安基準に定めがあり、9cm以上の高さが必要とされているのは先に紹介したとおりです。
車検で測定される「最低地上高」とは、車両の最も低い部分が地面からどれだけ離れているかを指します。
また、測定は舗装された水平な場所で行われ、計測値1cm未満の端数は切り捨てられます。
自己計測する際には、場所の選定やタイヤ空気圧などにも配慮しなければ、実際の車検時と異なる結果になる可能性も否定できません。
エアロパーツなど車高の計測に含まれないパーツもある
エアロパーツなどの一部のパーツは、車検時に最低地上高の計測対象から除外されることがあります。
樹脂製のエアロパーツやタイヤと連動して上下する部品(サスペンションやロアアーム)、可動性のあるゴム製部品(マッドガード:泥除けなど)などが該当します。
この場合、最低地上高の基準値5cm以上が必要です。
フォグランプなど灯火類が付属するパーツは要注意
樹脂製のエアロパーツやバンパーは、必ずしも最低地上高の計測対象にはならないのは先に述べたとおりです。
しかし、フォグランプやウィンカーランプなどの灯火類が装着されているものは例外です。灯火類が装着されているパーツに関しては、樹脂製であっても最低地上高9cm以上を確保しなければなりません。
また、ウィンカーランプは下縁が地面から35cm以上、フォグランプは下縁が25cm以上の高さに設置されていなければならないため、注意しましょう。
車検では実際どのようにして車高を計測しているの?
車検において、最低地上高はどのように計測されるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
空車状態で計測する
荷物が積載された状態では人や荷物の重量によってタイヤが沈み、正確な車高が計測できません。
そのため空車状態で計測しなければならないと保安基準で定められています。
既定のタイヤ空気圧にしてから計測する
保安基準では、タイヤの空気圧についても定めがあります。
カスタマイズなどでぎりぎりの車高にしている場合、タイヤの空気圧を上げることでごまかそうとするケースがみられるようです。
しかし、タイヤの空気圧が高すぎると車高以前にタイヤが保安基準を満たすことができず、車検不合格となります。
基本的にその場しのぎのごまかしは効かないので、車高のためにタイヤの空気圧を上げすぎることはやめましょう。
なお、タイヤの空気圧の規定値は車やタイヤによって異なります。コーションプレートや車の取扱説明書などで確認しておきましょう。
車高調整装置が装着されている自動車は、標準(中立)の位置で測定する
サスペンションの中には、車高の調整ができるサスペンションがあります。いわゆる「車高調」です。
車高調整機能式のサスペンションにはさまざまな種類がありますが、ノーマル状態もしくは調整範囲の中立の高さの状態で車高を計測します。
舗装された水平面において計測する
車検前に自己計測した値と車検場で計測した最低地上高の数値が異なる場合、自己計測した時の場所が水平ではない、舗装されていないなどの原因が考えられます。
測定値1cm未満は切り捨て
車高の測定値は、1cm未満は切り捨てられ、cm単位で出されます。
端数は四捨五入ではないので、この点はしっかりと押さえておきましょう。
そのほか最低地上高(車高)における注意点とは
車検において最低地上高の基準は重要ですが、それ以外にも車高に関する注意点がいくつか存在します。
高すぎるのも問題がある
最低地上高が低すぎると、路面の段差や障害物に対して車両が底を擦るリスクが高まりますが、逆に車高が高すぎることも問題です。
特にリフトアップなどで車高を上げ過ぎると、重心が高くなり、コーナリング時の安定性が低下して横転のリスクが高まります。車高を上げることでサスペンションやステアリングの角度にも影響を与え、ハンドリング性能が悪化する可能性も否定できません。
またリフトアップは構造変更等検査が必要になる場合もあります。一般的には±4cm以内の車高変更であれば不要ですが、それ以上の変更を行う場合は運輸支局での構造変更等検査を受けなければなりません。
車の大きさによって必要な最低地上高は異なる
最低地上高は原則9cmではあるものの、ホイールベース、オーバーハングの長さによってこの基準が変わることがあります。
たとえば、ホイールベース(前輪と後輪の間の距離)が300cm以上の場合は、最低地上高が10cm以上必要です。また、ホイールベースがさらに長い場合や、オーバーハング(タイヤから車体前後端までの距離)が長い場合も同様に、より高い最低地上高が求められます。
車高の確認はどこでできる?
自分の車の最低地上高や適切な車高を確認したい場合は、ディーラーや整備工場などの車検業者に計測してもらうといいでしょう。通常、最低地上高は車検の見積もり時に計測します。
なお、業者によって車検の費用相場や特徴は異なります。
ディーラー
ディーラーではメーカー公認のサービスを提供しており、その信頼性は非常に高く安心して愛車を任せられます。
新しいモデルや特殊な装備を持つ車両の場合でも対応可能であり、高度な技術力と最新設備によって正確な測定と整備が行われます。洗車や代車など、手厚いサービスが受けられることもディーラーの特徴のひとつです。
ただし、その分費用は他の業者よりもやや高めになる傾向があります。
整備工場
整備工場は地域に密着したサービスを展開し、多様なニーズに対応可能です。ディーラーほど費用はかからないことが多く、交換部品には汎用品を使用するなど、柔軟に予算に合わせた整備などを相談しやすいといえます。
特に長年同じ工場を利用している場合は信頼関係も築けるため、安心して依頼できるでしょう。
車検専門店
車検専門店は、その名のとおり車検業務に特化しており、効率的で迅速な対応が特徴です。即日はもちろん、数時間など短時間で完了するコースなどもあり、多忙な方には便利でしょう。
また費用面でも比較的リーズナブルですが、特殊な整備や車検に関連しない修理には対応できない場合もあるため、その点には注意が必要です
カー用品店・ガソリンスタンド
カー用品店やガソリンスタンドでも、車検や整備を行っている店舗もあります。
手軽に利用できる点が魅力ですが、店舗によってはディーラーや整備工場ほど専門的な設備や技術力は期待できない場合もあります。
カーリースした車の場合、車高を変えるなどのカスタムは可能?
今回は、車検の車高についての保安基準について詳しく見てきました。
車の車高をカスタムで低くするユーザーは少なくありません。
車両の重心を下げて走行性能を追求するため、また車の見栄えをよくする(車高が高い方が格好いいと思う人もいる)ためです。
カーリースした車は原則NG
自家用車の場合、保安基準の範囲内であれば、車高を低くするなどのカスタムや、改造をするかどうかは当然、車の持ち主の自由です。
一方、カーリースした車のカスタムは原則としてNGです。
その理由を理解するためには、カーリースの仕組みを把握する必要があります。
原則NGの理由はカーリースの仕組みにある!カーリースの仕組みとは?
カーリースした車の所有者はあくまでも「カーリース会社」である
カーリースは、ユーザーが選んだ車をカーリース会社がディーラーから購入して一定の期間貸し出してくれるサービスです。
ユーザーは車を貸してもらう代わりに、毎月リース料をカーリース会社に支払います。
契約期間は3年、5年、7年などの長期にわたるのが一般的で、ユーザーはカーリースした車をまるでマイカーのような感覚で利用できます。
ただし、カーリースの車の所有者はあくまでもカーリース会社であり、ユーザーは車の使用者という扱いになります。
カーリースした車のカスタムが基本的に許されていない理由は、「車の所有者がカーリース会社である」という点にあります。
リースした車は「借り物」のため、契約時と同じ状態で返却する必要がある
車は「借り物」ですから、ユーザーは契約期間満了時に車を契約時と同じ状態で返却しなければなりません。
もし契約期間中に車を改造したりカスタムしたりしてしまうと、車の原状回復が困難になってしまう可能性があるため、多くのカーリース会社は車のカスタムを禁止しているのです。
車そのものに大きな影響のないカスタマイズ、例えば取り外しできるタイプのカップホルダーを装着する程度のカスタマイズであれば特に問題はない場合が多いです。
しかし、車高の変更は車に大きな影響を与えるカスタマイズのため、ほぼ不可となるケースが多いです。
対応はカーリース会社によって異なるため、一度確認してみることをおすすめします。
車がもらえるカーリースであればカスタマイズできる場合も
今ではさまざまなカーリース会社がサービスを展開しており、中には最終的にリース車がもらえるプランを用意している場合もあります。
その場合は車検に通る範囲内のカスタマイズであれば可能なケースも見られます。
カーコンカーリースもろコミでは、
・7年、9年、11年の長期の契約期間でリーズナブルな月額料金を実現していることに加え、契約満了時に車がもらえる「もらえるプラン」
・3年、5年で気軽に新しい車に乗り換えられる「のりかえプラン」
をご用意し、多彩なニーズにお答えしています。
なお、いずれのプランも車関連の税金や自賠責保険料、登録時諸費用、車検基本料が月額料金にコミコミ。
また「もらえるプラン」では、11項目ものメンテナンスが含まれた充実した内容のオプションプランを追加することで車検時の整備費用の大部分がカバーできます。
カーライフが楽になる車のサブスク、カーリースで新しいスタイルのカーライフを始めて見ませんか?
カーコンカーリースの全プランと素敵な特典をご紹介!
最後に、カーコンカーリースがご用意している全プランを紹介します。
もらえるプラン11・もらえるプラン9・もらえるプラン7(※特選車を除く)
11年リースの「もらえるプラン11」、9年リースの「もらえるプラン9」、7年リースの「もらえるプラン7」、いずれのプランも契約満了で「クルマがもらえる」、さらにリース期間中でも一定期間経過後に返却や乗り換えがOKとなっています。
契約期間やお支払い方法(ボーナス併用払い・均等払い)も、ライフスタイルに合わせて自由設計いただけます。
リース期間中にライフスタイルに変化があったお客様はもちろん、将来的に乗り換えが必要になるかもしれないお客様であっても、安心してご利用いただけます。
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もらえるプラン特選車
WEB申込限定で「もらえるプラン特選車」をお選びいただくことが可能です。
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