車検は安いところに頼むべき?失敗しない車検業者の選び方とは?
作成日:2023年03月26日
世の中にはたくさんの車検業者があり、それぞれで異なる料金設定をしています。では、車検業者は料金が安いところを選ぶのがベストなのでしょうか、それとも料金以外に注目するべきポイントがあるのでしょうか。ここでは、車検費用を含めた車検業者の選び方について解説します。
車検はどこで受けられる?
車検は、どのような場所で受けることができるのでしょうか。以下で、車検を受けられる場所とそれぞれの特徴についてご説明します。
ディーラー
ディーラーは自社の車に対して豊富な知識やデータを持っており、質の高い整備を実施できます。
車検に通すための整備だけではなく、車に長く安全に乗っていくための予防整備なども実施し、部品交換も原則純正品で対応します。
そのため、車検費用は比較的高額ではありますが安心感や信頼性を求める方にはおすすめです。
整備工場
街中の整備工場でも車検を依頼できます。
なお、整備工場には種類があり、一定の設備と技術力を有し、運輸支局長の指定を受けた「指定工場」であれば工場内に車検ラインがあるため、運輸支局(軽自動車の場合は軽自動車検査協会)に車を持ち込むことなく工場内で車検ができます。
「認証工場」の場合は車検整備や分解整備は可能ですが、その場で車検はできないため運輸支局に車を持ち込むことになります。
技術力は工場によって異なる面もありますが、いわゆる「民間車検工場」と呼ばれる指定工場であれば安心して任せられるでしょう。
車検専門店
車検専門店は車検に特化し独自のシステムを構築していることが多く、スピーディーかつコストパフォーマンスが良いことが特徴です。
30分や60分などのスピード車検に対応している店舗も少なくありません。
デメリットとしては、車検に必要な項目以外の点検整備には基本的に対応していないことが挙げられます。
カー用品店
カー用品店の中にも車検対応の店舗があります。
カー用品店では豊富なパーツの取扱いがあるので、車検に通すためにパーツ交換やオイルの補充などが必要になった際、予算や求める性能に合わせて最適なパーツを自分で選べるのがメリットといえます。
ただし、店舗によって整備の質にムラがあるというデメリットもあります。
また、すべての店舗が車検に対応しているわけではありません。
ガソリンスタンド
ガソリンスタンドは身近な存在で、休日も夜間も営業していますので、手軽に申込みができます。
ただし、敷地に整備工場がない場合には、提携先の工場に車を回すため、やや時間がかかる場合があります。
ユーザー車検
ユーザー車検とは、車検業者を通さずにユーザーが自分で車を検査場に持ち込んで車検を実施することを指します。
車検業者に支払う車検基本料が不要で、法定費用(自動車重量税、自賠責保険料、印紙代)と整備が必要な場合はパーツや消耗品の実費のみで済むので、安価に車検を済ませることができます。
ただし、車についてある程度の知識がないと、車検に通らず何度も再検査を受けたり、結局は業者に依頼することになったりするケースもあります。
そのため、かえって費用がかかる、その上時間と手間がかかる、ということになりかねません。
車検代行業者
車検代行業者とは、ユーザー車検を代行してくれる業者です。
ただし、単に車を検査場に持ち込んで車検を受けるのを代行するだけですので、車の状態に関しては事前に点検・整備しておく必要があり、場合によっては車検に通らない場合もあります。
車検の業者ごとの費用相場:安いところはどこ?
上記の場所で車検を受けた場合、どれくらいの費用がかかるのでしょうか?以下でそれぞれの車検業者の料金相場をご紹介します。
車検業者 | 費用相場 |
ディーラー | 法定費用+4万円~10万円くらい |
整備工場 | 法定費用+2.5万円~8万円くらい |
車検専門店 | 法定費用+2.5万円~8万円くらい |
カー用品店 | 法定費用+2万円~6万円くらい |
ユーザー車検 | 法定費用のみ |
車検代行業者 | 法定費用+1万円~3万円くらい |
上記を見ますと、ユーザー車検と車検代行業者を除いて料金がもっとも安いところは、カー用品店やガソリンスタンドであることが分かります。
車検専門店も比較的リーズナブルです。
整備工場もディーラーより割安ですが、料金設定が工場によって異なりますので、事前によく確認することが必要でしょう。
安いところを探すときに知っておきたい車検費用の内訳
できるだけ安いところに依頼するには、車検費用の内訳を把握し、どの部分が節約できるのか知っておく必要があります。
車検費用は、法定費用、車検基本料、部品交換費用の3つの項目で構成されています。
法定費用
法定費用は、車検業者を通す場合でもユーザー車検でも支払わなければならない費用で、金額が業者によって変わることはありません。絶対に節約できない費用です。
車検の法定費用には、自動車重量税、自賠責保険料、印紙代があります。
自動車重量税
車の重量によって税率が変わる税金で、継続車検の場合は2年分を支払います。
なお、軽自動車においてはボディサイズや排気量が規制されているため税額は一律です。
継続検査時の一般的なマイカーの車両重量別の自動車重量税額を以下の一覧にまとめました。
2年自家用 | |||||
エコカー | エコカー
(本則税率) |
エコカー以外 | |||
免税 | 13年未満 | 13年超 | 18年超 | ||
軽自動車 | 5,000円 | 6,600円 | 8,200円 | 8,800円 | |
0.5t以下 | 5,000円 | 8,200円 | 11,400円 | 12,600円 | |
~1.0t | 10,000円 | 16,400円 | 22,800円 | 25,200円 | |
~1.5t | 15,000円 | 24,600円 | 34,200円 | 37,800円 | |
~2.0t | 20,000円 | 32,800円 | 45,600円 | 50,400円 | |
~2.5t | 25,000円 | 41,000円 | 57,000円 | 63,000円 | |
~3.0t | 30,000円 | 49,200円 | 68,400円 | 75,600円 |
自賠責保険料
自賠責保険料はすべての車が加入しなければならない強制保険です。
2023年4月以降の値下げが決まっており、2023年4月以降は自家用乗用車の場合は24ヵ月分で17,650円、25ヶ月分で18,160円、軽自動車は24ヶ月17,540円、25ヶ月18,040円で軽自動車が若干安くなっています。
印紙代
印紙代とは、検査手数料を指します。印紙を購入して納付するので印紙代と呼ばれるのが一般的です。
自家用乗用車の継続車検の場合、保安基準適合証の提出がある(指定工場での車検)場合の登録車・軽自動車の窓口申請は1,800円、OSS(電子申請)が1,600円必要です。
持ち込み検査(ユーザー車検)の場合は普通車2,300円、小型車・軽自動車は2,200円かかります。
車検基本料
車検基本料は車検業者に支払う金額です。車検基本料には法定点検費用、基本検査料、各種代行費用などが含まれます。
なお、車検基本料は業者によって設定が変わります。そのため、車検基本料が安いところに依頼すれば車検費用が節約できます。
車検業者を通さないユーザー車検の場合は、この車検基本料は発生しません。
そのためユーザー車検は最も安く車検ができる方法といえますが、整備士並みの車に関する知識、整備力がないとハードルが高く、なかなか車検に通すことはできないので不安があれば業者に依頼するべきといえます。
部品交換費用
車の状態によっては、整備やパーツ交換をしないと車検に通らないことがあります。その場合は整備費用や部品交換費用が発生します。
この費用は車の状態、またどこまで整備するのかによっても変わってきます。
車検は安いところに頼むべき?車検業者を選ぶ際のポイント
では、車検は単純に料金が安いところに頼むのが賢明だと言えるのでしょうか?必ずしもそうとは言えません。以下のポイントを考慮に入れることが大切です。
車検基本料が安いところを選ぶ
先述のとおり、法定費用はどこに依頼しても変わりません。差が出てくるのは車検基本料なので、この車検費用の設定が安い業者を選ぶのもひとつの方法といえるでしょう。
見積もりを確認し、車検基本料に代車料金や特急料金など、自身にとって必要のないものが含まれている場合は省いてもらえるか交渉してみるのもいいかもしれません。
整備の内容
車検業者が実施する整備には、おおまかに言うと以下の2種類があります。
・車検に通すためだけの整備
・安全に長く車に乗るための整備
格安料金の車検業者は、車検に通すためだけの最低限の整備を実施します。
「とにかく安いところに依頼したい」
「近いうちに車を手放すので余計なお金は掛けたくない」
という方には向いていると言えるでしょう。
安全に長く車に乗るための整備とは、車検には必ずしも必要のないメンテナンスや部品交換もして、車を万全な状態にするための整備です。
ディーラーなどはこうした整備をします。故障のリスクを最小限にできて安心感を得られるというメリットがあります。
デメリットは、料金が高めであるという点と過剰整備をされる可能性がある点です。
整備の内容は、単純に上記の2種類に分けられる訳ではなく、その中間くらいの整備を実施するところもあります。
いずれにしても、車検業者を選ぶ際には、単純に安いところを選ぶのではなく、整備内容についても確認することが重要です。
車検の予約はどのようにすればいいの?
ここで、車検の予約方法についてご説明します。
車検業者に依頼する場合
車検の予約サイトが複数存在しており、それを利用するのが便利ですので、以下で手順をご紹介します。
1 地域や条件を指定して車検サービス会社を検索する
2 気になる会社やプランをピックアップする
3 ピックアップした会社のWEB見積もりを確認してさらに会社を絞り込む
4 絞り込んだ会社に実車見積もりを依頼する
※内容を比較できるように複数の会社に実車見積もりを依頼するのが望ましいです。
5 見積もり内容をよく吟味して比較する
6 見積もり内容に納得がいったらオンラインや電話でその会社に予約を入れる
ユーザー車検の場合
ユーザー車検を受けるためには、検査場に事前に予約を入れておかなければなりません。
普通車
国土交通省のサイトを通して、全国の陸運支局に予約ができます。電話で予約することはできません。
軽自動車
軽自動車検査協会のサイトから予約できます。全国の各支所に電話して予約をすることも可能です。
車検費用が高くなりそうなら新車への乗り換えを検討するのもおすすめ
車検は安いところに依頼したとしても、それなりの費用がかかります。
低年式の車や走行距離がかさんでいる車など、場合によっては修理や部品交換で料金がかなり高額になってしまうこともあるでしょう。
そんな場合には、車検に出さずに新車に乗り換えるのも一つの方法です。
もし、車を乗り換えるのであれば、今話題のカーリースを利用することをおすすめします。
カーリースなら、毎月定額の料金に車検の法定費用が含まれており、プランによっては車検基本料や消耗部品の交換などのメンテナンスサービスもコミコミになっています。
そのため、車検費用や整備費用についてあれこれ心配する必要はなくなり、必死に安いところを探す必要もありません。
カーリースなら月々決まった額の支払いで気軽にカーライフを楽しむことができますので、興味のある方は是非、カーリースの利用を検討してみてください。
カーコンカーリースの全プランと素敵な特典をご紹介!
最後に、カーコンカーリースがご用意している全プランを紹介します。
もらえるプラン11・もらえるプラン9・もらえるプラン7(※特選車を除く)
11年リースの「もらえるプラン11」、9年リースの「もらえるプラン9」、7年リースの「もらえるプラン7」、いずれのプランも契約満了で「クルマがもらえる」、さらにリース期間中でも一定期間経過後に返却や乗り換えがOKとなっています。
契約期間やお支払い方法(ボーナス併用払い・均等払い)も、ライフスタイルに合わせて自由設計いただけます。
リース期間中にライフスタイルに変化があったお客様はもちろん、将来的に乗り換えが必要になるかもしれないお客様であっても、安心してご利用いただけます。
- ※「もらえるプラン11」では9年経過後から、「もらえるプラン9」では7年経過後から、「もらえるプラン7」では5年経過後から、それぞれリース期間中であっても、原則解約金なしで返却や乗り換えが可能になります。
- ※返却の場合には、走行距離制限を超えていたり、おクルマの損耗状況により、精算金が発生する可能性があります。ただし、ご契約満了の場合はクルマがもらえるので、どのような状態でも清算金は発生しません。
もらえるプラン特選車
WEB申込限定で「もらえるプラン特選車」をお選びいただくことが可能です。
人気の軽自動車から普通車、商用車まで幅広いラインナップを揃えた「もらえるプラン特選車」は、メンテナンスパック、カーアクセサリーセットが毎月のリース料金に含まれている大変お得なプランです。
車検(基本料・税金・自賠責保険)2回、12ヶ月法令点検4回に加えて、エンジンオイル交換13回、オイルエレメント交換6回、ブレーキオイル交換2回、ワイパーゴム交換6回が含まれています。
- ※車検と12ヶ月法令点検の回数は乗用車の場合
のりかえプラン5・のりかえプラン3
5年リースの「のりかえプラン5」、3年リースの「のりかえプラン3」は、契約満了後にお車をご返却いただき、新車にお乗り換えすることが可能です。
ご契約期間中は、購入したときと同じようにマイカー感覚でお車をお持ちいただけます。
契約期間やお支払い方法(ボーナス併用払い・均等払い)も、ライフスタイルに合わせて自由設計いただけます。
おクルマもアクセサリーやメンテナンスまでリース料に全部コミコミで、月々定額で計画的なお支払いプランをお選びいただけます。
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