普通自動車の車検はどれくらいの頻度で行えば良い?
普通自動車の車検はどれくらいの頻度で行う?
車検の頻度は、車検証(正式名称:自動車検査証)の有効期間によって決まります。
車検証の有効期間は車種や車の用途によって異なりますが、乗用の普通自動車の場合、新車購入時に受ける新規検査の際の車検証の有効期間が3年間で、その後に受ける継続検査(いわゆる車検)の時に交付される車検証の有効期間は2年間です。
つまり、一般的なマイカーである普通自動車の車検を行う頻度は「初回が新車購入から3年後、その後は2年ごと」ということになります。
新車登録から10年が経過した車の場合、車検の頻度は変わる?
かつては、「新車登録から10年が経過すると、車検の頻度が2年ごとではなく1年ごとになる」というルールがありました。
しかしながら、1995年に法律が改正され、現在では登録からの経過年数に関係なく2年ごとの頻度と定められています。
つまり、新車登録から10年以上経過していようと、走行距離が10万kmを超えていようと、車検はずっと2年ごとの頻度であるということです。
この改正の背景には、自動車メーカーの技術の進歩に伴い、車の安全性や耐久性が非常に向上したことがあります。
ちなみに、1995年当時からも車の技術は目覚ましい進歩を遂げており、車の平均寿命は1996年で9年程度であったのが、現在では13年程度にまで延びています。
車検はいつから受けられる?ベストな車検時期とは
車検は有効期限満了日の1ヶ月前からがベストタイミング
車検は、有効期間が満了する前であればいつでも受けていいことになっていますが、車検を受けるベストなタイミングは、有効期間の満了日の1ヶ月前になってからです。
満了日の1ヶ月前になってから車検を受けると、次回の車検の有効期間は元の満了日から起算されます。
一方、満了日まで1ヶ月以上残っている段階で車検を受けると、次の車検の有効期間は車検を受けた日から起算されてしまうというルールがあるからです。
つまり、1ヶ月以上前倒しして車検を受けると、実質的に車検の有効期間が短くなり頻度が上がってしまうということです。
1ヶ月前、1ヶ月以上前倒して車検を行った場合の例
例えば、ある普通自動車の車検の満了日が2023年5月15日だとします。
もし、その1ヶ月前の同年4月15日に車検を受けた場合、次回の車検の有効期間は元の満了日である同年5月15日から起算され、その日から丸2年が経過した2025年5月15日が次回の車検の満了日となります。
一方、2023年4月10日に車検を受けた場合、1ヶ月以上の前倒しになるため、次回の車検の有効期間は前倒しした分だけズレ込み、2025年4月9日までとなってしまうのです。
このようなわけで、車検を受けるベストなタイミングは、満了日の1ヶ月前になってからです。
そして前述の通り、満了日まで1ヶ月以内の前倒しであれば、どの日に車検を受けても次回の車検の満了日は同じになりますから、ある程度、日数に余裕をもって車検を受けることをおすすめします。
車検は余裕をもって申し込もう
なぜなら、満了日のギリギリになってから車検を受けようとすると、事故などのトラブルが起きた場合に満了日までに受けられなくなってしまうということが考えられるからです。
また、車検業者の混雑状況によっては満了日に間に合わせられないので、車検の申込みを断られてしまう可能性もあります。
ちなみに、週末の金曜・土曜・日曜、月末、12月・3月・4月は車検の依頼が多くなって混雑する傾向にありますから、特に注意しましょう。
いずれにしても、日にちに余裕をもって行動することが大切です。
車検切れの車は公道走行できない
なお、日本では車検が切れた車は公道を走行できません。公道走行して検挙された場合は違反点数6点で免許停止、さらに6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金が科せられます。
また、自賠責保険も車検のタイミングで更新するのが一般的なので、車検切れ+自賠責保険切れとなった場合は違反点数6点、1年6ヶ月以下の懲役または80万円以下の罰金となります。
車検切れになった車は公道走行できないので、そのままでは車検場に車を持ち込むこともできません。
その場合は仮ナンバーを取得するか、業者に依頼してレッカー移動してもらうことになるため、手間もコストもかかります。
そのため車検の頻度を忘れずに、有効期限内に車検を受けることが大切です。
車検の頻度を間違えないために:車検の有効期間満了日の確認方法
では、自分の乗っている車の車検の有効期間満了日は、どのようにして確認したらいいのでしょうか?
検査標章(車検ステッカー)で確認する
まず、検査標章(車検ステッカー)を見るという方法があります。
検査標章は、車のフロントガラスの上部のルームミラー付近、もしくは2023年1月以降に車検を受けた車は運転席から見て上端、つまり右ハンドルの車であれば運転席右上、左ハンドルの車であれば運転席左上のフロントガラスに貼り付けられています。
ただし、車外から見える面には車検の有効年月のみの記載であり、有効年月日が確認できるのは車内から見える面です。
検査標章で確認する場合は、必ず車内から見える面で確認してください。
車検証で確認する
車検証には、さまざまな車両情報や所有者情報に加え、「有効期限の満了する日」の記載があります。そこに記載がある日時が車検の有効期限です。
なお、2023年1月4日以降に新規交付、もしくは更新される車検証は電子車検証になります。
電子車検証はA6サイズの厚紙にICタグを貼り付けたものであり、券面には車検の有効期限や使用者住所、所有者情報が記載されません。
有効期限はICタグに格納されているので、有効期限を確認する際には「車検証閲覧アプリ」 によってスマートフォンやパソコンで確認することになります。
ただし、電子車検証が浸透するまでの移行措置として当面は従来の車検証と同じ記載内容の「自動車検査証記録事項」が発行されるので、そちらで確認することも可能です。
車検のタイミングで車を乗り換えるときにおすすめの車の乗り方とは
今回は、普通自動車の車検の頻度について見てきました。
その頻度は、初回が新車購入から3年後、その後は2年ごととなりますが、中には「うっかりして車検のタイミングを忘れていた」という方もいるのではないでしょうか。
前述のとおり、悪意のない「うっかり車検切れ」であっても公道を走ることができなくなります。
また、車検というのは、多くの人にとって車の乗り換えを検討するよい機会になっています。
特に登録から10年以上経過したり、走行距離が10万kmを超えるようになってくるとそれ以降の「車検の頻度」=「乗り換えを検討する頻度」と言っても過言ではないでしょう。
車検ではある程度のまとまった費用がかかるので、車の状態によっては「車検に高いお金を払うよりもそのまま車を売却して、新しい車に乗り換えよう」と考える方も少なくありません。
カーリースなら初期費用なしで新車に乗り換えられる
車検のタイミングで車の乗り換えをする際、単に新しい車を購入するほかにも、カーリースを利用するという方法もあります。
事実、カーリースは新車購入よりも手軽な方法であり、近年その人気は高まっています。
カーリースは、毎月定額の料金を支払うことでカーリース会社から車を長期間貸し出してもらえるサービスです。
「ユーザーが希望する車をカーリース会社がディーラーから購入してリースする」という流れになりますので、いろいろなメーカーや車種から自由に車を選べます。契約期間は3年、5年、7年、9年などに及びます。
カーリースはローン購入とは違って、頭金が基本的に不要です。
さらに登録に必要な諸費用は月額料金に含まれているので、購入するときのようにまとまった資金を用意しなくても新車に乗り始めることができるのです。
維持費もリース料金にまとめられる
また、毎月の料金には、契約期間中の自動車税(種別割)や車検時に必要な自動車重量税、自賠責保険料、車検基本料などがすべて含まれていることが多いため、車に関係する出費が安定し、家計のやり繰りがしやすいという魅力もあります。
さらに、契約プランによっては、定期的な点検整備やオイル類・消耗部品の交換といったメンテナンスもサービスに含めることが可能となっていますから、車の維持管理に手間をかけずに済みます。
このように、カーリースにはたくさんの魅力があり、新車を手軽に楽しむ方法として注目を集めています。
あなたも、カーリースの利用を検討してみてはいかがでしょうか?
カーコンカーリースの全プランと素敵な特典をご紹介!
最後に、カーコンカーリースがご用意している全プランを紹介します。
もらえるプラン11・もらえるプラン9・もらえるプラン7(※特選車を除く)
11年リースの「もらえるプラン11」、9年リースの「もらえるプラン9」、7年リースの「もらえるプラン7」、いずれのプランも契約満了で「クルマがもらえる」、さらにリース期間中でも一定期間経過後に返却や乗り換えがOKとなっています。
契約期間やお支払い方法(ボーナス併用払い・均等払い)も、ライフスタイルに合わせて自由設計いただけます。
リース期間中にライフスタイルに変化があったお客様はもちろん、将来的に乗り換えが必要になるかもしれないお客様であっても、安心してご利用いただけます。
- ※「もらえるプラン11」では9年経過後から、「もらえるプラン9」では7年経過後から、「もらえるプラン7」では5年経過後から、それぞれリース期間中であっても、原則解約金なしで返却や乗り換えが可能になります。
- ※返却の場合には、走行距離制限を超えていたり、おクルマの損耗状況により、精算金が発生する可能性があります。ただし、ご契約満了の場合はクルマがもらえるので、どのような状態でも清算金は発生しません。
もらえるプラン特選車
WEB申込限定で「もらえるプラン特選車」をお選びいただくことが可能です。
人気の軽自動車から普通車、商用車まで幅広いラインナップを揃えた「もらえるプラン特選車」は、メンテナンスパック、カーアクセサリーセットが毎月のリース料金に含まれている大変お得なプランです。
車検(基本料・税金・自賠責保険)2回、12ヶ月法令点検4回に加えて、エンジンオイル交換13回、オイルエレメント交換6回、ブレーキオイル交換2回、ワイパーゴム交換6回が含まれています。
- ※車検と12ヶ月法令点検の回数は乗用車の場合
のりかえプラン5・のりかえプラン3
5年リースの「のりかえプラン5」、3年リースの「のりかえプラン3」は、契約満了後にお車をご返却いただき、新車にお乗り換えすることが可能です。
ご契約期間中は、購入したときと同じようにマイカー感覚でお車をお持ちいただけます。
契約期間やお支払い方法(ボーナス併用払い・均等払い)も、ライフスタイルに合わせて自由設計いただけます。
おクルマもアクセサリーやメンテナンスまでリース料に全部コミコミで、月々定額で計画的なお支払いプランをお選びいただけます。
さらに、カーコンカーリースをご成約された方にもお得なご成約特典をご用意しております。
カーコンカーリースご成約特典
新車をご成約いただいた方の快適で安心なカーライフをサポートするグッズやサービスのご成約特典が「もろもろコミコミ」でついてくる!
この機会をお見逃し無く!
即納車
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- ※即納車は地域によってご対応できない場合がございます。詳しくはお問い合わせください。
- ※即納車は台数に限りがございます。ご商談・ご契約のタイミングによっては在庫状況が変動する場合がございますので、予めご了承願います。
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カーリースプランは、標準でご契約期間7年(84回)、お支払い方法も、お客様のご希望に応じて自由に設計していただけます。さらに、「残価設定0円」としておりますので、ご契約満了でお車をそのまま差し上げます!
- ※中古車リースについては、新車のリースプランと異なり、継続車検・メンテナンスやカーアクセサリーの各種オプションプラン、契約満了2年前の返却をお選びいただけません。
- ※お車の在庫状況によっては、お申し込みをお引き受けできない場合がございます。
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