車検で調べられる検査項目とは?うっかりしやすいポイントをご紹介!
作成日:2023年03月26日
車検ではどんなことが検査されるのでしょうか?今回の記事では、車検における検査項目について解説します。また、どの検査項目が不合格になりやすいかも説明していきますので、是非参考にしてみてください。
車検時の検査項目と検査内容は?
車検の検査項目とその内容を、以下でご紹介します。
同一性の確認
検査対象の車が車検証に記載されている車と本当に同じものなのかを確認します。
具体的には、車検証記載の車体番号とエンジンルームやトランクルーム、タイヤハウスなど(車によって異なる)に刻印されている車体番号が同一であるかどうかをチェックします。
外廻り検査
外回り検査では、灯火類やタイヤのホイールナットの緩み、ワイパー、クラクションが正常に作動するのかなどをチェックします。
・ワイパーが作動するか
・有効期限が残っている発煙筒がきちんと積まれているか
・ウィンドウガラスに破損やひび割れがないか
・ヘッドライトやスモールライト、バックライト、ブレーキランプ、フォグランプ、ハザードランプ、方向指示器などが点灯・点滅するか
これらも検査項目に入ります。
検査官の指示通りに操作すればよいので、特に難しくはありません。
サイドスリップ検査
ハンドルをまっすぐに保った状態で直進した場合に、横滑りする量を機械で測定します。
車がまっすぐに走れるかどうかを確認する検査で、サイドスリップの保安基準は、国産車の場合「走行1mにつき内外ともに5mm以内」となっています。
ブレーキ検査
前輪と後輪のブレーキとサイドブレーキ(パーキングブレーキ)の効きを検査します。
テスターの上で電光表示の指示に従ってブレーキを踏んで測定します。
かなり強めに踏まないと不合格になってしまうことがありますので、気をつけましょう。
スピードメーター検査
スピードメーターが示す速度と、実際の車の速度の誤差を計測して正確に作動しているかどうかの検査です。
車のタイヤをローラー上に乗せて車のアクセルを踏み、スピードメーターが時速40kmに達した時にパッシングをして検査官に知らせます。
スピードメーターはある程度の誤差があるものなので、定められた許容範囲内の誤差であれば問題ありません。
ヘッドライト検査
ヘッドライトの光量と光軸を測定器で確認します。
光量不足はもちろんですが、光軸がずれている場合も不合格となります。
下廻り検査
車を検査台に乗せ、検査員が車体の下側から目視およびハンマーなどで下廻りの各項目が保安基準に適合する状態かを確認する検査です。
エンジンオイルの漏れや、各種ボルトの緩み、かじ取り装置、マフラーなどに問題がないかを確認します。
下廻り検査時は車に乗り、指示に従ってブレーキを踏んだりギアを変更したりといった操作をする必要があります。
※上記の説明は車検の検査項目すべてを漏れなく網羅するものではありません。
車検で不合格になりやすい検査項目とは?
ここで、数ある検査項目の中から車検で不合格になりやすい検査項目をいくつかピックアップしますので、事前に十分チェックするようにしてください。
エンジンルーム内のオイル漏れ
エンジンルーム内にオイル漏れがあって不合格になることがよくあります。
漏れの部分を事前に洗浄しておけば車検には通ります。
ただし、それでは不具合の解決にはなっていませんので、パッキンの交換、漏れ止めケミカル剤で漏れの箇所を埋めるなどの処置をした方がよいでしょう。
タイヤの横滑り
タイヤの内側や外側に偏った摩耗があるために横滑りし、サイドスリップ検査で不合格になる場合があります。
タイヤを交換しなくても「トー調整」という方法で横滑りを無くすことができますが、これについては整備業者に依頼した方がよいかもしれません。
ヘッドライトの光量不足・光軸があっていない
ヘッドライトの光量も不合格になるケースが多い検査項目です。
原因としては、紫外線でライトカバーが黄ばんでいることが考えられます。カバーの黄ばみは樹脂クリーナーで磨けば綺麗になることが多いです。
それでも綺麗にならない場合には整備工場に清掃を依頼しましょう。
ライトの電球自体が劣化しているのであれば、交換することで光量は回復します。
また、ヘッドライトカバーの傷やひびにも要注意です。
飛び石などでできた小さな傷であれば問題ありませんが、傷やひびから光が漏れている場合は車検に通りません。
他にも、バルブ交換をセルフで行い、光軸が擦れてしまう可能性もあります。
光軸調整が難しければヘッドランプの修理や交換も業者に依頼するのがおすすめです。
ブーツ類の破損
ステアリングラックブーツやドライブシャフトブーツなどのブーツ類は、ゴム製なので比較的破損しやすく、下廻り検査で不合格になる原因となることが多いです。
特に、走行距離が5万kmを超えた車で劣化が多く見られます。
ブーツ類はカー用品店で購入でき、種類によっては交換作業もさほど難しくはありませんが、自信がなければ整備業者に依頼した方が無難でしょう。
法定点検と車検の検査項目は異なる!
車検と混同しやすいものの一つに、法定点検があります。
一般的なマイカーの法定点検には12ヶ月点検、24ヶ月点検がありますが、車検と混同されやすいのは24ヶ月点検です。
なぜなら、法定24ヶ月点検は車検と周期が同じであることに加え、車検業者が車検と同時に実施するからです。
しかし、車検と法定24ヶ月点検は異なるものです。
車検は車が国の定めた保安基準に適合しているかを「検査」するための制度であり、「点検」ではありません。
一方、法定点検はその名の通り「点検」であり、車が故障なく安全に走れるかどうかを確認することに加え、不具合が起こる兆候を把握し事前に整備するためのものです。
なお、法定点検を実施するのは法律上の義務となっていますが、実施しないことに対する罰則規定はなく、公道走行を制限されることもありません。
そのため、ユーザー車検で法定24ヶ月点検を実施しないままにしているケースが多くみられるようです。
ただし、それは安全上問題がありますので、自分で車検に通すとしても、車検後には必ず、整備工場で法定24ヶ月点検を実施するようにしましょう。
車検に不安がある方はカーリースがおすすめ!
今回は、車検の検査項目について見てきました。
検査項目を理解すると、車検業者が出す見積もり内容をよく理解できるようになり、不要不急の整備を外して料金を安くしてもらうなどの交渉が可能になるかもしれません。
しかし、交渉して安くなったとしても、車検にはまとまった費用が必要です。
また、車検費用が抑えられるとはいえユーザー車検には不安を感じる方も多くいます。
そういった方におすすめなのが「カーリース」です。
カーリースの料金には、車両代金と新車登録時の諸費用のほか、契約期間中の自動車税(種別割)や車検時の法定費用が含まれています。
さらにプランによっては車検基本料やメンテナンスの費用もリース料金にまとめることができ、車検時の負担はかなり軽くなります。
カーリースなら、車検時に面倒な業者との交渉や、不安を感じながら車検費用を抑えるためにユーザー車検をする必要はないのです。
車検費用の負担の大きさからユーザー車検を検討している方や、カーライフの金銭的負担を減らしたいとお考えであればカーリースの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
カーコンカーリースの全プランと素敵な特典をご紹介!
最後に、カーコンカーリースがご用意している全プランを紹介します。
もらえるプラン11・もらえるプラン9・もらえるプラン7(※特選車を除く)
11年リースの「もらえるプラン11」、9年リースの「もらえるプラン9」、7年リースの「もらえるプラン7」、いずれのプランも契約満了で「クルマがもらえる」、さらにリース期間中でも一定期間経過後に返却や乗り換えがOKとなっています。
契約期間やお支払い方法(ボーナス併用払い・均等払い)も、ライフスタイルに合わせて自由設計いただけます。
リース期間中にライフスタイルに変化があったお客様はもちろん、将来的に乗り換えが必要になるかもしれないお客様であっても、安心してご利用いただけます。
- ※「もらえるプラン11」では9年経過後から、「もらえるプラン9」では7年経過後から、「もらえるプラン7」では5年経過後から、それぞれリース期間中であっても、原則解約金なしで返却や乗り換えが可能になります。
- ※返却の場合には、走行距離制限を超えていたり、おクルマの損耗状況により、精算金が発生する可能性があります。ただし、ご契約満了の場合はクルマがもらえるので、どのような状態でも清算金は発生しません。
もらえるプラン特選車
WEB申込限定で「もらえるプラン特選車」をお選びいただくことが可能です。
人気の軽自動車から普通車、商用車まで幅広いラインナップを揃えた「もらえるプラン特選車」は、メンテナンスパック、カーアクセサリーセットが毎月のリース料金に含まれている大変お得なプランです。
車検(基本料・税金・自賠責保険)2回、12ヶ月法令点検4回に加えて、エンジンオイル交換13回、オイルエレメント交換6回、ブレーキオイル交換2回、ワイパーゴム交換6回が含まれています。
- ※車検と12ヶ月法令点検の回数は乗用車の場合
のりかえプラン5・のりかえプラン3
5年リースの「のりかえプラン5」、3年リースの「のりかえプラン3」は、契約満了後にお車をご返却いただき、新車にお乗り換えすることが可能です。
ご契約期間中は、購入したときと同じようにマイカー感覚でお車をお持ちいただけます。
契約期間やお支払い方法(ボーナス併用払い・均等払い)も、ライフスタイルに合わせて自由設計いただけます。
おクルマもアクセサリーやメンテナンスまでリース料に全部コミコミで、月々定額で計画的なお支払いプランをお選びいただけます。
さらに、カーコンカーリースをご成約された方にもお得なご成約特典をご用意しております。
カーコンカーリースご成約特典
新車をご成約いただいた方の快適で安心なカーライフをサポートするグッズやサービスのご成約特典が「もろもろコミコミ」でついてくる!
この機会をお見逃し無く!
即納車
カーコンカーリースでは、ご契約後、最短14日でお客様の元へ車両をお届けできる「即納車」もご用意しております!
「納車されるまで何ヶ月も待てない」「急ぎで車が欲しい」などお急ぎの方はぜひご検討ください。
- ※即納車は地域によってご対応できない場合がございます。詳しくはお問い合わせください。
- ※即納車は台数に限りがございます。ご商談・ご契約のタイミングによっては在庫状況が変動する場合がございますので、予めご了承願います。
カーコンカーリース中古車リース
「国産」中古車リース
国産中古車リースは、カーコンカーリース厳選の国産中古車が頭金不要・登録諸費用も諸々コミコミ。さらに安心の車両保証を付けてリースいたします。修復歴なし、納車前に細かく点検を行いますので、安心してお車にお乗りいただけます。
また、「残価設定0円」となっておりますため、ご契約満了でお車をそのまま差し上げます。そのためリース期間中のカスタマイズや汚れや臭い、さらには走行距離などを気にすることなくお好きなようにお楽しみいただけます。
ご来店不要で、最短3週間程度での納車となっておりますので、お急ぎの方も安心してご利用ください!
カーリースプランは、標準でご契約期間6年(72回)となっております。
カーコンカーリース中古車リース「国産中古車リース」の詳細についてはこちらから
- ※中古車リースについては、新車のリースプランと異なり、継続車検・メンテナンスやカーアクセサリーの各種オプションプラン、契約満了2年前の返却をお選びいただけません。
- ※お車の在庫状況によっては、お申し込みをお引き受けできない場合がございます。
「輸入」中古車リース
輸入中古車リースでは、カーコンカーリース厳選の輸入中古車に、安心の車両保証を付けてリースいたします。頭金不要、登録諸費用も諸々がコミコミで、乗り出し費用0円でお車にお乗りいただけます。
カーリースプランは、標準でご契約期間7年(84回)、お支払い方法も、お客様のご希望に応じて自由に設計していただけます。さらに、「残価設定0円」としておりますので、ご契約満了でお車をそのまま差し上げます!
- ※中古車リースについては、新車のリースプランと異なり、継続車検・メンテナンスやカーアクセサリーの各種オプションプラン、契約満了2年前の返却をお選びいただけません。
- ※お車の在庫状況によっては、お申し込みをお引き受けできない場合がございます。
カーコンカーリース中古車リース「輸入中古車リース」の詳細についてはこちらから
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