新車購入後、最初の車検は2年後じゃない?費用の相場も解説
作成日:2023年03月26日
新車を購入してから最初に受ける車検と、2回目以降に受ける車検のタイミングは異なります。
車検の期限に間に合わなければ厳しいペナルティを受けることになるため、あらかじめ車検の期間や費用について理解しておくことが大切です。
今回は新車購入後の初回車検について、車検を受けるタイミングや費用相場を詳しく解説いたします。
新車購入後に受ける最初の車検はいつ?
車検の有効期間は、車種や車の用途ごとに法律で決められています。
一般的な「自動車」とされている自家用の軽自動車や乗用車の場合、初回の車検を受けるタイミングは購入から3年後です。
2回目以降は、2年ごとに車検を受けることになっています。
新車は各部品に不良がなく、経年劣化が起こりにくいことから初回は車検までの期間が長めに設定されています。
しかし使用年数が長くなるほど経年劣化による故障のリスクが高まるため、2回目以降は有効期間が短くなり、整備・修理の機会が増えるのです。
初回から2年後に車検を受ける車もある
自家用の軽自動車・乗用車は初回車検が3年後ですが、以下の車種は初回から2年後に車検を実施する必要があります。
・自家用の貨物自動車
・自家用の軽貨物自動車
・大型特殊自動車
・事業用の軽貨物自動車
例えば自家用または事業用の軽トラックや軽ボンネットバン、大型トラック、タクシーやバスなどが上記に当てはまります。
自家用軽自動車・乗用車に比べて走行距離が長くなりやすく、こまめな整備の必要性が高いからです。
初回車検は3年後のいつから受けられる?
初回車検は購入から3年後と言えど、具体的にはどのタイミングで車検を受ければ良いのでしょうか。
車検を受けるタイミングについては法的に決められていないものの、車検の有効期間満了日の1ヵ月前ごろに受けるケースが一般的です。
車検の有効期間が切れた車は公道を走行すると、道路運送車両法違反とみなされ違反点数の加算や免許停止処分、罰金または懲役刑が科せられます。
知らなかったでは済まされない事態を防ぐためにも、あらかじめ車検証または車検ステッカーで満了日を確認しておきましょう。
車検を依頼できる業者の種類
車検を受ける方法としては「業者への依頼」と「ユーザー車検」の2通りがありますが、必要手続きや検査の手間がかからないことから業者への依頼がおすすめです。
車検の依頼は、主に以下のような業者が対応しています。
ディーラー
新車を購入したディーラーでは、車検を依頼することもできます。
自社製の車に関して熟知した整備士が検査や整備をしてくれるため信頼性が高く、サービスの質も高いことがメリットです。
ただしどの業者よりも費用が高くなりやすいため、コストパフォーマンスを重視したい方にはおすすめできません。
民間整備工場
民間整備工場の車検では、車の整備を専門的に行っている技術者が検査や整備を行ってくれます。
幅広い車種・メーカーに対応してくれる他、作業内容はマニュアル化されていないため予算に合わせて整備内容を調節しやすいことが特徴です。
しかし整備の質は均一ではなく、工場によって技術力に大きな差がある場合もあるため注意が必要です。
車検専門店
車検を専門的に行っている業者で、全国的にチェーン店を展開している企業も多いです。
「1日車検」などスピーディーに車検を済ませてくれるサービスを提供しているため、急いで車検を受けたい人には嬉しい業者と言えます。
そのぶん点検や整備の内容としては必要最低限の箇所に留まる傾向にあり、先を見据えた予備整備などは行ってくれない傾向にあります。
見積もりの時点で、整備の内容をよく確認することが大切です。
カー用品店
車に関わるアイテムを販売している大手のカー用品店も、車検に対応している店舗があります。
部品交換が必要な場合は、純正品だけでなく店舗で販売している社外品と交換することもできるため、費用が安くなりやすい点はメリットです。
ただし店舗によっては整備工場に車を運んでから車検を実施する場合があり、日数がかかりやすいことはデメリットと言えます。
ガソリンスタンド
近年はガソリンスタンドも車検に対応している店舗が増えており、給油や洗車など日常的な利用のついでに見積もりをしてもらえる利便性の高さが魅力です。
店舗によっては、車検の特典として給油代やタイヤ交換代などの値引きサービスを行ってくれることもあります。
しかしカー用品店と同様、整備工場まで車を運ぶ時間と合わせて日数がかかりやすいことがデメリットです。
初回車検を受ける前に知っておきたい費用の内訳
車検費用の内訳は大きく分けると「法定費用」「車検基本料」「消耗品交換代」の3つがあります。
法定費用
法定費用とは、自動車重量税・自賠責保険料・検査手数料(印紙代)といった法律で定められている費用のことです。
自動車重量税と自賠責保険料は、次の車検までの2年分をまとめて支払います。
法定費用は金額が法律で定められているため、どの車検業者に依頼をしても金額は変わりません。
自動車重量税(2年分)
自動車重量税の税額は、以下の通りです。
エコカー以外 | |||||
車両重量 | エコカー | エコカー(本則税率) | 経過年数12年まで | 13年経過 | 18年経過 |
0.5t以下 | 0円 | 5,000円 | 8,200円 | 11,400円 | 12,600円 |
~1.0t | 10,000円 | 16,400円 | 22,800円 | 25,200円 | |
~1.5t | 15,000円 | 24,600円 | 34,200円 | 37,800円 | |
~2.0t | 20,000円 | 32,800円 | 45,600円 | 50,400円 | |
~2.5t | 25,000円 | 41,000円 | 57,000円 | 63,000円 | |
~3.0t | 30,000円 | 49,200円 | 68,400円 | 75,600円 | |
軽自動車 | 5,000円 | 6,600円 | 8,200円 | 8,800円 |
※自家用・継続検査の場合
自賠責保険料(2年分)
自賠責保険料の金額は、以下の通りです。
24ヶ月 | 25ヶ月 | 36ヶ月 | 37ヵ月 | |
自家用乗用車 | 20,010円 | 20,610円 | 27,180円 | 27,770円 |
軽自動車 | 19,730円 | 20,310円 | 26,760円 | 27,330円 |
※2022年度の保険料
※沖縄県・離島を除く
なお、2023年4月より(ひき逃げ・無保険車による事故被害者の救済に充てる保険料の一部)は引き上げられる一方、保険料の総額としては1割程度引き下げられる予定となっています。
そのため、上記の金額から変更になる可能性があるため注意が必要です。
検査手数料
「印紙代」とも呼ばれる検査手数料の金額は、以下の通りです。
指定工場 | 認証工場 | |
普通自動車 | 1,800円
※オンライン決済の場合1,600円 |
2,300円 |
小型自動車 | 2,200円 | |
軽自動車 | 2,200円 |
乗用車なら印紙や証紙、軽自動車なら現金で支払います。
車検基本料
車検基本料には、整備が必要な箇所を見定める検査や、法定24ヶ月点検の工賃、検査場まで車を持っていき車検に通すための代行手数料などが含まれます。
法定費用とは違い、車検業者によって金額設定が異なります。
消耗品交換代
点検の結果、部品交換が必要になればその料金も上乗せされます。
ただし部品交換が必要と判断する細かな基準や料金設定は、車検業者によって異なります。
初回車検の費用はいくらになる?業者ごとの相場を紹介
車検時に支払う法定費用は車種によって固定されていますが、先述の通り車検費用(車検基本料+)は業者によって変わります。
ここでは、自家用の乗用車・軽自動車における車検費用の相場を業者別にご紹介いたします。
自家用乗用車の車検費用相場
自家用乗用車における、業者ごとの車検費用相場は以下の通りです。
業者 | 費用 |
ディーラー | 40,000~100,000円程度 |
民間整備工場 | 25,000~80,000円程度 |
車検専門店 | 25,000~80,000円程度 |
カー用品店 | 20,000~60,000円程度 |
ガソリンスタンド | 20,000~60,000円程度 |
軽自動車の車検費用相場
軽自動車の車検費用相場は、以下の通りです。
業者 | 費用 |
ディーラー | 35,000~80,000円程度 |
民間整備工場 | 20,000〜60,000円程度 |
車検専門店 | 20,000~60,000円程度 |
カー用品店 | 10,000〜45,000円程度 |
ガソリンスタンド | 15,000〜35,000円程度 |
車検費用は初回と2回目以降のどちらが高い?
車検を受ける際は様々な費用が発生するため、総額にするとまとまったお金を用意しなければなりません。
そこで、「車検費用は初回と2回目以降のどちらが高くなるのか」は気になるポイントではないでしょうか。
結論から述べると、車検費用は2回目以降の方が高くなる傾向にあります。
車検費用が高くなる理由
新車の場合、初回車検の時点では経年劣化があまり進んでいないケースがほとんどです。
そのため整備や修理が不要または消耗品を交換する程度で済み、車検費用がかさまない傾向にあります。
逆に、年数の古い車ほど大掛かりな整備や修理が発生し、車検費用が高くなりやすいです。
車検費用を気にせず新車に乗るならカーコンカーリースがおすすめ!
新車購入から3年が経つと車検を受ける必要があり、税金や車検基本料、整備費用など様々な費用が発生します。
さらにローン購入の場合は毎月の返済額と利息も発生するため出費の管理が難しく、新車の購入に不安を覚えている方も多いのではないでしょうか。
そこで「カーコンカーリース」をご検討してみてはいかがでしょうか。
カーコンカーリースは毎月定額の料金にてご利用が可能で、車両本体価格に加え各種税金・自賠責保険料・車検基本料など車の維持に必要な費用のほとんどがコミコミとなっています。
さらに、定期的な消耗品交換費用も料金に含まれる「メンテナンスパック」もご利用いただければ、さらにお得かつ安全にお車を維持することが可能です。
車検費用を心配せず、新車でのカーライフを安全に楽しみたいとお考えの方はぜひカーコンカーリースをご利用ください!
カーコンカーリースの全プランと素敵な特典をご紹介!
最後に、カーコンカーリースがご用意している全プランを紹介します。
もらえるプラン11・もらえるプラン9・もらえるプラン7(※特選車を除く)
11年リースの「もらえるプラン11」、9年リースの「もらえるプラン9」、7年リースの「もらえるプラン7」、いずれのプランも契約満了で「クルマがもらえる」、さらにリース期間中でも一定期間経過後に返却や乗り換えがOKとなっています。
契約期間やお支払い方法(ボーナス併用払い・均等払い)も、ライフスタイルに合わせて自由設計いただけます。
リース期間中にライフスタイルに変化があったお客様はもちろん、将来的に乗り換えが必要になるかもしれないお客様であっても、安心してご利用いただけます。
- ※「もらえるプラン11」では9年経過後から、「もらえるプラン9」では7年経過後から、「もらえるプラン7」では5年経過後から、それぞれリース期間中であっても、原則解約金なしで返却や乗り換えが可能になります。
- ※返却の場合には、走行距離制限を超えていたり、おクルマの損耗状況により、精算金が発生する可能性があります。ただし、ご契約満了の場合はクルマがもらえるので、どのような状態でも清算金は発生しません。
もらえるプラン特選車
WEB申込限定で「もらえるプラン特選車」をお選びいただくことが可能です。
人気の軽自動車から普通車、商用車まで幅広いラインナップを揃えた「もらえるプラン特選車」は、メンテナンスパック、カーアクセサリーセットが毎月のリース料金に含まれている大変お得なプランです。
車検(基本料・税金・自賠責保険)2回、12ヶ月法令点検4回に加えて、エンジンオイル交換13回、オイルエレメント交換6回、ブレーキオイル交換2回、ワイパーゴム交換6回が含まれています。
- ※車検と12ヶ月法令点検の回数は乗用車の場合
のりかえプラン5・のりかえプラン3
5年リースの「のりかえプラン5」、3年リースの「のりかえプラン3」は、契約満了後にお車をご返却いただき、新車にお乗り換えすることが可能です。
ご契約期間中は、購入したときと同じようにマイカー感覚でお車をお持ちいただけます。
契約期間やお支払い方法(ボーナス併用払い・均等払い)も、ライフスタイルに合わせて自由設計いただけます。
おクルマもアクセサリーやメンテナンスまでリース料に全部コミコミで、月々定額で計画的なお支払いプランをお選びいただけます。
さらに、カーコンカーリースをご成約された方にもお得なご成約特典をご用意しております。
カーコンカーリースご成約特典
新車をご成約いただいた方の快適で安心なカーライフをサポートするグッズやサービスのご成約特典が「もろもろコミコミ」でついてくる!
この機会をお見逃し無く!
即納車
カーコンカーリースでは、ご契約後、最短14日でお客様の元へ車両をお届けできる「即納車」もご用意しております!
「納車されるまで何ヶ月も待てない」「急ぎで車が欲しい」などお急ぎの方はぜひご検討ください。
- ※即納車は地域によってご対応できない場合がございます。詳しくはお問い合わせください。
- ※即納車は台数に限りがございます。ご商談・ご契約のタイミングによっては在庫状況が変動する場合がございますので、予めご了承願います。
カーコンカーリース中古車リース
「国産」中古車リース
国産中古車リースは、カーコンカーリース厳選の国産中古車が頭金不要・登録諸費用も諸々コミコミ。さらに安心の車両保証を付けてリースいたします。修復歴なし、納車前に細かく点検を行いますので、安心してお車にお乗りいただけます。
また、「残価設定0円」となっておりますため、ご契約満了でお車をそのまま差し上げます。そのためリース期間中のカスタマイズや汚れや臭い、さらには走行距離などを気にすることなくお好きなようにお楽しみいただけます。
ご来店不要で、最短3週間程度での納車となっておりますので、お急ぎの方も安心してご利用ください!
カーリースプランは、標準でご契約期間6年(72回)となっております。
カーコンカーリース中古車リース「国産中古車リース」の詳細についてはこちらから
- ※中古車リースについては、新車のリースプランと異なり、継続車検・メンテナンスやカーアクセサリーの各種オプションプラン、契約満了2年前の返却をお選びいただけません。
- ※お車の在庫状況によっては、お申し込みをお引き受けできない場合がございます。
「輸入」中古車リース
輸入中古車リースでは、カーコンカーリース厳選の輸入中古車に、安心の車両保証を付けてリースいたします。頭金不要、登録諸費用も諸々がコミコミで、乗り出し費用0円でお車にお乗りいただけます。
カーリースプランは、標準でご契約期間7年(84回)、お支払い方法も、お客様のご希望に応じて自由に設計していただけます。さらに、「残価設定0円」としておりますので、ご契約満了でお車をそのまま差し上げます!
- ※中古車リースについては、新車のリースプランと異なり、継続車検・メンテナンスやカーアクセサリーの各種オプションプラン、契約満了2年前の返却をお選びいただけません。
- ※お車の在庫状況によっては、お申し込みをお引き受けできない場合がございます。
カーコンカーリース中古車リース「輸入中古車リース」の詳細についてはこちらから
カーコンカーリースは一人でも多くの方にとって「利用しやすいカーリース」であるよう、お客様のライフプランに応じたさまざまなプランをご用意しています。
自分に合うカーリースをお探しの方、安心・安全で楽しいカーライフを送りたい方はぜひ、カーコンカーリースをご検討ください!
- ※特典の内容は予告なく変更・終了する可能性があります。
- ※本コラム公開時点の情報です。
- ※本コラムに掲載の内容は、公開時点に確認した内容に基づいたものです。法令規則や金利改定、メーカーモデルチェンジなどにより異なる場合がございます。予めご了承ください。
「カーコンカーリース」なら
今すぐ「カーコンカーリース」で頭金ゼロで新車に乗れる!
クルマをさがす