カーローンのボーナス払いとは?メリット・デメリット、やめたい場合の対処法など解説
作成日:2023年05月30日
カーローンの返済方法には、「ボーナス払い」と「均等払い」の2種類があります。
どちらを選ぶべきかは車の価格や経済状況によって異なるため、2つの仕組みやデメリットを良く理解したうえで検討することが大切です。
今回はカーローンのボーナス払いに焦点を当て、均等払いとの違いや返済額の計算シミュレーション、「ボーナス払いは途中でやめられるのか?」という疑問などについて詳しく解説いたします。
最初に知っておきたいカーローンの仕組み
カーローンを上手に利用するため、まずはカーローンの基本的な仕組みについて知っておきましょう。
カーローンは車の購入時、まとまったお金が手元になくても車両代金を分割で支払うことができる手段です。
銀行系のカーローンやディーラーが扱うものなどさまざまな種類があり、利用者はカーローン会社に車両代金の借り入れを申し込みます。
申し込みをすると利用者が月々の返済額を支払っていけるかどうか審査が行われ、審査に問題がなければカーローン会社は車両代金を一括で支払います。
その後、利用者はカーローン会社が立て替えてくれた車両代金に金利が上乗せされた金額を毎月少しずつ返済していくという仕組みです。
金利を支払うので一括購入した場合よりも総支払額は多くなりますが、「一括払いができるだけのお金は用意できないがすぐに車が欲しい」という利用者にとっても、便利な仕組みと言えます。
カーローンには「ボーナス併用払い」と「均等払い」がある
カーローンを申し込むときは、始めに支払いのシミュレーションが必要です。
まず販売店で欲しい車やグレード、オプションを決めて車両代金の見積もりを出します。
頭金を支払う場合は、頭金を差し引いた金額を借入額として、月々いくら支払って返していくのか、支払い回数や返済方法を組み立てます。
そこで選択可能な返済方法が、「ボーナス併用払い」と「均等払い」です。
ボーナス併用払い
毎月一定の支払いをしていくのではなく、収入の多いボーナス月は他の月より多く支払う返済方法です。
ボーナス月の返済額を高く設定すれば、そのぶんだけ毎月の返済額を安く抑えることができます。
毎年安定してボーナスが支給されることが前提とされていますが、そのうえで返済による家計への負担を抑えたい場合に利用を検討すべき方法と言えます。
均等払い
ボーナス月も他の月と同様に一定額を支払っていく返済プランです。
先ほどの420万円を7年で払う例で考えると、毎月5万円の支払いで返済していきます。
ボーナス併用払いより月々の支払額は高くなりますが、ボーナス月も同額の支払いで済むので、カーローンを固定費として管理しやすい返済方法です。
カーローンの平均的な支払回数
カーローンの返済プランを立てるうえで、返済方法と併せて検討したいポイントが支払回数です。
支払回数を多く設定すれば毎月の返済額が安くなる一方、金利が増えるため返済総額は高くなります。
逆に支払回数を少なく設定すると毎月の返済額は高くなりますが、金利が少なくなるため返済総額を抑えることが可能です。
ベストな支払回数は車の価格や収入状況などによって変わりますが、36~60回払い(3~5年)に設定する方が多く見受けられます。
カーローンをボーナス払いにするメリットとデメリット
ボーナス併用払いだと月々の支払金額が抑えられるため、毎月まとまったお金を支払っていくことが大変な人にとって魅力的な返済プランかもしれません。
しかしボーナス併用払いには、メリット・デメリットのどちらも存在します。
カーローンは原則として契約後に返済プランの変更ができないため、事前にボーナス併用払いが合っているのかどうか検討するようにしましょう。
ボーナス併用払いのメリット
ボーナス併用払いのメリットは、以下の通りです。
・月々の支払金額が抑えられる
・短期間の返済プランを組むことができる
ボーナス併用払いは毎月の支払金額を抑えるだけでなく、返済期間を短くすることもできます。
金利は毎月の残金である元金に対してかかるため、元金が減るほど金利も減っていきます。そのため短期間で返済できることは節約にもつながるでしょう。
ただし総支払額の違いは、カーローン会社や金利、借入額、支払期間など条件によって異なる場合があります。
総支払額にどれくらいの差が出るか、均等払いのシミュレーションも出して比較するようにしましょう。
ボーナス併用払いのデメリット
ボーナス併用払いのデメリットは、以下の通りです。
・ボーナスが減額もしくはカットされても多く支払わないといけない
・雇用形態が変わってもボーナス併用払いの変更はできない
昨今、生涯安定が保障されている会社はないといっても過言ではありません。
大企業であっても何が起こるかわからない以上、経営不振によるボーナスの減額やカットは考えられます。
また、やむを得ない事情による雇用形態の変更や転職などによりボーナス収入がなくなるかもしれません。
そのような中でボーナス月の支払額を多く設定していると、足りない分は貯蓄から出して支払わなければいけません。
途中から均等払いへ返済方法を変えられないケースがほとんどであるため、ボーナス月加算額が多いほど家計への負担は大きくなります。
カーローンでボーナス払いを選ぶべきか判断するポイント
先述の通り、均等払いは毎月同じ金額で返済を続け、ボーナス払いはボーナス月のタイミング(一般的に年2回)で通常月よりも増額して返済するという仕組みです。
「毎月の支払い」という面では、ボーナス月に増額した返済額も問題なく支払うことができるのであればボーナス払いの方が負担軽減につながると言えます。
しかし、カーローンの返済には元金(車の代金)に加えて金利の支払いも必要です。
金利を含めた返済総額としては、均等払いの方が若干安く収まります。
支払回数や返済期間によっては、ボーナス払いと均等払いの間で総額に大きな差が生じる場合もあるため、あらかじめシミュレーションを行いながら慎重に検討しましょう。
均等払い・ボーナス払いの返済額計算シミュレーション
例えば「200万円の車を、金利2.1%の36回払い(3年)で返済する」場合、均等払いとボーナス払いとでは以下のように返済総額が変わります。
均等払い | ボーナス払い | |
毎月返済額 | 57,372円 | 54,503円 |
ボーナス月加算額 | - | 17,284円(合計71,787円) |
年間返済額 | 68万8,464円 | 68万8,604円 |
返済総額 | 206万5,392円 | 206万5,812円 |
参考:マイカーローン返済額計算
カーローンのボーナス払いをやめたい…途中変更はできる?
ボーナスの支給額は景気によって左右されるため、経済状況が大きく変わればそれだけボーナス払いの継続にも影響が及びます。
景気の影響を受けてボーナスの支給額が想定よりも少なくなったり、転職でボーナス支給がなくなったりする可能性は誰にでもあります。
しかしどのような事情があろうと、途中でボーナス払いをやめることは原則として不可能です。
返済期間中に経済状況が変化するリスクも加味したうえで、ボーナス払いが困難にならないよう対策を講じておく必要があります。
ボーナス払いが困難にならないための対策方法
返済途中でボーナス払いの継続が難しくならないようにする対策としては、以下の方法を挙げることができます。
事前にボーナス払いが困難になる可能性を想定する
現時点で自分が勤めている会社の経営状況が安定しているように思えても、思わぬ要因から状況が変わる可能性があります。
例えば2020年から猛威をふるい始めた新型コロナウイルスの影響を受け、思わぬタイミングで経営状況が悪化する企業が多く見受けられました。
不確実であっても、勤め先の経営状況を脅かしかねないリスクが潜んでいる可能性を加味し、支給されるボーナスがいつ減少しても良いように貯金をして備えておきましょう。
余裕をもって返済計画を立てる
ボーナス払いと均等払いのどちらにおいても重要なポイントですが、ローンを組む際は必ず余裕のある返済計画を立てましょう。
家計の収支バランス、そして病気・ケガによる入院といった緊急時の出費なども考慮したうえで、毎月無理なく支払い続けることが可能な返済額に設定することが大切です。
実際にボーナス払いが難しくなったら買い替えも検討する
どうしてもボーナス払いによる返済が難しくなり、家計の状況に改善が見込めない場合は早めに対処しましょう。
ローンの残債がある車でも、場合によっては売却して完済に充てることが可能です。
どうしても車が必要であれば、一度車を売却してから手頃な価格の車に乗り換えるという手もあります。
カーローンのボーナス払いを滞納するとどうなる?
ボーナス払いの継続が困難であると分かってもなお対処しない場合、返済を滞納することになります。
一カーローンの返済を滞納すると支払い督促の通知が届くだけでなく、「延滞損害金」が発生するため注意が必要です。
カーローンの場合は利息制限法に基づき、上限金利である1.46倍の金利が適用され、より高額な出費となります。
滞納期間が長引くほど延滞損害金も高額となっていくため、支払督促の放置は禁物です。
他にも信用情報に傷がつくだけでなく、長期的な滞納により車の引き上げが行われる場合もあります。
カーリースなら車の維持費まで毎月定額に!
ボーナス払い・均等払いのどちらにおいても、カーローンによる車の購入には金利による負担というデメリットが付きものです。
また、ボーナス払いの場合は毎月の支払いが安くなるメリットがある一方、ボーナスの支給状況が変わったとしても途中で返済方法を返済することはできません。
現金一括払いによる購入が難しい一方で、カーローンにおける様々なデメリットに不安がある方は「カーリース」の利用を検討してみてはいかがでしょうか。
カーリースは毎月定額の料金で、借りた車をマイカー感覚で使用することができるサービスです。
料金には車両本体価格・自賠責保険料・各種税金などが含まれており、車の維持費まで定額化されるため家計管理の負担が大幅に削減されます。
「カーコンカーリース」は多様なライフスタイルにマッチするプランあり
毎月8,000円台から新車に乗ることが可能なカーコンカーリースでは、多様なライフスタイルに対応する契約プランをご用意しております。
短期間で契約して契約満了後は他の車種に乗り換える「のりかえプラン」、長期間の契約で契約期間満了後はお車を差し上げている「もらえるプラン」、他にもカーアクセサリーやメンテナンス費用も含まれたプランから選択可能です。
カーリースの利用先でお悩みの方は、充実したサービス内容でどなたも安心してご利用いただけるカーコンカーリースをぜひご検討ください。
カーコンカーリースの全プランと素敵な特典をご紹介!
最後に、カーコンカーリースがご用意している全プランを紹介します。
もらえるプラン11・もらえるプラン9・もらえるプラン7(※特選車を除く)
11年リースの「もらえるプラン11」、9年リースの「もらえるプラン9」、7年リースの「もらえるプラン7」、いずれのプランも契約満了で「クルマがもらえる」、さらにリース期間中でも一定期間経過後に返却や乗り換えがOKとなっています。
契約期間やお支払い方法(ボーナス併用払い・均等払い)も、ライフスタイルに合わせて自由設計いただけます。
リース期間中にライフスタイルに変化があったお客様はもちろん、将来的に乗り換えが必要になるかもしれないお客様であっても、安心してご利用いただけます。
- ※「もらえるプラン11」では9年経過後から、「もらえるプラン9」では7年経過後から、「もらえるプラン7」では5年経過後から、それぞれリース期間中であっても、原則解約金なしで返却や乗り換えが可能になります。
- ※返却の場合には、走行距離制限を超えていたり、おクルマの損耗状況により、精算金が発生する可能性があります。ただし、ご契約満了の場合はクルマがもらえるので、どのような状態でも清算金は発生しません。
もらえるプラン特選車
WEB申込限定で「もらえるプラン特選車」をお選びいただくことが可能です。
人気の軽自動車から普通車、商用車まで幅広いラインナップを揃えた「もらえるプラン特選車」は、メンテナンスパック、カーアクセサリーセットが毎月のリース料金に含まれている大変お得なプランです。
車検(基本料・税金・自賠責保険)2回、12ヶ月法令点検4回に加えて、エンジンオイル交換13回、オイルエレメント交換6回、ブレーキオイル交換2回、ワイパーゴム交換6回が含まれています。
- ※車検と12ヶ月法令点検の回数は乗用車の場合
のりかえプラン5・のりかえプラン3
5年リースの「のりかえプラン5」、3年リースの「のりかえプラン3」は、契約満了後にお車をご返却いただき、新車にお乗り換えすることが可能です。
ご契約期間中は、購入したときと同じようにマイカー感覚でお車をお持ちいただけます。
契約期間やお支払い方法(ボーナス併用払い・均等払い)も、ライフスタイルに合わせて自由設計いただけます。
おクルマもアクセサリーやメンテナンスまでリース料に全部コミコミで、月々定額で計画的なお支払いプランをお選びいただけます。
さらに、カーコンカーリースをご成約された方にもお得なご成約特典をご用意しております。
カーコンカーリースご成約特典
新車をご成約いただいた方の快適で安心なカーライフをサポートするグッズやサービスのご成約特典が「もろもろコミコミ」でついてくる!
この機会をお見逃し無く!
即納車
カーコンカーリースでは、ご契約後、最短14日でお客様の元へ車両をお届けできる「即納車」もご用意しております!
「納車されるまで何ヶ月も待てない」「急ぎで車が欲しい」などお急ぎの方はぜひご検討ください。
- ※即納車は地域によってご対応できない場合がございます。詳しくはお問い合わせください。
- ※即納車は台数に限りがございます。ご商談・ご契約のタイミングによっては在庫状況が変動する場合がございますので、予めご了承願います。
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カーリースプランは、標準でご契約期間6年(72回)となっております。
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- ※中古車リースについては、新車のリースプランと異なり、継続車検・メンテナンスやカーアクセサリーの各種オプションプラン、契約満了2年前の返却をお選びいただけません。
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「輸入」中古車リース
輸入中古車リースでは、カーコンカーリース厳選の輸入中古車に、安心の車両保証を付けてリースいたします。頭金不要、登録諸費用も諸々がコミコミで、乗り出し費用0円でお車にお乗りいただけます。
カーリースプランは、標準でご契約期間7年(84回)、お支払い方法も、お客様のご希望に応じて自由に設計していただけます。さらに、「残価設定0円」としておりますので、ご契約満了でお車をそのまま差し上げます!
- ※中古車リースについては、新車のリースプランと異なり、継続車検・メンテナンスやカーアクセサリーの各種オプションプラン、契約満了2年前の返却をお選びいただけません。
- ※お車の在庫状況によっては、お申し込みをお引き受けできない場合がございます。
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