新車乗り出し価格とは?内訳やできるだけ安く抑える方法を解説
更新日:2024年04月21日 作成日:2020年05月29日
「新車乗り出し価格」とは、具体的に何が含まれた価格のことを指すのでしょうか?分かるようで意外と分かりにくい新車の乗り出し価格について、抑える方法も含めて詳しく解説をしていきます。
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新車乗り出し価格とは?相場はどのくらい?
新車乗り出し価格とは何か、まずは基本的なところから見ていきましょう。
新車購入のときに支払う費用は、車両本体価格のみではありません。新車購入時には、車両登録の費用がかかります。
また、オプションを追加するときはその費用も乗り出し費用に含まれます。
そのため、新車乗り出し価格とは、オプションを含む車両本体価格+登録時諸費用といえるでしょう。
登録時諸費用の詳細は後述しますが、費用相場としては車両本体価格の10~20%程度かかるのが一般的です。
新車乗り出し価格の内訳
車両本体価格以外に、どのような費用が新車乗り出し価格に含まれるのかを見ていきましょう。
法定費用
法定費用としては、以下の項目が挙げられます。
環境性能割
環境性能割はかつての自動車取得税の代わりに導入された税金で、車の環境性能に応じて税率が変わり、免税~3%の範囲で課税されます。
新車、中古車に関係なく車の取得時にかかる税金ではありますが、取得価格が50万円以下の場合は非課税になります。
自動車税(種別割)
毎年4月1日時点の車の所有者に納税義務がある税金で、年度途中で車を購入した場合には登録の翌月分から翌年3月までの月割額をまとめて購入時に納めます。
軽自動車の場合は、月割りはないので4月以降に購入した場合、その年度の軽自動車税(種別割)はかかりません。
自動車重量税
車両重量に応じてかかる税金で、重たくなるほど税額は高くなります。新車購入時、以降は車検時に車検の有効期間分をまとめて支払います。
自賠責保険料
すべての車に加入義務がある保険で、人身事故の被害者の身体に対する損害を補償する保険です。
自動車重量税と同様、登録時と車検時に車検の有効期間分をまとめて支払うのが一般的です。
リサイクル料金
リサイクル料金は、廃車にするとき必要になる費用で新車登録時に先払いするシステムになっています。
料金は、車種によって異なります。
消費税
商品の購入やサービスの提供を受けた際に支払う税金で、新車購入時にも納付する必要があります。
各種手数料・預かり法定費用
預かり法定費用とは、車庫証明の交付や、検査登録のために必要な法定費用であり、ディーラーなどの販売店に一時的に預けている形になるので、預かり法定費用と呼ばれます。
また、車庫証明の取得の代行費用や納車手数料なども、新車乗り出し価格に含まれます。
オプション費用など
メーカーオプションや、ディーラーオプションなどはもちろん、販売店が独自に提供している保証オプションなども新車乗り出し価格に反映されます。
オプションを多く追加すると、その分新車乗り出し価格も高くなります。
人気モデルの新車乗り出し価格をシミュレーション!
ではここで、人気モデルの実際の乗り出し価格を見てみましょう。
ホンダ N BOX
今日の軽自動車人気を支えるホンダ「N-BOX」。室内が広く、スライドドアによる利便性の高さが自慢のスーパーハイトワゴンの中でも一際存在感を放つモデルです。
シートアレンジしだいで自転車も余裕を持って積み込めることに加え、操縦安定性が高くふらつきにくいことも人気の理由といえます。
・ベースグレード2WDの新車乗り出し価格
車両本体価格(消費税込) | 1,648,900円 |
自動車税種別割(3月登録) | 0円 |
環境性能割 | 13,400円 |
自動車重量税 | 5,600円 |
自賠責保険(37か月) | 24,010円 |
手続き代行費用 | 47,300円 |
預かり法定費用 | 6,400円 |
リサイクル費用 | 11,390円 |
総合計 | 1,757,000円 |
ホンダ フィット
ホンダ独自のパッケージング技術により、コンパクトカーのクラスを超えた居住空間の広さを確保しているのがホンダ「フィット」です。
現行型では、個性が異なる5つのスタイルをラインナップしており、用途や好みによって選べます。
・BASIC 2WDの新車乗り出し価格
ガソリン車 | ハイブリッド車 | |
車両本体価格(消費税込) | 1,655,500円 | 2,069,100円 |
自動車税種別割(3月登録) | 0円 | 0円 |
環境性能割 | 40,600円 | 0円 |
自動車重量税 | 36,900円 | 0円 |
自賠責保険(37か月) | 24,190円 | 24,190円 |
手続き代行費用 | 47,300円 | 47,300円 |
預かり法定費用 | 6,400円 | 6,400円 |
リサイクル費用 | 11,800円 | 11,800円 |
総合計 | 1,822,690円 | 2,158,790円 |
トヨタ ヤリスクロス
クラストップレベルの荷室容量を持ち、利便性の高さと運転しやすいサイズ感を両立させたトヨタ「ヤリスクロス」。
燃費性能に定評があるトヨタのSUVならではの高い燃費性能も特筆ポイントです。
・「X」2WDの新車乗り出し価格
ガソリン車 | ハイブリッド車 | |
車両本体価格(消費税込) | 1,907,000円 | 2,295,000円 |
自動車税種別割(3月登録) | 0円 | 0円 |
環境性能割 | 46,800円 | 0円 |
自動車重量税 | 36,900円 | 0円 |
自賠責保険(37か月) | 24,190円 | 24,190円 |
販売諸費用 (リサイクル料金、預かり法定費用などを含む) |
68,980円 | 68,980円 |
総合計 | 2,083,870円 | 2,388,170円 |
新車乗り出し価格を抑える方法とは
新車に乗り始めるには、車両価格だけでなくいろいろな費用を支払わなければなりません。新車乗り出し価格を少しでも抑えるためのコツをご紹介します。
値引き交渉をして車両価格を抑える
多くのディーラーや販売店は、ある程度の値引き交渉に応じてくれるはずです。そのため、値引き交渉はするべきだと思っておきましょう。
ただし値引きにも限界はあります。一般的には車両価格の10%前後が目安になるので覚えておきましょう。
安く買える時期を狙う
セール期間中、あるいは3月や9月といった決算月などは、値引きにスムーズに応じてくれる確率が高いと言われています。
お伝えしたように限界はありますが、こうしたタイミングで購入するのも、新車乗り出し価格を抑えるコツです。
オプションは厳選する
オプションは追加すればするほど新車乗り出し価格が高くなります。
そのため、オプションを厳選し本当に必要なものだけに絞るのも新車乗り出し価格を抑えるには有効な手段といえるでしょう。
燃費性能、環境性能の高い車を選ぶ
一定の燃費基準をクリアしている車は、エコカー減税やグリーン化特例による税金の減免措置が受けられます。
また、環境性能割も車の環境性能が高いほど税率が低くなるので、燃費性能、環境性能に優れたハイブリッド車や電気自動車などを選択するのもひとつの方法です。
代行費用のうち省けるものは省く
代行費用は、省けるものもあります。車庫証明が自分で取得できるのであれば、取得代行費用が節約できるでしょう。
また、納車費用が計上されている場合は、自宅への納車を断り販売店に車を受け取りに行けば納車費用はかかりません。
自分でできることは自分で行い、省けるものは省くと、こういった各種代行費用や手数料の節約につながります。
カーリースを利用する
新車乗り出し価格が気になるのであれば、カーリースを利用するのもひとつの方法です。カーリースは頭金が不要であることに加え、登録に必要な諸費用も月額料金に含まれているため、初期費用なしで新車に乗り出せるサービスです。
リーズナブルな月額料金のみで好きな新車に乗れるので、新車乗り出し費用を抑えたい方にとってカーリースは良い選択肢となるのではないでしょうか。
諸経費コミコミのカーリースなら新車乗り出し価格に慌てる必要なし!
お伝えしたように、車両価格と新車乗り出し価格との間にはどうしても「開き」が出でしまいます。
そのため、車両価格に魅力を感じて購入を決めたところ、新車乗り出し価格が思いのほか高く慌ててしまったという方も少なくありません。
そこでおすすめしたいのが、カーリースです。
カーリースの新車乗り出し価格は驚くほど安い!
・ローン購入…諸経費に加え、車両価格の2〜3割の頭金が必要
・現金購入…車両価格や諸経費を含めた新車乗り出し価格を一括支払い
ローンや現金で購入した場合、新車乗り出し価格はこのようになります。
そのうえ、車検のタイミングでは車検費用が、毎年5月頃には税金がといったように、事あるごとにまとまった費用を準備しなければなりません。一方、カーリースを利用した場合はというと
・カーリース…「頭金0円」、新車乗り出し価格は初月のリース料金程度
カーリース会社によって多少異なるかもしれませんが、「頭金0円」ですから、ローンのように頭金を用意する必要がありません。
また、最初にお伝えした法定費用やその他の諸費用なども、リース期間中に毎月一定額ずつ支払っていくのが基本です。
そのため、新車乗り出し価格は「初月のリース料金」あるいはそれに加えて登録時の諸費用程度で済むケースがほとんどです。
維持費が毎月のリース料金に含まれていることで、ローンや現金のように「車検だから」「納税だから」とまとまった費用を用意する必要がないのです。
カーリースはメリットだらけ
カーリースは、新車乗り出し価格をもっとも抑えられる乗り方であると同時に、リース期間中の維持費や諸経費も毎月均等に負担するだけなので出費が安定し、予算が組みやすくなるというメリットだらけのサービスです。
「新しい車の乗り方」として近年利用者が急増しているのは、新車乗り出し価格だけでなく、リース期間中の支払いの安定といった魅力も大きな要因のひとつと言えるでしょう。
おすすめのカーリースは「カーコンカーリース」!
カーコンカーリースは、業界トップクラスのトータルサービスが自慢のカーリースです。
新車乗り出し価格を大きく抑える「頭金0円」はもちろん、「登録時諸費用」や乗っている間の「車検基本料」「自動車税」「自賠責保険料」「自動車重量税」がすべてコミコミで毎月のお支払いに含まれています。
お支払い方法も業界最安クラスの「月々税込8,000円〜」や、お客様がご予算やライフプランによってお選びいただける「自由設計」まで、幅広くご用意いたしております。
オプションが豊富!
カーコンカーリースでは、カーライフをより安全に、快適に楽しんでいただくために充実したオプションプランをご用意しています。
タイヤやバッテリー、ブレーキパッドの交換など11項目もの充実した内容のフルメンテナンスのオプションプラン「メンテナンスパック」を追加すると、契約期間中のほぼすべての車の維持費がリース料金にまとめられます。
さらに車のプロのカーコン店舗がしっかりとメンテナンスいたしますので、いつでも車をいい状態に保て、安心してご利用いただけるでしょう。
毎月の費用をできるだけ抑えたい方には、エンジンオイル・オイルエレメントの交換のみの「メンテナンスパックライト」がおすすめ。
また、カーライフに欠かせないカーナビやETCに加えて、より快適に車を使用できるフロアマットやドアバイザー、バック時の安全確認をサポートしてくれるバックアイカメラがセットになった「カーアクセサリーセット」のご用意もございます。
カーリース専用保険もご用意!
自賠責保険だけでは万一の際の備えとしては物足りないことは否めません。カーコンカーリースでは、安心してカーライフを楽しんでいただくために任意保険は必須であると考えています。
しかし、一般的なマイカー用の任意保険では、カーリースのご利用には不安が残る部分もあるのです。
それは、全損時。カーリースでは原則として中途解約は不可であり、中途解約をするとなると高額な解約金が請求されます。事故などでリース車が全損し、利用できない状態になるとその時点でリース契約は終了、強制的に中途解約することになるのです。
一般的な任意保険では、その全損時の中途解約費用が全額カバーできないケースが存在します。そのため、カーコンカーリースでは全損時の中途解約費用が全額補償される「リースカー車用費用特約」付きのリースカー専用自動車保険をご用意しています。
不測の事態にもしっかりと備えておいてこそ、思う存分カーライフが堪能できるもの。カーコンカーリースは、トータルであなたのカーライフをサポートいたします。
カーコンカーリースの全プランと素敵な特典をご紹介!
最後に、カーコンカーリースがご用意している全プランを紹介します。
もらえるプラン11・もらえるプラン9・もらえるプラン7(※特選車を除く)
11年リースの「もらえるプラン11」、9年リースの「もらえるプラン9」、7年リースの「もらえるプラン7」、いずれのプランも契約満了で「クルマがもらえる」、さらにリース期間中でも一定期間経過後に返却や乗り換えがOKとなっています。
契約期間やお支払い方法(ボーナス併用払い・均等払い)も、ライフスタイルに合わせて自由設計いただけます。
リース期間中にライフスタイルに変化があったお客様はもちろん、将来的に乗り換えが必要になるかもしれないお客様であっても、安心してご利用いただけます。
- ※「もらえるプラン11」では9年経過後から、「もらえるプラン9」では7年経過後から、「もらえるプラン7」では5年経過後から、それぞれリース期間中であっても、原則解約金なしで返却や乗り換えが可能になります。
- ※返却の場合には、走行距離制限を超えていたり、おクルマの損耗状況により、精算金が発生する可能性があります。ただし、ご契約満了の場合はクルマがもらえるので、どのような状態でも清算金は発生しません。
もらえるプラン特選車
WEB申込限定で「もらえるプラン特選車」をお選びいただくことが可能です。
人気の軽自動車から普通車、商用車まで幅広いラインナップを揃えた「もらえるプラン特選車」は、メンテナンスパック、カーアクセサリーセットが毎月のリース料金に含まれている大変お得なプランです。
車検(基本料・税金・自賠責保険)2回、12ヶ月法令点検4回に加えて、エンジンオイル交換13回、オイルエレメント交換6回、ブレーキオイル交換2回、ワイパーゴム交換6回が含まれています。
- ※車検と12ヶ月法令点検の回数は乗用車の場合
のりかえプラン5・のりかえプラン3
5年リースの「のりかえプラン5」、3年リースの「のりかえプラン3」は、契約満了後にお車をご返却いただき、新車にお乗り換えすることが可能です。
ご契約期間中は、購入したときと同じようにマイカー感覚でお車をお持ちいただけます。
契約期間やお支払い方法(ボーナス併用払い・均等払い)も、ライフスタイルに合わせて自由設計いただけます。
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