カーリースの残価設定って何?

 作成日:2021年08月31日

個人向けの一般的なカーリースの契約では多くの場合に「残価設定」があります。残価設定とはどのようなもので、どんなメリットや注意点があるのでしょうか?

カーリースの仕組み

カーリースは、毎月定額の料金を支払うことでリース会社から車を借りられるサービスです。車の所有権はカーリース会社にあります。

カーリースの契約期間は、数時間や数日間の利用を前提とするレンタカーとは違い、年単位などの長期に及びます。

カーリースで利用する車は、レンタカーのように在庫の中から選ぶわけではありません。契約を結んでからリース会社がディーラーに車を発注するシステムとなっていますので、全車種から車を選ぶことができ、メーカーオプションやディーラーオプションも付けることが可能です。

個人向けのカーリースには、車両本体価格のほかに契約期間中の各種税金や自賠責保険料の支払い、車検手続き、点検・整備などがサービスに含まれています。車の管理をリース会社にお任せできるので手間がかからず、費用やサービス料は月々のリース料金に組み込まれています。

一般的なカーリース商品のほとんどは残価が設定設定されていて、リース期間終了後には下記の4つの選択肢がユーザーに与えられます。

・車を返却してリース契約を終了する

・車を返却してリース契約を終了し、別の車を新たにリースする

・車を買い取ってリース契約を終了する

・リース契約を延長して同じ車をリースし続ける

※「車を買い取ってリース契約を終了する」「リース契約を延長して同じ車をリースし続ける」については選択肢がないカーリース商品もあります。

 

カーリースの残価設定とは?

残価とは

一般的なカーリースにおける残価設定とは何でしょうか?

残価設定とは、リース期間終了時に車の下取り価格がどれくらいになるのかを見込みで設定することです。設定された金額を「残価」と言います。残価設定のある一般的なカーリース商品では料金を決める際には、残価を車両価格からあらかじめ差し引きます。

例えば、5年契約の残価のあるカーリース商品で、新車価格が300万円のリース車両の5年後の残価を100万円に設定したとすると、300万円から100万円をマイナスした200万円がリース料金を設定するためのベースになります。

つまり、ユーザーは車両価格を全額負担する必要がありませんから、購入する場合よりもお得な料金で車を利用することができるのです。特に、人気車は価値が下がりづらいという判断から残価を高めに設定することができ、よりお手頃な料金でリースできる場合があります。

残価設定のシステムにはリスクもある

しかしながら、残価設定のシステムにはリスクもあります。契約終了時に返却車両の査定が行なわれ、査定額が残価を下回った場合には清算金として差額を請求されます。ユーザーは車の価値が残価を下回らないように、リース期間中、車を大切に扱わなければなりません。

カーリース会社はリスクを考慮に入れて残価を比較的低めに設定するのが一般的で、車の状態を維持するための定期的なメンテナンスがカーリースサービスに組み込まれています。通常の使用による軽微な損耗に関しては特に問題になることはないでしょう。

傷や匂い・走行距離に気を使う必要がある

とはいえ、キズへこみといった外装の損傷のほか、趣味やペットの同乗でつく車内の汚れや匂いも査定対象となります。契約内容によっては、ペットの同乗や電子タバコを含む喫煙不可といった制約があるケースもあります。さらに契約時に設定した走行距離制限にも気を使う必要があります。

カスタマイズも難しい

カスタマイズなどした場合には、契約時の状態にしてリース車両を返却しなければなりません。契約時に装着したカーナビ、ETCなどの架装品オプションも車両と一緒に返却します。

事故で大きなダメージを与えてしまった場合は高額な精算金が生じることも

また、事故などで車にダメージを与えてしまった場合に、そのままの状態で車を返却すると査定額が非常に低くなり、高額な清算金が生じる可能性があります。残価設定のあるリース車が損傷したらそれを修理する必要が出てきます。

残価設定ありのカーリースを利用する場合は「車両保険」が重要

上記のような理由から、カーリースを利用する場合には任意保険に加入して「車両保険」を付帯させることが非常に重要になります。車両保険を付帯させておけば、万が一の場合にリース車の修理費用をカバーしてもらえるからです。

任意保険への加入はもちろんですが、見かけのリース料金を安くするために残価を高めに設定して、契約終了時になって高額な清算金を請求するというケースも考えられますので、注意しましょう。

その他、稀なケースとして、契約期間中にリース車がフルモデルチェンジして価値が大きく下がり、車両の状態が良くても査定額が残価を下回ってしまうこともあり得ます。

ちなみに、先ほどの「カーリースの仕組み」の部分で、リース期間終了後のユーザーの選択肢の3番目として「車を買い取ってリース契約を終了する」を取り上げましたが、車の買取金額は契約時に設定した残価が目安となります。

残価を支払うことで、最終的に車両価格全額を負担し、車を自分の物にできるというわけです。

 

カーリースと残価設定ローンの違いは?

カーリースと似た商品に「残価設定ローン」があります。

残価設定ローンの場合も、ローン期間終了後の見込みの残価をあらかじめ設定し車両価格から差し引きますので、通常のローン購入と比べて月々の支払いを安く抑えることができます。

ローン期間が終了しても車は自動的に自分の物にはならず、最終的に購入する場合には残価を支払う必要があります。車を買い取らずに返却したり、新しい車に乗り換えたりするという選択肢もあります。

カーリースと同じように、返却車両の価値が残価を下回った場合に追加料金が発生しますので、残価設定ローンのユーザーも車のコンディションを維持する必要性があります。

このように考えると、カーリースと残価設定ローンは非常に似ていると言えますが、両者にはどんな違いがあるのでしょうか?

大きな違いは、カーリースでは各種税金や自賠責保険料、車検費用、メンテナンス費用などが料金に含まれているのに対して、残価設定ローンの場合はそれらの費用は含まれていないということです。

残価設定ローンのユーザーは自分で税金を支払い、車検の手続きをし、車のメンテナンスをしなければなりません。

もちろんその代わりに、月々の支払い額はカーリースよりも安くなります。車の管理を業者にお任せしたい人はカーリースを、月々の支払いはなるべく安く抑えたい人は残価設定ローンを利用すればよいということになるでしょう。

また、カーリースでは契約期間終了時に契約を延長して同じ車をリースし続けることが可能ですが、残価設定ローンにはそのような選択肢はありません。さらに、カーリースでは車種を自由に選べますが、残価設定ローンの場合は利用できない車種も存在します。

 

カーコンカーリースもろコミは「残価設定なし」のカーリース

個人向けのカーリース商品の多くは残価が設定されていますが、カーコンカーリースもろコミは「新しい車の持ち方」として、残価設定なし契約満了で車がもらえるカーリースを提供しています。カーコンカーリースもろコミが提供するカーリースプランは、残価設定のあるカーリース商品の利用ユーザーのリスクやデメリットを解消しており、利用ユーザーの満足度97%という高い評価を獲得しています。

契約期間は、もろコミ7(7年契約)、もろコミ9(9年契約)があり、契約満了で車は自分の所有物となるので、契約満了時の車の損耗状態によって清算金が発生する心配はありません。リース期間中も制約なく自分の車のように自由に使用することができます。

リース料金には、車両本体価格のほか登録時諸費用や、契約期間中の車検基本料や毎年の税金などが含まれています。そのためリース期間中は月々定額の支払いで車の管理をリース会社にお任せできるので、カーリースのメリットを存分に楽しむことができます。

新車の購入を検討されている方は、是非チェックしてみてください。

カーコンカーリースもろコミについて、詳しくはこちら

今回はカーリースの残価設定について見てきました。残価設定によって、お得なリース料金が実現可能となっていますが、契約期間終了時に清算があるので注意も必要であることがわかりましたね。「残価設定あり」「残価設定なし」どちらのプランも、それぞれにメリット・デメリットがありますので、利用する場合は慎重に検討するようにしましょう。

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