カーリースの途中解約には違約金が必要!いくらかかるのかと発生リスクを抑える方法を解説

更新日:2024年09月29日 作成日:2022年08月26日

カーリースの契約期間中に、何らかの事情によって「どうしても解約をしなければならない」という状況になってしまうこともあるかもしれません。しかし、カーリースは途中解約すると違約金が発生する場合が多いため、注意が必要です。
今回はカーリースの途中解約ができない理由をはじめ、違約金が払えない場合の対応などについて詳しく解説します。

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カーリースは途中解約できる?

結論から述べると、カーリースは原則として途中解約が認められません。

やむを得ず契約期間中に途中解約をする場合、違約金が発生する場合があります。

カーリースが途中解約できない理由

カーリースで途中解約が認められない主な原因は、料金の仕組みにあります。

カーリースでは、車両本体価格から契約満了時のリース車の想定価値である残価を引き、その上でそのほかの諸費用をプラスした金額を契約月数で割って月額料金を算出しています。

契約満了まで月額料金を支払い続けることが前提の料金体系なので、契約の途中で解約すると車の代金を回収することができず、カーリース会社の損失になるため、途中解約は原則不可なのです。

やむをえない事情で解約するとなった場合は、規定の違約金の支払いが求められます。

 

カーリースの途中解約による違約金が発生するケースとは

事故による全損

事故によってリース車が全損した場合は、車が使えないためその時点で強制的に解約となります。

この場合、たとえもらい事故で過失割合が0であったとしても、カーリースの違約金は発生し、違約金の支払いを免れることはできません。ただし、相手側の補償で賄える場合もあります。

なお、事故に遭っても全損ではなく、修理したら使用できるのであればカーリース契約は維持されます。

災害によって使用できない状態になった

洪水で水没する、土砂崩れに巻き込まれるなど、災害によって車が使用できなくなった場合も事故と同様の扱いになります。

車両保険に加入していれば、災害によっては違約金をある程度はカバーできるケースもあるでしょう。

リース車が盗難に遭った

リース車が盗難に遭った場合も、車が使えなくなるため途中解約になり、違約金が発生します。そのため盗難対策はしっかりと行うことが大切です。

継続しての支払いが難しくなった

経済状態が悪化してリース料金が支払えなくなるなど、未払いが続くと途中契約となり違約金が請求されます。

何らかの理由で車が不要になった

海外赴任になり車が不要になった、家族構成が変わりもっと大きい車が必要になったなど、その時に使用している車に何らかの事情で乗り続けることが困難になることもあるかもしれません。

こういった場合でも、途中解約し、違約金を支払ったうえで返却や乗り換えを検討することになります。

 

カーリースの途中解約でかかる違約金の内訳

途中解約をする場合の違約金は、一般的に以下の内容で構成されています。

・残り期間のリース料

・残価精算分(残価設定がある場合)

・事務手数料

・原状回復費用(傷やヘコミなどがある場合)

・遅延損害金(支払いに遅延がある場合)

・走行距離制限超過金(制限距離を超えて走行した場合)

上記の総額から、途中解約によって実際には発生しなかった税金や車検代、メンテナンス費用などを差し引いた金額が違約金となります。

 

具体的な金額はいくら?途中解約の違約金シミュレーション

一般的な違約金の算出方法は前項でご紹介したとおりですが、解約金計算方法はカーリース会社によって異なるケースもあります。

また事務手数料や残価の設定がどの程度か不明な場合もあるので、基本的には残りの契約期間分の月額料金の合計、と考えておくといいでしょう。

月額料金や契約年数、いつ解約するかを変えて数パターンで違約金をシミュレーションした結果を、表にまとめました。

5年契約・月額4万円 7年契約・月額3万円 9年契約・月額2万円
3年目で解約 96万円 144万円 144万円
5年目で解約 - 72万円 96万円
7年目で解約 - - 48万円

7年や9年などの長期契約になると、3年などの早い段階で途中解約した場合は違約金が100万円を超え、かなり高額になります。

この金額はあくまでも概算であり、実際には遅延金がプラスされるなどこれより高い金額になることもあれば、車の状態が良いなどの理由で違約金が減額されることもあります。目安ではありますが、概ねこの程度の金額は必要になる、ということを認識しておきましょう。

なお、カーリースの途中解約の違約金は、一括での支払いを求められるケースがほとんどであることも注意点といえます。

カーリースを途中解約したくても違約金が払えないときは?

途中解約をしたいけれど、違約金の一括払いが難しい場合は以下の方法で対処しましょう。

・リース会社に現在の状況を説明し、支払いについて相談する

・銀行のフリーローンを利用する

なお、上記のどちらも確実に一括払いを免れる方法ではないため注意が必要です。

正当な理由がない限りはできるだけ違約金の一括払いに応じるか、事前に途中解約の可能性を考慮したプランで契約するよう心がけましょう。

 

カーリースを途中解約する手続きの流れ

カーリース会社が履行中のカーリース契約の途中解約(中途解約)を認めた場合のみ、カーリース契約の途中解約を行うことが可能です。

途中解約の手続きは、次の流れで行われます。

・カーリース会社へカーリース契約の中途解約希望の意思を伝える
・カーリース会社から中途解約の同意を得る
・リース車両の返却を行いカーリース会社による残価査定を受ける
・違約金と未払いの契約料金などの精算を行う
・解約書類の作成などの事務手続きが完了すれば中途解約が成立

一般的には途中解約を行うと違約金が生じますが、解約時点のリース車の実際の査定額が契約時に設定した残価を大幅に上回るほど高額であった場合は、カーリース会社から返金を受けるケースも稀に存在します。

 

カーリース途中解約をしないための対策法

ここまで見てきた通り、カーリースは原則として契約の途中で解約することはできません。そのため、契約前に以下のポイントに注意して利用を検討することが大切です。

ある程度先までのライフプランを考慮する

転勤や転職の予定、可能性はあるのか、また結婚などライフプランの変化があるのかをある程度先まで見越したうえで、カーリースの利用を検討しましょう。

転職を予定しているのであれば転職後に勤務地が決まってから契約する、家族が増える可能性があればそれを見越した車選びをすることで、ある程度途中解約による違約金の発生リスクは抑えられます。

契約年数はじっくりと検討する

カーリースでは、契約年数が長くなるほど月額料金が安くなるのが一般的です。できるだけ月々の支出を抑えて車に乗りたい場合、月額料金の安さから長期契約を選択することもあるでしょう。

ただし、中途解約が原則不可であり、違約金が発生する可能性があることを考えると、不必要に長い契約期間は違約金の発生リスクを高めることになりかねません。

そのため月額料金の安さだけで決めるのではなく、さまざまな視点から適切な契約期間を検討することが大切です。

■途中で車の乗り換えができるプランを利用する

カーリース会社によっては、契約の途中で車の乗り換えや解約ができるようになるサービスが用意されていることもあります。

将来的に解約や乗り換えの可能性が見込まれる場合は、そうしたプランを提供しているカーリース会社を選ぶと安心です。

■カーリース車両専用の保険に加入して全損事故に備える

保険会社の中には、カーリース車向けの補償プランを用意しているところもあります。

通常の任意保険の車両保険では、車の全損事故時の違約金全額がカバーされず、自己負担分が発生してしまう場合があります。

一方、カーリース車両専用の保険では全損事故により発生した違約金をカバーしてくれるのです。

また、カーリース車両専用保険の契約期間はリース期間に応じた長期契約となっていますので、面倒な更新手続きを頻繁に行う必要はありません。

事故を起こしても等級が落ちず、保険料の値上がりがないというメリットもあります。

カーリース会社の中には保険会社と提携してカーリース車両専用の保険を紹介しているところもあるため、契約時に確認するとよいでしょう。

車のメンテナンスを怠らない

カーリースを途中契約するケースの中には、車の自然故障も多く見受けられます。

自然故障による途中解約でも違約金は発生するため、日頃から車のメンテナンスを行って状態を維持することが重要です。

メンテナンスには費用がかかりますが、月額料金にメンテナンス費用を含んで定額化するプランを提供しているカーリース会社もあります。

プランの内容は各社で異なるため、契約前に確認しておくことをおすすめします。

 

カーリースの途中解約についてのよくある質問

疑問1:カーリースは途中で解約できる?

原則として、カーリースは契約途中で解約することはできません。

やむを得ない事情で解約が認められた場合、残っているリース期間の料金を一括で支払うなどの違約金が発生します。

解約時の車の損耗状態によっては、原状回復費用が上乗せされるため違約金がさらに高くなる可能性があります。

疑問2:なぜカーリースの途中解約は原則として認められないの?

カーリースでは、契約満了まで月額料金を払い続けることを前提とした料金設定になっているので、途中解約を認めると車の代金を全額回収できず、カーリース会社の損失になるためです。

疑問3:カーリースの途中解約が認められるのはどんなケース?

事故でリース車が全損する、リース車が盗難に遭うなど、車が使用できない状態になった場合は強制的に解約となります。

契約者の死亡や、病気などによって車が使用できない状態になった場合などは原則として解約できませんが、事情によっては例外的に解約を認めるカーリース会社もあります。

疑問4:カーリースの違約金はどれくらいかかる?

違約金の計算方法はカーリース会社によって多少異なりますが、多くの場合、残っている契約期間分のリース料全額と事務手数料などを請求されることになります。

なお、解約によって実際には発生しなかった先の法定費用や車検代、メンテナンス費用は引いて計算します。

 

カーコンカーリースは途中解約による違約金の発生リスクが少ない!

事故による全損に備えられる専用の任意保険がある

一般的な車両保険では、違約金の金額によっては全額補償ができないケースが存在します。

その場合、多額の違約金を自己負担することになり、場合によっては「払えない」ということになりかねません。

その点カーコンカーリースでは、万が一の途中解約時に発生する違約金を全額カバーする特約の付帯した任意保険をご用意しています。

そのため違約金について必要以上に心配することなく、安心してカーライフが送れます。

「もらえるプラン」は契約満了前から乗り換えや返却ができる

カーコンリースの新車リースのひとつ、「もらえるプラン」は契約満了時にリース車をそのままもらえるプランです。

「もらえるプラン」は7年、9年、11年の契約期間が選択できますが、そのいずれでも契約満了の2年前から原則解約金なしで乗り換えや返却ができるのです。

そのため、長めの契約期間で月額料金を安くしながらも、途中解約リスクを抑えて利用することが可能です。

契約年数の選択肢が多い

先述のとおり、「もらえるプラン」は7年、9年、11年の3パターンの契約年数の設定があります。また、もうひとつの新車プラン「のりかえプラン」は、3年もしくは5年と、新車リースとしては比較的短い契約期間の設定となっています。

幅広い契約年数があるので、無駄なく必要な期間だけ契約できるのもポイントです。

リーズナブルな価格設定で家計の負担になりにくい

カーコンカーリースは月々8,000円台からと、リーズナブルな月額料金を実現しています。そのため無理なく支払えるプランで契約でき、経済状態の変化による中途解約のリスクも少なくすることができるでしょう。

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カーコンカーリースの全プランと素敵な特典をご紹介!

最後に、カーコンカーリースがご用意している全プランを紹介します。

もらえるプラン11・もらえるプラン9・もらえるプラン7(※特選車を除く)

11年リースの「もらえるプラン11」、9年リースの「もらえるプラン9」、7年リースの「もらえるプラン7」、いずれのプランも契約満了で「クルマがもらえる」、さらにリース期間中でも一定期間経過後に返却や乗り換えがOKとなっています。

契約期間やお支払い方法(ボーナス併用払い・均等払い)も、ライフスタイルに合わせて自由設計いただけます。

リース期間中にライフスタイルに変化があったお客様はもちろん、将来的に乗り換えが必要になるかもしれないお客様であっても、安心してご利用いただけます。

  • ※「もらえるプラン11」では9年経過後から、「もらえるプラン9」では7年経過後から、「もらえるプラン7」では5年経過後から、それぞれリース期間中であっても、原則解約金なしで返却や乗り換えが可能になります。
  • ※返却の場合には、走行距離制限を超えていたり、おクルマの損耗状況により、精算金が発生する可能性があります。ただし、ご契約満了の場合はクルマがもらえるので、どのような状態でも清算金は発生しません。

カーコンカーリース「もらえるプラン」の詳細はこちら


もらえるプラン特選車

WEB申込限定で「もらえるプラン特選車」をお選びいただくことが可能です。

人気の軽自動車から普通車、商用車まで幅広いラインナップを揃えた「もらえるプラン特選車」は、メンテナンスパック、カーアクセサリーセットが毎月のリース料金に含まれている大変お得なプランです。

車検(基本料・税金・自賠責保険)2回、12ヶ月法令点検4回に加えて、エンジンオイル交換13回、オイルエレメント交換6回、ブレーキオイル交換2回、ワイパーゴム交換6回が含まれています。

  • ※車検と12ヶ月法令点検の回数は乗用車の場合

もらえるプラン特選車の詳細はこちら


のりかえプラン5・のりかえプラン3

5年リースの「のりかえプラン5」、3年リースの「のりかえプラン3」は、契約満了後にお車をご返却いただき、新車にお乗り換えすることが可能です。

ご契約期間中は、購入したときと同じようにマイカー感覚でお車をお持ちいただけます。

契約期間やお支払い方法(ボーナス併用払い・均等払い)も、ライフスタイルに合わせて自由設計いただけます。

おクルマもアクセサリーやメンテナンスまでリース料に全部コミコミで、月々定額で計画的なお支払いプランをお選びいただけます。

カーコンカーリース「のりかえプラン」の詳細はこちら


さらに、カーコンカーリースをご成約された方にもお得なご成約特典をご用意しております。

カーコンカーリースご成約特典

新車をご成約いただいた方の快適で安心なカーライフをサポートするグッズやサービスのご成約特典が「もろもろコミコミ」でついてくる!

この機会をお見逃し無く!

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即納車

カーコンカーリースでは、ご契約後、最短14日でお客様の元へ車両をお届けできる「即納車」もご用意しております!

「納車されるまで何ヶ月も待てない」「急ぎで車が欲しい」などお急ぎの方はぜひご検討ください。

即納できるおクルマについてはこちらからご確認いただけます。

  • ※即納車は地域によってご対応できない場合がございます。詳しくはお問い合わせください。
  • ※即納車は台数に限りがございます。ご商談・ご契約のタイミングによっては在庫状況が変動する場合がございますので、予めご了承願います。

カーコンカーリース中古車リース

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国産中古車リースは、カーコンカーリース厳選の国産中古車が頭金不要・登録諸費用も諸々コミコミ。さらに安心の車両保証を付けてリースいたします。修復歴なし、納車前に細かく点検を行いますので、安心してお車にお乗りいただけます。

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ご来店不要で、最短3週間程度での納車となっておりますので、お急ぎの方も安心してご利用ください!

カーリースプランは、標準でご契約期間6年(72回)となっております。

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  • ※中古車リースについては、新車のリースプランと異なり、継続車検・メンテナンスやカーアクセサリーの各種オプションプラン、契約満了2年前の返却をお選びいただけません。
  • ※お車の在庫状況によっては、お申し込みをお引き受けできない場合がございます。

「輸入」中古車リース

輸入中古車リースでは、カーコンカーリース厳選の輸入中古車に、安心の車両保証を付けてリースいたします。頭金不要、登録諸費用も諸々がコミコミで、乗り出し費用0円でお車にお乗りいただけます。

カーリースプランは、標準でご契約期間7年(84回)、お支払い方法も、お客様のご希望に応じて自由に設計していただけます。さらに、「残価設定0円」としておりますので、ご契約満了でお車をそのまま差し上げます!

  • ※中古車リースについては、新車のリースプランと異なり、継続車検・メンテナンスやカーアクセサリーの各種オプションプラン、契約満了2年前の返却をお選びいただけません。
  • ※お車の在庫状況によっては、お申し込みをお引き受けできない場合がございます。

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