「頭金あり」のカーリースはある?ローン購入との違いも解説

 作成日:2022年10月26日

個人向けのカーリースが増えつつあり、ライフスタイルに合わせたカーリースでの車の所有といった、新しい車の乗り方が提案されています。カーリースを利用する上で、メリットとなるのがコスト面ですが、カーリースと頭金ありのローンはどう違うのでしょうか。今回はカーリースと頭金ありのローンの違いや、契約前のチェックポイントを解説します。

カーリースは頭金あり?なし?

車を入手する主な方法は、「購入」または「カーリースの利用」です。

購入に頭金がかかることは知っている一方で、カーリースの利用における頭金の有無についてはよく理解できていない方が多いことでしょう。

まずはカーリースの頭金について、詳しく解説いたします。

カーリースは頭金あり・なしのどちらも存在する

カーリースは基本的に頭金が不要とされていますが、カーリース会社によっては頭金の有無を設定することが可能です。

そもそもカーリースの料金は、車両本体価格だけでなく初期費用・税金・自賠責保険料など様々な費用を含めた金額を契約期間に応じて分割するという仕組みになっています。

さらに残価(残存価格)の設定がある場合、車両本体価格から設定した残価が差し引かれるためリーズナブルな料金で車に乗ることが可能です。

そのため、カーリースは頭金を支払わなくても毎月少ない負担で利用することができます。

とはいえ料金における詳細な仕組みはカーリース会社によって異なるため、頭金の支払いを必須としていたり、頭金を設定するか選べる場合があります。

頭金を伴うカーリースの契約プランは月額料金の他、頭金の金額に関して記載があるため契約前に確認しておきましょう。

頭金ありのカーリースのメリット・デメリット

メリット

頭金があるカーリースにおける最大のメリットは、月々の料金をリーズナブルに抑えることができることです。

また、支払い能力があることのアピールとなるため契約前の審査に通過しやすくなる可能性もあります。

手元の資金に余裕があり、契約後の出費はできる限り抑えたいという方は頭金の設定を検討しても良いでしょう。

デメリット

逆にまとまったお金を事前に用意することが難しい方には、頭金ありのカーリースはおすすめできません。

頭金の金額はリースする車によって変わりますが、およそ10万~50万円程度となる場合が多いです。

一時的とはいえ決して安くない出費が生じるため、契約後の家計管理が難しくなる恐れがあります。

頭金なしのカーリースのメリット・デメリット

メリット

頭金がないカーリースは、契約にまとまったお金の支払いが不要というメリットがあります。

審査に通過し、契約を済ませれば毎月決まった出費だけで車に乗り続けることができます。

あらかじめまとまったお金を用意しておくことが難しい方、すぐに車が必要な方は頭金なしのカーリースがおすすめです。

デメリット

一方で大きなデメリットと言えるポイントはありませんが、月額料金は提示された金額よりも安くできないことに注意が必要です。

 

ボーナス払いを設定できるカーリースもある

頭金だけでなく、ボーナス払いが必須またはの有無を設定できるカーリースもあります。

ボーナス払いを設定すると、年2回のボーナス月に通常の月額料金にボーナス払い分の料金が加算されます。

ボーナス払いがあるカーリースのメリット・デメリット

メリット

頭金と同じく、ボーナス払いを設定することで月額料金を安く抑えることが可能です。

そのためボーナスの支給で家計に余裕が生まれる方は、ボーナス払いを設定した方がお得に車を使える場合があります。

デメリット

ただボーナス月の料金は通常よりも高くなる、ボーナス払いの有無は設定すると途中で変更できない場合が多いことはデメリットです。

ボーナス払いがないカーリースのメリット・デメリット

メリット

ボーナス払いなしで利用可能なカーリースは毎月の出費が完全に均一化されるため、ボーナス払いを設定した場合よりも家計管理が楽になることは大きなメリットです。

ボーナスが支給されても出費は変わらないため、貯金や趣味など自由に使い道を決めることができます。

デメリット

一方、ボーナス払いを設定した場合よりも月額料金は比較的高くなることはデメリットです。

毎月無理なく支払える料金の車種を選ぶ必要があるため、車種の選択肢が狭まる可能性があります。

 

頭金の有無だけじゃない?カーリースとローン購入の違い

個人向けのカーリースが年々増加傾向にあります。車を必要と思わない若者などの増加や、ライフスタイルの多様化などから、車は必ずしも購入するものではなくなってきています。社会は現在も発達し続けているため、社会の変化が続くかぎり、カーリースへの需要も増加していくことでしょう。

では、カーリースとローンでの車の購入はどう違うのでしょうか。頭金、月々の支払い額、リース期間終了後の乗り換えといったオプションに注目して比較していきます。

1.カーリースとローンの頭金の違い

ローンの場合は、月々の支払いを算出する前に頭金を支払うことで月々の支払いを抑えることができます。契約の際に、頭金の額も含めて値引きの交渉などを行い、出費を減らすことができる場合がありますが、交渉の手間がかかるため、すぐに手続きをしたいという方には面倒な点です。

カーリースは頭金の代わりに、契約満了時の車の価値を表す残価を設定し、車両価格から残価を差し引いています。残価として頭金が支払いに含まれているため、車を購入する際の瞬間的な出費がなく、毎月の支払いも抑えることができます。

なお、残価設定については、カーリース会社によってはない場合があるので、契約時の確認が必要です。

ローンでは価格交渉をする場合が多いですが、カーリースはカーリースプランや車種によって、あらかじめ価格が設定されているため、契約の手間が少ないのも特徴です。

2.カーリースとローンの支払額の違い

カーリースの支払いは、自動車税、保険料、車検などの経費が含まれているため、月々一定のカーリース料です。メンテナンス代や消耗品交換のオプションのあるカーリースプランであれば、さらに維持にかかるお金を節約することができます。

カーリースに対して、ローンは月々の支払いの前に支払う頭金だけでなく、自動車税、保険料、車検などの経費がかかります。ボーナス付きの上乗せなどもあり、一定の支払いではなく、突発的な出費もあるため、生活設計をしっかりと立てて支払いを進める必要があります。

3.カーリースとローンの乗り換えの違い

車を乗り換えたいという場合にも、カーリースとローンには違いがあります。ローンの場合は、基本的にはローンが終わってから乗り換えることになりますが、支払いを上乗せして乗り換える方法もあります。

カーリース会社のプランによって違いがありますが、数年の契約期間が設定されています。契約から2年で乗り換え可能であったり、契約終了後、車を自分のものにできたりと、乗り換えや、そのまま乗り続けることなどを決めることができます。

 

カーリース契約をする際の注意点とは?

カーリースとローンを比較すると、カーリースはローンの際に負担となる経費が込みで、月々一定の支払いのため、とてもお得に感じます。ですが、場合によってはローンよりも損をしてしまうことやデメリットもあります。カーリースの注意点を理解して契約に活かしましょう。

1.カーリース後車を買い取るとローンより高くなる?

カーリースプランによっては、カーリース終了後に車を買い取り、自分のものにすることができます。その際には、残価の支払いが必要です。カーリース料金は、車に関わる税や車検代、メンテナンス費に金利がかけられています。

金利はローンよりも高く設定されていることが多いため、結果ローンよりもお金がかかってしまいます。カーリース後の車の買い取りを検討している方は、新しい車を購入する場合や、買い取りの場合などのお金を考慮して決めましょう。

2.中途解約ができない・違約金がかかってしまう

カーリースには数年の契約期間があり、契約の途中で解約することができません。主な途中で解約する場面は、事故での車への損害です。残っているカーリース料金、車両の残価、解約手数料がかかるため、高額になってしまいます。

短い期間で車を乗り換えたいという方はあまりカーリースに適さないでしょう。また、事故などでの突発的な出費を防ぐため、安全運転の意識を常に持つことが大切です。

3.カーリースには車の利用に制限がある

月々一定額の支払いによって、各種経費を別に支払う必要がなく、メンテナンス込みのプランであれば、手間もかからず、車に乗るだけの利用が可能です。あくまで車をカーリースとして借りているため、車の利用には一定の制限があることも知っておきましょう。

車を借りているため、自分の好きなように改造することはできません。他にも走行距離が設定されていて、距離によってカーリース料金が変わってきます。好きなように車をカスタマイズしたい、たくさんの距離を運転したい、という方は注意が必要です。

4.残価精算の有無

カーリース会社によっては、契約時に残価(契約満了時における下取り価格)を想定のうえ設定する場合があります。

残価を設定していると、契約満了時におけるリース車の実際の価値が残価を下回った場合、その差額分の清算が発生するため注意が必要です。

一方で残価設定がないカーリースは比較的リース料金が高くなるものの、返却時の残価清算はありません。

そのため、予期せぬ追加料金のリスクを回避したい方は必ず残価清算の有無を確認しましょう。

5.任意保険は加入すること

カーリースは月額料金に自賠責保険料が含まれていますが、任意保険料は含まれていない場合が多いためご自身で加入しましょう。

リース車で交通事故を起こし、車体に傷をつけると修理費用は自己負担する必要があります。
さらに全損の場合、契約は中途解約となり多額の違約金が請求されるケースがほとんどです。

万が一の事故に伴う出費に備え、任意保険は必ず加入しておきましょう。
なお、カーリースによっては契約プランにカーリース向けの任意保険を付帯していることがあります。

 

法人・個人事業主はカーリース代を全額経費計上できる

 

法人や個人事業主が事業用として車をリースする場合、料金は全額経費計上が可能です。

事業用に車をリースする目的の例としては、「事業に必要な品物を仕入れ・運搬するため」や「事業に必要な場所へ移動するため」などを挙げることができます。

月額料金の他、燃料費をはじめとする維持費も経費として計上が可能です。

カーリースにおける頭金の仕訳項目について

頭金ありのカーリースを利用する場合、頭金も経費計上が必要です。
仕訳項目としては、「前払費用償却」や「雑費」として計上することができます。

ただし頭金の額が多いと過少申告とみなされ、過少申告課税という税金を追加で課される可能性があるため十分に注意しましょう。

 

貯金がなくても新車に乗りたい方は頭金なしの「カーコンカーリース」で!

頭金ありのカーリースはその後の月額料金が安くなるというメリットがある一方、すぐにまとまったお金を用意することが難しい方にはハードルが高い契約プランと言えます。

「今すぐの貯金は難しいけれど、できるだけ早く車がほしい…」とお考えの方は、頭金なしで新車に乗ることができるカーコンカーリースがおすすめです!

カーコンカーリースは頭金不要かつ、車両本体価格・自賠責保険料・各種税金・車検基本料などはすべて月額料金に含まれています。

ボーナス払いの有無を選ぶことができるため、無理のないお支払方法で安心してご利用いただけます。

また、カーコンカーリースはカーリース専用の任意保険もご用意しております。

お得にカーライフを楽しみながら、安心できるカーコンカーリースのご利用をぜひご検討ください!

カーコンカーリースの全プランと素敵な特典をご紹介!

最後に、カーコンカーリースがご用意している全プランを紹介します。

もらえるプラン11・もらえるプラン9・もらえるプラン7(※特選車を除く)

11年リースの「もらえるプラン11」、9年リースの「もらえるプラン9」、7年リースの「もらえるプラン7」、いずれのプランも契約満了で「クルマがもらえる」、さらにリース期間中でも一定期間経過後に返却や乗り換えがOKとなっています。

契約期間やお支払い方法(ボーナス併用払い・均等払い)も、ライフスタイルに合わせて自由設計いただけます。

リース期間中にライフスタイルに変化があったお客様はもちろん、将来的に乗り換えが必要になるかもしれないお客様であっても、安心してご利用いただけます。

  • ※「もらえるプラン11」では9年経過後から、「もらえるプラン9」では7年経過後から、「もらえるプラン7」では5年経過後から、それぞれリース期間中であっても、原則解約金なしで返却や乗り換えが可能になります。
  • ※返却の場合には、走行距離制限を超えていたり、おクルマの損耗状況により、精算金が発生する可能性があります。ただし、ご契約満了の場合はクルマがもらえるので、どのような状態でも清算金は発生しません。

カーコンカーリース「もらえるプラン」の詳細はこちら


もらえるプラン特選車

WEB申込限定で「もらえるプラン特選車」をお選びいただくことが可能です。

人気の軽自動車から普通車、商用車まで幅広いラインナップを揃えた「もらえるプラン特選車」は、メンテナンスパック、カーアクセサリーセットが毎月のリース料金に含まれている大変お得なプランです。

車検(基本料・税金・自賠責保険)2回、12ヶ月法令点検4回に加えて、エンジンオイル交換13回、オイルエレメント交換6回、ブレーキオイル交換2回、ワイパーゴム交換6回が含まれています。

  • ※車検と12ヶ月法令点検の回数は乗用車の場合

もらえるプラン特選車の詳細はこちら


のりかえプラン5・のりかえプラン3

5年リースの「のりかえプラン5」、3年リースの「のりかえプラン3」は、契約満了後にお車をご返却いただき、新車にお乗り換えすることが可能です。

ご契約期間中は、購入したときと同じようにマイカー感覚でお車をお持ちいただけます。

契約期間やお支払い方法(ボーナス併用払い・均等払い)も、ライフスタイルに合わせて自由設計いただけます。

おクルマもアクセサリーやメンテナンスまでリース料に全部コミコミで、月々定額で計画的なお支払いプランをお選びいただけます。

カーコンカーリース「のりかえプラン」の詳細はこちら


さらに、カーコンカーリースをご成約された方にもお得なご成約特典をご用意しております。

カーコンカーリースご成約特典

新車をご成約いただいた方の快適で安心なカーライフをサポートするグッズやサービスのご成約特典が「もろもろコミコミ」でついてくる!

この機会をお見逃し無く!

カーコンカーリースご成約特典の詳細はこちら


即納車

カーコンカーリースでは、ご契約後、最短14日でお客様の元へ車両をお届けできる「即納車」もご用意しております!

「納車されるまで何ヶ月も待てない」「急ぎで車が欲しい」などお急ぎの方はぜひご検討ください。

即納できるおクルマについてはこちらからご確認いただけます。

  • ※即納車は地域によってご対応できない場合がございます。詳しくはお問い合わせください。
  • ※即納車は台数に限りがございます。ご商談・ご契約のタイミングによっては在庫状況が変動する場合がございますので、予めご了承願います。

カーコンカーリース中古車リース

「国産」中古車リース

国産中古車リースは、カーコンカーリース厳選の国産中古車が頭金不要・登録諸費用も諸々コミコミ。さらに安心の車両保証を付けてリースいたします。修復歴なし、納車前に細かく点検を行いますので、安心してお車にお乗りいただけます。

また、「残価設定0円」となっておりますため、ご契約満了でお車をそのまま差し上げます。そのためリース期間中のカスタマイズや汚れや臭い、さらには走行距離などを気にすることなくお好きなようにお楽しみいただけます。

ご来店不要で、最短3週間程度での納車となっておりますので、お急ぎの方も安心してご利用ください!

カーリースプランは、標準でご契約期間6年(72回)となっております。

カーコンカーリース中古車リース「国産中古車リース」の詳細についてはこちらから

  • ※中古車リースについては、新車のリースプランと異なり、継続車検・メンテナンスやカーアクセサリーの各種オプションプラン、契約満了2年前の返却をお選びいただけません。
  • ※お車の在庫状況によっては、お申し込みをお引き受けできない場合がございます。

「輸入」中古車リース

輸入中古車リースでは、カーコンカーリース厳選の輸入中古車に、安心の車両保証を付けてリースいたします。頭金不要、登録諸費用も諸々がコミコミで、乗り出し費用0円でお車にお乗りいただけます。

カーリースプランは、標準でご契約期間7年(84回)、お支払い方法も、お客様のご希望に応じて自由に設計していただけます。さらに、「残価設定0円」としておりますので、ご契約満了でお車をそのまま差し上げます!

  • ※中古車リースについては、新車のリースプランと異なり、継続車検・メンテナンスやカーアクセサリーの各種オプションプラン、契約満了2年前の返却をお選びいただけません。
  • ※お車の在庫状況によっては、お申し込みをお引き受けできない場合がございます。

カーコンカーリース中古車リース「輸入中古車リース」の詳細についてはこちらから

カーコンカーリースは一人でも多くの方にとって「利用しやすいカーリース」であるよう、お客様のライフプランに応じたさまざまなプランをご用意しています。

自分に合うカーリースをお探しの方、安心・安全で楽しいカーライフを送りたい方はぜひ、カーコンカーリースをご検討ください!

  • ※特典の内容は予告なく変更・終了する可能性があります。
  • ※本コラム公開時点の情報です。
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