カーリースの車が水没したらどうなる?リスク回避のためにできること
更新日:2024年09月29日 作成日:2022年12月09日
災害大国とも呼ばれる日本において、台風や大雨など自然災害によるリスクへの備えは重要です。自身が所有している車が災害による被害を受ければ車両保険で補償されますが、カーリースの場合は補償を受けるどころか違約金の支払いが発生する可能性があります。今回はカーリースの利用中に起きた災害による違約金や、入っておくべき保険とその補償範囲などについて詳しく解説します。
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ゲリラ豪雨の増加により車の水没リスクは高まっている
近年は都市部において「ゲリラ豪雨」が増加傾向にあり、道路の冠水や地下街へ水が流れ込む様子などをメディアで目にする機会も多くなっています。
電車や新幹線などが一時的に運休するレベルでの豪雨もあり、突然の大雨による車の水没リスクは高まっているといえるでしょう。
水没したカーリースの車はまだ使える?契約はどうなる?
水没した車は、ほとんどのケースで全損、廃車扱いとなります。
一般的にはフロア内部まで浸水した車を水没車といいますが、水没車はエンジンや吸排気系、電装系に重大なダメージがあるケースがほとんどです。
またインテリアも浸水しているため、徹底的にクリーニングしても悪臭が残ったり、さびや腐食が発生したりすることも少なくありません。
ごくまれに修理やクリーニングをして使用できる状態までもっていけることもありますが、いつ故障するかわからない、ということもあり、リセールバリューはほぼゼロになります。
カーリースでは水没に限らず事故による全損、盗難等、リース車が使用できない状態になったらその時点で契約は強制終了となります。
水没でカーリースの車が廃車になったら違約金が発生する
カーリースは、原則として中途解約が認められないサービスです。カーリースした車が水没して使用できない状態になった場合は、違約金を支払う必要があります。
カーリースにおける違約金の金額
では、カーリース契約の違約金はどれくらいの金額になるのでしょうか?
まず、残期間のリース料を全額負担しなければなりません。
途中で災害を理由に解約になったとしても、解約後のリース料を免除してもらえる、ということはないのです。さらに、車の残価も負担することになります。
残価とは、契約満了時点での車の予想査定価格のことで、契約時に設定されます。
カーリースでは、車両価格から残価をあらかじめ差し引いた上で料金を算定するため、契約者は車両価格を全額負担する必要がありません。
また、全損となれば車に価値が残らなくなるため、契約時に設定した残価分も全額違約金として負担しなければなりません。
これらの費用から、未経過費用(リース料に含まれる費用のうち、解約日までに発生しなかった税金や車検料、メンテナンス料などの合計金額)が差し引かれますが、それでも違約金は高額となるうえに一括払いを求められるケースが一般的です。
カーリースにおける違約金の計算例
例えば、7年契約で毎月の料金が3万円のカーリースが災害などで契約から2年後に中途解約になった場合には、どれくらいの違約金が発生するでしょうか?
なお、残価の設定は0円(リース料に車両価格全額が含まれている)とします。
残リース期間は5年(60カ月)ですから、負担しなければならない残りのリース料は、3万円×60カ月で180万円です。
未経過費用が30万円だとすると、違約金は180万円-30万円で150万円ということになります。
※上記の金額はあくまでも一例です。わかりやすくするために計算の方法を実際よりも単純化しています。
ただし、違約金の計算方法はカーリースによって異なるのであらかじめ確認しておくのが大切
カーリースの違約金は概ね上記の計算方法が一般的ではありますが、詳細な計算方法はカーリース会社によって異なります。
そのため契約時に強制解約時の違約金について、確認しておくことをおすすめします。
また、リース料金の未払金がある場合は延滞金が加算されるケースもあります。
カーリースに含まれる自賠責保険は車両の水没などの損害は対象外
カーリースは、初期費用なし、契約時に設定した月額料金の支払いで好きな車に乗れるサービスです。
月額料金には車両代金と登録時諸費用のほか、契約期間中の車関係の税金、自賠責保険料が含まれているのが一般的です。プランによっては、車検基本料や車検整備費用、メンテナンス費用などがさらに含まれるケースもあります。
任意保険については自動車メーカー系など、ごく一部のカーリースで基本プランにセットになっているものもありますが、ほとんどの場合別扱いです。
自賠責保険では違約金は補償できない
自賠責保険はすべての車が加入しなければならない強制保険であり、自賠責保険に加入していない状態での公道走行はできません。
補償の対象となるのは人身事故における被害者の身体における損害であり、被害者の車などの持ち物、自身(加害者側)の損害などは補償の対象外です。
そのため、カーリースした車が水没しても、自賠責保険による補償はありません。車に対する損害に備えるのであれば、任意保険(車両保険)に加入しておく必要があります。
車両保険では水没による損害をすべてカバーできる?
車両保険には、「一般型」と呼ばれるものと、保険料を安く抑える代わりに補償の範囲が限定される「エコノミー型」の2種類があります。
自然災害による車の水没は、車両保険の補償対象になります。ただし、例外もあるため注意が必要です。
車両保険が適用されないケースとは
一般型、エコノミー型のいずれでも台風や洪水、高潮などの自然災害による水没は補償の対象ではありますが、地震・津波・噴火を原因とする水没などの全損は車両保険の対象外です。
ただし、現在では地震・津波・噴火で全損したときでも補償が受けられる特約を用意している保険会社も登場しています。
カーリースの解約金は全額補償できないケースが少なくない
車が水没で全損になった場合、免責額を引かれることなく時価相当額の保険金が支払われます。時価相当額は保険証券に記されている金額です。
ただし、カーリースの違約金に関しては別途保険金が支払われるわけではありません。車両の補償として受け取った保険金を違約金に回すことになりますが、場合によっては違約金を全額カバーできないこともあるのです。
水没リスクに備えるにはカーリース専用の保険への加入がおすすめ
一般的な車両保険では、カーリースした車は水没した際の違約金を全額カバーできないことがあるのは先に説明したとおりです。そのため、カーリースを利用するときは専用の任意保険へ加入しておくことをおすすめします。
カーリース専用の特約付きの保険では、水没をはじめとする全損などが原因で強制解約となった場合の違約金を全額補償してくれるので、もしもの際も安心です。
保険の種類にもよりますが、等級をそのまま引き継げる、リース期間中は更新がない、事故などで保険を使用しても保険料が変わらないなど、違約金の全額補償以外にもメリットがあります。
災害でリース車を水没させないためのポイント
災害による水没で発生する損害そのものを防ぐには、あらかじめ車を水没させない対策を講じることが大切です。
ご自身含む乗員とリース車のどちらも守れるように、以下2つのポイントを知っておきましょう。
冠水した道路は絶対に進入しない
車のマフラーが完全に水に浸かると、排気ガスを排出できなくなるためエンジンが停止します。
エンジンルームにまで水が侵入すれば、エンジンや電気系統に重大なダメージを受け走行不能となる可能性が高いです。
そのため、冠水した道路を無理に走行するとそのまま身動きが取れなくなり、水没を待つのみという事態に陥りかねません。
冠水した道路には絶対に侵入せず、周りの状況をよく確認しながら安全な場所へ移動しましょう。
冠水しそうな場所を事前に調べておく
河川や地下道路など、水はけの良くない場所は大雨で水害が起きやすいです。
あらかじめ自宅の近辺に水害のリスクが高い場所がないかを調べておくと、被害を回避しやすいだけでなくスムーズに対応しやすくなります。
過去のデータを参考に自然災害の被害状況を予測して示す、「ハザードマップ」の活用もおすすめです。
リース車の使用中に水没したときの対処法
万が一運転中にリース車が水没したら、その後の補償対応よりも先に乗員の命を守る行動に意識を向けるべきです。
ここでは、リース車の使用中に水没した場合の対処法について解説いたします。
落ち着いて速やかに脱出する
車が水没したら、慌てずにシートベルトを外して速やかに脱出しましょう。
ただし水圧でドアが開かない場合は、窓を開けて脱出口を確保します。
電気系統が故障してパワーウインドウが作動せず窓が開かなければ、窓ガラスを割りましょう。
フロントウィンドウは強度が高いですが、サイドウインドウであれば「脱出用ハンマー」を使って割ることができます。
なお、窓ガラスを割ると水が一気に侵入してくるため、すぐに脱出しましょう。
冠水した道路はマンホールが外れており非常に危険な箇所もあるため、慎重に足元を確認しながら高所へ避難します。
脱出用ハンマーがなければヘッドレストで代用
脱出用ハンマーは車に必ず付属している訳ではなく、いざという時に窓ガラスを割ることができない場合があります。
そこで役立つアイテムが、「シートのヘッドレスト」です。
ヘッドレストをそのまま叩きつけるのではなく、棒状に突き出た金属部分を窓ガラスの枠の隙間に差し込みます。
そのまま強く手前に引くと、てこの原理により窓ガラスが簡単に割れます。
万が一の事態に備え、この裏技を覚えておくと良いでしょう。
「カーコンカーリース」はカーリース専用任意保険あり!
カーリースで使用している車が災害により走行不能となれば、そのまま強制的に解約となり違約金が発生します。
自分の過失による事故でなくとも高額な違約金を支払う必要があるため、契約時にはカーリース専用の任意保険に加入することが大切です。
「カーコンカーリース」では、カーリース専用の任意保険付き契約プランをご用意しております!
ご自身で別途加入いただく必要はなく、それまで加入していた保険の等級を引き継ぐことも可能です。
カーリースならではの大きなリスクをカバーできる契約プランで、安心してお得なカーライフをお楽しみいただけます。
カーコンカーリースは専用保険以外にもメリット多数!
初期費用不要、大きな負担なくカーライフが始められる
カーコンカーリースでは、初期費用0円でカーライフが始められるので、貯金がなくても好きなタイミングで希望の車に乗れます。
自然災害のリスクが大きい今、万が一の事態に備えて手元の資金を温存しておきたい方にもおすすめの車の乗り方といえます。
無理なく乗れる価格設定
カーコンカーリースの月額料金は月々8,000円~。家計に負担がかかりにくいリーズナブルな価格設定だから、無理なくカーライフが続けられます。
支払い方法も、月々均等払いとボーナス払いが自由に選べるので、お客様一人ひとりの経済事情に適したプランで利用できるのも魅力です。
豊富な車の選択肢がある
カーコンカーリースは、全メーカー全車種からお好きな車を選んでいただけます。グレードやボディカラーも自由に選べるほか、メーカーオプション、ディーラーオプションの追加も可能です。
契約時に設定したオプションの費用は、月額料金にまとめられます。また、厳選した国産中古車や輸入中古車を利用するリースプランもあるので、予算や好みに適した車が見つかるでしょう。
メンテナンスやカーナビなどの費用も月額料金にまとめられる
カーコンカーリースの基本プランの月額料金には、車両代金、登録時諸費用、契約期間中の税金と自賠責保険料のほか、車検基本情報が含まれています。
さらに、オプションの「メンテナンスパック」をご追加いただくと、バッテリー交換やタイヤ交換を含む11項目のメンテナンス費用もリース料金にまとめられます。
メンテナンスパックのほかにも、カーナビやETCなど今のカーライフに欠かせないカーアクセサリーをセットにしたオプションもあり、ほとんどの車の維持費をリース料金にまとめ一元管理することが可能です。
※PHV(プラグインハイブリッド自動車)、PHEV(プラグインハイブリッドエレクトリックビークル)、EV(電気自動車)など一部車両は除きます
※メンテナンスパックは軽自動車のみ、適用可能となっております。
カーコンカーリースの全プランと素敵な特典をご紹介!
最後に、カーコンカーリースがご用意している全プランを紹介します。
もらえるプラン11・もらえるプラン9・もらえるプラン7(※特選車を除く)
11年リースの「もらえるプラン11」、9年リースの「もらえるプラン9」、7年リースの「もらえるプラン7」、いずれのプランも契約満了で「クルマがもらえる」、さらにリース期間中でも一定期間経過後に返却や乗り換えがOKとなっています。
契約期間やお支払い方法(ボーナス併用払い・均等払い)も、ライフスタイルに合わせて自由設計いただけます。
リース期間中にライフスタイルに変化があったお客様はもちろん、将来的に乗り換えが必要になるかもしれないお客様であっても、安心してご利用いただけます。
- ※「もらえるプラン11」では9年経過後から、「もらえるプラン9」では7年経過後から、「もらえるプラン7」では5年経過後から、それぞれリース期間中であっても、原則解約金なしで返却や乗り換えが可能になります。
- ※返却の場合には、走行距離制限を超えていたり、おクルマの損耗状況により、精算金が発生する可能性があります。ただし、ご契約満了の場合はクルマがもらえるので、どのような状態でも清算金は発生しません。
もらえるプラン特選車
WEB申込限定で「もらえるプラン特選車」をお選びいただくことが可能です。
人気の軽自動車から普通車、商用車まで幅広いラインナップを揃えた「もらえるプラン特選車」は、メンテナンスパック、カーアクセサリーセットが毎月のリース料金に含まれている大変お得なプランです。
車検(基本料・税金・自賠責保険)2回、12ヶ月法令点検4回に加えて、エンジンオイル交換13回、オイルエレメント交換6回、ブレーキオイル交換2回、ワイパーゴム交換6回が含まれています。
- ※車検と12ヶ月法令点検の回数は乗用車の場合
のりかえプラン5・のりかえプラン3
5年リースの「のりかえプラン5」、3年リースの「のりかえプラン3」は、契約満了後にお車をご返却いただき、新車にお乗り換えすることが可能です。
ご契約期間中は、購入したときと同じようにマイカー感覚でお車をお持ちいただけます。
契約期間やお支払い方法(ボーナス併用払い・均等払い)も、ライフスタイルに合わせて自由設計いただけます。
おクルマもアクセサリーやメンテナンスまでリース料に全部コミコミで、月々定額で計画的なお支払いプランをお選びいただけます。
さらに、カーコンカーリースをご成約された方にもお得なご成約特典をご用意しております。
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カーリースプランは、標準でご契約期間7年(84回)、お支払い方法も、お客様のご希望に応じて自由に設計していただけます。さらに、「残価設定0円」としておりますので、ご契約満了でお車をそのまま差し上げます!
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