カーリースの車が災害で水没したらどうなる?車両保険の補償範囲も解説

 作成日:2022年12月09日

災害大国とも呼ばれる日本において、台風や大雨など自然災害によるリスクへの備えは重要です。自身が所有している車が災害による被害を受ければ車両保険で補償されますが、カーリースの場合は補償を受けるどころか違約金の支払いが発生する可能性があります。今回はカーリースの利用中に起きた災害による違約金や、入っておくべき保険とその補償範囲などについて詳しく解説します。

カーコンカーリースは専用任意保険をご用意!リース車被害時も安心!

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自然災害でカーリースの車が廃車になったら違約金が発生する

災害や事故などでカーリースの車が全損になり、継続使用が不可能になった場合には、カーリースの契約は強制的に解約となります。

そして、解約になった場合、契約者はカーリース会社に対して違約金を支払わなければなりません。

カーリースにおける違約金の金額

では、カーリース契約の違約金はどれくらいの金額になるのでしょうか?

まず、残期間のリース料を全額負担しなければなりません。

途中で災害を理由に解約になったとしても、解約後のリース料を免除してもらえる、ということはないのです。さらに、車の残価も負担することになります。

残価とは、契約満了時点での車の予想査定価格のことで、契約時に設定されます。

カーリースでは、車両価格から残価をあらかじめ差し引いた上で料金を算定するため、契約者は車両価格を全額負担する必要がありません。

また、全損となれば車に価値が残らなくなるため、契約時に設定した残価分も全額違約金として負担しなければなりません。

これらの費用から、未経過費用(リース料に含まれる費用のうち、解約日までに発生しなかった税金や車検料、メンテナンス料などの合計金額)が差し引かれますが、それでも違約金は高額となるうえに一括払いを求められるケースが一般的です。

カーリースにおける違約金の計算例

例えば、7年契約で毎月の料金が3万円のカーリースが災害などで契約から2年後に中途解約になった場合には、どれくらいの違約金が発生するでしょうか?

なお、残価の設定は0円(リース料に車両価格全額が含まれている)とします。

残リース期間は5年(60カ月)ですから、負担しなければならない残りのリース料は、3万円×60カ月で180万円です。

未経過費用が30万円だとすると、違約金は180万円-30万円で150万円ということになります。

※上記の金額はあくまでも一例です。わかりやすくするために計算の方法を実際よりも単純化しています。

 

カーリースに含まれる自賠責保険は自然災害の被害を補償してくれない

カーリースに含まれる自賠責保険は、リース車で人身事故を起こしてしまった際に被害者を救済するための保険です。

そのため、自然災害に巻き込まれたリース車の修理は自賠責保険の補償範囲の対象外となっています。

また、自賠責保険は事故を起こした加害者側の補償も対象外となっているなど補償範囲が非常に限定的です。

自賠責保険の補償額だけでは損害をカバーしきれない可能性もあるため、カーリースにおいても任意保険への加入は必須と言えます。

任意保険に加入するとカーリースの月額料金以外に出費が増えますが、不慮の災害などのトラブルに巻き込まれた際に生じる経済的負担が補償されます。

したがって、車両保険を含む任意保険への加入はカーリース利用時の絶対条件だと捉えるべきです。

 

カーリースでも災害リスクに備えて任意保険への加入を!

前述の通り、災害などでカーリースが解約になった場合は高額な違約金が発生するため、災害リスクに備えて任意保険に加入しておくことは非常に重要です。

ただし任意保険と言っても、損害賠償保険と傷害保険だけは補償範囲に災害は含まれていないため、「車両保険」を付ける必要があります。

車両保険はカーリースの違約金全額を補償するものではないものの、車が受けた損害は補償してくれるため災害リスクへの備えになります。

カーリース会社によっては、リース料に任意保険料を組み込むことができたり、カーリース専用の保険を用意したりしているところもあります。契約前によく確認しましょう。

 

任意保険の車両保険ではどのような災害が補償される?

車両保険に入っておくと、災害で生じた車の損害額から免責金額(自己負担額)を引いた保険金が支払われます。

車が全損になった場合、免責金額は引かれず保険金額の全額が支払われます。ただし、保険金額以上のお金が支払われることはありません。

では、車両保険では、どんな災害で、どんな損害を補償してもらえるのでしょうか?

災害別に具体的な事例をご紹介します。

台風

・車がガード下の冠水で水没してしまった。

・車が機械式駐車場ごと水没してしまった。

・強風により近所の店の看板が飛んできて車に傷がついてしまった。

・暴風により近所の家の屋根瓦が飛んできて車にへこみができてしまった。

・暴風で車の上に駐車場の木が倒れてきて損傷してしまった。

・車が突風にあおられて横転してしまった。

・車が豪雨による土砂崩れに巻き込まれてしまった。

大雨や洪水

・車がガード下の冠水で水没してしまった。

・車が機械式駐車場ごと水没してしまった。

・車が豪雨による土砂崩れに巻き込まれてしまった。

・河川が氾濫し車が水没してしまった。

大雪やひょう

・積もった雪の重みで車の屋根がへこんでしまった。

・車が雪で潰れたカーポートの下敷きになって損傷してしまった。

・車が雪崩に巻き込まれてしまった。

・ひょう、あられが当たって車のボンネットや屋根がへこんでしまった。

・ひょう、あられが当たって車のフロントガラスが割れてしまった。

地震

・地震で落ちてきた屋根瓦で車に傷が付いてしまった。

・車が倒壊した建物の下敷きになってしまった。

・車が津波により浸水してしまった。

・車が地震による土砂崩れに巻き込まれてしまった。

なお、地震・噴火とそれらによる津波は通常、車両保険の補償対象となりません。

しかし自動車保険会社によっては、「地震、噴火、津波車両特約」、「地震、噴火、津波危険車両全損時一時金」といった特約を用意しており、地震によって生じた損害の一部を補償してもらうことができます。

これは、地震や噴火などによって車に所定の損害が生じた場合に一定の金額が支払われる特約です。

損害額のすべてはカバーできませんが、支給された保険金を活用してカーリースの違約金の支払いや新しく車を購入するための費用、災害時に必要となる諸々の生活資金などに充てることはできます。

災害で任意保険を使うと等級ダウンに!

任意保険を使うと等級ダウンにより翌年から保険料が高くなりますが、これは災害時の仕様においても同じです。

ただし、災害の場合は1等級ダウンとして扱われ、事故あり係数の適用期間も1年となります。

交通事故では3等級ダウン・適用期間3年なので、災害の方が比較的軽微な措置で済むのです。

理由としては、災害は人の過失により起こる訳ではないことが考えられます。

そのため保険金の範囲で修理対応が可能な被害であれば、積極的に任意保険を使用することをおすすめします。

任意保険付きのカーリースなら災害リスクに備えられて安心

基本的にカーリースの料金に含まれる保険料は自賠責保険料のみですが、カーリースによっては契約プランに任意保険を付帯している場合があります。

任意保険付きのカーリースを利用するメリット

自賠責保険しか含まれていないカーリースの場合、災害リスクにも備えたい場合は自分で任意保険に加入しなければなりません。

しかしあらかじめ任意保険が付いているカーリースなら、自分で保険を選び加入するといった手間を省くことが可能です。

特に「カーリース向け任意保険」が付いていれば、違約金などカーリースで起こりうるリスクへの備えも万全なものとなります。

また、通常の任意保険とは違いリース期間中は等級がダウンしないため、保険料も変わりません。

災害でリース車を水没させないためのポイント

災害による水没で発生する損害そのものを防ぐには、あらかじめ車を水没させない対策を講じることが大切です。

ご自身含む乗員とリース車のどちらも守れるように、以下2つのポイントを知っておきましょう。

冠水した道路は絶対に進入しない

車のマフラーが完全に水に浸かると、排気ガスを排出できなくなるためエンジンが停止します。

エンジンルームにまで水が侵入すれば、エンジンや電気系統に重大なダメージを受け走行不能となる可能性が高いです。

そのため、冠水した道路を無理に走行するとそのまま身動きが取れなくなり、水没を待つのみという事態に陥りかねません。

冠水した道路には絶対に侵入せず、周りの状況をよく確認しながら安全な場所へ移動しましょう。

冠水しそうな場所を事前に調べておく

河川や地下道路など、水はけの良くない場所は大雨で水害が起きやすいです。

あらかじめ自宅の近辺に水害のリスクが高い場所がないかを調べておくと、被害を回避しやすいだけでなくスムーズに対応しやすくなります。

過去のデータを参考に自然災害の被害状況を予測して示す、「ハザードマップ」の活用もおすすめです。

リース車の使用中に水没したときの対処法

万が一運転中にリース車が水没したら、その後の補償対応よりも先に乗員の命を守る行動に意識を向けるべきです。

ここでは、リース車の使用中に水没した場合の対処法について解説いたします。

落ち着いて速やかに脱出する

車が水没したら、慌てずにシートベルトを外して速やかに脱出しましょう。

ただし水圧でドアが開かない場合は、窓を開けて脱出口を確保します。

電気系統が故障してパワーウインドウが作動せず窓が開かなければ、窓ガラスを割りましょう。

フロントウィンドウは強度が高いですが、サイドウインドウであれば「脱出用ハンマー」を使って割ることができます。

なお、窓ガラスを割ると水が一気に侵入してくるため、すぐに脱出しましょう。

冠水した道路はマンホールが外れており非常に危険な箇所もあるため、慎重に足元を確認しながら高所へ避難します。

脱出用ハンマーがなければヘッドレストで代用

脱出用ハンマーは車に必ず付属している訳ではなく、いざという時に窓ガラスを割ることができない場合があります。

そこで役立つアイテムが、「シートのヘッドレスト」です。
ヘッドレストをそのまま叩きつけるのではなく、棒状に突き出た金属部分を窓ガラスの枠の隙間に差し込みます。
そのまま強く手前に引くと、てこの原理により窓ガラスが簡単に割れます。

万が一の事態に備え、この裏技を覚えておくと良いでしょう。

「カーコンカーリース」はカーリース専用任意保険あり!

カーリースで使用している車が災害により走行不能となれば、そのまま強制的に解約となり違約金が発生します。

自分の過失による事故でなくとも高額な違約金を支払う必要があるため、契約時にはカーリース専用の任意保険に加入することが大切です。

「カーコンカーリース」では、カーリース専用の任意保険付き契約プランをご用意しております!

ご自身で別途加入いただく必要はなく、それまで加入していた保険の等級を引き継ぐことも可能です。

カーリースならではの大きなリスクをカバーできる契約プランで、安心してお得なカーライフをお楽しみいただけます。

カーコンカーリースの全プランと素敵な特典をご紹介!

最後に、カーコンカーリースがご用意している全プランを紹介します。

もらえるプラン11・もらえるプラン9・もらえるプラン7(※特選車を除く)

11年リースの「もらえるプラン11」、9年リースの「もらえるプラン9」、7年リースの「もらえるプラン7」、いずれのプランも契約満了で「クルマがもらえる」、さらにリース期間中でも一定期間経過後に返却や乗り換えがOKとなっています。

契約期間やお支払い方法(ボーナス併用払い・均等払い)も、ライフスタイルに合わせて自由設計いただけます。

リース期間中にライフスタイルに変化があったお客様はもちろん、将来的に乗り換えが必要になるかもしれないお客様であっても、安心してご利用いただけます。

  • ※「もらえるプラン11」では9年経過後から、「もらえるプラン9」では7年経過後から、「もらえるプラン7」では5年経過後から、それぞれリース期間中であっても、原則解約金なしで返却や乗り換えが可能になります。
  • ※返却の場合には、走行距離制限を超えていたり、おクルマの損耗状況により、精算金が発生する可能性があります。ただし、ご契約満了の場合はクルマがもらえるので、どのような状態でも清算金は発生しません。

カーコンカーリース「もらえるプラン」の詳細はこちら


もらえるプラン特選車

WEB申込限定で「もらえるプラン特選車」をお選びいただくことが可能です。

人気の軽自動車から普通車、商用車まで幅広いラインナップを揃えた「もらえるプラン特選車」は、メンテナンスパック、カーアクセサリーセットが毎月のリース料金に含まれている大変お得なプランです。

車検(基本料・税金・自賠責保険)2回、12ヶ月法令点検4回に加えて、エンジンオイル交換13回、オイルエレメント交換6回、ブレーキオイル交換2回、ワイパーゴム交換6回が含まれています。

  • ※車検と12ヶ月法令点検の回数は乗用車の場合

もらえるプラン特選車の詳細はこちら


のりかえプラン5・のりかえプラン3

5年リースの「のりかえプラン5」、3年リースの「のりかえプラン3」は、契約満了後にお車をご返却いただき、新車にお乗り換えすることが可能です。

ご契約期間中は、購入したときと同じようにマイカー感覚でお車をお持ちいただけます。

契約期間やお支払い方法(ボーナス併用払い・均等払い)も、ライフスタイルに合わせて自由設計いただけます。

おクルマもアクセサリーやメンテナンスまでリース料に全部コミコミで、月々定額で計画的なお支払いプランをお選びいただけます。

カーコンカーリース「のりかえプラン」の詳細はこちら


さらに、カーコンカーリースをご成約された方にもお得なご成約特典をご用意しております。

カーコンカーリースご成約特典

新車をご成約いただいた方の快適で安心なカーライフをサポートするグッズやサービスのご成約特典が「もろもろコミコミ」でついてくる!

この機会をお見逃し無く!

カーコンカーリースご成約特典の詳細はこちら


即納車

カーコンカーリースでは、ご契約後、最短14日でお客様の元へ車両をお届けできる「即納車」もご用意しております!

「納車されるまで何ヶ月も待てない」「急ぎで車が欲しい」などお急ぎの方はぜひご検討ください。

即納できるおクルマについてはこちらからご確認いただけます。

  • ※即納車は地域によってご対応できない場合がございます。詳しくはお問い合わせください。
  • ※即納車は台数に限りがございます。ご商談・ご契約のタイミングによっては在庫状況が変動する場合がございますので、予めご了承願います。

カーコンカーリース中古車リース

「国産」中古車リース

国産中古車リースは、カーコンカーリース厳選の国産中古車が頭金不要・登録諸費用も諸々コミコミ。さらに安心の車両保証を付けてリースいたします。修復歴なし、納車前に細かく点検を行いますので、安心してお車にお乗りいただけます。

また、「残価設定0円」となっておりますため、ご契約満了でお車をそのまま差し上げます。そのためリース期間中のカスタマイズや汚れや臭い、さらには走行距離などを気にすることなくお好きなようにお楽しみいただけます。

ご来店不要で、最短3週間程度での納車となっておりますので、お急ぎの方も安心してご利用ください!

カーリースプランは、標準でご契約期間6年(72回)となっております。

カーコンカーリース中古車リース「国産中古車リース」の詳細についてはこちらから

  • ※中古車リースについては、新車のリースプランと異なり、継続車検・メンテナンスやカーアクセサリーの各種オプションプラン、契約満了2年前の返却をお選びいただけません。
  • ※お車の在庫状況によっては、お申し込みをお引き受けできない場合がございます。

「輸入」中古車リース

輸入中古車リースでは、カーコンカーリース厳選の輸入中古車に、安心の車両保証を付けてリースいたします。頭金不要、登録諸費用も諸々がコミコミで、乗り出し費用0円でお車にお乗りいただけます。

カーリースプランは、標準でご契約期間7年(84回)、お支払い方法も、お客様のご希望に応じて自由に設計していただけます。さらに、「残価設定0円」としておりますので、ご契約満了でお車をそのまま差し上げます!

  • ※中古車リースについては、新車のリースプランと異なり、継続車検・メンテナンスやカーアクセサリーの各種オプションプラン、契約満了2年前の返却をお選びいただけません。
  • ※お車の在庫状況によっては、お申し込みをお引き受けできない場合がございます。

カーコンカーリース中古車リース「輸入中古車リース」の詳細についてはこちらから

カーコンカーリースは一人でも多くの方にとって「利用しやすいカーリース」であるよう、お客様のライフプランに応じたさまざまなプランをご用意しています。

自分に合うカーリースをお探しの方、安心・安全で楽しいカーライフを送りたい方はぜひ、カーコンカーリースをご検討ください!

  • ※特典の内容は予告なく変更・終了する可能性があります。
  • ※本コラム公開時点の情報です。
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