自賠責保険の更新が車検時に行われるのはなぜ?必要な手続きは?
作成日:2023年03月26日
車検時には自賠責保険の更新も同時に行わなければなりません。では、なぜ車検のタイミングで更新しなければならないのでしょうか。また、どんな手続きで更新するのでしょうか?ここでは自賠責保険と車検との関係や、更新の仕方などについてご紹介します。
車検時にチェックされる「自賠責保険」とは?
自賠責保険とは正式名称を「自動車損害賠償保険」といい、交通事故の被害者やその家族の方を保護を図る目的ですべての車に加入義務があります。
絶対に加入しなければならず、自賠責保険に加入していない状態では公道走行ができないため「強制保険」と呼ばれることもあります。
自賠責保険の目的
自賠責保険の目的は、任意保険とは違って、「契約者の金銭負担を軽減すること」ではありません。
その目的は、あくまでも「被害者が最低限の補償を受けられるようにすること」です。
そのため、自賠責保険は契約者にではなく車そのものにかけられ、誰が運転していたかに関係なく、被害者が補償を受けられるシステムになっています。
また、事故で負傷した人は、過失割合に関係なく(車の所有者や運転者に過失が無い場合を除く)被害者として扱われます。
相手方の自賠責保険から保険金を支払ってもらえることや、話し合いがスムーズにいかない場合に、被害者から加害者側の保険会社に直接補償を請求できることなども、自賠責保険が「被害者の救済」に重点を置いていることを示しています。
自賠責保険は「対人賠償」のみ
自賠責保険の内容は「対人賠償」のみとなっています。
つまり、人を死傷させてしまった場合にのみ、保険が支払われ、物損については補償の範囲外となります。
具体的な自賠責保険の補償額(限度額)は下記の通りとなっています。
・傷害による損害: 120万円まで
・後遺障害による損害: 4,000万円まで
・死亡による損害: 3,000万円まで
自賠責保険切れで車を走らせるとどうなるか
前述のとおり自賠責保険は法律で加入が義務付けられている保険であり、無保険状態で公道を走行することは禁じられています。
無保険で公道走行して検挙されると、違反点数6点で免許停止(30日間)、1年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられます。
なお、詳しくは後述しますが自賠責保険は車検時に更新するのが一般的であることから、自賠責保険切れの場合は同時に車検切れであることがほとんどです。
自賠責保険切れ+車検切れとなると、違反点数6点(免許停止90日間、前歴がある場合は免許取り消し)、1年6ヶ月以下の懲役または80万円以下の罰金となります。
自賠責保険の更新を車検時に行うのが一般的である理由
自賠責保険は車検の法定費用に含まれる
車検費用は「法定費用」と車検業者に支払う「車検基本料」、そして車検に通るように車の状態を整えるための「整備費用」の3つに大きく分けられます。
自賠責保険料はこのうちの法定費用に含まれるもので、法定費用はどこの業者に依頼しても、車検業者を通さないユーザー車検の場合でも絶対に支払わなければならない費用です。
法定費用には自賠責保険料のほかに、車両重量に応じて税額が変わり、重くなるほど高くなる自動車重量税と、検査手数料(印紙代)で構成されます。
車検の法定費用に自賠責保険が含まれる理由
前述の通り、自賠責保険は法律で加入することが義務付けられているものです。
しかし、法律で義務付けられているからといって、すべての人がそれを守るとは限りません。
そこで、国は自賠責保険を更新しないと車検に通らない制度にすることによって、公道を走るすべての車が自賠責保険に確実に加入するようにしているのです。
車検時に車検の有効期間分の自賠責保険料を支払う
車検の時には、車検の有効期間(一般的なマイカーの場合は初回登録から3年間、それ以降は2年間)に合わせて車検の有効期間分の自賠責保険に継続加入することになります。
継続車検の場合は車検時に24ヶ月もしくは25ヶ月の保険料を支払うので、次回の車検まで特に手続きは必要ありません。
ちなみに、車検の有効期限の満了日よりも自賠責保険の期限が切れるタイミングが少しでも早いと次の車検を受けることができません。
何らかの事情で次回の車検を受けるタイミングが遅れる可能性を考慮に入れて、25ヶ月分の自賠責保険に加入することもあります。
2023年4月以降の継続車検時の自家用乗用車・検査対象軽自動車の自賠責保険料の金額は、下記の通りです。
・普通車: 24ヶ月で17,650円、25ヶ月で18,160円
・軽自動車: 24ヶ月で17,540円、25ヶ月で18,040円
自賠責保険の更新を伴う継続車検時に必要な書類
前の項目でご説明した通り、自賠責保険の更新は車検時に行います。
ほとんどの方は車検を車検業者に依頼するかと思いますが、自賠責保険の継続加入の手続きも車検業者がしてくれますので、自賠責保険の手続きについて心配する必要は特にありません。
ちなみに、車検業者に車検を依頼する場合には、以下の書類や物が必要になります。
・自動車検査証(車検証)
・自動車損害賠償責任保険証明書(自賠責保険証明書:現在加入中のもの)
・自動車(種別割)納税証明書(省略可)
自動車税(種別割)、もしくは軽自動車税(種別割)納税証明書は、現在は納税確認がオンラインでできるので一部の例外のケースを除き省略できます。
紙の証明書が必要になるのは、納税直後に車検を受ける場合です。
納税の事実がシステムに反映されるまで最長で3週間程度かかるので、納税してすぐに車検を受ける場合は納税証明書の紙面での確認が必要です。
このほか、代車が必要な場合は任意保険証券の提示が求められる場合があります。
なお、現在は車検時に印鑑(認印)は必要ありませんが、業者によっては押印を求められるケースがあるなど、車検業者によって必要物が異なるので、事前に業者に直接確認するようにしてください。
車検を車検業者に依頼すると、車検業者が車を点検整備したのちに、自賠責保険の更新を含めた書類上の手続きと検査場での車の完成検査を済ませてから、車と一緒に新しい車検証や自賠責保険証などを渡してくれます。
ユーザー車検では自賠責保険の手続きも自分で行う必要がある
車検を車検業者に依頼せずに、自分で車を車検に通す、つまりユーザー車検をする方もいます。その場合は、自賠責保険の更新手続きも自分で行わなければなりません。
車検の検査場がある運輸支局や軽自動車検査協会の中や周辺には、保険の代理店がありますので、そこで自賠責保険の継続加入の手続きができます。
なお、自賠責保険の更新の手続きには、下記の書類が必要です。
・自動車検査証(車検証)
・自動車損害賠償責任保険証明書(自賠責保険証明書:現在加入中のもの)
カーリースのリース料には自賠責保険料が含まれている!
お得な車の乗り方として浸透しつつあるカーリース。今では車を購入せず、カーリースを利用する方も増えています。
カーリースは契約者が選んだ車をカーリース会社が購入し、契約者は月々の定額料金を支払うことでその車をマイカーのように使用できるサービスです。
カーリースでは自賠責保険料を含む維持費がコミコミ!
カーリースの毎月のリース料には、自賠責保険料が含まれています。
それだけではなく、自賠責保険料と同様に車検時に支払う自動車重量税や検査手数料(印紙代)、毎年納税しなければならない自動車税(種別割)といった法定費用が含まれています。
そのほか、カーリース会社やプランによっては車検基本料、メンテナンス費用などもすべてリース料にまとめることが可能です。
そのため、カーリースを利用すれば車に関係する毎月の出費が安定します。
リース料と別に発生するのは、ガソリン代や駐車場代程度になり、楽に家計のやり繰りをしていけます。
さらに、頭金が不要で新車登録時の諸費用もリース料金にコミコミなので、まとまった資金を用意することなく好きな新車に乗れるメリットもあります。
このように、カーリースなら費用面でも労力面でも楽にカーライフを楽しんでいくことができるのです。
あなたも、カーリースでストレスのない楽しいカーライフを送ってみてはいかがでしょうか?
カーコンカーリースの全プランと素敵な特典をご紹介!
最後に、カーコンカーリースがご用意している全プランを紹介します。
もらえるプラン11・もらえるプラン9・もらえるプラン7(※特選車を除く)
11年リースの「もらえるプラン11」、9年リースの「もらえるプラン9」、7年リースの「もらえるプラン7」、いずれのプランも契約満了で「クルマがもらえる」、さらにリース期間中でも一定期間経過後に返却や乗り換えがOKとなっています。
契約期間やお支払い方法(ボーナス併用払い・均等払い)も、ライフスタイルに合わせて自由設計いただけます。
リース期間中にライフスタイルに変化があったお客様はもちろん、将来的に乗り換えが必要になるかもしれないお客様であっても、安心してご利用いただけます。
- ※「もらえるプラン11」では9年経過後から、「もらえるプラン9」では7年経過後から、「もらえるプラン7」では5年経過後から、それぞれリース期間中であっても、原則解約金なしで返却や乗り換えが可能になります。
- ※返却の場合には、走行距離制限を超えていたり、おクルマの損耗状況により、精算金が発生する可能性があります。ただし、ご契約満了の場合はクルマがもらえるので、どのような状態でも清算金は発生しません。
もらえるプラン特選車
WEB申込限定で「もらえるプラン特選車」をお選びいただくことが可能です。
人気の軽自動車から普通車、商用車まで幅広いラインナップを揃えた「もらえるプラン特選車」は、メンテナンスパック、カーアクセサリーセットが毎月のリース料金に含まれている大変お得なプランです。
車検(基本料・税金・自賠責保険)2回、12ヶ月法令点検4回に加えて、エンジンオイル交換13回、オイルエレメント交換6回、ブレーキオイル交換2回、ワイパーゴム交換6回が含まれています。
- ※車検と12ヶ月法令点検の回数は乗用車の場合
のりかえプラン5・のりかえプラン3
5年リースの「のりかえプラン5」、3年リースの「のりかえプラン3」は、契約満了後にお車をご返却いただき、新車にお乗り換えすることが可能です。
ご契約期間中は、購入したときと同じようにマイカー感覚でお車をお持ちいただけます。
契約期間やお支払い方法(ボーナス併用払い・均等払い)も、ライフスタイルに合わせて自由設計いただけます。
おクルマもアクセサリーやメンテナンスまでリース料に全部コミコミで、月々定額で計画的なお支払いプランをお選びいただけます。
さらに、カーコンカーリースをご成約された方にもお得なご成約特典をご用意しております。
カーコンカーリースご成約特典
新車をご成約いただいた方の快適で安心なカーライフをサポートするグッズやサービスのご成約特典が「もろもろコミコミ」でついてくる!
この機会をお見逃し無く!
即納車
カーコンカーリースでは、ご契約後、最短14日でお客様の元へ車両をお届けできる「即納車」もご用意しております!
「納車されるまで何ヶ月も待てない」「急ぎで車が欲しい」などお急ぎの方はぜひご検討ください。
- ※即納車は地域によってご対応できない場合がございます。詳しくはお問い合わせください。
- ※即納車は台数に限りがございます。ご商談・ご契約のタイミングによっては在庫状況が変動する場合がございますので、予めご了承願います。
カーコンカーリース中古車リース
「国産」中古車リース
国産中古車リースは、カーコンカーリース厳選の国産中古車が頭金不要・登録諸費用も諸々コミコミ。さらに安心の車両保証を付けてリースいたします。修復歴なし、納車前に細かく点検を行いますので、安心してお車にお乗りいただけます。
また、「残価設定0円」となっておりますため、ご契約満了でお車をそのまま差し上げます。そのためリース期間中のカスタマイズや汚れや臭い、さらには走行距離などを気にすることなくお好きなようにお楽しみいただけます。
ご来店不要で、最短3週間程度での納車となっておりますので、お急ぎの方も安心してご利用ください!
カーリースプランは、標準でご契約期間6年(72回)となっております。
カーコンカーリース中古車リース「国産中古車リース」の詳細についてはこちらから
- ※中古車リースについては、新車のリースプランと異なり、継続車検・メンテナンスやカーアクセサリーの各種オプションプラン、契約満了2年前の返却をお選びいただけません。
- ※お車の在庫状況によっては、お申し込みをお引き受けできない場合がございます。
「輸入」中古車リース
輸入中古車リースでは、カーコンカーリース厳選の輸入中古車に、安心の車両保証を付けてリースいたします。頭金不要、登録諸費用も諸々がコミコミで、乗り出し費用0円でお車にお乗りいただけます。
カーリースプランは、標準でご契約期間7年(84回)、お支払い方法も、お客様のご希望に応じて自由に設計していただけます。さらに、「残価設定0円」としておりますので、ご契約満了でお車をそのまま差し上げます!
- ※中古車リースについては、新車のリースプランと異なり、継続車検・メンテナンスやカーアクセサリーの各種オプションプラン、契約満了2年前の返却をお選びいただけません。
- ※お車の在庫状況によっては、お申し込みをお引き受けできない場合がございます。
カーコンカーリース中古車リース「輸入中古車リース」の詳細についてはこちらから
カーコンカーリースは一人でも多くの方にとって「利用しやすいカーリース」であるよう、お客様のライフプランに応じたさまざまなプランをご用意しています。
自分に合うカーリースをお探しの方、安心・安全で楽しいカーライフを送りたい方はぜひ、カーコンカーリースをご検討ください!
- ※特典の内容は予告なく変更・終了する可能性があります。
- ※本コラム公開時点の情報です。
- ※本コラムに掲載の内容は、公開時点に確認した内容に基づいたものです。法令規則や金利改定、メーカーモデルチェンジなどにより異なる場合がございます。予めご了承ください。
「カーコンカーリース」なら
今すぐ「カーコンカーリース」で頭金ゼロで新車に乗れる!
クルマをさがす