車検の点検項目一覧|検査内容やセルフチェックのポイントも解説
更新日:2026年09月06日 作成日:2023年03月26日
車検では、ライトやタイヤなどの外装、ブレーキやマフラーなどの下回り、排気ガスやスピードメーターなどを点検します。対象車両では、電子制御装置の異常を確認するOBD検査も実施されます。
この記事では、車検で確認される主な点検項目を紹介します。また、車検と法定点検の違い、不合格になりやすい箇所、車検前に自分で確認できる項目も解説します。
【この記事のまとめ】
- 車検の点検項目: 同一性・外観・サイドスリップ・速度計・ヘッドライト・ブレーキ・排気ガス・下回りなどを確認する
- 車検の実施時期: 自家用乗用車では新規登録から3年後、それ以降は2年ごとに車検を実施しなければならない
- 車検前の確認ポイント: タイヤや灯火類、ワイパーなどセルフチェックできる部分を確認しておく
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車検ではどのような項目をチェックする?

車検では、外観・装置、下回り・足回り、走行性能、排気ガス、電子制御装置などが保安基準に適合しているかを確認します。
車検は、車が道路運送車両法の保安基準に適合しているかを確認する検査です。
車検証の有効期限が切れた車は、公道走行ができません。そのため、期限が切れる前に継続検査を受ける必要があります。自家用乗用車の場合、車検は新規登録から3年後、それ以降は2年ごとの実施が義務付けられています。
車検で確認される主な点検項目は、以下のとおりです。
| 点検項目 | 主な確認内容 |
| 同一性の確認 | 車台番号、原動機型式、ナンバープレートなど |
| 外観検査 | 車体、灯火類、ワイパー、タイヤ、保安装置など |
| サイドスリップ検査 | かじ取り車輪の横滑り量 |
| スピードメーター検査 | 実際の速度と表示速度の誤差 |
| ヘッドライト検査 | 光量や照射方向 |
| ブレーキ検査 | 制動力測定 |
| 排気ガス検査 | 排気ガスにおける一酸化炭素、炭化水素の量
(車種や燃料種別によって異なる) |
| 下回り検査 | かじ取り装置、緩衝装置、制動装置、燃料装置など |
| OBD検査 | 対象車両の特定DTC(故障コード)の有無の確認 |
同一性の確認
同一性の確認では、車検を受ける車が申請書類に記載された車両と同一であるかを確認します。
主な確認項目は、以下のとおりです。
- 車台番号
- 原動機型式
- ナンバープレート
- 自動車の種別
- 用途
- 車体の形状
車台番号や原動機型式が申請書類と一致しない場合や、用途・車体形状が無届けで変更されている場合は、そのままでは車検に通りません。車体の大きさや形状などに大きな変更がある場合は、継続検査とは別に構造等変更検査が必要になることがあります。
外観検査
外観検査では、車体や装備に破損・不具合がなく、保安基準に適合しているかを目視や作動確認でチェックします。
主な確認項目は、以下のとおりです。
- 車体や車枠
- ホーンなどの保安装置
- タイヤなどの走行装置
- シートベルトなどの乗車装置
- ウインカーなどの灯火類
- ワイパーやウォッシャー
- ガラス
- 警告灯
- 非常信号用具
外観検査では、検査員の指示に従ってホーンやウインカー、ワイパーなどを作動させます。
タイヤの溝や損傷、灯火類の球切れや色、シートベルトの作動状態などに問題がある場合は、保安基準に適合せず車検に通りません。ヘッドライトの光軸や光量は、後述するヘッドライト検査で測定します。
なお、警告灯はエンジン始動後に消えるべき警告灯が点灯したままになっていないか、などを確認します。
サイドスリップ検査
サイドスリップ検査では、直進時にかじ取り輪が横方向へどの程度ずれるかを測定します。一般的な乗用車では、、前輪が対象です。
タイヤの向きや足回りに大きなずれがあると、まっすぐ走りにくくなったり、タイヤが偏摩耗したりするためです。
検査では、車をゆっくりテスター上に進め、横滑り量が基準内に収まっているかを確認します。
タイヤ交換や車高調整、足回りの修理後などは数値がずれることがあるため、必要に応じてホイールアライメントを調整します。
スピードメーター検査
スピードメーター検査では、実際の走行速度とメーターに表示される速度に大きなずれがないかを確認します。
検査では、テスター上で車輪を回転させ、スピードメーターが時速40kmを示した時点で合図します。実際の速度が保安基準で定められた範囲内であれば合格です。
純正と異なるサイズのタイヤやホイールに交換すると、タイヤの外径が変わり、表示速度にずれが生じることがあります。タイヤサイズを変更している場合は、車検前に適合性を確認しておきましょう。
ヘッドライト検査
ヘッドライト検査では、照射する光の強さと向きが基準を満たしているかを、専用のテスターで測定します。外観検査で確認する点灯状態や灯光色とは異なり、ここでは主に光量と光軸が対象です。
光軸がずれていたり、レンズの黄ばみや曇りによって十分な光量が得られなかったりすると、不合格になる可能性があります。
バルブを交換した場合や、車高・足回りを変更した場合も照射方向が変わることがあるため、事前の調整が必要です。
ブレーキ検査
ブレーキ検査は、前輪・後輪のブレーキと駐車ブレーキの制動力を確認するものです。専用のテスター上でブレーキを作動させ、十分な制動力があるか、左右の効きに大きな差がないかを測定します。
ブレーキの効きが弱い場合や左右差が大きい場合、駐車ブレーキが十分に作動しない場合は、保安基準不適合になります。
排気ガス検査
排気ガス検査では、ガソリン車の場合マフラーから排出される一酸化炭素(CO)や炭化水素(HC)の濃度が基準内に収まっているかを確認します。専用のプローブを排気管に差し込み、排気ガスの成分を測定します。
数値が基準を超える場合は、点火系や燃料供給系、触媒などに不具合が生じている可能性があります。
エンジン警告灯が点灯している場合も、排気ガスに関係する故障がないか事前に確認しておきましょう。
下回り検査
下回り検査では、検査員が車体の下側を確認し、かじ取り装置や足回り、排気系などに緩み・損傷・漏れがないかをチェックします。
主な確認項目は、以下のとおりです。
- ステアリングやサスペンションの取付状態
- ドライブシャフトやブーツ類の損傷
- エンジンオイルや各種液体の著しい漏れ
- マフラーの取付状態や排気漏れ
- ボルト・ナット類の緩み
- 最低地上高
部品に大きな損傷がある場合や、オイル・排気ガスが漏れている場合、不適切な改造によって最低地上高を満たしていない場合などは、車検に通らないため注意しましょう。
OBD検査
OBD検査では、スキャンツールを車両に接続し、電子制御装置に保安基準不適合となる故障コード(特定DTC)が記録されていないかを確認します。
衝突被害軽減ブレーキなどの運転支援装置、自動運行装置、排出ガス抑制装置が主な対象です。特定DTCが検出された場合は、故障を修理しなければ車検に合格できません。
OBD検査は、国産車では2021年10月1日以降、輸入車では2022年10月1日以降の新型車が対象です。
関連記事:車検で調べられる検査項目とは?うっかりしやすいポイントをご紹介!
車検の点検項目にバッテリーは含まれる?

バッテリーの劣化具合や残量は、車検の合否を判定する保安基準上の検査項目には含まれません。
バッテリーについての保安基準では「固定」と「絶縁」のみが定められているため、固定と絶縁が適切であれば保安基準に適合します。
そのためバッテリーが弱っていても車両が正常に始動し、ほかの検査に支障がなければ、それだけで不合格になるとは限りません。
ただし、バッテリーが著しく劣化してエンジンを始動できない場合は、車検を受けることができません。
そのため、車を動かせないほどバッテリーが劣化している場合は、結果的に車検に通らないといえます。
なお、バッテリーの性能や端子の緩み、腐食などは、一般的に車検と同時に行われる法定点検や整備で確認されます。使用年数が長い場合やエンジンのかかりが悪い場合は、車検前に状態を確認しておくと安心です。
車検前にセルフチェックできる点検項目一覧

車検前は、灯火類やタイヤなど自分で確認できる項目をセルフチェックしておきましょう。
車検では専用の機器を使わなければ確認できない項目もありますが、灯火類やタイヤなどは事前に自分で確認できます。
車検時の整備費用や不合格になるリスクを抑えるためにも、以下の項目をチェックしておきましょう。
| 点検項目 | 確認内容 |
| 灯火類 | ヘッドライト、ウインカー、ブレーキランプ、尾灯、バックランプ、ナンバー灯、が正常に点灯・点滅するか |
| ワイパー・ウォッシャー | 異音や著しい拭き残しがなく、ウォッシャー液が正しく噴射されるか |
| ホーン | 正常に鳴るか |
| タイヤ | 溝の深さは十分か
ひび割れ、損傷、著しい偏摩耗がないか |
| フロントガラス | 視界を妨げるひび割れや損傷がないか |
| 警告灯 | 何らかの警告灯が点灯したままになっていないか |
| バッテリーの状態 | 固定・絶縁はできているか
著しい劣化や液漏れはないか |
| 下回り | オイル漏れやクーラント漏れの形跡はないか |
光軸や制動力、排気ガス濃度、サイドスリップ、OBD検査などは、専用の設備や診断機器が必要です。
自分で判断できない項目や異常が見つかった場合は、車検前に整備工場へ相談しましょう。
車の維持を楽にするなら車検・メンテナンス費用もコミコミにできる「カーコンカーリース」!

車検では、内外装や足回りなど車全体の状態が確認されます。車の異常が複数見つかると車検時の整備費用がかさむことがあるため、定期的なメンテナンスが大切です。
「カーコンカーリース」では、車検に伴う法定費用や車検基本料を毎月定額の料金に含められます。
さらに、定期的な消耗品交換の費用も料金に含まれる「メンテナンスパック」を利用すれば、車の維持に関わる費用のほとんどを定額化できます。
車を持ちたいけれど維持費用が心配な方は、家計管理の負担を抑えながら安全なカーライフを楽しめるカーコンカーリースをぜひご検討ください。
カーコンカーリースの全プランと素敵な特典をご紹介!
最後に、カーコンカーリースがご用意している全プランを紹介します。
もらえるプラン11・もらえるプラン9・もらえるプラン7(※特選車を除く)
11年リースの「もらえるプラン11」、9年リースの「もらえるプラン9」、7年リースの「もらえるプラン7」、いずれのプランも契約満了で「クルマがもらえる」、さらにリース期間中でも一定期間経過後に返却や乗り換えがOKとなっています。
契約期間やお支払い方法(ボーナス併用払い・均等払い)も、ライフスタイルに合わせて自由設計いただけます。
リース期間中にライフスタイルに変化があったお客様はもちろん、将来的に乗り換えが必要になるかもしれないお客様であっても、安心してご利用いただけます。
- ※「もらえるプラン11」では9年経過後から、「もらえるプラン9」では7年経過後から、「もらえるプラン7」では5年経過後から、それぞれリース期間中であっても、原則解約金なしで返却や乗り換えが可能になります。
- ※返却の場合には、走行距離制限を超えていたり、おクルマの損耗状況により、精算金が発生する可能性があります。ただし、ご契約満了の場合はクルマがもらえるので、どのような状態でも清算金は発生しません。
もらえるプラン特選車
WEB申込限定で「もらえるプラン特選車」をお選びいただくことが可能です。
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車検(基本料・税金・自賠責保険)2回、12ヶ月法令点検4回に加えて、エンジンオイル交換13回、オイルエレメント交換6回、ブレーキオイル交換2回、ワイパーゴム交換6回が含まれています。
- ※車検と12ヶ月法令点検の回数は乗用車の場合
のりかえプラン5・のりかえプラン3
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ご契約期間中は、購入したときと同じようにマイカー感覚でお車をお持ちいただけます。
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