ロードスター　ＲＦはこのような方におすすめ！

・ソフトトップのオープンカーに抵抗がある方
・オープンカーとしてのスタイリッシュさも安全性能も諦めたくない方
・初めてのオープンカー選びに迷っている方

ロードスター　ＲＦの特長

2016年12月に現行モデルが発売となったマツダの「ロードスター RF」は、小型2シーターオープンカー「ロードスター」をベースとしたリトラクタブルハードトップモデルです。

幌を電動ルーフに変えており、オープンカーに乗りたくても幌が不便と感じる方も抵抗なく使える仕様となっています。

ロードスター RFの大きな特長は、ファストバックスタイルによるルーフからリアにかけて傾斜する美しいラインです。

また、ルーフの開閉にかかる時間は約13秒と世界最速レベルで、美しさだけでなく優れた機能性も備えています。

また、マイナーチェンジや一部改良を繰り返して安全機能も強化させており、スポーツカーでありながら安全性にも優れている点にも注目です。

ロードスター　ＲＦの外装デザイン(エクステリア)について

ファストバックスタイルを採用したロードスター RFは、優雅に伸びるルーフラインが特徴的です。

また、後ろから見ると左右のピラーの間が凹んでおり、ミッドシップスポーツカーのようなトンネルバックスタイルも採用しています。

ルーフは「パワーリトラクタブルハードトップ」により、簡単なスイッチ操作のみで開閉が可能です。

オープンとクローズが入れ替わる際の挙動にもこだわっており、流れるような美しい動作は見る者を魅了します。

ロードスター RFに用意されているボディカラーは、以下の7色です。

・ジェットブラックマイカ
・スノーフレイクホワイトパールマイカ
・ソウルレッドクリスタルメタリック
・ディープクリスタルブルーマイカ
・プラチナクォーツメタリック
・ポリメタルグレーメタリック
・マシーングレープレミアムメタリック

上記のうちソウルレッドクリスタルメタリック」「マシーングレープレミアムメタリック」「ポリメタルグレーメタリック」はマツダが独自開発した「匠塗」と呼ばれる特別色で、高い人気を誇ります。

ロードスター　ＲＦの室内空間(インテリア)について

ロードスター RFは、ロードスターよりもヘッドクリアランスが15mm縮小されたものの居住性に変わりはありません。

ただし上質な素材を用いたインテリアは、大人の品格が漂うスタイリッシュなデザインとなっています。

各グレードのインテリア・インテリアカラーの特徴は以下の通りです。

エントリーグレード「S」のインテリアカラー

「S」のインテリアカラーはブラックで統一しており、加飾類はありません。

シンプルですが、余計なものを加えないからこそシャープさやクールさが際立つ空間となっています。

「VS」のインテリアカラー

「VS」グレードではシート素材が本革になり、インテリアの上質感がアップします。

さらに「VSホワイトセレクション」では、VSのシートカラーに「ピュアホワイト」が選択可能となります。

純白のシートカラーを採用しているモデルは少ないため、個性をアピールしたい方にはおすすめです。

また、VSのシートカラーがテラコッタになる「VSテラコッタセレクション」にも注目です。

素焼きの焼き物を意味するテラコッタならではの味わい深いカラーリングは、内装に深みを与えてくれます。

「RS」のインテリアカラー

最上級グレードの「RS」ではRECARO社製のシートが標準装備となり、高い剛性とホールド性でスポーティな走りを存分に楽しむことができます。

海外の高級スポーツカーにも採用されている人工スエード調素材と、ナッパレザーの組み合わせによりスポーティさとラグジュアリー感を両立させている点も特徴です。

ロードスター　ＲＦの走り・燃費性能について

1.5L直噴ガソリンエンジンを搭載していた標準ロードスターに対し、ロードスター RFは2.0L直噴エンジン「SKYACTIV-G」が搭載されています。

燃料を直接シリンダー内に噴射して熱効率を向上させる直噴技術や、可変バルブタイミング機能などを採用し、余裕のある走り・伸びやかな加速・優れたアクセルレスポンスを実現。

マツダが提唱している「人馬一体の走り」という思想は、揺ぎなく継承されています。

また、ルーフ内側に吸音タイプのヘッドライナーを張り、リアホイールハウスに遮音材を追加するなど随所に吸音・遮音技術を取り入れています。

ルーフのクローズ時は、クローズドボディ並みの静粛性を実感できることでしょう。

トランスミッションは「S」と「VS」に6MTと6AT、「RS」には6MTのみが用意されています。

WLTC燃費は6MTで15.8km/L、6ATで15.2km/Lです。

ロードスター　ＲＦの安全装備・機能について

ロードスター RFには先進安全技術群「i-ACTIVSENSE」が搭載されています。

マツダでは交通事故のリスクが発生すること自体を回避する「MAZDA PROACTIVE SAFETY」という思想を掲げており、その思想に基づいて開発された機能が全車に備わっています。

ロードスター RFに搭載されているMAZDA PROACTIVE SAFETYの機能は、以下の通りです。

・アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート
・AT誤発進抑制制御(前進時/後退時)
・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(後退時)
・車線逸脱警報システム
・ブラインド・スポット・モニタリング
・リア・クロス・トラフィック・アラート
・リアパーキングセンサー(センター/コーナー)
・アダプティブ・LED・ヘッドライト

また、交通事故の発生を回避する機能だけでなく、以下のような運転支援技術も搭載されています。

・ドライバー・アテンション・アラート
・交通標識認識システム
・クルーズコントロール

充実した安全装備により、ロードスター RFは「サポカーSワイド」の認定を受けています。

ロードスター　ＲＦのグレードは3タイプ！

ロードスター RFのグレードは、大きく分けて「S」「VS」「RS」の3種類です。

ただしVSに限り、インテリアカラーが変更となる派生グレード「VS ホワイトセレクション」と「VS テラコッタセレクション」があります。

S・VS

SとVSはオートレベリング機能付きLEDヘッドランプやLEDリアコンビランプを採用し、視認性を向上しています。

オートエアコンや運転席のチルト機構、シートヒーターなど近年の新型車に期待したい快適装備は一通り揃っており、快適性も十分に備えています。

どちらのグレードも装備内容は同じですが、中間グレードのVSではピアノブラックのツートーンルーフの選択が可能です。

さらにボーズ社と共同開発したロードスターRF専用のサウンドシステム、CD/DVDプレーヤー+地上デジタルTVチューナー(フルセグ)も標準装備となり、先進性でSと差をつけています。

RS

RSは専用チューニングされたビルシュタイン社製ダンパー、爽快なサウンドが特徴的なインダクションサウンドエンハンサー、フロントサスタワーバーなど上質な走りに貢献する装備が揃っています。

6ATを選ぶことはできませんが、スポーティーな走りを楽しむことに重点を置いている方にはおすすめなグレードです。

※本コンテンツに掲載の内容は、2022年4月時点に確認した内容に基づいたものです。車に関する一般的な情報のご提供を目的として掲載内容には万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。法令規則の改定や、メーカーモデルチェンジなどにより異なる場合がございます。予めご了承ください。