アルトはこのような方におすすめ！

・コストパフォーマンスもデザイン性も諦めたくない方
・街乗りでもストレスなくドライブを楽しみたい方
・燃費性能にこだわりたい方

アルトの特長

スズキの代表的モデルとも言える「アルト」は、1979年に初代モデルが登場してから長い歴史を誇る軽自動車です。

かつてスズキで販売されていたフロンテの姉妹車として発売され、軽ボンネットブームの火付け役となっていました。

ちなみに、アルトという名前は「秀でた」「優れた」という意味を持つイタリア語が由来になったと言われています。

初代モデルの発売以降は何度かモデルチェンジが行われ、2014年に現行モデルである8代目が登場しました。

「原点回帰」をコンセプトとしており、初代モデルを強く意識してシンプルかつ実用性の高さに重点を置いて開発されています。

なお、2021年12月には現行モデルをフルモデルチェンジして9代目となることがメーカー発表されています。

アルトの外装デザイン(エクステリア)について

新型アルトの外装といえば、個性的なヘッドライトのデザインに目が行くのではないでしょうか。

オプションで車がメガネをかけているかのようなデザインにできる「めがねガーニッシュ」も用意しており、装備することでより可愛らしい外見に様変わりします。

このめがねガーニッシュは8種類あるため、自分好みの見た目にカスタマイズしたい方におすすめのオプションです。

フォルムは過去のモデルにインスパイアされたものとなっており、低めな車高とフロント～リアに至るまで切れ目のないラインを描くルーフも特徴的です。

カラーバリエーションは以下の7種類となっています。

・ピュアホワイトパール

・シルキーシルバーメタリック

・ブルーイッシュブラックパール

・ピュアレッド

・シフォンアイボリーメタリック

・フィズブルーパールメタリック

・アーバンブラウンパールメタリック

特にCMでも起用されたアピールカラーの「ピュアレッド」は、光沢感が控えめでレトロな色味が可愛らしくボディとの相性も抜群です。

アルトの室内空間(インテリア)について

アルトはコンパクトなボディでありながら、4人がゆったりと座ることのできる室内空間が確保されています。

室内長は2010mm、と前後の乗員間距離は900mmとなっており、「軽自動車は狭い」というイメージを覆す居住性が特徴です。

インテリアはブラックを基調としており、洗練されたデザインという印象を受けます。

インパネは横基調のデザインとすることで広さを演出しており、ニュアンスカラーであるグレージュのカラーパネルを取り入れることでシンプルながらもシックな装いです。

座席周りの収納は厚みの無い小物を収納できる「インパネセンタートレー」やドリンクホルダー、センターロアポケットなどが装備されています。

アルトの走り・燃費性能について

アルトはガソリン車の中でもトップクラスの走行性能と燃費性能を備えていると言われています。

搭載するR06A型直列3気筒DOHCエンジンは、圧縮比をアップしたことで、燃費性能の向上を実現。

さらにスポーティモデルのターボRSには最高出力64psを発生する直列3気筒DOHCターボを搭載しています。

軽量ボディを活かしたアルトの走りはベーシックモデルでも軽快に加速することができ、街乗りでもストレスのないドライブが可能です。

また、高効率・高出力のオルタネーターとリチウムイオンバッテリーを組み合わせたエネチャージ搭載車はWLTCモード計測で25.8km/Lという非常に高い燃費性能を備えています。

新開発されたプラットフォームを採用し、ボディ・エンジン・サスペンション・シートに至るまで徹底して軽量化を施した結果、従来モデルと比較して60kgの軽量化を実現しました。

もちろん軽量化だけでなく、ボディの重量に対し46％の比率で高張力鋼板を採用することで、高剛性も兼ね備えた仕上がりとなっています。

アルトの安全装備・機能について

アルトにはスズキの予防安全技術「スズキ セーフティサポート」が採用されており、事故の危機回避率を高めるサポートもしてくれます。

スズキ セーフティサポートは「S」「X」グレードの標準装備とされていますが、「F」「L」にもパッケージオプションが用意されているで有料での追加が可能です。

また、窓がピラー位置やピラー断面とピラートリムの最適化により視界が広く確保され、右左折の横断歩行者や交通状況を把握しやすくなっています。

メーターやディスプレイの視認性向上とスイッチ類の最適配置も相まって、誰でも簡単かつ安心して操作できる仕様です。

アルトのグレードは4タイプ！

アルトは「F」「L」「S」「X」という4種類のグレードが用意されており、各グレードごとに2WD・4WDの駆動方式がラインナップされています。

グレードごとに異なる特徴は、以下の通りです。

・F

アルトのエントリーグレードであるFは、販売価格が最もリーズナブルとなっています。

ただし、減速時のエネルギーで発電しながらガソリンの消費量を減らすシステム「エネチャージ」やアイドリングストップシステム、アイドリング中にエアコンが停止しても一定時間冷風をキープしてくれる「エコクール」などの機能が搭載されていません。

そのため、燃費性能という面では他グレードよりも物足りなさを感じる可能性があります。

また、スズキ セーフティサポートは標準装備とされていませんがオプションとして追加することはできます。

アルトを購入する中で、コストを抑えることを重視している方におすすめなモデルです。

・L

Lは「エネチャージ」や「エコクール」、アイドリングストップシステムが標準装備となっています。

また、トランスミッションに変速比を最適化したCVTが採用されており、2014年時点でのガソリン車においてはトップクラスとも言われる燃費性能を誇ると言われていました。

運転状況に応じてスピードメーターの色を変えるステータスインフォメーションランプ、エネチャージなどの流れを示すエネルギーフローインジケーターの装備しています。

ドライバーがよりエコドライブを意識した運転を実施しやすくなりました。

「F」と同様にスズキ セーフティサポートは標準装備とされていませんが、オプションとして追加可能です。

・S

Sからはスズキ セーフティサポートが標準装備となります。

カタログ燃費は上位グレードである「X」と同じ数値です。

タイヤは13インチで、前後のスタビライザーは装備していませんがコーナリングには安定感があります。

運転席のシートリフター・リヤシートヘッドレスト・全面UVカット機能つきガラス・リヤドア・バックドアのスモークガラスも標準装備となっています。

車内の居住性を高める装備が充実しており、快適なドライブが楽しめる環境が整っています。

・X

アルトの最上級グレードであるXは、Sの装備に加えてフルオートエアコンやキーレスプッシュスタートが標準装備となっています。

近年出回っている新型車のほとんどに搭載されている装備ですが、アルトの場合はリーズナブルな価格も魅力の一つとされているためコストを抑えるために他グレードでは省かれているのです。

他にもリモート格納式の電動リモコンドアミラー・ルーフアンテナ・ステアリングホイールの高さ調節可能なチルトステアリングなども装備されており、快適性が向してよりストレスフリーな運転が可能です。

他グレードのは13インチタイヤを装備していますが、Xのみ15インチとなっており、ホイールはアルミホイールを採用しています。

タイヤが大きくなった分、走行の安定性も向上しました。

※本コンテンツに掲載の内容は、2021年12月時点に確認した内容に基づいたものです。車に関する一般的な情報のご提供を目的として掲載内容には万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。法令規則の改定や、メーカーモデルチェンジなどにより異なる場合がございます。予めご了承ください。