グランエースはこのような方におすすめ！

・ゲストに上質な乗り心地を提供できる送迎車を探している方
・運転のしやすいミニバンを求めている方
・商用ミニバンが欲しいけどヴェルファイアやアルファードでは派手に思う方

グランエースの特長

「グランエース」は、トヨタより販売されている大型ミニバンです。

グランエースが初めて日の目を見たのは、2019年10月末〜11月にかけて開催された東京モーターショー。

当時は「アルファード」や「ヴェルファイア」を超えるボディサイズから放たれる圧倒的な存在感に、当時は大きな注目を集めました。

LLサイズの大きなボディだけでなく、アルファード・ヴェルファイアに引けを取らない内外装の豪華さもグランエースの特長です。

室内空間も広々としており、その大半を座席に割り当てています。

荷室よりも乗員数の上限を拡大することに重きを置いたグランエースは、送迎車として大いにその魅力を発揮することでしょう。

グランエースの外装デザイン(エクステリア)について

グランエース最大の特長であるボディサイズは、全長5,300mm・全幅1,970mm・全高1,990mmで同社のミニバンを凌駕する寸法です。

街中ではかなりの存在感を放つ車ですが、その大きなサイズとは裏腹に最小回転半径は5.6ｍと取り回しは良いと言えます。

フロントビューはメッキパーツを採用した大きなフロントグリル、ヘッドライトが目立ちます。

上下・左右へ張り出した顔つきで、豪華かつ力強さを感じさせる仕上がりです。

リアビューは、コンビネーションランプに取り入れたLEDから成る光の帯で先進性を演出。

L字型の個性的なデザインとなっているリアコンビネーションランプ、バックドアガーニッシュの位置を高くすることで、見る者に威風堂々とした印象を与えます。

用意されているボディカラーは、以下の4色です。

・グレーメタリック
・シルバーメタリック
・ブラック
・ホワイトパールクリスタルシャイン

送迎車としてのニーズに対応するモデルとして登場しただけに、他の車種と比べると全体的に黒または白に近い落ち着いたカラーリングが揃っています。

中でもイメージカラーの「ブラック」は外装の高級感を際立たせるだけでなく、迫力満点の出で立ちに仕上がる人気カラーです。

グランエースの室内空間(インテリア)について

グランエースはその大きなボディサイズを活かし、3列シートの6人乗り仕様と4列シートの8人乗り仕様を設定しています。

6人乗り仕様の場合、2・3列目の4席にエグゼクティブパワーシートを採用。

座り心地を追求したシートに加え、ロングスライド機構やパワーリクライニング機構、パワーオットマン、快適温熱機能などの快適装備が充実しています。

一方、8人乗りでは2列目がエグゼクティブパワーシート、3列目がマニュアルシート、4列目がチップアックベンチシートとなっています。

乗員数の多さを優先するならば8人乗り仕様、室内の上質な乗り心地を優先するならば6人乗り仕様がおすすめです。

インテリアデザインはブラックを基調としており、低くワイドに設計されたインストルメントパネルにはエアコンの吹き出し口に金属調の加飾があしらわれています。

助手席正面あしわられた木目調加飾に加え、表皮巻きのメーターフードや本革巻きのハンドルも室内に華やかさをもたらします。

内外装の豪華さを強く押し出すアルファードやヴェルファイアと比較すれば控えめな印象を受けるデザインですが、細やかな部分に上質感のある素材を用いることで絶妙な具合のラグジュアリー感を演出しているのです。

グランエースの走り・燃費性能について

グランエースには、最高出力177ps・最大トルク450Nmを発生する2.8L直列4気筒ディーゼルターボエンジンが搭載されています。

それに6速ATが組み合わされており、車両重量が約2.7トンに及ぶグランエースを引っ張る力強い走行性能を発揮。

低回転域から最大トルク450Nmを発生するため、非常に滑らかな加速感を味わうことができます。

さらに大きなボディとは裏腹に市街地における取り回しが良く、適切なステアリング切れ角とギヤ比の設定も相まって扱いやすさに優れています。

また、搭載しているディーゼルエンジンはDPF尿素SCRなどを採用することで、排気ガスのクリーン化を実現しました。

駆動方式はエンジンを縦置きとしたFR(後輪駆動)で、WLTCモード燃費は10.0km/Lとなっています。

グランエースの安全装備・機能について

グランエースでは、トヨタの予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」が標準装備となっています。

ミリ波レーダーと単眼カメラを使い、周囲の状況を高精度に把握しながら衝突事故の防止・被害軽減をサポートするシステムです。

車種によって内容は異なりますが、グランエースの場合は以下の機能が搭載されています。

・プリクラッシュセーフティ
・レーンディパーチャーアラート
・レーダークルーズコントロール
・オートマチックハイビーム
・ロードサインアシスト
・先行車発進告知機能

Toyota Safety Sense以外にも、アクセルの踏み間違いによる衝突事故の軽減をサポートする「インテリジェントクリアランスソナー」、側後方で走行する車を認識して知らせる「ブラインドスポットモニター」など多彩な安全装備が揃っています。

時代に合わせて最先端の安全技術を取り入れたグランエースは、「サポカーSワイド」の認定も受けています。

グランエースのグレードは2タイプ！

グランエースのグレードは、8人乗り仕様の「G」と6人乗り仕様の「プレミアム」が用意されています。

乗員数以外ではディスプレイオーディオとDCM(車載通信機)をはじめとする主要装備の内容やフロントシート、ダッシュボード周りに大きな変わりはありません。

ただし、上級グレードにあたる「プレミアム」では乗員数の上限が少ない代わりに快適性が大幅に向上されています。

2列目と3列目シートはすべてが左右独立式のエグゼクティブパワーシートとなっているため、ポジションによる快適性の差をカバー。

4席ともに電動オットマン・パワーリクライニング・シートヒーター・格納式ミニテーブル・カップホルダー・天井内蔵式化粧ミラー付きと、充実した装備内容です。

前後のスペースも十分に確保されているため、2列目に座る人は後ろを気にせずバックレストを倒し、3列目の人は前を気にせず足を延ばすことができます。

※本コンテンツに掲載の内容は、2022年5月時点に確認した内容に基づいたものです。車に関する一般的な情報のご提供を目的として掲載内容には万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。法令規則の改定や、メーカーモデルチェンジなどにより異なる場合がございます。予めご了承ください。