カローラアクシオはこのような方におすすめ！

・扱いやすい５ナンバーサイズのセダンに乗りたい方
・マニュアルトランスミッションの選択肢も欲しい方

・安心して乗れる定番といえるデザインの車に魅力を感じる方

カローラアクシオの特長

トヨタの「カローラ」シリーズは、セダンを基本にさまざまな派生車を展開しているグローバルブランドで、世界的な知名度も高くトヨタの代名詞ともいえます。

日本のみならずグローバル市場でも高い人気があるため、カローラはグローバル市場に合わせ世代交代するごとに大型化する傾向がありました。そのため、国外仕様とは異なる国内専用仕様の５ナンバーサイズセダンとして登場したのがカローラアクシオです。

初代トヨタ「カローラアクシオ」の登場は2006年、現行型は2012年に登場したカローラアクシオとしては２代目のモデルで、モデルライフは10年と非常に長くなっていますが、その間２度のマイナーチェンジを実施しています。

なお、2019年に後継モデルといえる12代目カローラが登場しましたが、日本国内では扱いやすい５ナンバーサイズのセダンの需要が高いことから、グレード整理の上別車種として残されました。

カローラアクシオの外装デザイン(エクステリア)について

カローラアクシオのエクステリアデザインは存在感のあるロアグリル、ワイド感を演出するアッパーグリルと連続したヘッドランプによってスポーティーでスタイリッシュな雰囲気となっています。

ビジネスニーズの高いカローラアクシオですが、保守的になりすぎず適度に現代的な要素を取り入れているため、プライベートで使用するマイカーとしても違和感やもの足りなさを覚えることはないでしょう。なお、ヘッドライトは全車マニュアルレベリング機能付きのプロジェクター式ハロゲンヘッドランプで、LEDヘッドランプへのアップグレードオプションはありません。

ボディカラーは以下の４色から選択が可能です。

・スーパーホワイトII

・シルバーメタリック

・ブラックマイカ

・アバンギャルドブロンズメタリック

カローラアクシオの室内空間(インテリア)について

カローラアクシオの室内空間はシンプルシックで機能的なインテリアデザインとなっています。インテリアカラーは落ち着きのあるブラックのワントーンで、シート表皮にはファブリックを採用しています。なお、シート表皮は全車共通です。

加飾類はほとんど使用されておらず、機能性重視といえるでしょう。ただしセンタークラスターサイドにはピアノブラック加飾、パーキングブレーキボタンにはメッキ加飾があしらわれており、無機質さを感じることはありません。乗用車としての上質さは確保されています。

今ではセダンであっても後席が可倒式であったり、トランクスルー機構が搭載されてい足りする車種もありますが、カローラアクシオの後席は一体固定式であるため、シートアレンジはできません。

カローラアクシオの走り・燃費性能について

カローラアクシオに採用されているパワートレインは３種類あり、1.5Lエンジン+モーターのハイブリッドシステム搭載車は優れた燃費性能が自慢のリダクション機構付のTHS IIを採用しています。2017年の２回目のマイナーチェンジ時にはエンジンやモーター、インバーターなどの改良によってさらなる燃費向上を実現し、WLTCモードカタログ燃費は27.8km/L（２WDのみ）を実現しています。

ガソリンエンジンの２WD・CVT車には2015年のマイナーチェンジ時に採用された、アトキンソンサイクルやVVT-iE（電動連続可変バルブタイミング機構）などの低燃費技術を採用し燃費性能をさらに高めた1.5L直列４気筒NAエンジンを採用し、WLTCモードカタログ燃費で19.8km/Lを発揮。

２WD・MT車や４WD車は従来型の1.5Lエンジンを搭載し、WLTCモードカタログ燃費は２WD・MT車は17.2km/L、４WD車は15.6km/Lとなっています。

カローラアクシオの安全装備・機能について

カローラアクシオが発売された当時の2012年頃は先進安全技術が今ほど一般的な存在ではなく、一部の高級モデルに今でいう衝突被害軽減ブレーキのようなシステムが搭載される程度でした。そのため、カローラアクシオもデビュー時は先進安全技術を搭載していませんでしたが、マイナーチェンジや一部改良のタイミングで随時アップデートされ、現在では全車に先進の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を標準装備しています。

「Toyota Safety Sense」は車種によって含まれる機能の種類やレベルが異なりますが、カローラアクシオでは車両と昼間の歩行者を検知し、必要があればシステムがブレーキ制御を行う「プリクラッシュセーフティ」、車線から逸脱する危険があればドライバーに注意喚起する「レーンディパーチャーアラート」、ヘッドライトの切替えを自動で行う「オートマチックハイビーム」を採用しています。

なお、「サポカーSワイド」の認定に必要なペダル踏み間違い急発進抑制装置に相当する「パーキングサポートブレーキ（前後方静止物）はパッケージ化されておらず、オプションの設定となっているため注意が必要です。

カローラアクシオのグレードは２タイプ！

カローラアクシオは先述した2019年の後継モデルの登場、さらに2020年のトヨタの全車種併売化の影響を受け、グレードが整理されたため、現在は「EX」「HYBRID EX」の２タイプのみとなっています。

「EX」と「HYBRID EX」はパワートレインの違いに加え、「EX」では駆動方式が２WDと４WD、トランスミッションがCVTと５速マニュアルから選択できるのに対し、「HYBRID EX」では駆動方式とトランスミッションは２WD・CVTのみという差があります。

イルミネーテッドエントリーシステムや電子キーを携帯していればキー操作をせずにドアの解錠や施錠、エンジンの始動ができる「プッシュボタンスタートシステム＆スマートキー」などの一般的な快適装備は両グレードに搭載されていますが、空調はグレードによって異なります。

「EX」ではマニュアルエアコン＆ダイヤル式ヒーターパネルですが、「HYBRID EX」では花粉除去モード付のオートエアコン＆プッシュ式ヒーターコントロールパネルであり、さらに「ナノイー」が搭載されるため、より快適な環境でドライブが楽しめるでしょう。

※本コンテンツに掲載の内容は、2022年1月時点に確認した内容に基づいたものです。車に関する一般的な情報のご提供を目的として掲載内容には万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。法令規則の改定や、メーカーモデルチェンジなどにより異なる場合がございます。予めご了承ください。