フリードはこのような方におすすめ！

・コンパクトカーでも室内空間の広さにはこだわりたい方

・大きすぎない「ちょうどよい」サイズのミニバンが欲しい方

・車には家族が安心して乗れる安全性を求めたい方

フリードの特長

フリードはコンパクトミニバンの代表ともいえるモデルで、5ナンバーサイズのコンパクトで取り回しやすいサイズの3列シートミニバンです。

ハイトコンパクトなボディにクラストップレベルの広い室内空間を有することに加え、後席両側にスライトドアを標準装備しているため利便性の高さでは定評があり、ファミリーを中心に幅広い層に高い人気を誇るヒットモデルとなっています。

2016年９月に登場した現行型のフリードは、コンパクトミニバンで初となるハイブリッド４WD車をラインナップに加えたことも特筆すべきポイントでしょう。

また、2019年10月に行われたマイナーチェンジでは、内外装のデザインをより現代の感覚に合った洗練されたスタイルに変更するともに、近年のSUV人気の高まりを受け、アウトドアシーンに似合うクロスオーバーテイストのエクステリアをもった「CROSSTAR」が追加されました。

フリードの外装デザイン(エクステリア)について

フリードのエクステリアは、個性を主張するのではなく、誰もが安心感を覚え、親しみを感じられるようなオーソドックスなデザインを採用しています。

2019年10月のマイナーチェンジではおもにデザイン面と安全性能に大きく手が加えられました。エクステリアデザインはフロントグリルやバンパー、フードなどの形状を変更することで従来よりも洗練された印象のフロントフェイスへと進化。

アルミホールもカラーリングを変更し、足回りの存在感は維持しながらも軽やかで今の時代に合ったスタイルへとアップデートさせています。

「CROSSTAR」では専用デザインのフロントグリルや前後バンパー、デザイン性の高いアルミホイール、SUVらしさを演出するルーフレールなどを採用し、クロスオーバーテイストのエクステリアデザインとしているのが特徴です。

フリードはアウトドアでの利用が多いこともあり、こうしたクロスオーバーテイストのデザインは歓迎されるでしょう。

コンプリートモデルの「Modulo X」は、空力性能を高める３つの「実効空力デバイス」を採用した専用のエアロパンパ―をはじめとするエアロパーツを装着し、スポーティでより迫力のあるエクステリアデザインとしています。

フリードの室内空間(インテリア)について

「人のためのスペースは最大に、メカスペースは最小に」というホンダの独自の車づくりの思想のひとつが反映されたフリードは、クラストップレベルの広い室内空間を確保していることが魅力のひとつといえるでしょう。

フリードには２列目が１席ずつに分かれたキャプテンシートの６人乗りと、大型ソファのようなベンチシートの７人乗りの設定があります。

現行型では１～３列目ヒップポイント間距離を従来モデルよりも90mm拡大したことに加え、2列目キャプテンシート２WD車では２列目シートが最大360mmのロングスライドが可能なので、膝まわりにも十分な余裕があり、どの席に座っても狭さを感じることなく快適に過ごせるでしょう。

インテリアデザインは広い室内を活かしてゆったりとくつろげるよう木目調のパネルを採用し、ぬくもりと質の高さを演出。「CROSSTAR」では汚れが目立ちにくいデジタル柄があしらわれた専用のコンビシートを採用し、インテリアにおいてもアウトドアに似合う仕様としています。

「Modulo X」は上質さとスポーティさを感じさせるプライムスムース×スエード調素材の専用コンビシートやプレミアムタイプの専用フロアカーペットマットなどを採用し、ブラック基調でまとめており、「Modulo X」ならではの走りへの期待感を高めるインテリアとなっています。

フリードの走り・燃費性能について

フリードに採用されているパワートレインは1.5L直列直噴ガソリンエンジンと、「SPORT HYBRID i-DCD」と呼ばれるホンダ独自のハイブリッドシステムの2種類で、両パワートレインとも駆動方式は２WD、４WDの設定があります。

ハイブリッド車にも４WDの設定があるのは特筆すべきポイントでしょう。

WLTCモードカタログ燃費は、ガソリン２WD車が17.0km/L、４WD車が15.6km/L、ハイブリッド２WD車が20.8km/L、４WD車が19.8km/Lとなっており、日常的に使用する車として十分な低燃費を実現しています。

走行性能については定評があり、ホンダ車らしい力強い加速と操縦安定性、揺れの少ない快適な乗り心地を確保。静粛性にも配慮されているためドライブも快適に楽しめるでしょう。

フリードの安全装備・機能について

今や衝突被害軽減ブレーキなどの先進安全装備は車に欠かせないものといえます。フリードの現行型モデルは全車にホンダの誇る安全運転支援システム「Honda SENSING」が標準装備されています。

車両に加えて歩行者を検知し、状況に応じてブレーキ制御を行って衝突の回避や衝突被害の軽減をサポートする「衝突軽減ブレーキ」や、ペダルを踏み間違えた際の急発進や急加速による事故防止をサポートする「誤発進抑制制御機能」をはじめ、ステアリングアシストを伴う歩行者回避機能なども搭載されており、総合的に充実した内容となっています。

高速道路や自動車専用道路において、適切な車間距離を保ちながら先行車に追従走行したり、低速走行したりすることでドライバーの負担を減らす「アダプティブクルーズコントロール」や、車線中央付近の走行を維持するようアシストする「車線維持支援システム」などの運転支援機能も搭載されているため、ロングドライブもより安全・快適に楽しめます。

フリードのグレードは10タイプ！

フリードのグレードは標準タイプと「CROSSTAR」、「Modulo X」の３種類に大きく分けられます。

標準タイプには「B・Honda SENSING」「G・Honda SENSING」「HYBRID G・Honda SENSING」、「CROSSTAR」には「CROSSTAR・Honda SENSING」「HYBRID CROSSTAR・Honda SENSING」のの設定があり、「B・Honda SENSING」を除くそれぞれのグレードに２WDと４WDの設定があります。「Modulo X」は１種類のみです。

なお「B・Honda SENSING」と「Modulo X」では駆動方式は２WDのみとなっており、４WDは用意されていません。