サンバートラックはこのような方におすすめ！

・業務用として信頼のある軽トラックが欲しい方
・あぜ道などの狭く細い道での取り回しのしやすさを重視する方
・軽トラックであっても安全性能にはこだわりたい方

サンバートラックの特長

スバル「サンバートラック」は初代の登場が1961年と、半世紀以上にわたる長い歴史を誇るモデルで、「働くクルマ」として長年多くの方に愛されてきた軽トラックです。

スバルは水平対向エンジンを採用するなど独特の車づくりをすることでもよく知られていますが、ほかの軽バンや軽トラックがセミキャブを採用する中、自社生産していた時代は最後までフルキャプを貫きました。

なお、スバルは2012年を最後に軽自動車の自社生産を終了しており、以降全ての軽自動車はダイハツからのOEM供給を受け、販売しています。

現行型のサンバートラックは、2014年９月に販売が開始されたサンバートラックとしては８代目のモデルで、ダイハツ「ハイゼットトラック」、トヨタ「ピクシストラック」は兄弟車にあたります。

サンバートラックの外装デザイン(エクステリア)について

サンバートラックでは高い防錆効果が期待できるカチオン電着塗装を下塗りした上にさらに塗装を重ね、塩害や融雪剤などによる錆を防ぐよう配慮されています。

また、アッパーボディの表面積100%に防錆鋼板（亜鉛メッキ鋼板）を使用。

この数値は軽キャブトップクラスの防錆鋼板使用率（2021年12月、ダイハツ工業調べ）を誇ります。

また、フレームなどの下回りにも部位に応じてアンダーコートやシーラーの塗布や防錆鋼板を使用し、しっかりと錆対策されています。

またフロントには樹脂製のパネルや樹脂製バンパーを採用することで、走行時の飛び石による傷から発生する錆を防ぐなど、高い防錆性能を誇るのはサンバートラックの特徴のひとつといえるでしょう。

また、サンバートラックの積載力は軽キャブトップクラス（2021年12月、ダイハツ工業調べ）の広さを誇るのも特筆すべきポイント。

鳥居荷台長1,945mm、荷台長1,940mm、荷台フロア長2,030mm、荷台幅1,410mm、荷台高285mmを確保しています（グランドキャブはサイズが異なります）。

さらに、荷物を固定するためのフックは25個を装備していることに加え、グレード別設定で夜間の荷物の積み降ろし時に役立つLED大型荷台作業灯を備えています。

サンバートラックの室内空間(インテリア)について

サンバートラックの室内幅はゆとりのある1,340mmを確保。

さらに運転席は最大で140mmのスライドが可能なので、乗用車の感覚でゆったり快適に運転できるでしょう。

ハイルーフの最上級グレード「グランドキャビン」では、運転席シートのリクライニング機能も搭載しています。

また、シートのコーナー部の縫製位置を摩擦の少ない位置に変更することでシート表皮の耐久性を向上させていることに加え、シートカラーをブラック基調とすることで乗用車感覚の上質感を備えているのもポイント。

助手席は広々とした足元スペースを確保しているため、荷物なども置きやすく使い勝手は抜群です。

さらに、コンソールコイントレイやセンタートレイ、コンソールポケットなど運転席からアクセスしやすい位置にポケッテリアが用意されています。

サンバートラックの走り・燃費性能について

サンバートラックの最小回転半径は3.6mで、軽トラックトップクラス（2021年12月、ダイハツ工業調べ）の小回り性を誇ります。道幅の狭い農道などでの取り回しも楽に行えるでしょう。

また、新たに開発されたFR用CVTの採用により、軽トラックに求められる力強い発進性能を実現しているのはもちろん、静粛性や燃費性能も高めています。

加えてCVTの４WD車には通常走行で使用する「２WDモード」と路面の状況に応じて駆動力を自動制御する「４WD AUTO」、未舗装路で頼もしいパワーを発揮する「４WD LOCK」の３つのモードにスイッチ操作で切り替え可能な「電子制御式４WD」を採用しました。

なお、サンバートラックのWLTCモードカタログ燃費は、MT車は駆動方式にかかわらず15.6km/Lであり、CVTは２WD車が16.5km/L、４WD車が15.8km/Lです。

サンバートラックの安全装備・機能について

サンバートラックは、2022年１月の大幅改良時にステレオカメラを刷新することで性能を高めた予防安全機能「スマートアシスト」を全車標準装備し、全てのグレードが「サポカーSワイド」に該当する安全性能を確保しています。

通常スバル車には、スバルの先進安全技術パッケージ「アイサイト」が搭載されますが、サンバートラックはダイハツ「ハイゼットトラック」のOEM供給を受けてスバルが販売しているモデルのため、ダイハツの予防安全機能が搭載されています。

なお、サンバートラックに採用されている「スマートアシスト」には、以下のような機能が含まれます。

・夜間の歩行者の検知が可能な「衝突警報機能」「衝突回避支援ブレーキ機能」
・ペダルを踏み間違えた際の急発進防止に貢献する「ブレーキ制御付誤発進抑制機能（前方・後方）」
・車両が路側へはみ出す危険がある場合はドライバーに危険を知らせる「路側逸脱警報機能」
・車線からの逸脱防止をサポートする「車線逸脱抑制制御機能」

サンバートラックのグレードは４タイプ！

サンバートラックのグレードは４タイプあります。

最も安い「TB」は基本となるグレード。

ワンランク上の「TA」は４WD車専用の農業従事者向けといえるグレードで、LED大型荷台作業灯やフロントドアのスーパーUV＆IRカットガラス、ぬかるみでのタイヤ空転時の脱出をサポートする「スーパーデフロック」などが追加されます。

「TC」は標準ルーフの上級グレードで、LEDヘッドランプやLEDフォグランプ、キーレスアクセス＆プッシュスタート、イモビライザーなど、今時の乗用の軽自動車に搭載される一般的な快適装備がそろいます。

「グランドキャブ」はほかのグレードがすべて標準ルーフであるのに対し、ハイルーフであり、キャビンスペースが広いことが最も大きな特徴といえるでしょう。

主な装備内容は「TC」と同様ですが、CVT車ではパッケージオプションの「カラーパック」の追加が可能です。

※本コンテンツに掲載の内容は、2022年5月時点に確認した内容に基づいたものです。車に関する一般的な情報のご提供を目的として掲載内容には万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。法令規則の改定や、メーカーモデルチェンジなどにより異なる場合がございます。予めご了承ください。