ソリオはこのような方におすすめ！

・軽自動車よりももう少し余裕のあるコンパクトカーが欲しい方

・できるだけ燃料費は節約したい方

・安全性能にはこだわりたい方

ソリオの特長

ソリオは、軽自動車よりも一回り大きく、しかも取り回しやすいコンパクトなボディーサイズながら、全高を上げることで広い室内空間を確保している５ナンバーボディのコンパクトハイトワゴンです。

コンパクトカーながら後席両側にスライドドアを搭載し、人気のワンボックスカークラスの車内空間を持ちます。軽自動車では定員が足りない、軽スーパーハイトワゴンのような使い勝手の良いコンパクトカーが欲しい、という方におすすめのモデルです。

2020年11月にフルモデルチェンジを発表、12月に販売が開始された現行型のソリオですが、このフルモデルチェンジの最大のポイントは全長が拡大されたことにあります。

後席の快適性や荷室の拡大を求めるユーザーの要望を反映し、これまでよりもさらにゆとりのある室内空間とより広く使える荷室を確保しています。

また、先進安全技術についてもより一層強化されて、最新の高い安全性を備えたモデルとしても進化しました。

ソリオの外装デザイン(エクステリア)について

現行型ソリオのエクステリアは、車体サイズの拡大に伴い、ワンランク上の上質さとダイナミックな大人の車を感じるデザインが採用されました。

従来モデルよりもフード先端をあげることで、より厚みを増した存在感のあるフロントマスクが魅力。エアロ形状の前後バンパー、メッキフロントグリルなどが迫力とスタイリッシュさを両立させています。

ボディーカラーは新色の「メロウディープレッドパール」、新設定の「フレイムオレンジパールメタリック」を含む全８色から選択が可能。ツートーンカラーの設定はありません。

ソリオの室内空間(インテリア)について

ソリオの室内空間の広さにはもともと定評がありましたが、今回のフルモデルチェンジによって全長を80mm延長したことにより、さらに快適さを増したゆとりある室内空間を確保しています。

とくに後席の居住性は大幅に向上して、３ナンバークラスのワンボックスカーのような空間を実現。内装部品の形状を見直して後席の左右乗員の肩回りスペースに余裕をもたせたことに加え、左右別々にリクライニングやスライドをできる仕様とし、乗員それぞれが体格に合わせた姿勢でゆとりをもってドライブが楽しめるように配慮されています。

さらに全長の延長によって室内空間だけでなく荷室も大きく拡大。荷室床面長を従来モデルから100mm拡大し、定員が乗車した状態でも複数のスーツケースやゴルフバッグが積み込める、広々とした空間を確保しています。

２WD車には大容量のサブトランク、４WD車にはラゲッジアンダーボックスも標準装備しています。また、後席には５：５分割可倒式のシートを採用しているため、状況に応じてさまざまな座席アレンジもできます。

インテリアデザインは、リビングのようにくつろげる空間を表現アイボリーとネイビーを効果的に配置し、先進性やスタイリッシュさを感じさせるインテリアデザインとしています。

ソリオの走り・燃費性能について

現行型のソリオは従来モデルよりも全長を拡大しながらも、最小回転半径は従来モデルと同じ4.8mを維持しており、ソリオならではの取り回しの良さは失われていません。

また、コンパクトな５ナンバーサイズのボディに加え、エンジンルームを小さくしたショートノーズデザインを採用しているため、車両感覚がつかみやすく、運転にあまり慣れていない方でも運転しやすいのも魅力です。構造用接着剤の採用や足回りの改良により、操縦安定性や静粛性、乗り心地も向上させています。

パワートレインはISGと呼ばれるモーター付発電機と専用のリチウムイオンバッテリーを組み合わせたマイルドハイブリッドシステムを採用。減速時に発生するエネルギーを利用して発電・充電し、加速時にモーターがエンジンをアシストして燃料の消費を抑制するシステムです。

このほかに、1.2Lガソリン車の設定もあります。

ソリオのWLTCモードカタログ燃費はガソリン２WD車が19.8km/L、４WD車が17.8km/L、マイルドハイブリッド２WD車が19.6km/L、４WD車が18.4km/L。いずれのパワートレインも良好な数値を示しています。

マイルドハイブリッド車にはさらに停止前の減速時からエンジンを自動停止させるアイドリングストップシステムを搭載。また、現行型で採用されている軽量・高剛性化されたプラットフォーム「HEARTECT（ハーテクト）」も燃費向上に貢献しています。

ソリオの安全装備・機能について

ソリオにはスズキの最新予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」が全車に標準装備されています。現行型では従来モデルより「スズキ セーフティ サポート」の内容を充実させ、安全性能が強化されました。

夜間の歩行者の検知も可能な衝突被害軽減ブレーキである「デュアルカメラブレーキサポート」をはじめ、「誤発進抑制機能（前方・後方）」「車線逸脱警報機能」「ハイビームアシスト」の「サポカーSワイド」の認定に必要な機能はすべて搭載しています。

このほかにも標識見落とし防止をサポートする「標識認識機能」、後退時にも衝突する危険があればブレーキ制御を行う「後退時ブレーキサポート」、蛇行するなどふらつきを権利すると警告を発する「ふらつき警報機能」などの予防安全技術があります。

さらに、ソリオには高速道路でシステムが加減速をアシストして安全な車間距離を維持しながら先行車に停止まで追従することで、ドライバーのストレスや運転負荷を大幅に減らして安全運転に貢献する運転支援機能「アダプティブクルーズコントロール」も採用しており、充実した安全機能を持つモデルといえるでしょう。

ソリオのグレードは６タイプ！

ソリオのグレードはガソリン車の「G」、マイルドハイブリッドシステムを搭載する「HYBRID MX」と「HYBRID MZ」の3種類で、すべてに２WDと４WDが用意されるため、６タイプの選択肢があります。

「G」はパワースライドドアが搭載されないエントリーモデルとしての位置付けにあるグレードです。

「HYBRID MX」には後席左側のワンアクションパワースライドドア、最上級グレード「HYBRID MZ」には後席両側のパワースライドドアが装備されるのが最も大きなグレードごとの違いといえます。

ソリオのワンアクションパワースライドドアには、予約ロック機能や一時停止機能などもあり、利便性が高められているのもポイント。

また、最上級グレードの「HYBRID MZ」には室内の空気を循環させるスリムサーキュレーター」、運転席前のダッシュボード上に運転に必要な情報を映しで出してドライバーの視線移動を減らし、安全運転に役立つ「ヘッドアップディスプレイ」と、スズキの小型車初となる機能が複数搭載されています。

なお、「G」と「HYBRID MX」では、「スズキ セーフティ サポート」未搭載タイプをオプションで選択可能です。